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*2004年、[[フランツ・フェルディナンド (バンド)|フランツ・フェルディナンド]]のスウェーデン・ツアーのサポートとして出演依頼を受ける。イアン・パートン1人で[[ラップトップ]]スタイルでのライブを敢行することも考えたが、バンド編成のほうが良いと決断し、The Go! Teamの正式メンバーを募り始める。オーディションや知人の紹介などで約3週間でバンドメンバーを集めることとなった。'''サム・ドゥーク'''(ギター、ドラム、バンジョー)、'''ジェイミー・ベル'''(ベース)、'''カイ・フカミ・テイラー'''(ドラム、ボーカル)、'''シルキー'''(リコーダー、メロディカ、ギター、キーボード、ドラム)、'''ニンジャ'''(ラップ、ボーカル、ドラム、リコーダー等)らが正式メンバーに決定。特にニンジャの採用に関しては、'''ヒップ・ホップ・マニアで、優れたヴォーカリスト'''であれば国籍は関係ないとし、慎重に選び抜いた結果だという。ここからThe Go! Teamは男3名女3名の6人編成となる。7月、『'''The Power Is On'''』をリリースし、スマッシュヒットとなる。SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)出演。[[ロック・フェスティバル]]他への出演が増えはじめる。
*2004年、[[フランツ・フェルディナンド (バンド)|フランツ・フェルディナンド]]のスウェーデン・ツアーのサポートとして出演依頼を受ける。イアン・パートン1人で[[ラップトップ]]スタイルでのライブを敢行することも考えたが、バンド編成のほうが良いと決断し、The Go! Teamの正式メンバーを募り始める。オーディションや知人の紹介などで約3週間でバンドメンバーを集めることとなった。'''サム・ドゥーク'''(ギター、ドラム、バンジョー)、'''ジェイミー・ベル'''(ベース)、'''カイ・フカミ・テイラー'''(ドラム、ボーカル)、'''シルキー'''(リコーダー、メロディカ、ギター、キーボード、ドラム)、'''ニンジャ'''(ラップ、ボーカル、ドラム、リコーダー等)らが正式メンバーに決定。特にニンジャの採用に関しては、'''ヒップ・ホップ・マニアで、優れたヴォーカリスト'''であれば国籍は関係ないとし、慎重に選び抜いた結果だという。ここからThe Go! Teamは男3名女3名の6人編成となる。7月、『'''The Power Is On'''』をリリースし、スマッシュヒットとなる。SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)出演。[[ロック・フェスティバル]]他への出演が増えはじめる。
*同年9月、デビュー・アルバム『'''サンダー・ライトニング・ストライク'''』(Thunder, Lightning, Strike)をUKで発表。多くの[[音楽ジャンル]]の特長を取り入れた斬新な音楽性は、英[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス|NME]]、米[[ローリング・ストーン]]、[[ビルボード]]など、大小問わず多くの音楽メディアに大絶賛され、デビューアルバムにして2004年トップクラスの賞賛を得る。
*同年9月、デビュー・アルバム『'''サンダー・ライトニング・ストライク'''』(Thunder, Lightning, Strike)をUKで発表。多くの[[音楽ジャンル]]の特長を取り入れた斬新な音楽性は、英[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス|NME]]、米[[ローリング・ストーン]]、[[ビルボード]]など、大小問わず多くの音楽メディアに大絶賛され、デビューアルバムにして2004年トップクラスの賞賛を得る。
*2005年、[[フジロック・フェスティバル]]ホワイトステージにて初の日本公演。以降、多くのライブ、ロック・フェスティバルへの出演、[[ソニック・ユース]]のツアー・サポートなどを行いつつ、レコーディングを行う。
*2005年、[[フジロック・フェスティバル]]ホワイトステージにて初の日本公演。以降、多くのライブ、ロック・フェスティバルへの出演、[[ソニック・ユース]]のツアー・サポートなどを行いつつ、レコーディングを行う。
*2007年、[[グラストンベリー・フェスティバル]]出演。セカンドアルバム『'''プルーフ・オブ・ユース'''』 (Proof Of Youth)発表。ポルトガル、オーストラリア他でライブ活動を行う。
*2007年、[[グラストンベリー・フェスティバル]]出演。セカンドアルバム『'''プルーフ・オブ・ユース'''』 (Proof Of Youth)発表。ポルトガル、オーストラリア他でライブ活動を行う。
*同年12月、2度目の日本ツアー。コーネリアス([[小山田圭吾]])、[[HALFBY]]らのREMIXも収録された来日記念盤『'''ザ・ラース・オブ・マーシー(THE WRATH OF MARCIE)'''』発売。
*同年12月、2度目の日本ツアー。コーネリアス([[小山田圭吾]])、[[HALFBY]]らのREMIXも収録された来日記念盤『'''ザ・ラース・オブ・マーシー'''』(THE WRATH OF MARCIE)発売。
*2008年夏、2度目の[[フジロック・フェスティバル]]出演。レッドマーキーを満員に埋め尽くした。
*2008年夏、2度目の[[フジロック・フェスティバル]]出演。レッドマーキーを満員に埋め尽くした。
*2011年、[[ディアフーフ]]のサトミや[[:en:Best Coast|ベスト・コースト]]のべサニーをゲストに迎えた、4年ぶりとなるスタジオ・アルバム『'''ローリング・ブラックアウツ'''』(Rolling Blackouts)をリリース。5月には3度目となる来日ツアーが決定している。


== 現在のメンバー ==
== 現在のメンバー ==

2011年1月31日 (月) 17:18時点における版

ザ・ゴー!チーム
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル ヒップホップ
ポストロック
活動期間 2000年 -
レーベル Menphis Industries
Sub Pop
Shock
Coop
avex trax
Secret City
公式サイト http://www.thegoteam.co.uk (英語)
メンバー イアン・パートン
ニンジャ
サム・ドゥーク
ジェイミー・ベル
カイ・フカミ・テイラー
ツチダ・カオリ
旧メンバー シルキー

ザ・ゴー!チーム(The Go!Team) は、イングランドバンド

概要

イアン・パートンのソロ・ユニットとして1999年にスタートする。2000年の最初のインディーリリースからGo! Team名義となる。2枚のEPをリリース後の2004年、ライブ出演のためにバンド化を着想し、日本人女性を含む6人組の多国籍バンドとして再定義される。バンド名の“The Go Team”とは、災害原因などを調査する人たちのことを意味し、“Go”の後に“!”を付け、イアン・パートンが命名した。2004年デビュー・アルバム『サンダー・ライトニング・ストライク』を発表。特定のジャンルに縛られない斬新なサウンドが、多数の音楽雑誌や個人ブログで大絶賛される。以降大規模なロック・フェスティバルに多数参加。ライブ・ツアーも精力的に行う。2007年現在、アルバムを2枚リリース。

ディスコグラフィー

※UK、US、JPN他、国毎に非常に異なるリリース形態のため、各公式サイトを参照のこと。主なリリースは「歴史」を参照

歴史

  • 1999年頃、バンドでのドラム経験があり、番組制作の仕事をしていたイアン・パートンが、ブライトンの自宅で個人的な楽曲制作を開始。
  • 2000年、英国のインディーズレーベルPICKELD EGGよりGo! Team名義で『Get It Together』リリース。
  • 2001〜2002年頃までに、デビュー・アルバムの全体像をイアン1人で練り上げる。デモテープを各所に送り、Memphis industriesと契約する。
  • 2003年、事実上のデビューEP『Junior Kickstart』リリース。北ヨーロッパのダンス・シーンで好評を博す。
  • 2004年、フランツ・フェルディナンドのスウェーデン・ツアーのサポートとして出演依頼を受ける。イアン・パートン1人でラップトップスタイルでのライブを敢行することも考えたが、バンド編成のほうが良いと決断し、The Go! Teamの正式メンバーを募り始める。オーディションや知人の紹介などで約3週間でバンドメンバーを集めることとなった。サム・ドゥーク(ギター、ドラム、バンジョー)、ジェイミー・ベル(ベース)、カイ・フカミ・テイラー(ドラム、ボーカル)、シルキー(リコーダー、メロディカ、ギター、キーボード、ドラム)、ニンジャ(ラップ、ボーカル、ドラム、リコーダー等)らが正式メンバーに決定。特にニンジャの採用に関しては、ヒップ・ホップ・マニアで、優れたヴォーカリストであれば国籍は関係ないとし、慎重に選び抜いた結果だという。ここからThe Go! Teamは男3名女3名の6人編成となる。7月、『The Power Is On』をリリースし、スマッシュヒットとなる。SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)出演。ロック・フェスティバル他への出演が増えはじめる。
  • 同年9月、デビュー・アルバム『サンダー・ライトニング・ストライク』(Thunder, Lightning, Strike)をUKで発表。多くの音楽ジャンルの特長を取り入れた斬新な音楽性は、英NME、米ローリング・ストーンビルボードなど、大小問わず多くの音楽メディアに大絶賛され、デビューアルバムにして2004年トップクラスの賞賛を得る。
  • 2005年、フジロック・フェスティバルホワイト・ステージにて初の日本公演。以降、多くのライブ、ロック・フェスティバルへの出演、ソニック・ユースのツアー・サポートなどを行いつつ、レコーディングを行う。
  • 2007年、グラストンベリー・フェスティバル出演。セカンドアルバム『プルーフ・オブ・ユース』 (Proof Of Youth)発表。ポルトガル、オーストラリア他でライブ活動を行う。
  • 同年12月、2度目の日本ツアー。コーネリアス(小山田圭吾)、HALFBYらのREMIXも収録された来日記念盤『ザ・ラース・オブ・マーシー』(THE WRATH OF MARCIE)発売。
  • 2008年夏、2度目のフジロック・フェスティバル出演。レッドマーキーを満員に埋め尽くした。
  • 2011年、ディアフーフのサトミやベスト・コーストのべサニーをゲストに迎えた、4年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ローリング・ブラックアウツ』(Rolling Blackouts)をリリース。5月には3度目となる来日ツアーが決定している。

現在のメンバー

  • ニンジャ(ヴォーカル、ラップ、ドラム他)ナイジェリア人とエジプト人のハーフ。ロンドン出身。イギリス人。
  • イアン・パートン(ギター、ハーモニカ他)リーダー。バンドの創設者。すべての作曲、サンプルアレンジをこなす。レディング出身。
  • サム・ドゥーク(ギター)。
  • ジェイミー・ベル(ベース)ニューキャッスル出身。
  • カイ・フカミ・テイラー(ドラム、ボーカル他)日本出身。日本人。既婚。
  • ツチダ・カオリ(ギター、サイドボーカル、ピアノ、メロディカ、たて笛、鉄琴)シルキー脱退後、入れ替わる形で参加。マルチ奏者。熊本県出身。日本人。マイク・ワットとのユニットFunanoriでも活動。日本及びヨーロッパにてyumiyumi(ギターポップ)というバンドで活躍した。

過去のメンバー

  • シルキー(SILKE STEIDINGER)(ギター、キーボード、2ndドラム、メロディカ他)ドイツ出身。マルチ奏者。ギターポップバンド「KAPUTT」で活躍。

CM使用楽曲

ゲームBGM

外部リンク