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『'''ハイガクラ'''』は[[高山しのぶ]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。『[[コミックZERO-SUM増刊WARD]]』([[一迅社]])にて連載中。単行本は20091024日現在2巻まで刊行。
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: また、仕事に対して熱意を持って取り組んでいる訳ではなく、報告書簡を催促されても「上手く行ってないので書くことはない」とサボったり、西王母である白珠龍に対しても着ている官服を見て「馬子にも衣装」と言ったり、「西王父」と馬鹿にしたような態度を取ったりしている。だが、全く仕事をしないわけではない。一葉が歌士官になったのは、地霊は地霊でも八百万の神ではなく、半分伝説となっている四凶を捕まえるため。その理由は、白豪を「人柱」から解放させるためである。
: また、仕事に対して熱意を持って取り組んでいる訳ではなく、報告書簡を催促されても「上手く行ってないので書くことはない」とサボったり、西王母である白珠龍に対しても着ている官服を見て「馬子にも衣装」と言ったり、「西王父」と馬鹿にしたような態度を取ったりしている。だが、全く仕事をしないわけではない。一葉が歌士官になったのは、地霊は地霊でも八百万の神ではなく、半分伝説となっている四凶を捕まえるため。その理由は、白豪を「人柱」から解放させるためである。
: 采和の弟子で学舎には行っていないため、周囲の者からは「藍に取り入った」と思われている。
: 采和の弟子で学舎には行っていないため、周囲の者からは「藍に取り入った」と思われている。
: 滇紅と花果を扱えることから、一般の歌士とは一線を画すらしいが、今のところ詳細は描かれていない。中級神の2人と出会った経緯も不明である。
: 滇紅と花果を扱えることから、一般の歌士とは一線を画すらしいが、今のところ詳細は描かれていない。首に羽が付いており、
火鳥である。
; 滇紅(てんこう)
; 滇紅(てんこう)
: 声:[[宮野真守]]
: 声:[[宮野真守]]
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: よく食べ、よく笑い、よく泣き、よくヘマをするために一葉からは鬱陶しがられており、拳骨で殴られると「師父がグーで殴ったー!!」と大泣きすることもしばしばである。
: よく食べ、よく笑い、よく泣き、よくヘマをするために一葉からは鬱陶しがられており、拳骨で殴られると「師父がグーで殴ったー!!」と大泣きすることもしばしばである。
: 地霊と戦う際は一葉に「踏々歌・解式」を唱えてもらい、それによって髪の色が白く変わり、全く別人と言えるほどの好戦的な態度に変わる。その状態の時は非常に傲慢で、一葉に対しても馬鹿にしたような態度で接する。
: 地霊と戦う際は一葉に「踏々歌・解式」を唱えてもらい、それによって髪の色が白く変わり、全く別人と言えるほどの好戦的な態度に変わる。その状態の時は非常に傲慢で、一葉に対しても馬鹿にしたような態度で接する。
ミクロネシア地方の悪神ムレッテムーの遺跡の奥深くに、何者かに封印されていた。1995年、太陰暦の9月に一葉が初仕事の際に、その封印を解き潔斎した。調教は峰龍井が行っており、とぼけた性格になった。
; 花果(かか)
; 花果(かか)
: 声:[[谷井あすか]]
: 声:[[谷井あすか]]
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: 一葉からは「しろ」と呼ばれているほど仲が良いが、いつからの親交かは不明。
: 一葉からは「しろ」と呼ばれているほど仲が良いが、いつからの親交かは不明。
; 孫登(そんとう)
; 孫登(そんとう)
: 声:[[櫻井孝宏]]
: 歌士官長。一葉の上司。ポニーテールと太い眉毛が特徴。一葉から眉毛と呼ばれている。上司である藍采和を心の友と呼ぶ。
: 歌士官長。一葉の上司。ポニーテールと太い眉毛が特徴。一葉から眉毛と呼ばれている。上司である藍采和を心の友と呼ぶ。
; 峰龍井(ほうりゅうせい)
; 峰龍井(ほうりゅうせい)
: 声:[[石川英郎]]
: 歌士官長補佐。お菓子作りがうまい。
: 歌士官長補佐。お菓子作りがうまい。


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=== 神獸 ===
=== 神獸 ===


; 比企(ひき)
: 声:[[関俊彦]]
: 四凶の一人、[[饕餮]]。足を切られ、崑崙山の青柱の人柱とされている。
; りゅう
; りゅう
: 一葉が日本の南方の島で連れてきた雷獸。潔斎は武夷が行っている。漢字では『留』と書くが、忖度した一葉が『流』に変えた。
: 一葉が日本の南方の島で連れてきた雷獸。潔斎は武夷が行っている。漢字では『留』と書くが、忖度した一葉が『流』に変えた。
; 牛鬼(ぎゅうき)
; 牛鬼(ぎゅうき)
: 牛の神獸。武夷の神獸で、力仕事を担当していたが、一葉の潔斎の余波を受けたために、小型になってしまった。
: 牛の神獸。武夷の神獸で、力仕事を担当していたが、一葉の潔斎の余波を受けたために、小型になってしまった。
; 天竜八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)
: 歌士官長、孫登が使役する精鋭の神獣。羅桜迦・那羅・迦羅・乾・金・阿修羅・天・竜の八人。竜は理由あって欠員。
; 相柳(そうりゅう)
: 四凶、共工の腹心の部下。龍神。外界では九皇、九嬰と呼ばれる。ミクロネシア地方の華僑の町では、毎年太陰暦の九月に
九皇を善神として祭る。一葉が滇紅の封印を解いたことに対し『先を越されることになるとは』と発言している。


=== 八仙 ===
=== 八仙 ===
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; 藍采和(らんさいわ)
; 藍采和(らんさいわ)
: 声:[[阿部敦]]
: 声:[[阿部敦]]
: 見た目は小学生にしか見えないほど背が低いが、一葉の師匠にあたり、一通りの礼儀作法や歌士としての役割を教えた。
: 見た目は小学生にしか見えないほど背が低いが、一葉の師匠にあたり、一通りの礼儀作法や歌士としての役割を教えた。水官長




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: [[西王母]]。元は孤児だったが、先代・西王母の逝去後、何らかの理由により、西王母に抜擢される。瑶池宮にて、忍び込んだ一葉と出会い、親友となる。
: [[西王母]]。元は孤児だったが、先代・西王母の逝去後、何らかの理由により、西王母に抜擢される。瑶池宮にて、忍び込んだ一葉と出会い、親友となる。
; 蒼香茗(そうこうめい)
; 蒼香茗(そうこうめい)
:声:[[豊永利行]]
: [[東王公]]。強気な女性。
: [[東王公]]。強気な女性。裁縫が得意
; 比企(ひき)
: 声:[[関俊彦]]
: 四凶の一人、[[饕餮]]。足を切られ、崑崙山の青柱の人柱とされている。
; 竜王(りゅうおう)
; 竜王(りゅうおう)
: かつて四凶を封じた仙人。外界(日本や中国)から知覚できないようにして国を守っている。便宜上、藍采和の弟子となっている。
: かつて四凶を封じた仙人。外界(日本や中国)から知覚できないようにして国を守っている。便宜上、藍采和の弟子となっている。役職は水府官長
; 澄風(ちょうふう)
; 澄風(ちょうふう)
: 竜王の息子。双子の姉の蒲牢と共に赤門も守る文官。
: 竜王の息子。双子の姉の蒲牢と共に赤門も守る文官。
; 蒲牢(ほろう)
; 蒲牢(ほろう)
: 声:[[三瓶由布子]]
: 竜王の娘。双子の弟の澄風と共に赤門を守る武官。
: 竜王の娘。双子の弟の澄風と共に赤門を守る武官。
; 春睨(しゅんげい)
:虎の耳と尻尾を生やした大男。右眼に傷があり、斧を持つ。



=== その他 ===
=== その他 ===
; 望(のぞむ)
; 望(のぞむ)
: 日本の女子高生。夢がライターになる事であり、携帯で記事を書いているが、その記事に多少の色付けをする(小説のようになっている)。出会った一葉達に怪談の現場を連れて来られて、'''のずち'''と呼ばれる草木霊を退治する所を目撃した。一葉達が国に帰った後、友達から今が[[神無月]]の時期であると教えられる。
: 日本の女子高生。夢がライターになる事であり、携帯で記事を書いているが、その記事に多少の色付けをする(小説のようになっている)。出会った一葉達に怪談の現場を連れて来られて、'''のずち'''と呼ばれる草木霊を退治する所を目撃した。一葉達が国に帰った後、友達から今が[[神無月]]の時期であると教えられる。

;おねえ
:名前は不明。世界各地を渡るカメラマンの女性。一葉が、日本の南の島に訪れた際に出会った。男勝りで様々な格闘技を習得している(本人談)
東京生まれだが、毎年、10月ごろになると島を訪れる。来る時期が同じで『りゅう』が彼女の写真を持っていたことから、
島人からは姉弟だと勘違いされていた。

; ウヘル
; ウヘル
: 一葉が初仕事でミクロネシア地方に訪れたときに出会った青年。ミクロネシアの創生神話の英雄ア・ウヘルの子孫。 
: 一葉が初仕事でミクロネシア地方に訪れたときに出会った青年。ミクロネシアの創生神話の英雄ア・ウヘルの子孫。 

; 山烏(さんう)
: 漢鍾離の息子で、白珠龍にとって兄のような存在。現在は瑶池宮の警備の任に就いている。
 
== 単行本 ==
== 単行本 ==
# 2008年11月25日 ISBN 9784758053822
# 2008年11月25日 ISBN 9784758053822

2010年9月1日 (水) 14:34時点における版

Template:継続中の作品

ハイガクラ
ジャンル ファンタジー
漫画
作者 高山しのぶ
出版社 一迅社
掲載誌 コミックZERO-SUM増刊WARD
巻数 2巻(2009年10月現在)
テンプレート - ノート

ハイガクラ』は高山しのぶによる日本漫画作品。『コミックZERO-SUM増刊WARD』(一迅社)にて連載中。単行本は2010年8月25日現在3巻まで刊行。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


あらすじ

大昔の中国を思わせる国。その四方の地で支えていた四凶と八百万の神が存在していたが、四凶のうちの二匹が他国へと逃げ出した。その際、五山の内の岱與と員喬が崩れ落ちた。また、八百万の神も消え去った。消えた神々を取り戻すため、ある職「歌士官」が作られた。

登場人物

※キャストはドラマCD版のもの。

主要人物

一葉(いちよう)
浪川大輔
本作の主人公。首に赤い布を巻いている。「歌士官」と呼ばれる役職に就いており、「自国から追い出され、よその国へと逃げ出した神を連れ戻す」ことを仕事としてはいるが、今まで上手くいった例がない。よって常に無一文状態だが、親友の羅漢に奢らせている。また本人は泳ぐことが出来ないため、滇紅に引っ張らせる形で水の中を通って国へと帰ってきている。泳げない他に、ありえないほどの音痴という欠陥も持っている。
同じ歌士官達からは「史上最も出来そこないの歌士」として有名で、歌士になって以降、未だに連れて来ることの出来た地霊はゼロである。また、中級神を2匹ほど連れているが、調教士に頼まず己で面倒を見ている。しかし言うことを聞いてもらえず、そのことが一葉のヘタレ振りに一層拍車を掛けている。
また、仕事に対して熱意を持って取り組んでいる訳ではなく、報告書簡を催促されても「上手く行ってないので書くことはない」とサボったり、西王母である白珠龍に対しても着ている官服を見て「馬子にも衣装」と言ったり、「西王父」と馬鹿にしたような態度を取ったりしている。だが、全く仕事をしないわけではない。一葉が歌士官になったのは、地霊は地霊でも八百万の神ではなく、半分伝説となっている四凶を捕まえるため。その理由は、白豪を「人柱」から解放させるためである。
采和の弟子で学舎には行っていないため、周囲の者からは「藍に取り入った」と思われている。
滇紅と花果を扱えることから、一般の歌士とは一線を画すらしいが、今のところ詳細は描かれていない。首に羽が付いており、

火鳥である。

滇紅(てんこう)
声:宮野真守
一葉に使役されている中級神。赤い長髪で紫の瞳をしている。一葉のことを「師父」と呼んでいる。
よく食べ、よく笑い、よく泣き、よくヘマをするために一葉からは鬱陶しがられており、拳骨で殴られると「師父がグーで殴ったー!!」と大泣きすることもしばしばである。
地霊と戦う際は一葉に「踏々歌・解式」を唱えてもらい、それによって髪の色が白く変わり、全く別人と言えるほどの好戦的な態度に変わる。その状態の時は非常に傲慢で、一葉に対しても馬鹿にしたような態度で接する。

ミクロネシア地方の悪神ムレッテムーの遺跡の奥深くに、何者かに封印されていた。1995年、太陰暦の9月に一葉が初仕事の際に、その封印を解き潔斎した。調教は峰龍井が行っており、とぼけた性格になった。

花果(かか)
声:谷井あすか
滇紅同様に、一葉に使役されている中級神。小さい姿をしている。
普段は一葉のことを「せんせ」と呼ぶが、姿が大きくなると「一葉」と普通に呼ぶ。
その種族はとても希少価値が高く、元祖中級珍品種で愛玩用としては引く手数多の優良種。調教次第では象戯の相手を務めることが出来、おしゃべりになるらしく、大概は見目麗しい聡明な女仙の姿をしている。が、一葉の場合はそのような調教をしている印象はなく、ゆえに花果の場合は幼児のような行動をすることが多く、時折一葉に肩車をしてもらっている。また、一葉以外の人にはあまり懐いていない。
花果の種族は3000年生きて変化をするが、花果は生まれながらにして変化済みで、普通の歌士では扱えないらしい。


親友・親交関係

羅漢(らかん)
声:うえだゆうじ
一葉の親友かつ調教師。いつも無一文の一葉に食事を奢っているが、代金を返してもらったことはない。一葉曰く「俺の財布」。
武夷(ぶい)
声:鳥海浩輔
一葉と同じく歌士だが、賭け事が大好きで稼いだ金をすぐにつぎ込んでしまうため、常に金に余裕がなく、金を稼ぐために詐欺まがいのことまで働いていた。花果を手に入れようと目論むが、花果本人から痛い目に遭わされて以来、一葉とは仲が良くなった(が、当の一葉はそう思っていない)。
白豪(はくごう)
声:石塚運昇
神獣である天狗(てんこう)という種族で、普段は西王母の側近で守護を務めているほか、国の人柱として支えている。本人は不満も述べずに黙々とこなしているが、一葉はそのことを快く思っていない。白豪も一葉の気持ちを知っており、応援をしている。
一葉からは「しろ」と呼ばれているほど仲が良いが、いつからの親交かは不明。
孫登(そんとう)
声:櫻井孝宏
歌士官長。一葉の上司。ポニーテールと太い眉毛が特徴。一葉から眉毛と呼ばれている。上司である藍采和を心の友と呼ぶ。
峰龍井(ほうりゅうせい)
声:石川英郎
歌士官長補佐。お菓子作りがうまい。


神獸

比企(ひき)
声:関俊彦
四凶の一人、饕餮。足を切られ、崑崙山の青柱の人柱とされている。
りゅう
一葉が日本の南方の島で連れてきた雷獸。潔斎は武夷が行っている。漢字では『留』と書くが、忖度した一葉が『流』に変えた。
牛鬼(ぎゅうき)
牛の神獸。武夷の神獸で、力仕事を担当していたが、一葉の潔斎の余波を受けたために、小型になってしまった。
天竜八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)
歌士官長、孫登が使役する精鋭の神獣。羅桜迦・那羅・迦羅・乾・金・阿修羅・天・竜の八人。竜は理由あって欠員。
相柳(そうりゅう)
四凶、共工の腹心の部下。龍神。外界では九皇、九嬰と呼ばれる。ミクロネシア地方の華僑の町では、毎年太陰暦の九月に

九皇を善神として祭る。一葉が滇紅の封印を解いたことに対し『先を越されることになるとは』と発言している。

八仙

八仙は国の地盤四方を支える柱として、四凶の代わりに東西南北に2人ずつ人柱として縛り付けられる役目を負っている。

漢鍾離(かんしょうり)
背が高い武骨な男性。決まり事や時間などに厳しく、一葉を呼びに行く時には頭を鷲掴みにした。
鉄拐(てっかい)
口が悪い男性で杖をついているが、年寄りではない。鍾離の前で堂々と人の悪口を言い、その度に睨まれているが、至って意に介していない。
藍采和(らんさいわ)
声:阿部敦
見た目は小学生にしか見えないほど背が低いが、一葉の師匠にあたり、一通りの礼儀作法や歌士としての役割を教えた。水官長。


神仙・高官

白珠龍(はくしゅりん)
声:清水香里
西王母。元は孤児だったが、先代・西王母の逝去後、何らかの理由により、西王母に抜擢される。瑶池宮にて、忍び込んだ一葉と出会い、親友となる。
蒼香茗(そうこうめい)
声:豊永利行
東王公。強気な女性。裁縫が得意。
竜王(りゅうおう)
かつて四凶を封じた仙人。外界(日本や中国)から知覚できないようにして国を守っている。便宜上、藍采和の弟子となっている。役職は水府官長。
澄風(ちょうふう)
竜王の息子。双子の姉の蒲牢と共に赤門も守る文官。
蒲牢(ほろう)
声:三瓶由布子
竜王の娘。双子の弟の澄風と共に赤門を守る武官。
春睨(しゅんげい)
虎の耳と尻尾を生やした大男。右眼に傷があり、斧を持つ。


その他

望(のぞむ)
日本の女子高生。夢がライターになる事であり、携帯で記事を書いているが、その記事に多少の色付けをする(小説のようになっている)。出会った一葉達に怪談の現場を連れて来られて、のずちと呼ばれる草木霊を退治する所を目撃した。一葉達が国に帰った後、友達から今が神無月の時期であると教えられる。
おねえ
名前は不明。世界各地を渡るカメラマンの女性。一葉が、日本の南の島に訪れた際に出会った。男勝りで様々な格闘技を習得している(本人談)

東京生まれだが、毎年、10月ごろになると島を訪れる。来る時期が同じで『りゅう』が彼女の写真を持っていたことから、 島人からは姉弟だと勘違いされていた。

ウヘル
一葉が初仕事でミクロネシア地方に訪れたときに出会った青年。ミクロネシアの創生神話の英雄ア・ウヘルの子孫。 
山烏(さんう)
漢鍾離の息子で、白珠龍にとって兄のような存在。現在は瑶池宮の警備の任に就いている。

 

単行本

  1. 2008年11月25日 ISBN 9784758053822
  2. 2009年10月24日 ISBN 9784758054492