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2010年8月10日 (火) 14:29時点における版
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名前 | ||||||
愛称 | 鉄の男 | |||||
ラテン文字 | Michel Preud'homme | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ベルギー | |||||
生年月日 | 1959年1月24日(65歳) | |||||
出身地 | Seraing | |||||
身長 | 179cm | |||||
体重 | 75kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | FCトゥウェンテ (監督) | |||||
ポジション | GK | |||||
利き足 | 右 | |||||
代表歴 | ||||||
1979-1995 | ベルギー | 58 (0) | ||||
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ミシェル・プロドーム(Michel Preud'homme, 1959年1月24日 - )は、ベルギー出身の元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはゴールキーパー。2010年夏よりFCトゥウェンテの監督を務める。
経歴
1977年にスタンダール・リエージュでトップデビューし、1981-82、1982-83シーズンのジュピラーリーグ優勝に貢献。1986年にKVメヘレンに移籍後、カップウィナーズカップ、UEFAスーパーカップなどのタイトルを獲得。1988-89シーズンにはジュピラーリーグでチーム41年ぶりとなる優勝に貢献した。
1979年にベルギー代表デビュー。当初はジャン=マリー・パフの控えだったが、1980年代後半から正GKとなり、W杯は1990年イタリア大会・1994年アメリカ大会の2回出場。アメリカ大会では好守を連発してベルギーのベスト16進出に貢献し、大会最優秀ゴールキーパーに与えられるヤシン賞の初代受賞者となった。
W杯後の1994年にポルトガルの名門SLベンフィカに移籍し、1999年に40歳で引退した。ベルギー代表通算58試合出場。2000-01シーズン途中の2001年1月にスタンダール・リエージュの監督に就任したが、2000-01シーズンは3位、2001-02シーズンは5位と、クラブの規模を考えれば不本意な成績しか残せなかった。2002年夏に監督を辞めて同クラブのテクニカル・ディレクターの職に就くが、2006-07シーズン開幕直後にヨハン・ボスカンプ監督を解任し、自身が監督の座に就任した[1]。前回の就任から数えると4シーズン目となる2007-08シーズンにジュピラーリーグで優勝を果たし、最優秀監督賞を受賞した。2008年にKAAヘントの監督に就任、2009-10シーズンにはヘントをリーグカップの優勝に導き、リーグも2位という好成績で終えた。2010年5月24日、FCトゥウェンテ監督に就任した[2]。
プレースタイル
ゴールキーパーとして体格的には小柄な部類に入るが、それを補って余りある驚異的な反射神経と身体能力を誇り、神懸りのセーブを連発するいわゆる「当りだしたら止まらない」タイプの選手である。
彼のキャリアのハイライトといえるのが前出の1994年アメリカ大会グループリーグの対オランダ戦。ベルギーが第1シード国だったものの、戦前の予想では攻撃力に勝るオランダ優位の予想が多数を占めており、後半にベルギーが先制点を挙げるものの、そこから試合終了までの時間、デニス・ベルカンプを中心としたオランダ攻撃陣が怒涛の反撃を見せ、ロングシュート・ミドルシュート・ヘディングとありとあらゆる方法でベルギーゴールに襲い掛かった。しかし、プロドームがファインセーブを連発し零封。ベルギーは見事因縁の近隣国対戦に1-0の勝利を飾った(このオランダ戦は「9.0」というサッカー誌の採点では通常ありえない高評価をプロドームに与えた雑誌まであった)。
プロドームはこの活躍が認められ初代ヤシン賞に輝いた。なお、2010年南アフリカ大会までのプロドーム以外のヤシン賞受賞者はすべて優勝、または準優勝のチームから選出されている(2010年大会より「アディダス・ゴールデングローブ賞」に名称が変更された)。決勝トーナメント一回戦で敗退したプロドームが受賞できたのは、彼がいかにアメリカ大会の中で大きなインパクトを与えたかを物語っており、ワールドカップの歴代名キーパーを語る際には必ず名前が挙がる存在となっている。
選手歴
- 1977年-1986年 スタンダール・リエージュ
- 1986年-1994年 KVメヘレン
- 1994年-1999年 SLベンフィカ
指導者歴
脚注
- ^ footballista、ソルメディア、2010年6月24日号、44頁
- ^ トゥエンテの新監督に元ベルギー代表GKのプロドーム氏が就任スポーツナビ、2010年5月25日