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「水曜どうでしょう」の版間の差分

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==DVD(水曜どうでしょうDVD全集)==
==DVD(水曜どうでしょうDVD全集)==
水曜どうでしょうが「一生どうでしょう」する作業のひとつ。「水曜どうでしょうDVD全集」と称されたDVDシリーズで第1弾「原付ベトナム縦断」以降、番組開始時の企画から順を追って発売されることになっている(途中「水曜どうでしょう」最新作が放送された時はいち早くDVD化されることもある)。年に2,3枚発売し全集の完成まで10年を費やす予定。収録される企画はDVD用に編集しなおされ、放送時よりもボリュームの多いものになっている。また、話の流れなどからそれる話題などを「特典映像」、「ミスターのいいじゃないか運動」や「大泉のホラ話」などをクローズアップした「シークレット映像」などが収録されている。副音声にはディレクター陣、鈴井・大泉らの解説が収録されており番組の裏話や思い出などを語っている。
水曜どうでしょうが「一生どうでしょう」する作業のひとつ。「水曜どうでしょうDVD全集」と称されたDVDシリーズで第1弾「原付ベトナム縦断」以降、番組開始時の企画から順を追って発売されることになっている(途中「水曜どうでしょう」最新作が放送された時は映像劣化や話題性を考慮して、いち早くDVD化されることもある)。年に2,3枚発売し全集の完成まで10年を費やす予定。収録される企画はDVD用に編集しされ、放送時よりもボリュームの多いものになっている。また、話の流れなどからそれる話題などを「特典映像」、「ミスターのいいじゃないか運動」や「大泉のホラ話」などをクローズアップした「シークレット映像」などが収録されている。副音声にはディレクター陣、鈴井・大泉らの解説が収録されており番組の裏話や思い出などを語っている。


10年計画の予定であったが、2005年4月現在であと10年かかる予定である(つまり最初の計画よりすでに2年たっていて、合計12年になっている)。これは、初期の放送VTRはマスターテープから直接編集できず劣化した映像を使って作られたVTRであり、またテロップや字幕スーパーなども現在のスタイルとは違うものが採用されていたため、1から作り直す必要があるために時間がかかったとされている。
10年計画の予定であったが、2005年4月現在であと10年かかる予定である(つまり最初の計画よりすでに2年たっていて、合計12年になっている)。これは、初期の放送VTRはマスターテープから直接編集できず劣化した映像を使って作られたVTRであり、またテロップや字幕スーパーなども現在のスタイルとは違うものが採用されていたため、から作り直す必要があるために時間がかかったとされている。現在のところでは30本程度制作する予定である。


今後は効率の悪い1からの素材テープからの編集ではなく、現在放送している「[[水曜どうでしょう#水曜どうでしょうシリーズ#水曜どうでしょうClassic|'''水曜どうでしょうClassic''']]」のために再編集・デジタルリマスタリングしたVTRを元に、未公開VTRを加えて編集していくスタイル(第1弾「原付ベトナム」や第6弾「ジャングル・リベンジ」で行われたもの)が取られると思われるために発売ペースが速くなることが予想されている。原則として古い企画からDVD化してゆくが、「ジャングル・リベンジ」のように新作を放送した場合は、映像劣化が進まないうちにDVD化する予定である。
今後は効率の悪い1からの素材テープからの編集ではなく、現在放送している「[[水曜どうでしょう#水曜どうでしょうシリーズ#水曜どうでしょうClassic|'''水曜どうでしょうClassic''']]」のために再編集・デジタルリマスタリングしたVTRを元に、未公開VTRを加えて編集していくスタイル(第1弾「原付ベトナム」や第6弾「ジャングル・リベンジ」で行われたもの)が取られると思われるために発売ペースが速くなることが予想されている。原則として古い企画からDVD化してゆくが、「ジャングル・リベンジ」のように新作を放送した場合は、映像劣化が進まないうちにDVD化する予定である。


また、DVD規格以上のもの(たとえば「ブルーレイディスク」)が出たら、それでまた販売し、副音声はDVDの副音声の副音声をつける(D陣)らしい。そして、それ以上のものが出たらまたそれで販売し、副音声の副音声の副音声・・・・と続け、どうでしょうファンからお金(どうでしょうではこれを「年貢」と呼ぶ)を吸い込むらしい。
また、DVD規格以上のもの(たとえば「ブルーレイディスク」)が出たら、それでまた販売し、副音声はDVDの副音声の副音声をつける(D陣)らしい。そして、それ以上のものが出たらまたそれで販売し、副音声の副音声の副音声と続け、どうでしょうファンからお金(どうでしょうではこれを「年貢」と呼ぶ)を吸い込むらしい。ちなみに副音声の副音声をつけるという試みは、DVD第6弾の「[[水曜どうでしょうの企画|6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!]]」の中で実現されている
ちなみに副音声の副音声をつけるという試みは、DVD第6弾の「[[水曜どうでしょうの企画|6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!]]」の中で実現されている。


DVDは概ね4万~5万本程度の売れ行きを見せ、最大2億円近い金が動いている計算になる。それでも出演者に対する権利金などのパーセンテージは低く抑えられているらしい(DVD第3弾「サイコロ2」版前枠から)。また、これだけDVDを売ってもディレクターは昇進できない(DVD第4弾「サイコロ3」DVD版前枠から)。<br>
DVDは概ね4万~5万本程度の売れ行きを見せ、最大2億円近い金が動いている計算になる。それでも出演者に対する権利金などのパーセンテージは低く抑えられているらしい(DVD第3弾「サイコロ2」版前枠から)。また、これだけDVDを売ってもディレクターは昇進できない(DVD第4弾「サイコロ3」DVD版前枠から)。HTBの[[2003年]]3月期単独[[決算]]は、[[営業収益]]で115億6,900万円の増収(前期比0.2%増)、[[経常利益]]でも6億7,900万円の増益(同12.3%増)の増収増益を達成。これは明らかにどうでしょうのDVD効果である。これだけ売れているが、初期作品のDVDに関しては「どうでしょうファンが超えなければならないハードル」(鈴井)であり、二・三度見たらタンスにしまってよい(藤村D)。
HTBの[[2003年]]3月期単独[[決算]]は、[[営業収益]]で115億6,900万円の増収(前期比0.2%増)、[[経常利益]]でも6億7,900万円の増益(同12.3%増)の増収増益を達成。これは明らかにどうでしょうのDVD効果である。


DVDを発売すると[[オリコン]]のチャートには常に上位ランクインしたが、第6弾より予約販売のみの形態など特殊なルートで発売されたものに対してはランキングの対象外になってしまったため、ランキングには名を連ねていない。しかし、第6弾は一部メディアでは幻の1位とも報じられた。
DVDを発売すると[[オリコン]]のチャートには常に上位ランクインしたが、第6弾より予約販売のみの形態など特殊なルートで発売されたものに対してはランキングの対象外になってしまったため、ランキングには名を連ねていない。しかし、第6弾は一部メディアでは幻の1位とも報じられた。

初期作品のDVDに関しては、「どうでしょうファンが超えなければならないハードル」(鈴井)であり、二・三度見たらタンスにしまってよい(藤村D)。


また、収録する企画を先に決めた後で編集に取り掛かるので、思いのほか時間が長くなることがある(原付ベトナムは4時間超。[[カントリーサイン]]他は5時間で、ジャングルリベンジ他は5時間16分)。また、初期企画に関しては「つまらない」のに未公開映像を概ね30分程度増量している。
また、収録する企画を先に決めた後で編集に取り掛かるので、思いのほか時間が長くなることがある(原付ベトナムは4時間超。[[カントリーサイン]]他は5時間で、ジャングルリベンジ他は5時間16分)。また、初期企画に関しては「つまらない」のに未公開映像を概ね30分程度増量している。


第5弾販売時に、それまでの5本セットと専用ケース付きの「'''水曜どうでしょうDVDコンプリートBOX VOL.1'''」がラインナップに並んだ。またBOXを発売すると、すでに第4弾までを所有している方も改めてBOXを購入する可能性があったために、専用ケースのみの販売もなされた。今後、5ごとに同様に販売される予定である。
現在のところでは30本程度制作する予定である。

第5弾販売時に、それまでの5本セットと専用ケース付きの「水曜どうでしょうDVDコンプリートBOX VOL.1」がラインナップに並んだ。またBOXを発売すると、すでに第4弾までを所有している方も改めてBOXを購入する可能性があったために、専用ケースのみの販売もなされた。今後、5ごとに同様に販売される予定である。


*DVD第1弾:「[[水曜どうでしょうの企画|原付ベトナム縦断 ハノイ→ホーチミン 1800キロ]]」([[2003年]][[3月5日]]発売・2枚組)
* DVD第1弾:「[[水曜どうでしょうの企画|原付ベトナム縦断 ハノイ→ホーチミン 1800キロ]]」([[2003年]][[3月5日]]発売・2枚組)
*DVD第2弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ1]]/[[水曜どうでしょうの企画|粗大ごみで家を作ろう]]/[[水曜どうでしょうの企画|激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅]]」([[2003年]][[7月2日]]発売・1枚組)
* DVD第2弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ1]]/[[水曜どうでしょうの企画|粗大ごみで家を作ろう]]/[[水曜どうでしょうの企画|激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅]]」([[2003年]][[7月2日]]発売・1枚組)
*DVD第3弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ2]]/[[水曜どうでしょうの企画|オーストラリア大陸縦断]]」([[2003年]][[11月5日]]発売・1枚組)
* DVD第3弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ2]]/[[水曜どうでしょうの企画|オーストラリア大陸縦断]]」([[2003年]][[11月5日]]発売・1枚組)
*DVD第4弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ3~自律神経完全破壊~前編/後編 完全版]]」([[2004年]][[6月30日]]発売・2枚組)
* DVD第4弾:「[[水曜どうでしょうの企画|サイコロ3~自律神経完全破壊~前編/後編 完全版]]」([[2004年]][[6月30日]]発売・2枚組)
*DVD第5弾:「[[水曜どうでしょうの企画|北海道212市町村カントリーサインの旅]]/[[水曜どうでしょうの企画|宮崎リゾート満喫の旅]]/[[水曜どうでしょうの企画|韓国食い道楽サイコロの旅]]」([[2005年]][[3月23日]]発売・2枚組)
* DVD第5弾:「[[水曜どうでしょうの企画|北海道212市町村カントリーサインの旅]]/[[水曜どうでしょうの企画|宮崎リゾート満喫の旅]]/[[水曜どうでしょうの企画|韓国食い道楽サイコロの旅]]」([[2005年]][[3月23日]]発売・2枚組)
*DVD第6弾:「[[水曜どうでしょうの企画|ジャングルリベンジ]]/[[水曜どうでしょうの企画|6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!]]/[[水曜どうでしょうの企画|プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅]]」 ([[2005年]][[9月21日]]発売・2枚組)
* DVD第6弾:「[[水曜どうでしょうの企画|ジャングルリベンジ]]/[[水曜どうでしょうの企画|6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!]]/[[水曜どうでしょうの企画|プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅]]」 ([[2005年]][[9月21日]]発売・2枚組)
*DVD第7弾:「[[水曜どうでしょうの企画|ヨーロッパ21ヶ国完全走破の旅]]」([[2006年]][[春]]発売予定・構成未定)
* DVD第7弾:「[[水曜どうでしょうの企画|ヨーロッパ21ヶ国完全走破の旅]]」([[2006年]][[春]]発売予定・構成未定)


==どうでしょう本==
==どうでしょう本==

2005年10月29日 (土) 13:17時点における版

水曜どうでしょう』(すいようどうでしょう)は、北海道テレビ放送(HTB)が制作しているバラエティ深夜番組。通称は「どうでしょう」「水どう」など。

1996年10月9日に放送が開始され、1999年12月8日には地方局制作(ローカル番組)の深夜番組としては異例の、最高視聴率18.6%を記録した。口コミやインターネット、DVD発売などでファンを拡大させていった。番組は2002年9月にレギュラー放送を休止したが、HTBにて2005年10月19日から約1年半ぶりに「水曜どうでしょう」新シリーズが放送されている(予定全8夜)

再放送である「どうでしょうリターンズ」・「水曜どうでしょうClassic」(水曜どうでしょうシリーズ参照)が北海道を始め、全国各地で放送されている。ここでは主に現在の番組のスタイルである「鈴井・大泉の旅企画」を基準として述べる。(番組最初期に放送された「鈴井・大泉の旅企画」以外の企画については初期企画の項に記述あり)


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概要

同番組は番組放映開始当初より「3低」(「低予算」「低姿勢」「低カロリー」)をモットーに、1996年10月から放送開始。番組中期からは低予算・低姿勢というモットーは守られているものの、低カロリーについては藤村Dが頻繁にしゃべりだすようになってから高カロリーに移りつつある。現在はDVDで儲けちゃって高予算、DVDで儲けてる番組だから他の番組のスケジュールをバンバン切る高姿勢、藤村Dの脂が乗りすぎちゃって高カロリーである。
「大泉がアンルイスにインタビューする」企画の撮影の帰りに、せっかく東京に来たのにそのまま帰ってはもったいないということで、鈴井が考えた「サイコロの出た目で次の行き先と手段を決定し、東京から北海道へ帰ってくる」という「サイコロの旅」という企画を行った。これが水曜どうでしょうの始まりとなり、これをきっかけとして「旅番組」というスタンスが生まれた。

しかし、旅番組としての要素が盛り込まれているものの、当初は地方局の深夜番組ならではの少ない予算しか得られなかったため移動には深夜バスなどを利用。その道中に繰り広げられるスタッフ同士の罵り合いや、タレントとスタッフの喧嘩、4人分のチケットが取れなかった座席の奪い合い、愚痴などをそのまま放送したところ(旅の風景は二の次。よって「どうでしょうは旅番組じゃなくて移動番組だ」と言われることもある)、口コミなどで「面白い番組」という噂が広がっていき、思いのほかこの企画に人気があったため続編が作られるようになった。初期は数回分の製作予算での国内での移動が多かったが、後期になると数ヶ月分の製作予算を一気に使って行く海外への旅がメインとなった。また、ほとんどの旅企画において、出演者の一人である大泉は出発前、どこに行くのか知らされない。現在、彼らが行っていない地域はロシア中東南米アフリカ大陸及び南極大陸である。

2002年9月に番組は一旦終了したが、出演者・ディレクターによる「私たちは一生『どうでしょう』します」宣言があり、年一回程度の不定期で新作の「水曜どうでしょう」が放送されていく予定である。

2003年3月に発売された番組のDVDオリコン初登場で5位を記録し、第2弾以降のDVDもすべて初登場ベスト5以内を記録している(第6弾は調査対象外のためランク外)。この成功を機に一部地方局で期間限定で、大泉が出演していたSTV1×8いこうよ!」が全国向けに放送されたほか、CBCテレビの「鶴瓶のスジナシ!」や「ノブナガ」内の一コーナー「ワッキーの地名しりとり」、tvksaku saku」、メ~テレ加藤家へいらっしゃい! ~名古屋嬢っ~」等の人気ローカル番組がDVD化された。

番組がデジタルビデオカメラで無名のタレントを撮影するスタイルになったのは、開始当時裏番組であった松本人志の番組に対抗するためであり、「松ちゃんの笑いに勝てるのは素人投稿ビデオしかない」という藤村ディレクターの考えがあったからとされている。

「サイコロの旅」などのロケ企画がメインであることからドキュメントバラエティ番組と位置付けされる。ただ、ドキュメントバラエティの先駆けとなった「電波少年シリーズ」とは異なり、出演者とスタッフの関係が対等であること、やらせや過剰な演出を排除していること、番組終了後も人気を持続させているなどが大きな違いである。

番組タイトルの由来

番組タイトルは、「私たちはこんなものをつくってみたんですが、どうでしょう?」と世間の人々へ低姿勢で臨むという製作側の思いのほかに、鈴井が番組企画会議の際に発した、以前日本テレビ系で放送していた番組「水曜ロードショー」(金曜ロードショーの前身)【以前TBS系で放送していた同タイトルの番組(2004年4月~2005年9月で言えば水曜プレミアの枠)と同様】から持ってきた駄洒落にも由来する。この事から、「ローショー」の日本語におけるイントネーション同様、「どうしょう」のように『で』にアクセントを持ってくるのが正しい発音という事になっている(番組内での鈴井発言による)。

ちなみにこのタイトルを決める会議はかなり適当に行われたと言われており(以降水曜どうでしょう企画会議はいい加減に行われていると企画陣は語っている)、おそらく意味などは後付けだと思われる。 他にもタイトル案としてあがったのは「花と筋肉」「」などである。

出演者・スタッフ

レギュラー

「水曜どうでしょう」にも自ら出演し番組の企画・構成を担当している札幌の芸能事務所CREATIVE OFFICE CUEの社長である鈴井貴之と、番組開始当初はまだ北海学園大学に通っていた現役の大学生で演劇同好会の仲間で結成されたTEAM-NACSのメンバーであり、CREATIVE OFFICE CUE所属のタレント大泉洋の2人である。

鈴井はどうでしょうの前身番組である「モザイクな夜V3」でも企画・構成・出演などを行っていたため選ばれた。大泉も同じくモザイクな夜V3に出演していたために選ばれた。大泉は大学生であったためにアルバイト感覚でテレビに出演していたが、その緊張感の無さが逆に面白いという事になって選ばれた。

現在は番組人気もほぼ全国区になったために言われることは少ないが、二人はお笑い芸人・お笑いのコンビと間違われたことが多々あった。そのため、impressTVの番組紹介VTR内では「映画監督と俳優だ」ということを強く強調している。

ディレクター

二人のディレクターは鈴井と共に企画・構成を担当し、ほとんど声だけだが出演している。彼らには、過酷なロケに同行し自らカメラを廻し、帰札後膨大なテープを編集するという重大な仕事もある。また、藤村ディレクターは番組のナレーションも担当している。
基本的にディレクターが映像に映ることは無いが、見切れることがよくある。意図的に嬉野Dが藤村Dを撮影したのは「原付ベトナム縦断」で号泣する藤村Dが映っているシーンだけである。

二人は1996年当時、制作部に異動してから日が浅く「モザイクな夜V3」を担当した他のスタッフは違う番組(ニュースや情報バラエティなど)に回されたが、到底バラエティ以外作れそうに無い藤村Dと東京から来て半年で未知数の嬉野Dの二人が「HTBの伝統である深夜番組を残す」という名目で水曜どうでしょうを担当することになった。

  • 藤村忠寿
北大法卒。
北海道テレビ放送 チーフディレクター・ナレーション担当
藤村チーフディレクターは水曜どうでしょう開始の1年前に東京支社の営業部から本社の製作部に異動し、何も知らない状態からテレビ番組を制作していった。モザイクな夜V3を製作しているときに締め切りが近づいてしまい、構成作家・タレントのコネがなかったために初めて制作したVTRは「藤村D自身が裸で股間にゾウさんのじょうろをつけて踊る」というものであった。これをみた鈴井は「とんでもないやつがやってきた」と語っている。また、編集作業も何も知らずに「2秒の素材を1秒にしてくれ」と音効の工藤氏に伝えたところ「そんなことはできない」と怒られたらしい。その後は出たがりディレクターとして自分が担当する企画に頻繁に出演することとなった。
学生時代はラグビー部主将をしており、体格がいいのはそれをうかがわせる。
労働組合のリーダーを務める。大泉曰く、藤村Dが出世できないのはそのせいらしい。トレードマークのヒゲはHTB入社3年目から生やしており、生やした理由は「会社に対するささやかな反抗」だったらしい。
初めて行ったコンサートはスターダストレビューで、大泉がスターダストレビューとCDをリリースしたときは非常に喜んだらしい。一緒にコンサートに行った女性は現在は藤村Dの奥様。ちなみに、初めて見た有名人は近所のスーパーに来た「新沼謙治」。
アウトドア趣味が多く、出社前に釣りに行ったり、ガーデニングをしたり、庭にウッドデッキを作ったり(2005年完成)している。
一大学生であった大泉の才能をいち早く見出し、北海道を代表するローカルタレントに成長させたのも藤村Dの功績である。
  • 嬉野雅道
エイチティービー映像 ディレクター・デジタルビデオ撮影担当
嬉野ディレクターのことを便宜的に「カメラマン」と表現することがあるが、厳密に言うと彼は「カメラ担当のディレクター」である。サイコロ1で「カメラクルーを連れて行くにも金がかかる」と悩んでいた藤村Dに「大学時代に自主制作映画を作ったことがあり、デジカメを回すことなら自信があるから任せろ」とカメラ役を買って出たのがそのきっかけで、最初に水曜どうでしょうの撮影をしたとき、彼は移動中の車中で家庭用ビデオカメラの説明書を熟読していたという(ベトナム縦断で大泉洋が明かした秘話)ので、カメラマンが本職でないということが伺える。
また番組公式BBSでも、「私は素人」とか「(YOSAKOIのような)鬼気迫る映像は撮れない」との発言をしている。そのYOSAKOIでは福屋キャップとともに現場に出ていた。
彼は写真が趣味であり、その関連からレギュラー後半になると出演者を撮影せずに風景ばっかり撮影するということも多くなった。最近は公式HPに掲載される日記が風情満点と奥様に大人気である。
車酔いには強いが船酔いに弱い。サイコロでフェリーの目を当てることはご法度である。
結婚前に彼の妻がオートバイで日本一周したことがあるという話を聞き、新婚旅行を「オートバイで日本一周」にしてしまった。しかし、彼自身は自動二輪の免許を持っていないためタンデム(二人乗り)での日本一周であった。その際に覚えた「ニーグリップ(二人乗りの際 後者が前者をひざで固定すること)」をベトナム縦断でミスターのカブの後ろに乗った際に駆使し、見事な「アクションカメラマン」ぶりを披露している。
番組内では一番カメラから近いということであまり声が乗ることは無いが、実はどうでしょう班の中でも大泉と1,2を争うほどのおしゃべり好きである。海外ロケなどでは、できるだけ大泉に企画がばれぬように企画担当・鈴井とチーフディレクター・藤村Dは同じ部屋に泊まる。そのため大泉は嬉野Dと部屋を共にすることが多い。大泉はその際に嬉野Dと遅くまでおしゃべりすることが旅の楽しみであると話したこともある。

番組内で呼び合う「あだ名」

  • 鈴井
    • 鈴井さん
    • ミスター (水曜どうでしょうの象徴として、ミスターどうでしょう)
      • ダメ人間(主にカントリーサインの旅やサイコロの旅のような企画で、現在地や目的地から遠く離れた場所をよく引き当てるなどの所行から)
      • 社長(CREATIVE OFFICE CUE代表取締役社長であるから。主に大泉がD陣に所属事務所社長として、D陣が雇用タレントである大泉に関して意見・抗議などをして欲しい時に用いられる。)
      • 監督(man-holeの映画監督をしていたため。呼ばれていたのは撮影が終わったときのみ)
  • 大泉
    • 大泉くん (一番年下であることから)
    • 大泉さん (藤村Dがたまに言う)
      • バカ(地図も読めないといわれている)
      • シェフ大泉・ビストロ大泉・ピストル大泉(大泉自身がビストロ大泉と言い間違ったためピストルとなった?)
      • モジャ毛
      • スズムシ(対決列島ユーコン川160kmなどで藤村Dが使った悪口)
      • 大泉酔う(サイコロ3などで大泉が乗り物酔いをして嘔吐したときにみんなから言われる)
      • よういずみ おう(藤村Dが使う。ただしファンや本人も使うことがある。)
      • 尿泉 尿(にょういずみ にょう。『よういずみ おう』が発展した形。2003年後半から藤村DがWeb上で使いmジャングル・リベンジのエンディングでも「NYOIZUMI NYO」と書かれた。)
      • 洋ちゃん(初期の頃、鈴井が呼んでいた。)
      • 大泉先生(原付ベトナムで、副社(鈴井夫人)が一回だけ言った呼び名)
      • 校長(試験に出るシリーズ)
      • 大先生(主に執筆活動を課せられたときに、使われる。)
  • 藤村D
    • 藤村くん・藤村さん
    • 藤やん (HTB内で呼ばれる愛称)
      • ヒゲ
      • デブ(大泉が文句を言うときに使う 例『おい、デブ』)
      • 魔神、大魔神(甘いもの大魔神)(対決列島で勝った事により魔神から大魔神へと昇格した)
      • たーくん (対決列島で実家の喫茶店に行ったところ、母親からそう呼ばれていた)
      • ゲンゴロウ
      • カブトムシ
  • 嬉野D
    • 嬉野くん・嬉野さん
    • うれしー (幼少時代からのあだ名)
      • 先生(四国R-14の脚本を書いた頃から)
      • アクションカメラマン(ベトナム縦断でミスターのカブの後ろに乗った際、ニーグリップで体を支え、両手でカメラを操作し撮影を行っていた事から)

基本的に鈴井はミスター、大泉は大泉くん、藤村Dは藤村くん、嬉野Dはうれしーと呼ばれるが、それ以外の上記のあだ名で呼ばれることもある。大泉・藤村Dのはお互いを罵倒するときに「バカ」だの「ヒゲ」「スズムシ」などを使う。なお、一時期大泉・藤村Dはお互いをそれぞれ「スズムシ」・「ゲンゴロウ」と呼んでいたが、あまり定着はしなかった。

ちなみに、藤村Dの携帯電話の電話帳に大泉は「バカ」と登録されている。鈴井は社長と呼ばれることが本当は好きではない。

初期はお互いを「~さん」「~くん」で呼び合っていることから、中期以降徐々に各人のキャラクターがはっきりしてきたということも伺える。

ミスターどうでしょうの称号は、212市町村カントリーサインの旅で初めて用いられた。これは、当時の企画であったサイコロの旅・カントリーサインの旅など移動を主とする企画で大泉に比べてとんでもないところを引いていたことから「水曜どうでしょうのすべての不幸はこの人のせいである」と大泉が呼んだことから始まった。その不幸さは、アメリカ大陸横断の「インキー事件」やベトナム縦断の「トランシーバー紛失事件」にも見ることができる。
その後レギュラー終了の頃になると「常にわれわれの先頭を走ってきた鈴井貴之こそ、本当の水曜どうでしょうの象徴である」という事から、鈴井に対しての敬意を表し「ミスター」と呼ばれることになった。 なお、鈴井の「ミスター」というあだ名はどうでしょう内でのみ呼ばれおり、他の番組では主に鈴井さん・社長などと呼ばれているが、道外の番組ではミスターと呼ばれる場合もある。

番組内では「この野郎」とお互い言い合う藤村Dと大泉だが、普段は「大泉」「藤村さん」と呼び合うため実はお互いの関係がはっきりしていることがわかる。(藤村Dは大泉のことを「実は腰が低くてまじめな人」と語ったことがある。これは、番組開始当時大学生だった大泉が番組とともにタレントへと育っていった事を話しており、番組初期に行われていた「説教」のおかげで大泉が非常にいいタレントになったと話している。)

その他

番組開始当初、藤村Dは制作に移って1年程度、嬉野Dは東京からやってきて半年、大泉は大学生であり、テレビのことについて知識があるのは鈴井ぐらいだった。初期の企画で鈴井ががんばっているのは、そういうことからである。

サイコロ2辺りから、照明機材を携行するのが面倒くさくなったため、照明機材を持たずに夜の撮影は自動販売機など明るい場所で済ませるようになってきた。

出演者は鈴井・大泉の二人であるが、テレビ欄には藤村Dも出演者としてカウントされることがある(ただ、嬉野Dはその他と表記される)。宮崎リゾートで鈴井・大泉の料理しかでてこなかったことに憤慨し、それ以降は「出演者はディレクターも含めて4人だ、われわれもコメントを言う」ということにして、メシを食うことが多くなった。これらのことから、出演者は4人という場合もある。藤村DはVTRが回っているにもかかわらず喋るため、ユーコンではリバーガイドの熊谷さんに「ディレクターさん、俳優なんですか?」と勘違いされた。

大鈴以外の出演者

上から出演機会の多い順に並べた。

  • 安田顕
    • HTB(北海道テレビ)のマスコットキャラクターonちゃんのぬいぐるみの中身として(onちゃんとしての登場時には安田さんonちゃん と表記)が出演する。
    • 「どうでしょうリターンズ」の「DNA(どうでしょう ナビゲート あんちゃん = 番組ナビゲーター)」としても出演している。
    • 初登場だった「十勝二十番勝負」ではonちゃんのぬいぐるみを着ているとき以外はモザイクがかかっていた。しかし、その後は素顔での出演が多くなりメインで出演する企画もあった。
    • 前枠・後枠ではプロレスラー(例:ミルマスカラス、ザ・デストロイヤー)をはじめとしやけに「体を張って」出演。安田自身が大のプロレスファンとの事もあり多彩な技を大泉にかけ、プロレスファンから絶賛される。また、雪面ジャンプで怪我をしたり大泉の料理で病院に運ばれたり、企画(試験に出るどうでしょう)でスタジオに軟禁されるなど、大泉同様にやられている。特に大泉の作った「エビチリ」を食べて吐いてから、本当に海老アレルギーになってしまった。
    • 第1回どうデミー賞での人気企画部門でも、上位10位内に安田が関わっている企画が5つもランクインされ、インパクトの強い人気あるキャラクターである事が証明された。
  • 音尾琢真
    • 釣りバカ対決第3弾、第4弾にはonちゃんのライバルであるnoちゃん(音尾さんnoちゃん と表記)の中身としてが出演した。
    • 対決列島のときには眼鏡をかけ、「なかもとさん」として出演。
  • 森崎博之
    • 四国八十八ヶ所3では鈴井・安田に代わり大泉とともにお遍路を回った。前後枠では、対決列島のときに「体操さん」、ユーコン川では「ヌオウ」・「夫婦バンジョー(めおとばんじょー)」で出演している。
    • また、一時期であるが「どうでしょうリターンズ」前枠・後枠で、鈴井とともに企画・構成を担当していた。
  • 佐藤重幸
    • 本編には出演していないが、対決列島の前枠・後枠「体操さん」に出演した。佐藤は四国R-14を除き、水曜どうでしょうに出演したのはこの時のみである。
    • 原付ベトナム縦断のエンディングでは出演者の一人として安田などと同様に名前が出ている。
    • 鈴井が「5周年記念深夜バスだけの旅」で福岡から札幌へ戻る際、当時担当した鈴井のラジオ番組「GO・I・S」」を鈴井が戻るまでの約20分間担当した。

森崎、安田、音尾、佐藤はCREATIVE OFFICE CUEの所属タレントであり、大泉と同じくTEAM-NACSのメンバーでもある。

基本的にどうでしょう出演者を指す「どうでしょう班」は鈴井・大泉、そしてディレクター二人の四人である。
どうでしょうドラマプロジェクト2000「四国R-14」の出演者は四国R-14を参照、初期企画の出演者に関しては初期企画を参照。

ディレクター以外の制作スタッフ

  • 企画 … 鈴井貴之
    • 「対決列島」に関しては、鈴井にも内緒で進められた企画である。
  • スタイリスト … 小松江里子
    • 天才スタイリストと番組内で賞賛され、CREATIVE OFFICE CUE関連の番組でもスタイリストとして参加している。大泉がテレビデビューを果たした「モザイクな夜V3」でもスタイリストを担当し、大泉はデビュー以来の付き合いとなっている。愛称は「オヤビン」(ただし、水曜どうでしょうの番組内ではあまりこの名前で呼ばれてはいない)。天才的なセンス(いろんな意味で)は水曜どうでしょうの前枠・後枠のほか、水曜どうでしょう写真集1・2(再販予定)・どうでしょう本などで楽しむことができる。
    • ちなみにスタイリストになった理由は、大好きだった歌手のスタイリストになりたかったから。
    • ドラマなど「ちゃんとした番組」の衣装を担当することになると緊張するらしい。
    • 最近「ドラバラ」終了のあおりを受け仕事が激減しているらしい。
  • 美術 … BgBee/坂谷ゆう子
    • 番組中のフリップや字幕制作を一手に引き受けている。また、番組HPの「どうでしょう竜宮城」のデザインも引き受けている。
    • ちなみに、「いぶし銀のレスラー」をはじめ、DVDジャケットのイラストを手掛けているのは同社の松村裕美(ハナタレナックス美術担当)。
  • CG … BgBee/前田育宏・松尾裕介
    • DVDでは細かすぎる仕事をして、音効工藤氏を泣かせている。
  • 題字 … BgBee/浜田次朗
    • 独特のタッチの番組ロゴを描いた、BgBeeの社長さん。「四国R-14」のロゴも担当している。
    • マッチ売りの少女(ヨーロッパリベンジ)のイラストや、世界のふしぎ発見(ユーコン川)の似顔絵も担当。
  • 音響効果 … 工藤哲也(FIXE)
    • 愛称は「工藤ちゃん」。
    • テーマ曲「How Do You Like Wednesday」の作曲者であり、リズムあふれる映像にリズムあふれるBGM・SEを合わせる職人である。
    • ディレクターが編集したテープに、BgBeeに発注したテロップをつけた上で工藤氏に渡って音響効果が施されるため、「完成したどうでしょう」を最初に見る人間である。
  • ENG撮影 … 鈴木武司・坂本忠昭
  • ENG音声 … 松澤聡・末永大輔
  • エンディングテーマ … 「1/6の夢旅人2002」 by 樋口了一
    • 初期の頃は「1/6の夢旅人」だったが、著作の関係で楽曲を一新し、「1/6の夢旅人2002」になった。
  • 協力 … CREATIVE OFFICE CUE
  • プロデューサー … 初代:土井巧 二代目:川筋雅文 三代目:四宮康雅

このほかにも企画によっては違う番組ディレクター(例:福屋D(ハナタレナックス)・杉山D(ドラバラ鈴井の巣)など)が応援でロケに同行したり、本職のカメラマン(粗大ゴミ)が企画を撮影したこともある。

DVDスタッフ

  • ラインプロデュース-四宮康雅
  • プロデュース-岡仁子・伊藤美千代・田中隆志・石坂豊
  • オーサリングディレクション-福嶋公司・手塚大介(d.cast)
  • オーサリング-松下電器産業株式会社/東岡憲司・丹治正次・増田博則・川井宏昭・白木健一・福島徳英
  • 編集-藤村忠寿・嬉野雅道
  • 音響効果-工藤哲也(FIXE)
  • 音楽-西岡俊明・高橋伸哉(FIXE)
  • MA-綾智樹(アド・ビデオ)
※Multi Audio…映像編集において、映像の編集後に行う音声処理作業
  • 美術-BgBee
    • タイトル題字を書いた人-浜田次朗
    • デザイン全体を統括した人-富樫宏史
    • CGを作った人-前田育宏・松尾裕介
    • 「水曜どうでしょう」担当-坂谷ゆう子
    • イラストを書いた人-松村裕美
    • いつも手伝ってくれる人-松田仁・小間里美・福島さやか・小松慶子・加藤清美・吉谷美里・阿部友絵・長谷川卓也
    • DTPを統括した人-清水環

略歴

  • 1996年
    • 夏-秋からの新番組の企画会議が行われる。ここで鈴井・大泉の出演、番組タイトルの決定などがされた。
    • 9月12日-番組初のロケ収録。東京六本木プリンスホテルにて。
    • 10月19日-水曜どうでしょう第1回放送。企画は「アーティストインタビュー・アンルイス」と「サイコロの旅 前編」放送。
  • 1997年
  • 1998年
    • 4月-番組放送時間が深夜から11時台(ニュースステーションの後)に繰り上げられる。そのとき放送されたのが「マレーシアジャングル探検」。
  • 1999年
    • 1月-番組を再構成した再放送番組「どうでしょうリターンズ」放送開始。順次全国に番販される。
    • 12月8日-「ヨーロッパ・リベンジ」最終夜にて番組最高視聴率18.6%を記録。
    • 12月15日-初のゴールデンタイム進出。「サイコロ6」を放送。「旅もの」ということで「いい旅・夢気分ダーツの旅に殴りこみ!」という意気込みで30時間生CMまでやったが、視聴率は12%だった。
  • 2000年
    • 7月-鈴井の映画制作(man-hole)を考慮し番組を2001年まで休止。
    • 11月-藤村・嬉野×TEAM-NACSによるドラマ「四国R-14」を放送。
  • 2001年
    • 2月-番組復活。復活第一弾は「リヤカーで喜界島一周」
    • 6月-番組企画最長放送(全十週)を記録する大型企画「対決列島」を放送。
      • 5、6月ごろ-この頃から藤村Dが番組を終了することを考え始める。
    • 11月-番組開始5周年特別行事を放送。
  • 2002年
    • 1月ごろ-この頃大泉に番組終了の意向が伝えられる。
    • 6月-「釣りバカグランドチャンピオン大会」最終夜にて、レギュラー放送終了と「一生どうでしょうします」宣言を発表。
    • 9月4日-「原付ベトナム縦断」の最終回のはずだった日。本当は編集しても入りきらなかったので「全6夜うち、ただの第6夜」。この日、本州から「リアルタイムで最終回を」と、どうでしょうファンが大量に北海道に押し寄せたが、「視聴者まで騙すとは」と一本取られた。
    • 9月25日-番組最終回1時間スペシャル。レギュラー放送最終回。
  • 2003年
    • 3月-番組を再編集・再構成したDVD作品「水曜どうでしょうDVD全集」第1弾を発売。オリコン初登場5位を記録。
    • 7月-「水曜どうでしょうDVD全集」第2弾を発売。あの内容でオリコン初登場3位を記録。
    • 10月10日10月19日-「北海道テレビ開局35周年記念 水曜どうでしょうpresents 藤村忠寿・嬉野雅道×TEAM-NACS 水曜天幕團旗揚げ公演2003『蟹頭十郎太』」上演
  • 2004年
    • 5月26日-長編企画復活第1弾「ジャングル・リベンジ」をHTBで放送開始。全7夜。以後約半年間で多くのどうでしょうシリーズ放送局、また今までどうでしょうを放送していなかった地域でも放送された。
    • 7月-番組をオリジナルに忠実な再編集の再放送番組「水曜どうでしょうClassic」放送開始。HTBが所属するANNキー局テレビ朝日にて初めて「水曜どうでしょう」放送(ジャングルリベンジ)。
    • 10月28日北海道厚生年金会館にて、「祝 水曜どうでしょう8周年&『銀のエンゼル』キックオフ そして…ミスター大壮行会」開催。
  • 2005年
    • 10月14日10月16日-番組開始9周年を記念し、過去最大の大型イベント「水曜どうでしょう9th presents 祭 UNITE2005 in Sapporo Makomanai Arena&Stadium」開催。
      • アイスアリーナ・オープンスタジアムの2施設を1つのイベントで使用したのは、過去に札幌オリンピックのみである。
    • 10月19日 - HTBにて長編企画復活第2弾「 '05 秋・新作 (仮称)」が放送開始。全8夜(予定)。

主な企画

企画の内容、およびその他の企画は水曜どうでしょうの企画を参照。

初期企画

番組が始まった当初は旅企画のほかにもいくつかの企画が放送されていた。ビシバシステムのコントや特撮ドラマ「雅楽戦隊ホワイトストーンズR」(のちにドラバラ鈴井の巣でリメイク)、「アーティストインタビュー」などの企画も放送していた。これは、水曜どうでしょうの前身番組であるモザイクな夜(正しくは藤村・嬉野両氏が関わるようになったモザイクな夜V3)で放送していた企画の延長である。また藤村Dが「ビシバシステム」と「鈴井・大泉」を両天秤にかけたという理由もある。いろいろな権利関係の問題のため、リターンズやClassicでは一切再放送されていない。唯一当時の雰囲気を感じられるのが、「サイコロの旅3 前編」の第1夜として放送される「樋口了一インタビュー」やDVD第2弾の特典映像「堂島孝平インタビュー」でのアーティストインタビュー。また「サイコロ韓国」の第3、4夜でのオリジナル版前枠・後枠では「ホワイトストーンズ」の登場人物、鈴井扮する南郷と安田扮する本郷が登場している。

その後番組開始1周年を境に一番人気のあった鈴井・大泉の旅企画1本に絞ることになり、現在の「水曜どうでしょう」のスタイルが確立された。

「一生どうでしょうします」宣言

現在水曜どうでしょうは「一生どうでしょう」するためにレギュラー放送を休止している。「一生どうでしょうします」宣言には「一生「水曜どうでしょう」という番組を続けられるペース(毎週放送ではなく、不定期放送として)で番組を作っていく」「今までの作品を「水曜どうでしょうDVD全集」という形で残す」、また番組ファンには「一生どうでしょうを見続ける」という意味が含まれている。

「私たちは一生『どうでしょう』します」宣言以降の放送(日付はすべて北海道放送時)

また水曜どうでしょう祭のフィナーレとして、参加者全員で「一生どうでしょうします」宣言をしている。

DVD(水曜どうでしょうDVD全集)

水曜どうでしょうが「一生どうでしょう」する作業のひとつ。「水曜どうでしょうDVD全集」と称されたDVDシリーズで第1弾「原付ベトナム縦断」以降、番組開始時の企画から順を追って発売されることになっている(途中「水曜どうでしょう」最新作が放送された時は映像劣化や話題性を考慮して、いち早くDVD化されることもある)。年に2,3枚発売し全集の完成まで10年を費やす予定。収録される企画はDVD用に編集し直され、放送時よりもボリュームの多いものになっている。また、話の流れなどからそれる話題などを「特典映像」、「ミスターのいいじゃないか運動」や「大泉のホラ話」などをクローズアップした「シークレット映像」などが収録されている。副音声にはディレクター陣、鈴井・大泉らの解説が収録されており番組の裏話や思い出などを語っている。

10年計画の予定であったが、2005年4月現在であと10年かかる予定である(つまり最初の計画よりすでに2年たっていて、合計12年になっている)。これは、初期の放送VTRはマスターテープから直接編集できず劣化した映像を使って作られたVTRであり、またテロップや字幕スーパーなども現在のスタイルとは違うものが採用されていたため、一から作り直す必要があるために時間がかかったとされている。現在のところでは30本程度制作する予定である。

今後は効率の悪い1からの素材テープからの編集ではなく、現在放送している「水曜どうでしょうClassic」のために再編集・デジタルリマスタリングしたVTRを元に、未公開VTRを加えて編集していくスタイル(第1弾「原付ベトナム」や第6弾「ジャングル・リベンジ」で行われたもの)が取られると思われるために発売ペースが速くなることが予想されている。原則として古い企画からDVD化してゆくが、「ジャングル・リベンジ」のように新作を放送した場合は、映像劣化が進まないうちにDVD化する予定である。

また、DVD規格以上のもの(たとえば「ブルーレイディスク」)が出たら、それでまた販売し、副音声はDVDの副音声の副音声をつける(D陣)らしい。そして、それ以上のものが出たらまたそれで販売し、副音声の副音声の副音声…と続け、どうでしょうファンからお金(どうでしょうではこれを「年貢」と呼ぶ)を吸い込むらしい。ちなみに副音声の副音声をつけるという試みは、DVD第6弾の「6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!」の中で実現されている。

DVDは概ね4万~5万本程度の売れ行きを見せ、最大2億円近い金が動いている計算になる。それでも出演者に対する権利金などのパーセンテージは低く抑えられているらしい(DVD第3弾「サイコロ2」版前枠から)。また、これだけDVDを売ってもディレクターは昇進できない(DVD第4弾「サイコロ3」DVD版前枠から)。HTBの2003年3月期単独決算は、営業収益で115億6,900万円の増収(前期比0.2%増)、経常利益でも6億7,900万円の増益(同12.3%増)の増収増益を達成。これは明らかにどうでしょうのDVD効果である。これだけ売れているが、初期作品のDVDに関しては「どうでしょうファンが超えなければならないハードル」(鈴井)であり、二・三度見たらタンスにしまってよい(藤村D)。

DVDを発売するとオリコンのチャートには常に上位ランクインしたが、第6弾より予約販売のみの形態など特殊なルートで発売されたものに対してはランキングの対象外になってしまったため、ランキングには名を連ねていない。しかし、第6弾は一部メディアでは幻の1位とも報じられた。

また、収録する企画を先に決めた後で編集に取り掛かるので、思いのほか時間が長くなることがある(原付ベトナムは4時間超。カントリーサイン他は5時間で、ジャングルリベンジ他は5時間16分)。また、初期企画に関しては「つまらない」のに未公開映像を概ね30分程度増量している。

第5弾販売時に、それまでの5本セットと専用ケース付きの「水曜どうでしょうDVDコンプリートBOX VOL.1」がラインナップに並んだ。またBOXを発売すると、すでに第4弾までを所有している方も改めてBOXを購入する可能性があったために、専用ケースのみの販売もなされた。今後、5本ごとに同様に販売される予定である。

どうでしょう本

一生どうでしょうします宣言には「今まで(テレビ放送)とは違った形でファンを楽しませる」という意味も含まれている。演劇である蟹頭十郎太もそうであり、文章で魅せるこの「どうでしょう本」もそのひとつである。 どうでしょうはDVD発売前後からいろいろな雑誌で紹介されてきた。特に2004年2月に発売された「Quick Japan」第52号でのどうでしょう特集は全企画案内・出演者インタビューが収録され、完売・増刷と同誌でもまれに見る販売部数を記録した。

どうでしょうHPでの両Dの文章力の豊かさなどもあり、この頃から「どうでしょうの本を作って欲しい」との要望が殺到した。そして、2004年11月に創刊したのが「どうでしょう本」である。 2005年8月に第2号が発売。主な企画として「大泉洋24時間密着」「もっと四国うどん紀行~」「スタイリスト大喜利スペシャル カリスマ in KOREA」などがある。

どうでしょう本は雑誌のスタイルをとっていて、今後不定期で発売(全道のHTBショップ、全国のローソンロッピーのみの限定販売)される。内容は大泉の小説・D陣のコラム・グラビア企画・メイン企画など充実の内容となっている。 特筆すべきは、毎回大泉が小説の締め切りをぶっ契り、業務連絡を藤村DがどうでしょうHPで公開することである。稀に大泉がオフィスCUEサイト内で反論することがある。

どうでしょうグッズ

どうでしょうは番組初期から放送中の企画に関するグッズを発売することが多い。現在ではその多くが入手困難となっている。 放送終了後も定期的にグッズが発売されていて、発売直後に完売状態となってしまう。これは過去にHTBがonちゃんグッズを大量に作成しすぎ、局内に大量に在庫を抱えてしまった事からそれを避けるためだと推測される。

グッズは北海道内に数カ所あるHTBグッズ取扱店にて販売されている。また、一部はローソンLoppiにて予約・購入可能。 2005年9月にリニューアルされたHTBオンラインショップでは、今までセット販売されていたどうでしょうグッズが1個単位で購入・発送できるようになった。それまでは各HTBグッズ取扱店の地方発送か、まれに道外でひらかれる臨時店舗に頼るしかなかった道外のファンがグッズを手に入れやすくなっている。

水曜どうでしょうシリーズ

1999年5月からHTBで放送が開始された「どうでしょうリターンズ」は、全国テレビ局に販売され放送されている。HTBでは「水曜どうでしょう」一時終了後もどうでしょうリターンズが放送されていたが、2004年4月に「原付ベトナム縦断」の放送を持って終了。その後04'春新作「ジャングル・リベンジ」放送を経て、「水曜どうでしょうClassic」として初回から再々放送されている。なお、HTB同様リターンズが終了した地域でも「水曜どうでしょうClassic」が放送されており、HTBで「-Classic」開始後(2004年7月14日以降)新たに「どうでしょう」を放送するテレビ局は「-リターンズ」では無く「-Classic」を放送している。

どうでしょうリターンズ

簡単に言えば「水曜どうでしょう」の再放送版。本放送との違いは、企画の案内・紹介などが追加されている。 これは、本放送当時の番組の後枠などでイベントなどの告知や視聴者プレゼントなど、また番組最後にはアーティストのプロモーションビデオなどを放送していたため。 もちろん再放送では編集せずに放送できないので、編集しその時間にDNA(どうでしょうナビゲートあんちゃん)である安田顕が出演し、北海道のローカルタレントである出演者説明や、企画についての説明をしている。 また、エンディングテーマとして樋口了一「1/6の夢旅人」(リターンズ後期では「1/6の夢旅人2002」)が使用された。 本放送後期になると、カットすべき部分がほぼ無くなったため(というよりも、D陣が再編集をするのが面倒くさいため「水曜どうでしょう」本編に告知・お知らせなどを極力入れなくなったため)にリターンズ後期では安田の出演やエンディングテーマの放送が少なくなる。 タイトルは水曜日に放送されることを前提としていないため「どうでしょう」のみとなっている。

放送される企画は「サイコロの旅1」から「原付ベトナム1800キロ」まで。

番組開始当初の企画(「アーティストインタビュー」、「ビシバシステム」、「ホワイトストーンズ」)はカットされている。また、一部地域では放送局の判断、HTBの意向により放送されない企画もある。

制作・著作局の表示はHTBの旧ロゴを使用し、キャッチコピー「ユメミル、チカラ」制定後は「ユメミル、チカラ HTB」となっている。

水曜どうでしょうClassic

こちらも「水曜どうでしょう」の再放送版ではあるが、「どうでしょうリターンズ」との大きな違いは「デジタルリマスタリング」と「できるだけ完全な形での再放送」、「D陣による再編集」である。テーマソングは「1/6の夢旅人2002」。 「リターンズ」ではカットされた本放送の前枠・後枠。また後枠での告知や視聴者プレゼントなどを「当時の雰囲気を再現する」ということでそのまま放送している(たとえば、初期から中期でロケを行った場合は最終週などにロケ先で買ってきたおみやげを視聴者プレゼントしたり、番組が時間変更などの告知なども「当時の雰囲気」を再現して放送している)。 番組当初では機材の関係で鮮明ではなかった映像・音声もデジタル処理がほどこされ非常にクリーンな映像・音声を楽しむ事ができ、放送当時の「イカさない」字幕スーパーテロップなども再編集されている。 どうしても放送できない前枠・後枠には鈴井・大泉が出演することもあり、本放送時は特別編成で放送され放送時間が長くなった作品も編集され、企画自体を1週延ばすなどの処置が取られている。 タイトルは水曜日に放送されるとは限らないが「水曜どうでしょう」という番組名が全国区のものとなったために「水曜どうでしょう」となっている。

こちらも番組開始当初の企画(「アーティストインタビュー」、「ビシバシステム」、「ホワイトストーンズ」)がカットされ、さらに「リターンズ」では放送されたいくつかの企画が社会情勢などの変化によりカットされ、一部の「総集編」もカットされる予定となっている。

制作・著作局の表示は、道外放送を前提にして「HTB 北海道テレビ」となっている。

どうでしょうリターンズ以来、「北海道で放送したものを道外の放送局へ販売する」という原則があったが、2005年10月26日から東日本放送が「水曜どうでしょうClassic」でHTBに先立って「北極圏突入~アラスカ半島620マイル~」を放送され、ついに前述の原則が破られた。(これには新作の放送回数および放送時間の延長などが加味された東日本放送側の編成事情となる。)

朝の再放送

唯一過去に1度だけ「水曜どうでしょう」として朝の時間帯に再放送された時期がある(1997年7月8日から二週間)。朝のドラマの時間帯に放送するドラマが無いので「とりあえずどうでしょうを流そう」という事だったらしい。前枠・後枠は再収録され、鈴井は頻繁に裏番組のタイトルを連呼していた。

このことはDVD全集第2弾に映像が収録されるまで長らく忘れ去られていたが、中にはこれでどうでしょうを知ったファンも多いという。

エンディングテーマは藤村Dがほぼ同世代である奥様に向けた80年代の洋楽を中心に選曲された。

現在この再放送に関する公式情報が発表されていないため、いまだ謎に包まれている部分がある。

「水曜どうでしょう」シリーズを放送している局

「水曜どうでしょう」シリーズはは現在、北海道を初め多くの地域で放送している。ここでは現在放送されている放送局、以前放送したいた放送局、そしてインターネットで配信されている企画を一覧にした。

詳しい放送時間や放送開始時期についてはひと目でわかる!水曜どうでしょうシリーズを放送している全国テレビ局一覧を参照のこと。

なお以下の情報は2005年10月19日現在の情報であり、最新の情報ではない可能性があるので注意されたし。

現在放送中のテレビ局

 
地域 放送局 系列 「-リターンズ」
放送終了
「'04 ジャングルリベンジ」 「'05 新作(仮称)」 備考
北海道 水曜どうでしょう
HTB 北海道テレビ テレビ朝日系 放送中 水曜どうでしょう制作元
東北 水曜どうでしょうClassic
ABA 青森朝日放送 テレビ朝日系 -
AAB 秋田朝日放送 - リターンズ全国放送開始ネット局(ぷぁぷぁ金星参照)
KHB 東日本放送 12月中旬~ クラシック全国放送開始ネット局
KFB 福島放送 -
どうでしょうリターンズ
IAT 岩手朝日テレビ テレビ朝日系 - -
YTS 山形テレビ - - -
関東・中部・北陸 水曜どうでしょうClassic
SATV 静岡朝日テレビ テレビ朝日系 -
CTC ちばテレビ 独立UHF -
HAB 北陸朝日放送 テレビ朝日系 - -
UTY テレビ山梨 TBS系 - - -
TUT チューリップテレビ - - -
MXTV 東京MXテレビ 独立UHF - - -
どうでしょうリターンズ
tvk テレビ神奈川 独立UHF - -
ABN 長野朝日放送 テレビ朝日系 - -
NT21 新潟テレビ21 - -
GYT とちぎテレビ 独立UHF - - -
GTV 群馬テレビ - - -
TVS テレビ埼玉 - - -
NBN(メ~テレ) 名古屋テレビ テレビ朝日系 - - -
地域 放送局 系列 「-リターンズ」
放送終了
「'04 ジャングルリベンジ」 「'05 新作(仮称)」 備考
近畿・中国・四国 水曜どうでしょう
SUN サンテレビ 独立UHF 放送中 -
水曜どうでしょうClassic
YAB 山口朝日放送 テレビ朝日系 -
NKT 日本海テレビ 日本テレビ系 - - -
KUTV テレビ高知 TBS系 - - -
どうでしょうリターンズ
KSB 瀬戸内海放送 テレビ朝日系 - -
KBS京都 独立UHF - - -
EAT 愛媛朝日テレビ テレビ朝日系 - - -
九州・沖縄 水曜どうでしょうClassic
NCC 長崎文化放送 テレビ朝日系 - -
OAB 大分朝日放送 - -
KKB 鹿児島放送 - -
どうでしょうリターンズ
KAB 熊本朝日放送 テレビ朝日系 - - -
QAB 琉球朝日放送 - - -

インターネット

  • インプレスTV
    • 2001年10~12月放送 海外企画「ユーコン川160km」 (この企画のみサンプル動画として無料視聴できる)
    • 2002年度放送分(試験に出る日本史~原付ベトナム1700キロ)
    • 2003年1月放送 6年間の事件簿 今語るあの日あの時(総集編)
    • 2003年5月放送 プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅
    • 2004年放送 ジャングルリベンジ

放送が終了した局

放送局 系列 「-リターンズ」
放送終了
「'04 ジャングルリベンジ」 「'05 新作」 備考
EX テレビ朝日 テレビ朝日系 - -
HOME 広島ホームテレビ - -
KBC 九州朝日放送 - -
ABC 朝日放送 - リターンズは途中で終了
YTS 山形テレビ - リターンズは2005年4月4日をもって途中で終了。
翌週からドラバラ鈴井の巣(リメイク版)放送開始。

放送したことが無いテレビ局の視聴地域

番組テーマソング・BGM

How Do You Like Wednesday

番組の冒頭で流れる「気の抜けたような」テーマソングは番組オリジナルの「How Do You Like Wednesday」というタイトルの曲である。
これは、リターンズ・Classic・DVDでもテーマソングとして使用されている。CDとしては2003年に発売された「蟹頭十郎太」サウンドトラックに収録された。

1/6の夢旅人

樋口了一作詞・作曲である「どうでしょう応援歌」。のちに「どうでしょうリターンズ」のエンディングテーマとして採用されたため「水曜どうでしょうのエンディングテーマ」と認識されることが多いが、「-リターンズ」のみのエンディングテーマであり、「水曜どうでしょう」では番組内の挿入歌として使用されていた。(なお、レギュラー放送終了後の2002年10月以降はリターンズEDテーマも「-2002」が使用されている。)
2000年ごろまでは番組内で大泉が歌っていたが、V6の「Always」という曲として(樋口氏がすでに番組が終了していたと思い、曲をそのままV6に提供してしまったためと思われる。歌詞は違う。)発表されため番組内では使用できずに「幻の歌」とまで言われたが、2005年4月8日に再レコーディングし、どうでしょうバージョンも収録されたCD「1/6の夢旅人」として発売され、今後のどうでしょうでの使用が期待される。 ちなみに、同CDに収録されているTVバージョンは樋口側にマスターテープが無かったためHTB所蔵のサウンドトラックから使用された。 HTBで2005年5月11日に放送された水曜どうでしょうclassic「サイコロ4第3夜」の中で、約3年ぶりにこの曲がどうでしょう内で放送された。

1/6の夢旅人2002

旧「1/6の夢旅人」が著作権の関係で使用できなくなったために、どうでしょう班が樋口氏に依頼して製作された「一生どうでしょうします」のテーマソング。レギュラー最終回で初めて披露された。
その後、どうでしょうリターンズのエンディングテーマとしても使用され、番組内で大泉が旧「1/6」を口ずさむ時も差し替えられた。現在放送されている「-Classic」のエンディングテーマでもある。また、DVD第2弾以降はメニュー画面でオルゴールバージョンが流されたり、ミスターが変装した姿で踊る映像をわざわざBgBeeに発注してシークレット映像に使うなど、「どうでしょうのうた」として定着している。
なお、レギュラー最終回で放送された「1/6の夢旅人2002」には、樋口氏が飼っているインコのポーちゃんの声が入っていた。このことに関しては樋口了一氏の項目を参照。

予告編・日時場所スーパー

やけに緊迫したメロディで無駄にスリルを与えるBGMは鈴井・大泉も出演した映画「ガメラ」のサウンドトラックから使用している。 著作権の関係でDVDやインターネット放送に関しては違うBGMと差し替えになることがある。

その他

  • 番組内で使われるBGMの多くは「ドラマや映画のサントラ」などを使用したりしているので、聞き覚えのある曲が流れることがある。著作権の関係でDVDやインターネット放送に関しては違うBGMと差し替えになることがある。
  • 海外企画ではその国の最新の音楽情報を紹介してくれる(「最新」はあくまで自称であって本当かどうかは不明)。欧州走破のラスレナス(スイスアマチュアらしい)やヨーロッパ・リベンジのSVEN-INGVARS(スウェーデン)、A☆TEENS(ノルウェーABBAのカバー)などが有名である。

次回予告

水曜どうでしょうの次回予告は、映像やせりふを継ぎ接ぎすることで本編以上に不安感や緊迫感をあおることが多い。そのため、この番組では「次回予告はあまり当てにならない」ということが通説のようになっている。 大泉は違う番組ではあるが「藤村Dは予告編の天才」と語ったことがある。

テレビ欄での扱い

  • ほとんどのネット局では深夜時間帯の放送になるので「水どう」、「どうリタ」、「どうR」、「どうクラ」、「水曜どうC」などと略記されるが、ひどいときには「どう」「どうで」「どうでしょ」と書かれ、もはや何の番組かわからなくなっている。
  • どうでしょうClassicから、夜間の少ないテレビ欄を有効活用するために、タレント陣(鈴井貴之と大泉洋)は「大鈴」と省略している。これは当然のことながら「大鈴=大泉と鈴井」ということを理解しているという前提がある。また、読みに関しては「だいすず」が正しい読み方である。
  • なぜか藤村Dが出演者として名前を連ねるときがある。しかし、藤井Dとおそらく鈴井と混同した名前で表記されることがある。ちなみに、鈴井も鈴木と間違えられて表記されることもある。

前枠・後枠

番組の前後に挿入されている前枠と後枠。当初はいろいろなところで撮影するつもりだった。事実、初回の放送では円山公園で収録し、その後もロケ先の宿泊地や局内の空いているスタジオや大道具室(サイコロ3、カントリーサインなど)、北星学園大学の学園祭(欧州完全走破)、他局に車を横付するなどして収録していたが、いつの間にか平岸高台公園での「定点観測」に近い撮影になった。また、放送時期が春になろうと収録したのが冬ならば雪景色の映像が流れる。

番組が11時台の放送になるころから鈴井・大泉がそれぞれ、または一人が扮装するというスタイルが確立し、どうでしょうの人気コーナーとなっている。
当初は大泉が扮装して鈴井があらすじを説明するということが多かったが、そのうち鈴井が扮装して大泉が説明するという流れができた。

主なキャラクター

前枠・後枠に登場するキャラクターの扮装は主にスタイリスト小松が持ってきたり、作ったり、パチンコで取ったりしたものである。また、本編、総集編でもキャラクターが登場する。
ここで登場するキャラクターはグッズとして商品化されることもある。

  • 青空シンク・タンク
  • 大泉王子
  • 機長と鈴ぴょん(スチュワーデス)
  • カブシリーズ
    • カブト虫
    • カブちゃん(元ネタはサブちゃん。ベトナム第二夜後枠では事故を起こす。有名な「カブちゃん事故!」)
    • カブや姫
  • 登山家
  • シェフ大泉
  • 奥さんと駄洒落好きの八百屋
  • 陶芸家・半角斎(はんかくさい。北海道方言で間抜け・ばかの意味)
  • 体操のみなさん (鈴井&TEAM-NACS、対決列島)
  • タコ星人・ピロピロ星人・にわとり星人・はてな星人・かぶとむし星人(?)
  • アメリカの有名人 私は誰でSHOW(ケント・デリカット&アメリカの有名人[サンコンさん・Mr.ビーン、ジョイナー、ミッキー(マウス)含む])
  • バンジョー兄弟(バンジョー玉三郎バンジョー英二、ユーコン160km)※友情出演・ヌオウ
  • たっくん
  • くそ坊主(たっくんと混同されがちだが、鈴井曰く別キャラクターである)
  • 大泉校長
  • 演歌プロレス(原付東日本)
  • 大泉記者(ジャングル・リベンジ、メインはタコ星人・たっくん)
  • ペンギンオオカミ(サイコロ1、ビデオ第1弾「サイコロ1完全版」)
  • 青タイツ茶タイツ(DVD第2弾「サイコロ1/粗大ごみ/闘痔の旅」。青はミスター、茶は大泉。)
  • ダイビング女将
  • ケンタカユッキー☆フライド事件(鈴井と安田のデュオで「ユーコン160km」最終夜に登場。本当にCDを出した。)
  • 若旦那
  • W秀樹(DVD第3弾「サイコロ2」)
  • ストッキング刑事・ブリーフ刑事・モロ出し刑事(リターンズ「カントリーサインの旅2」で安田が扮した。モロ出し刑事は企画が終わってしまったので未放送。)
  • 白雪姫アリとキリギリスウサギとカメ等(ヨーロッパ・リベンジ)
  • 西川きよし(西川きよしびっくり劇場)

番組公式ウェブサイト

番組の公式ウェブサイト(http://www.htb.co.jp/suidou/)は、全国各地の藩士(「どうでしょうバカ」とも言う)にとって貴重な情報源である。DVDをはじめとするグッズ販売情報、新規放送開始局のご案内などの情報が発信されるのはここである。また、藤村・嬉野両ディレクターの日記やウラ話などもこまめに更新、BBSも完備しており、ディレクター陣とファンとの間で意思疎通が図られている。
しかし、このウェブサイトは出演者でありながら、番組の情報をほぼ全くと言っていいほど与えられない大泉洋にとっても貴重な情報源である。小説の原稿締め切り告知など、大泉にとってかなり重要な情報も「業務連絡」という形で以って公開される。そのため、大泉の持つ情報量はファンと大して差がなく、大泉も他のファンと同様に毎日ウェブサイトをチェックしているようだ。

番組イベント

番組では視聴者とのふれあいを行うために様々なイベントを企画してきた。直接番組とは関係ないが、大学の学園祭の鈴井・大泉トークショーに始まり、当時鈴井・大泉が出演していた遊園地で行われたトークショーや鈴井が作成した映画のPRを兼ねた東京・有明でのトークショーなど鈴井・大泉・D陣のトークショー、番組にゆかりのある展示品を展示した展示会、さらに番組で放送された企画をモチーフにしたパックツアーなども企画された。

その他

  • 大泉のパスポートは番組開始以来HTB預かりということで長らく藤村Dのデスクにしまってあったが、最近は大泉に返されたらしい。これはレギュラー放送が終了した後、事務所側が大泉のパスポートを返却して欲しいと言われた際に藤村Dがなくしてしまい大騒ぎになったからだと思われる(その後無事発見された)。それからは事務所預かりになったと推測される。但し、ミスターを含めて会社も半分グルのようなものなので大泉も安心できない。
  • 藤村Dは「視聴率が取れる番組を作る」といったコンセプトを立てて番組を制作している。そのため水曜どうでしょうをよく見ると「下ネタ」が殆どない(あるといえば、豪州縦断のクリスマススペシャルとたっくんくそ坊主の「おち○こ!」発言、安田さんonちゃんの「マンピー」発言、サイコロ3・福島駅での大泉の「秋田といえばきり×××」発言くらいか)。これは、老若男女誰でも見られる番組つくりを進めたD陣の功労である(なので、テレビでは放送されないDVDでは大泉だけではなく嬉野Dまで「ちん○!」と叫ぶことがある)。そのため、初回視聴率も5%前後(占拠率は40%)と深夜では大変高い視聴率を記録した。番組最高視聴率18.6%を記録した「ヨーロッパリベンジ最終夜」がどうでしょうの記録としてクローズアップされることが多いが、最低視聴率を記録した企画は「ビシバシステムコント」最終回である(その時の視聴率は1.5%)。「ビシバシステムコント」は鈴井・大泉企画よりも平均視聴率が低かったために打ち切られたと思われる。適当にやっているように見えるどうでしょうだが、実は視聴率をかなり意識している番組なのである。(視聴率の事に関しては北海道新聞で連載された藤村Dの連載でも書かれた。『会社のために視聴率を取れる番組=儲かる番組を作っている。しかし、視聴率でしか番組の価値を測れない現状はどうかと思う。』と書かれている)。ちなみに初の20%越えを目指し、満を持して放送した「サイコロ6 ゴールデンスペシャル前編」(唯一ゴールデンタイムに放送した企画)は視聴率12.5%と普段の視聴率とあまり変わりない数字であった。
  • 番組の恒例シーンといえば「食事シーン」である。しかし、通常の旅番組のような説明ではなくたとえば四国で昼飯にうどんを食べるのならば「昼食!~~屋のうどん!(うどんをすすり)うまい!」と大泉がうなるだけである。初期には宮崎リゾートや韓国・香港での食事シーンなどもあった。宮崎といえば、カクテル講習で大泉が酒に弱いことが判明した。その後番組内で出演者がお酒を飲むシーンはあまりでていないが、東北生き地獄ツアーやメイキングオブ四国R-14などでは酔っ払ってご機嫌になった出演者(というか、藤村D)が見られる。ちなみに、藤村Dによると 嬉野D→ビール1杯も飲めない 大泉・藤村D→ビール1杯でご機嫌 鈴井→酒豪 だそうである。なお、「サイコロ3」では酒豪杉山ちん(杉山順一D)が参加しており、深夜バスではベロンベロンになっている。鈴井は映画監督第1作目のヒットを祈願して断酒しておりその結果甘いものが好きになったり、大泉は30歳越えてからお酒の味がわかるようになったと語っている。
  • 基本的に会社員である藤村・嬉野両Dは雑誌などのインタビューには答えるものの基本的にテレビには出ない(どうでしょう本編でも4人がそろってTV画面に映ることはほぼ無かった。藤村Dが見切れることは多々あったが、嬉野Dが意識的に藤村Dを撮影したのは原付ベトナムのラストカットがはじめてで、D陣の顔がはっきりと放送されたのは1/6の夢旅人2002が流れていたバックで流れた静止画がはじめてだった)。しかし2004年11月に配信されたインプレスTV5周年企画において、2名そろって珍しいTV出演を果たした(インターネットテレビであったが)。D陣が出演するごとにサーバーにアクセスが集中し、動画がうまく再生できないなどどうでしょうの人気が再確認された。また出演以外の待ち時間にはファンの質問に直接答えるなど、今までより一歩進んだ交流がされた。
  • 初期企画では運転が初心者で、バックしようとしても前進してしまうほどの腕前だった大泉だが、それからは運転がうまくなっていった。企画内で他に運転するのは藤村Dと鈴井が中心である。鈴井と藤村Dは車が好きだそうで、ヨーロッパリベンジで高級外車をレンタルしては大喜びだった。しかし、藤村Dはアクセルやブレーキまで足が届かなかったために運転できなかったというオチがある。嬉野Dはカメラ担当のため運転できないという事もあるが、嬉野Dは車を運転すると眠くなってしまい、過去には部分的に運転した記憶が無かったことがあるため、自主的に車の運転は避けている。しかし、通勤には原チャリを使う場合があるらしい。
  • 一部ウェブサイトなどにてよく「~~という番組は水曜どうでしょうをパクっている」という議論がよく出る。サイコロの旅を模した物や原付縦断シリーズなどを模したもの、デジカメで出演者を撮影するものなどがいろいろ言われる。これは、水曜どうでしょうが与えた影響が非常に大きい。その一方で必ず「過敏に反応しすぎである」という意見が必ず出る。必ずしもどうでしょうのパクリであるとは限らないという事である。これはどうでしょう自体が過去のバラエティ番組をベースに作られたことが大きい。藤村Dはよく番組の編集などについて「~~をパクった」と公言することが多い。また、大泉は大のバラエティ番組ファンである。逆に、嬉野Dはあまりバラエティ番組を見ない。そんなうまい具合の化学反応が起こり「水曜どうでしょう」という奇跡の化合物ができたと言っても過言ではない。
  • KBS京都では、オープニング直後のCM枠で「どうでしょうリターンズを応援しています。大好きです。」というスポンサーの協賛CMを放送している。また、サンテレビでは「一生どうでしょうします」宣言を局Webサイトで発表(しかし。一生のあとに(?)という表示がある)。
  • どうでしょうには「聖地」と呼ばれるファンなら一度は立ち寄りたい場所が存在し、企画内で訪れた場所や深夜バスはもちろん 他に有名な所では平岸高台公園(前枠・後枠でよく使われたHTBの隣の公園)、ローソン南平岸駅前店(HTB社員がDVDの予約に使う店として有名)、名古屋の喫茶店「ラディッシュ」(対決列島で使用された藤やんの実家、彼の存在無くしてどうでしょうが存在しなかったため日々ファンが多数詰め掛ける)などがある。
  • 1998年当時、鈴井氏を除いてONちゃんを加えて「洋ちゃんの番組笑かい」という30分の新番組紹介番組が1度だけ放送された。番組はONちゃんの中身である安田顕がHTBに向かうシーンから始まり、最後はONと叫ぶシーンで終わっている。番組内では「水曜どうでしょう」のシーンの一部が使われ、ナレーター・構成は藤村Dが担当していた。番組は大泉洋とONちゃんのからみで進行し、大泉の衣装は小松江里子が用意したものであり、その衣装の不備に抗議するワンシーンがあった。
  • よくどうでしょうと比較される「電波少年」のTプロデューサーこと土屋敏男氏の日記で過去にどうでしょうが取り上げられた時期があった。最初に取り上げられた時に「いちキー局社員」として土屋氏が書いた文章は「どうでしょうを否定する」文章であった。そのため、どうでしょうファンなどから大量のメールが届き、数日間にわたり日記はどうでしょうの話題で持ちきりだった。しかし、一部の心無いファンからのメールなどが集中し土屋氏が以後どうでしょうに関する日記を書かないことを発表したため、番組を視聴し感想を書くという日記は残念ながら実現しなかった。しかし、土屋氏は「(ここまで批判したことに対する抗議のメールが来るという事は)この番組のディレクターは、本当に愛されている」と発言した。

関連項目

  • 水曜どうでしょうの企画(水曜どうでしょうの企画一覧。)
  • 四国R-14(水曜どうでしょうのプロジェクトドラマ。)
  • 水曜天幕團北海道テレビ放送開局35周年企画)
  • saku saku(リターンズ放送局のtvkで製作されている音楽番組。藤村Dと増田ジゴロウが対立していた(ジゴロウの一方的な敵意と思われるが)。鈴井が出演し、大泉が歌コーナーの写真で登場。増田ジゴロウ誕生日には藤村DのコメントVTRが藤村onちゃんとタコ星人の人形とともに登場。)
  • ぷぁぷぁ金星 (水曜どうでしょうに大きな影響を受け放送開始した秋田朝日放送の深夜番組。鈴井も出演した。)
  • 裏影(水曜どうでしょうのパクリと言われている東日本放送の深夜番組。鈴井が出演したことがある。ちなみに大泉洋のそっくりさんの素人がたまに出演する。)
  • スタジオジブリ(どうでしょうファンが非常に多い事で知られ、この番組がきっかけで大泉や鈴井・オフィスCUEタレントが声優として参加することになった)

外部リンク