開明学校

全景

開明学校校舎

再現された戦前の教室内風景

私塾・申義堂

開明学校（かいめいがっこう）は1882年（明治15年）に現在の愛媛県西予市に建てられた、四国最古の小学校である。現在重要伝統的建造物群保存地区に選定されている宇和町卯之町に位置する。希少な擬洋風建築の旧開明学校校舎は、歴史的価値の高いものとして評価され1997年5月に国の重要文化財に指定された。隣接する申義堂は1869年に左氏珠山の門下生や町民の有志により建てられた私塾で、開明学校の開校後は同校の校舎として使用された。現在は教育資料館として、戦前の教科書と学校経営資料など約6000点を展示している。

建築データ

• 構造・規模 - 木造、地上2階建、寄棟造、桟瓦葺、正面外廊下及び玄関附属
• 建築面積 - 169.4m2
• 竣工 - 明治15年（1882年）
• 重文指定年月日 - 平成9年（1997年）5月29日
• 所在地 - 愛媛県東宇和郡宇和町卯之町3-110

周辺

• 宇和町卯之町（重要伝統的建造物群保存地区）
  • 宇和文化の里 - 先哲記念館、民具館、米博物館

関連項目

• 宇和町（愛媛県の市町村・現在は2004年に西予市となり廃止されている）
• 学校博物館
• 「行ってみよう!えひめ感動の地20選」
• 旧開智学校 - 1987年以来、姉妹館として提携している。
• 愛媛県の観光地

外部リンク

• 国指定文化財等データベース各棟情報詳細