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品種育成者は全農とっとりではなく、鳥取県であるため訂正 |
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2010年11月22日 (月) 06:49時点における版
新甘泉(しんかんせん)は、鳥取県によって開発された梨の品種。
概要
「筑水」と「おさ二十世紀」を掛け合わせてられた、赤梨系の早生種。甘みはこれまでの早生品種の中では最も高い。鳥取県では明治時代から二十世紀を中心に栽培されており、ほぼ県下全域へ梨栽培が広がっている。「新甘泉」は鳥取県園芸試験場が平成元年から平成2年に交配した2万本の実生群の中から選抜して誕生した梨新品種群の中の1品種。平成20年に品種登録した高糖度の赤梨。苗木は鳥取県内向けにしか流通しておらず、鳥取県オリジナルブランド梨として栽培が広まっている。
果皮は黄褐色。果肉は、二十世紀系の梨を交配しているため、赤梨だが青梨特有のシャリシャリした食感を有する。糖度は極めて高く、中心部の酸味も少ない。
特性
- 黒斑病抵抗性。
- 収穫期は豊水、ゴールド二十世紀より早い。(8月下旬)
- 果重は400g程度。
- 糖度は有袋栽培で13~14%程度。
- 日持ちは室温条件下で10日程度。
- 開花時期は二十世紀よりやや遅い。
- 自家和合性品種ではないので人工交配が必要。
鳥取県オリジナル梨品種の育成過程
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0e/Tottoriken_pear_orijinaru_raising_20000.jpg)
鳥取県内で育成された主な梨新品種
- 青梨
- 夏さやか(なつさやか)
- なつひめ
- 涼月(りょうげつ)
- 優秋(ゆうしゅう)
- 瑞鳥(ずいちょう)
- 赤梨
- 早優利(さゆり)
- 新甘泉(しんかんせん)
- 秋甘泉(あきかんせん)