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本シリーズのヒットにより、過去のロボット作品の知名度が上がり再評価される動きが起きている(『スーパーロボット大戦F』の発売時にはイデオンのプラモデルが再発売されるなどした<ref name="a" />)。これに対し寺田プロデューサーは「ゲームに登場したことで得た人気を原作に還元するのはスパロボの役目」と語っている<ref name="b">「スーパーロボット大戦MX 全シナリオ攻略ファイル」2004-09-30 レッカ社</ref>。


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== 作品一覧 ==
== 作品一覧 ==

2011年2月14日 (月) 10:52時点における版

スーパーロボット大戦シリーズ
ジャンル シミュレーションRPG
発売元 バンダイナムコゲームス
(バンプレストレーベル)
主な製作者 じっぱひとからげ
寺田貴信
1作目 スーパーロボット大戦
1991年4月20日
最新作 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
2011年4月14日発売予定。)
公式サイト スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW]
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スーパーロボット大戦シリーズ』(スーパーロボットたいせんシリーズ、英:Super Robot Wars)はバンダイナムコゲームスが販売している家庭用コンピュータゲームのシリーズである。2007年度まではバンプレスト、2008年4月~2009年3月まではバンプレストレーベル名義で販売していた。

ジャンルはシミュレーションRPG(メーカーがシミュレーションドラマの略で「シミュラマ」と表現したこともある[1])。略称・通称はスパロボSRW

概要

マジンガーZ』・『機動戦士ガンダム』に代表される、様々なロボットアニメ作品に登場するロボットとキャラクターによるクロスオーバー作品である。SDにディフォルメされたロボット達により結成されたプレイヤー部隊が、異星人や反体制組織(自軍が反体制組織の場合もある)と戦いながら地球圏に平和を取り戻す様が描かれている。各原作のストーリーを踏襲しつつ独自の展開も混ぜられた二次創作物だが、同人作品とは異なり著作権者の許諾を受けて商業ベースで展開し成功を収めている。

元々バンプレストでは初代社長である杉浦幸昌のポピーバンダイにいた頃の幅広い人脈によって[2]実現したゲーム業界初のクロスオーバー作品であるコンパチヒーローシリーズがすでに展開しており、その一作品として1991年にシリーズ第1作となるGBソフト『スーパーロボット大戦』が発売された。その後、独立した本シリーズはコンパチヒーローシリーズが終了した現在も新作が発表され続けており、累計出荷本数は2011年時発表で1470万本(タイトル数52本)を突破している[3]

シリーズ当初はウィンキーソフトが製作に大きく関わっていたが、1999年発売の『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を最後に制作から離れている[4]。その後はバンプレストの子会社であるバンプレソフトのSR(スーパーロボット)プロデュースチームが製作を担当しており、寺田貴信プロデューサーを務める。2008年度からは、バンダイナムコグループのゲーム部門再編により、バンプレストからバンダイナムコゲームスへ発売元が移管された[5]

本シリーズのヒットにより、過去のロボット作品の知名度が上がり再評価される動きが起きている(『スーパーロボット大戦F』の発売時にはイデオンのプラモデルが再発売されるなどした[6])。これに対し寺田プロデューサーは「ゲームに登場したことで得た人気を原作に還元するのはスパロボの役目」と語っている[7]

オリジナルキャラクターのみ登場のOGシリーズ以外は海外展開されていない[8]

作品一覧

据え置き機ゲーム機では、ファミリーコンピュータ(FC)・スーパーファミコン(SFC)・セガサターン(SS)・プレイステーション(PS)・NINTENDO64(N64)・ドリームキャスト(DC)・プレイステーション2(PS2)・ニンテンドーゲームキューブ(GC)・Xbox 360(XB360)・Wii向けに、携帯ゲーム機では、ゲームボーイ(GB)・ワンダースワン(WS)・ワンダースワンカラー(WSC)・ゲームボーイアドバンス(GBA)・ニンテンドーDS(DS)・プレイステーション・ポータブル(PSP)向けに発売されている。

シリーズ作品

旧シリーズ

スーパーロボット大戦最初のシリーズ。正式なシリーズ名は無いが、後のαシリーズとZシリーズに対して“旧シリーズ”[9]や“DC戦争シリーズ”[10]、“『第○次』シリーズ”[11]と呼称されている。開発元はウィンキーソフトが、脚本・演出は主にウィンキーソフト所属の阪田雅彦が手掛けている。その後のスーパーロボット大戦の基礎となったシリーズでもあり、足掛け7年に渡って展開された。

αシリーズ

旧シリーズに次ぐ第2のシリーズ。足掛け5年に渡って展開された。それまでの過去作品での反省点や、ユーザーからの意見を元に大幅な刷新が行われ、その結果、物語性が高まり、戦闘演出にも力を入れた娯楽性や、キャラクターゲームとしての側面を強く打ち出したシリーズに仕上がっている。第1作『α』は1991年から約10年間に渡るスパロボの集大成的な意味合いも含んでおり、製作サイド側の努力も相まってシリーズ史上最高の売り上げを記録した。開発元はバンプレスト。脚本・演出は主にプロデューサーである寺田貴信が手掛けている。寺田貴信が後に語った所によると、当初は『α外伝』を除いた3部作構想だったという(『α外伝』の概要を参照)。

Zシリーズ

αシリーズに次ぐ第3のシリーズ。開発元は前シリーズのαシリーズと同じバンプレスト

  • スーパーロボット大戦Z(PS2、2008年9月25日) - Zシリーズ第1作。
    • スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク(PS2、2009年3月5日) - 『Z』のファンディスク。
  • 第2次スーパーロボット大戦Z - 2部構成。
    • 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇(PSP、2011年4月14日) - Zシリーズ第2作、『第2次Z』の前編。

OGシリーズ

版権作品ではなく、過去のスパロボ作品に登場したオリジナルキャラクターによるクロスオーバー作品シリーズ。

単独作品

COMPACTシリーズ

ワンダースワンで発売されたシリーズ。他のシリーズとは異なるシステムを多数採用している。連番にはなっているが、『COMPACT2』の3部作を除きシナリオに繋がりは無く、全て独立した作品となっている。開発元はトーセ

  • スーパーロボット大戦COMPACT(WS、1999年4月28日)
    • スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor(WSC、2001年12月13日) - 『COMPACT』のカラー化+α。
  • スーパーロボット大戦COMPACT2
    • スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇(WS、2000年3月30日) - 『COMPACT2』3部作第1作。
    • スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇(WS、2000年9月14日) - 『COMPACT2』3部作第2作。
    • スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇(WS、2001年1月18日) - 『COMPACT2』3部作第3作。
    • スーパーロボット大戦IMPACT(PS2、2002年3月28日) - 『COMPACT2』3部作をまとめたリメイク作。ただし公式にリメイクである旨は発表されていない。
  • スーパーロボット大戦COMPACT3(WSC、2003年7月17日)

任天堂携帯機シリーズ

ゲームボーイアドバンス以後の、任天堂製携帯ゲーム機で発売されたシリーズ。シナリオに繋がりは無く、全て独立した作品となっている。購買層として主に若者をターゲットとしており[12]、タイトルの最後にアルファベット一文字がつくのが特徴。開発元はバンプレソフトとエーアイ

Scramble Commanderシリーズ

システムにリアルタイムストラテジーを採用し、ロボットがリアルサイズの3Dで描かれている従来のスパロボとは全く異なるシリーズ。連番にはなっているが、シナリオに繋がりは無く、全て独立した作品となっている。開発元はベックおよびエヌケーシステム。

その他単独作品

  • スーパーロボット大戦(GB、1991年4月20日) - スーパーロボット大戦シリーズ第1作。開発元は旧シリーズを製作したウィンキーソフト
  • 新スーパーロボット大戦(PS、1996年12月27日) - 戦闘アニメが初めてフルボイス化され、ロボットがリアル等身で描かれた作品。開発元は旧シリーズを製作したウィンキーソフト
    • 新スーパーロボット大戦スペシャルディスク(PS、1997年3月28日) - 『新』のファンディスク。
  • スーパーロボット大戦64(N64、1999年10月29日) - 開発元は招布。
    • スーパーロボット大戦リンクバトラー(GBC、1999年10月1日) - 『64』の未来を舞台とした作品で、様々なリンクが可能。
  • スーパーロボット大戦MX(PS2、2004年5月27日)
    • スーパーロボット大戦MX ポータブル(PSP、2005年12月29日) - 『MX』の移植+α。
  • スーパーロボット大戦GC(GC、2004年12月16日) - 開発元は任天堂携帯機シリーズを製作したエーアイ。
    • スーパーロボット大戦XO(Xbox360、2006年11月30日) - 『GC』の移植+α。
  • スパロボ学園(DS、2009年8月27日) - シリーズ初のアドベンチャー&対戦仮想バトルSLGゲーム。
  • スーパーロボット大戦NEO(Wii、2009年10月29日) - 開発元は有限会社さざなみ

トレーディングカード

シリーズの特徴

戦闘シーン

本シリーズの大きな見所のひとつである「戦闘シーン」では、アニメ主題歌などのBGMとパイロットの台詞と共に、原作を再現した攻撃アニメーションで、自軍機と敵軍機による戦闘が表現される。演出は「原作と同じ声優による声が入れられる」「パイロットのグラフィックがカットインで挿入される」「ロボットの挙動が複雑化する」など、新しいハードに移行するにつれ進化している。特にプラットフォームをPS2に移してからは演出面で劇的に進歩している。戦闘シーンの複雑化によりプレイ時間が長くなったため、最近では戦闘の発生する前にアニメーションを表示しない簡易戦闘を選択したり、一度始まった戦闘シーンのスキップや早送りを出来るようになっている。

特に『スーパーロボット大戦α』以降の派手な戦闘アニメーションに対する評価は高く、新作の店頭デモが公開されると人だかりが出来ることがある[13]

戦闘中の掛け合い

パイロットの戦闘シーンでの台詞は、当初は決められた台詞がランダムで挿入されていたが、『スーパーロボット大戦F』以降の作品では、作品やシリーズに沿ったキャラクター同士の場合それに応じた台詞が挿入されることがある。『F』の時点では実験段階であったため掛け合いは少なかったが、『スーパーロボット大戦α』で本格的に導入された事で、より原作の雰囲気が再現されるようになった。なお、作品によっては幾つか例外もあり、例えばガンダムシリーズのキャラ同士の戦闘の場合、敵味方を問わずガンダムタイプ専用の台詞が挿入されることがある。また、作品によっては主役級キャラクター相互間に援護台詞が用意されたり、シリーズを問わずガンダムの機体や、敵キャラクターの名前を言うことがある。マジンガーシリーズ、ゲッターロボ、鋼鉄ジーグといった、ダイナミックプロ関係の作品同士の組み合わせでも作品の枠を超えた台詞が挿入される。また、鋼鉄ジーグ声優の関係でガンダムやシャア・アズナブルに強く反応するなど、声優に関係した台詞も徐々に増えつつある。『スーパーロボット大戦α外伝』ではガンダムシリーズ以外の登場作品のキャラクターが、「ティターンズ」といった作品固有の名詞を喋った例もある。『スーパーロボット大戦Z』では、作品の枠を超えたクロスオーバー的な特殊台詞が多く導入された。

世界観

各作品の背景や設定などは大半が原作を踏襲しているが、統一感を持たせる為に一部組織や年表、スケール感などに関しては変更や擦寄せが行われているケースが見られる。以下はシリーズを通して見られる世界観の例である。

  • 宇宙コロニーへの移民が行われている。
  • 宇宙移民と地球を統合する国家が対立している。
  • 日本にスーパーロボットの研究所が集中している。
  • 様々な異星人や先住種族からの侵略にさらされている。
  • 一般人の文化レベルは現代とさほどかわらない。

パラレルワールド

旧シリーズやαシリーズ、Zシリーズ、OGシリーズ、『スーパーロボット大戦COMPACT2』3部作以外の各作品は作品間で物語が繋がっていないが、パラレルワールドの関係にあるとされている[7]。その他『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』と『スーパーヒーロー作戦』も本シリーズとパラレルワールドである事が示唆されている。更にZシリーズでは、今まで匂わせるに留まった平行世界観を前面に押し出されたシナリオが展開された。

このようにスパロボの世界設定の根本的な部分に、パラレルワールドの存在があることを寺田プロデューサーが明かしている[7]

キャラクターの扱い

スーパーデフォルメ(SD)

本シリーズに登場するロボットは『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』、『新スーパーロボット大戦』や『Scramble Commander』シリーズを例外として基本的にSDサイズで描かれており、CGムービーや必殺武器などを使用する際のカットイン演出時にのみリアルサイズで描かれる演出がなされている[14]。これは、ロボットの大きさや表現の異なる各原作を登場させる際に違和感を軽減させるための措置であり[15]、源流となったコンパチヒーローシリーズから受け継がれた手法である。

スーパーロボット・リアルロボット

登場するロボットはスーパーロボット(スーパー系)[16]リアルロボット(リアル系)の2種に分類されており、定義は観念的なものだが概念としてわかりやすいため、以後多くの業界やファンにも受け入れられている。他の娯楽作品でロボットが登場する場合、スーパー系またはリアル系と呼称することがあるのはここに由来する[6]

原作とは異なる結末

本シリーズでは、原作では死亡、または永久離脱する事で登場しなくなるキャラクターが最後まで登場することがあり(『機動戦士Ζガンダム』のフォウ・ムラサメ、『機動戦士ガンダムΖΖ』のエルピー・プル、プルツー、『新世紀エヴァンゲリオン』の鈴原トウジなど)、「原作で救えなかった者を救う」という事がテーマの1つとなっている[11]。逆に、原作では生存しているのに本シリーズでは死んでしまうパターン(主な例は『闘将ダイモス』の三輪防人、『機動戦士Zガンダム』のヤザン・ゲーブル、『機動戦士Vガンダム』のカテジナ・ルース、『機動新世紀ガンダムX』のフロスト兄弟など)も稀ながら存在している。

また、世界全体の破滅などの悲劇的な結末は採用されることは少ない(採用される場合は特殊な条件下でのエンディングとなる)。

オリジナルキャラクター

『スーパーロボット大戦COMPACT』を除き、『第2次スーパーロボット大戦』以後の作品には、スパロボシリーズのオリジナルキャラクターやロボットが登場し、更に『第4次スーパーロボット大戦』以後の作品には、ゲームオリジナルの主人公キャラが登場する。これらはプレイヤーの分身として扱われたり、異なる作品間に関係性を持たせる要素となることが多く、最終ボスに関してもオリジナルキャラクターである事が多い。また、『OGシリーズ』は、ロボット・キャラクターは全てスパロボシリーズのオリジナルで構成される。

彼らは『第4次スーパーロボット大戦』以来ほぼバンプレストオリジナルと呼ばれているたが、現在ではバンプレストはバンダイナムコゲームスの子会社化により、新作の公式情報などには『バンプレストオリジナル』の名詞を使用することは少ない。

シリーズ独自の設定

前述のオリジナルキャラクターの登場以外、版権キャラクターの中には原作には無い設定が付け加えられているものもあり、特に顕著な例として『無敵鋼人ダイターン3』の破嵐万丈(破嵐財閥の当主)・『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマンザクへのこだわり)・『ゲッターロボ』のジャック・キング(性格、口調が全く異なる)が上げられる。

現在では原作を尊重し、このようなオリジナルの設定が付け加えられることは少ない。ただし、ストーリーの展開により、原作には存在しない本作オリジナル設定を含む場合もある。特に顕著な例として『機動戦艦ナデシコ』のダイゴウジ・ガイの劇場版準拠設定(TV版で死亡するため劇場版には登場しない)、『機動武闘伝Gガンダム』のデビルガンダムと他作品の設定[17]の組み合わせに生み出した「デビルガンダムの派生機」など。

原作者の協力を得た上で本シリーズ用にマジンガーZやゲッターロボに変わる新たな機体として、マジンカイザー真ゲッターロボなどが登場した。これらはオリジナルストーリーでOVA化され、その際には上記のジャック・キングの設定がそのまま採用されている。また、本作の為に原作に存在しない機体の設定を公式に行う場合もある(例としてファイナルダンクーガ(『超獣機神ダンクーガ』)、グレートゼオライマー(『冥王計画ゼオライマー』)など)。

声優

『第4次スーパーロボット大戦S』以降、ディスクメディアの作品ではキャラクターに音声が付くようになった。『第4次スーパーロボット大戦S』の時点では、主役級の味方キャラクターにのみ短い台詞の音声が収録されていたが、『新スーパーロボット大戦』では戦闘アニメに登場する全てのキャラクターに音声収録が行われ、長めの台詞も多くなっていった。

演じる声優は引退、故人等の理由以外では極力原作と同じオリジナルキャストを起用している。なおこれらの理由で新作発売時に新規に音声収録が行えない場合でも、以前の作品で音声収録を行っている場合はそれを使い続けている。また、原作で声優が設定されていなかった『完全勝利ダイテイオー』に新たに声優が設定されるといった例もある。

中には一度芸能界を引退していた白石ゆきながが『超電磁マシーン ボルテスV』の剛健一、間嶋里美が『戦闘メカ ザブングル』のビリン・ナダと『無敵ロボ トライダーG7』の竹尾ワッ太、病気の悪化で声優を休業中だった安西正弘が『熱血最強ゴウザウラー』のギルターボにて声優業を復帰したり、引退後に消息不明だったトッド・ギネス役の逢坂秀実を半年かけて捜し出した例もある[18]

異なる作品で同じ声優が演じるキャラクターが競演する場合は、戦闘時に特殊な台詞が発生する事がある他、モノマネを披露したりパロディー台詞を発する事もある。また『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の最終ボス「ケイサル・エフェス」は、演じる水木一郎が主題歌を歌った作品のユニットに攻撃をしかける場合に、その作品の主題歌やエンディングの歌詞からフレーズを拝借する事があった。

ゲームの性格上出演声優の数が多く、中にはファンを公言している声優もいる。特に『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役の緑川光は、本作のスーパーバイザー、公式ブログの第三執筆者、音響監督など声の出演以外の役職を務める。

シリーズの歴史

シリーズの誕生

「キャラクター混載のシミュレーションRPGを作ってほしい」というバンプレストの要請を受け、ウィンキーソフトが1991年に第一作の『スーパーロボット大戦』を開発した[19]。当時、シミュレーションゲームはかなりマニアックなジャンルであったが19万本のヒットとなる[19]。敵を引き抜ける「説得」やRPGでいうところの魔法にあたる「精神コマンド」など後のシリーズに受け継がれたシステムが搭載されていたが、キャラクターが擬人化されているなど源流となったコンパチヒーローシリーズの影響が強く独自色はまだ少なかった。

手法の確立(1991〜1995年)

2作目となる『第2次スーパーロボット大戦』からは、擬人化をやめ原作の設定に準拠したストーリー展開を採用する。旧シリーズの1作目ということもあり続編を見据えたドラマ性の高い作品となったが、発売のタイミングの悪さから売り上げは振るわなかった[19]

続く『第3次スーパーロボット大戦』ではシステムが大幅に増強され、戦術面での面白さが強化された(反撃時の行動を決定する「反撃命令」、武器の使用制限を段階的に解除する「気力」、パイロットと機体の組み合わせを変更できる「のりかえ」、好みの機体を強化できる「改造」など)。『勇者ライディーン』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』など作品数も大きく増え、一時は中古価格が定価を上回るほどの人気となった[19]

さらに外伝である『スーパーロボット大戦EX』では脇役であった『魔装機神サイバスター』にスポットをあてオリジナルのストーリーを展開。システム面では武器を強化する「武器改造」が追加された。

そして旧シリーズ最終作となる『第4次スーパーロボット大戦』においては、システムの更なる追加(機体にアイテムを装備できる「強化パーツ」、パイロットの特別な能力を再現した「特殊技能」、バンプレストオリジナルによる「主人公」、反撃のマニュアル指定など)と、作品数の更なる増加によるシナリオのボリュームアップが行われた。システム・シナリオ両面でクオリティが一定のレベルに到達した本作はシリーズの基本フォーマットとして後の作品に受け継がれていくこととなる。

ディスクメディアへの移行(1996〜1998年)

プレイステーション・セガサターンといったディスクメディアを採用したハードへの移行に伴い、本シリーズも大容量を生かした音声による演出を採用するようになる。移植作である『第4次スーパーロボット大戦S』では試験的に一部の主役級キャラクターのみに音声がつけられ、続く『新スーパーロボット大戦』では戦闘を行う全てのキャラクターに音声がつくようになった。さらに『スーパーロボット大戦F』では原作の名場面などの重要なイベントで音声が流れる「DVE(ドラマチックボイスイベント)」が採用されたほか、実験的に特殊台詞が採用され、限定的ではあるが関係のあるキャラクター同士で掛け合いが発生したり、パイロットと機体の組み合わせ次第で違った台詞を言うようになった。このように音声の採用は演出面を強化したが、新旧さまざまな作品が登場するシリーズの特有さ故に新たな問題を生み出した(声優の人数が多いことからくるスケジューリングの困難さ、古い作品のために演技を忘れてしまった声優のサポート、引退してしまった声優の捜索など[18])。

『新スーパーロボット大戦』では音声だけでなく、『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』で行われたリアルサイズによる表現も採用されていた。結果的に定着はしなかったが、副産物としてパイロットのカットインが定着した[20]。『スーパーロボット大戦F』では再びSDによる表現にもどり、3Dを採用した『スーパーロボット大戦Scramble Commander』の登場までリアルサイズによる表現は採用されなかった。

その一方で、これまでスパロボシリーズを製作してきたウィンキーソフトが、初期作品の移植作である『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を最後に製作を離れ、バンプレストはそれを機に『スーパーロボット大戦F』などの初期作品における様々な反省から、難易度を低くするなどの初心者に配慮した作品を製作するようになった。

新たな手法の模索(1999〜2000年)

マルチプラットフォーム展開を逆手に取り、後の統合を見据えてそれぞれの作品で異なる取り組みが行われた[21]

  • 複数のロボットが同時に画面に表示され協力して戦う「合体攻撃」(『スーパーロボット大戦64』)や「援護システム」(『スーパーロボット大戦COMPACT2』)をROMカートリッジの作品で試験的に導入し実現させた上でディスクメディアの作品へも定着させていった。
  • 『スーパーロボット大戦α』ではこれまで作業量的な問題から避けていた[11]戦闘シーンのフルアニメーションにも着手し、製作期間の増大につながったが、シリーズ最高の売り上げを記録した。
  • 『新スーパーロボット大戦』にて登場した『超機大戦SRX』をバンプレストオリジナルの設定の大本に据えて、設定を整理・統一するという試みが行われた。また、先行する『スーパーヒーロー作戦』にて『スーパーロボット大戦α』の重要人物を登場させパラレルワールドを臭わせたり[22]、『スーパーロボット大戦α』ではストーリーの根幹をなすなどバンプレストオリジナルを全面に押し出した展開が行われた。

3本柱構想の成立(2001〜)

『スーパーロボット大戦α』のヒット以降ユーザーは大幅に増加したが、1本の作品ですべてのユーザーが希望するロボットを登場させることが困難になってきたため、シリーズを3つのタイプにわけ展開することになった[11]

今までのファンをターゲットにした王道を行くαシリーズ、Zシリーズ
プレイステーションシリーズをプラットフォームにしていることもあり、膨大な作品数やスケールの大きなストーリーなど非常にボリュームのある内容となっている。後継シリーズのZシリーズもこちらに入る。
若年層をターゲットにした任天堂携帯機シリーズ
携帯ゲーム機の主な購買層である若年層に合わせ比較的新しい作品を採用している。なおプレイステーション2で発売された『スーパーロボット大戦MX』やWiiで発売された『スーパーロボット大戦NEO』も傾向としてはこちらに含まれる。
バンプレストオリジナルのみで構成されたOGシリーズ
『スーパーロボット大戦α』にて行われたバンプレストオリジナルの統一をさらに押し進め単独シリーズとして独立させた。アニメ化や関連商品の発売など独立した人気を得ている。

現在

『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』は版権作品が全く登場しないにも関わらず、売り上げは好調であった。そして寺田貴信プロデューサー自らが全国を回りトークイベントを行うなど、プロモーション活動も積極的に行っている。2009年には、学園を舞台とした『スパロボ学園』など、従来のシリーズとは違う試みがなされた作品が登場している。

ゲームシステム

本作は、ストーリー展開によって順次指定されるマップ上で、自軍の指定するユニットを出撃させ、それを動かす事で敵を全滅させるのが目的のシミュレーションRPGである。ユニットの個性を生かし、「精神コマンド」などを使いながら攻略していく。

シリーズ登場作品

本作は戦争をテーマにした作品のため、登場するロボットアニメ作品を主に「参戦作品」と表記している[23]

『ガンダム』・『マジンガー』・『ゲッターロボ』の3シリーズは「スパロボシリーズの主人公」とされており[24]、ほぼ全ての作品に揃って登場している。但し近年は『ゲッターロボ』シリーズが登場しなかったり、ガンダムシリーズの内宇宙世紀系シリーズ作品が登場しない作品もあり、レギュラーシリーズの扱いに変化が生じている傾向がある。

上記の3シリーズに加え、現代から近未来の地球圏及び太陽系を舞台とした作品が主に採用される。設定上で現実世界とは時間軸・空間軸で繋がらない世界を舞台とした作品[25]の採用は珍しく、それらの作品が採用される際にはゲーム中の舞台そのものを異世界にする[26]などの措置が取られる。

携帯ゲーム機作品は低コストでの製作が可能な事もあり[27]、据え置き機作品に比べると知名度などで劣る作品を採用する[28]など実験的な試みでの採用が行われている。シリーズ初期には開発担当者の趣味で登場作品が決められていたが[2]、近年では行われておらず[15]終了から1年程度経過した作品をメインに採用している[6]。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のように現在もシリーズ進行中の作品については、一定の区切りをもって登場させる場合も出てきている。

ロボットアニメに属さないとされるアニメ作品[29]、ロボットアニメだがバトルではなくスポーツの作品[30]、漫画やゲームのみで展開されている作品[31]も採用されている。一方で特撮作品は「特撮とアニメの世界観を合わせるのが難しい」との理由[32]から採用されていない[33]

また登場作品はかつての親会社で現在は同じバンダイナムコグループ傘下のバンダイが玩具スポンサーとして関わった作品が殆どである。イベントなど[34]で寺田貴信は、タカラトミーコナミなどバンダイと競合関係にある会社から玩具などが発売された作品[35]は、登場させることができないと語っている。ただし『鋼鉄ジーグ[36]・『装甲騎兵ボトムズ[37]・『獣神ライガー[36]・『勇者王ガオガイガー[37](共に当時タカラ)、『伝説巨神イデオン[37]・『聖戦士ダンバイン[37]・『エルドランシリーズ』・『機獣創世記ゾイドジェネシス』(共に当時トミー)『天元突破グレンラガン』(当時コナミ)のような例外[38]もある。

具体的な登場作品の一覧はスーパーロボット大戦シリーズの参戦作品一覧を参照。

メディア展開

アニメ

魔装機神サイバスターテレビアニメ、1999年5月3日 - 1999年10月25日)
シリーズ初のアニメ作品。ゲームとは内容が異なる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATIONOVA、2005年)
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』の後日談を描いたOVA作品。
スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-テレビアニメ、2006年10月4日 - 2007年3月28日)
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』のリュウセイ編を新解釈で進行したアニメ作品。
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-テレビアニメ、2010年秋 - )
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』のアニメ作品。

ドラマCD

スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY(2001年)
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』リュウセイ編のベースとなったドラマCD。全4巻。タイトルに『スーパーロボット大戦α』とあるが、同じキャラクターが出ている以外に『スーパーロボット大戦α』との関係は特にない。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA(2005年 - 2006年)
上記OVAのサイドストーリー。

コミック

スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日(作:長谷川裕一
『スーパーロボット大戦α』本編の前日談。「月刊マガジンZ」連載。
スーパーロボット大戦α さいこどらいばぁず(作:こいでたく
『スーパーロボット大戦α』のスーパー系のクスハが主人公のギャグ漫画。「月刊ファミ通ブロス」連載。全1巻。
鋼の救世主(作:富士原昌幸
『スーパーロボット大戦α外伝』を漫画化したもの。
衝撃騎士団-インパクトナイツ-(作:環望
『スーパーロボット大戦IMPACT』を漫画化したもの。
超機人 龍虎王伝奇(作:寺田貴信/画:富士原昌幸、2002年 - 2003年)
OGシリーズの超機人たちの過去を描いた作品。「スーパーロボットマガジン」連載。
スーパーロボット大戦OGクロニクル(2005年 - )
OGシリーズの短編集。「電撃スパロボ!」に掲載。
スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-(作画:木村明広、監修:寺田貴信、原作:バンプレスト、(2006年 - 2009年)
『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』のコミカライズ。「月刊コミック電撃大王」連載。
スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- Record of ATX(作:寺田貴信/画:八房龍之助、2007年 - )
『ディバイン・ウォーズ』をキョウスケの視点で描いた(後にアニメとは異なる独自展開になった)作品。「電撃ホビーマガジン」連載。

雑誌連載

ラジオ

プロモーション

スパロボイメージガール

シリーズのCM、イベント等に出演し販促活動を行う女性タレント。加藤夏希は製作サイドへの直訴の結果、声優としてゲーム本編(『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』)への出演も果たした。[39]

イベント

不定期で行われているファン感謝イベント。開催時期は特に決まっておらず、節目の年や新作発売前などに開催される。スタッフトークショーやクイズ大会、ミニライブなどが行われる。

スーパーロボット大戦大感謝祭 激闘!真夏のスパロボ伝説
1999年8月20日に開催[42]。『スーパーロボット大戦α』を発表。
スーパーロボット大戦感謝祭2002 ~生誕より10年+α。そして次なる戦いへ。
2002年11月30日に開催[43]。『第2次スーパーロボット大戦α』を発表。
スーパーロボット大戦感謝祭2005 ~1,000万本の感謝をこめて
2005年2月12日に開催[44]。『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』とOVA『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION』を発表。
スパロボ15周年記念「鋼のOG祭り」
2006年4月22日に開催[45]。『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』とテレビアニメシリーズ『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』を発表。
スーパーロボット大戦OGトークライブ ~秘密の宴~
2006年7月22日に開催[46]。小規模の会場で行われた『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』に関するトークライブ 。
スーパーロボット大戦感謝祭2008
2008年4月19日に開催[47]。『スーパーロボット大戦Z』を発表。
スパロボZ ~真夜中の宴~
2008年6月28日に開催[48]。「スーパーロボット大戦感謝祭2008」の模様を放送。

関連作品

キャラクターや設定に共通項がある作品
類似コンセプト作品
  • バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法(1991年、SFC) - ガンダム、マジンガー、ゲッターロボなど複数のロボットアニメによるクロスオーバー作品・シミュレーションゲーム
  • ブレイブサーガシリーズ - 勇者シリーズによるクロスオーバー作品・シミュレーションゲーム
  • サンライズ英雄譚シリーズ - サンライズのロボットやヒーローやキャラクターによるクロスオーバー作品・シミュレーションゲーム
  • NAMCO x CAPCOM - スパロボシリーズの開発に参加した森住惣一郎がディレクター。『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』ではこの作品のキャラクターが登場する。
システムを継承している作品

注釈

  1. ^ http://www.banpresto.co.jp/japan/house/softb/s39/s39.htm で確認できる。
  2. ^ a b 「アニメ・ビジネスが変わる アニメとキャラクター・ビジネスの真実」1999-06-17 日経BP社刊
  3. ^ 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』公式PV 第一弾より
  4. ^ リメイク作品である『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』はウィンキーソフトが再び製作している。
  5. ^ バンプレストのゲーム事業を統合 バンダイナムコがグループ再編 - ITmedia News
  6. ^ a b c 「動画王 VOL.09」2000-03-10 キネマ旬報社刊 インタビュー記事より
  7. ^ a b c 「スーパーロボット大戦MX 全シナリオ攻略ファイル」2004-09-30 レッカ社
  8. ^ GBAの『OG1』と『OG2』、『無限のフロンティア』が北米においてリリースされた。
  9. ^ 「電撃ホビーマガジン」2003年11月号 スパロボ歴史館12
  10. ^ 「スーパーロボット大戦エンサイクロペディア 〜DC戦争編〜」2001-10-30 ケイブンシャ 254頁
  11. ^ a b c d 「スーパーロボット大戦αを一生楽しむ本」勁文社 インタビュー記事より
  12. ^ 「スーパーロボット大戦A 必勝戦術講義」講談社
  13. ^ 「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ コンプリートガイド」2005-10-20 メディアワークス刊 インタビュー記事より
  14. ^ ガンダムシリーズ以外の広告代理店創通が関わる作品は、長らくリアルサイズによるカットインは採用されなかったが、『スーパーロボット大戦J』と『スーパーロボット大戦W』では『宇宙の騎士テッカマンブレード』シリーズのテッカマンのリアルサイズのカットインがあり、『スーパーロボット大戦Z』ではガンダムシリーズを除いて初めてリアルサイズの表現が導入された。『スーパーロボット大戦NEO』ではゴッガンダムが必殺技使用時にリアル等身となる演出が採用され、『第2次スーパーロボット大戦Z』では『スーパーロボット大戦64』のゴッドガンダム以来から約12年ぶりにガンダム関係にリアルサイズカットインが採用される予定である。原作からSD体型である作品は、前述の作品を除き、リアルサイズのカットインは採用されていない。
  15. ^ a b 「GREAT MECHANICS 2」2001-07-16 双葉社
  16. ^ 「スーパーロボット」の呼称自体は、『マジンガーZ』がOPでそう謳われていたため、巨大ロボット(主に操縦型)の代名詞として定着したものである(かつては「8マン」など、等身大ロボット(自律型)の事も指した)。また、スーパー系のロボットはゲーム内では「特機」と呼ばれることもある。
  17. ^ アクシズ(宇宙世紀ガンダムシリーズ)、ゴステロ(『蒼き流星SPTレイズナー』)、マスドライバー(『機甲戦記ドラグナー』)、ウルタリア(『スーパーロボット大戦NEO』のオリジナル)等
  18. ^ a b 「スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本」1997-12-10 勁文社 インタビュー記事より。
  19. ^ a b c d 「スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド」1999-01-10 メディアワークス インタビュー記事より
  20. ^ 「新スーパーロボット大戦 DEEP FILE」1997-06-25 双葉社刊 インタビュー記事より
  21. ^ 「ワンダースワンFAN Vol.5」2000-01-25 徳間書店/インターメディア インタビュー記事より
  22. ^ 「スーパーヒーロー作戦 特捜ファイル」1999-03-20 双葉社 インタビュー記事より
  23. ^ スーパーロボット大戦W CHARACTER紹介ページなど参照。ただしスーパーロボット大戦Jでは「登場作品」と表記されており、厳密に定義されている訳ではない。
  24. ^ 「スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド」1994-05-10 アスペクト刊 インタビュー記事より
  25. ^ 戦闘メカ ザブングル』・『天空のエスカフローネ』など
  26. ^ 『スーパーロボット大戦α外伝』『スーパーロボット大戦COMPACT3』『スーパーロボット大戦NEO』など
  27. ^ 「電撃スパロボ! vol.4」2006-07-30 メディアワークス刊 138頁
  28. ^ 「ファミ通ワンダースワン Vol.1」 2000-04-14 エンターブレイン刊 インタビュー記事より
  29. ^ ベターマン』・『宇宙の騎士テッカマンブレード』など
  30. ^ 疾風!アイアンリーガー』。
  31. ^ 機動戦士クロスボーン・ガンダム』・『電脳戦機バーチャロン』・『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
  32. ^ 東京ロボット新聞 vol.00-03」2000-04-19 ケイブンシャ刊 インタビューより
  33. ^ 派生作品である『スーパー特撮大戦2001』には登場している。
  34. ^ 生ワンホビTVや真夏のスパロボトークキャラバンなど
  35. ^ トランスフォーマーシリーズ」・「ゾイド」・「マグネロボシリーズ」・「勇者シリーズ」等。
  36. ^ a b 鋼鉄ジーグ』と『獣神ライガー』は、ダイナミック企画が版権を担当している。
  37. ^ a b c d 聖戦士ダンバイン』・『伝説巨神イデオン』・『装甲騎兵ボトムズ』は現在ではバンダイからも玩具が発売されている。『勇者王ガオガイガー』も今後はバンダイからも玩具が発売される予定である。
  38. ^ このうち、『鋼鉄ジーグ』、『ゾイドジェネシス』、および『天元突破グレンラガン』を除く7作品は、バンダイナムコグループ傘下のサンライズがアニメーション制作を担当しているが、サンライズが製作しているほかの勇者シリーズは登場していない。『天元突破グレンラガン』の劇場版はバンダイからも玩具が発売されている。
  39. ^ バンプレスト、PS2「第3次スーパーロボット大戦α」浴衣姿の加藤夏希さんが登場するTVCMを撮影
  40. ^ ファミ通.com / 加藤夏希が『スパロボ』のイメージキャラに!
  41. ^ バンプレスト、スパロボ年間イメージキャラクタが中川翔子さんに決定 しょこたん、DS「スーパーロボット大戦W」に夢中
  42. ^ SBG:クイズにライブでファン大満足。スーパーロボット大戦大感謝祭
  43. ^ SBG:新作映像も流れた!「スパロボ感謝祭」大盛況!
  44. ^ スーパーロボット大戦感謝祭2005イベントリポート
  45. ^ スパロボ15周年記念「鋼のOG祭り」イベントリポート
  46. ^ スーパーロボット大戦OGトークライブ ~秘密の宴~イベントリポート
  47. ^ 【スーパーロボット大戦Z】みんなと一緒に突っ走ろうZ!--スーパーロボット大戦感謝祭2008開催 - GameSpot Japan
  48. ^ 特別上映イベント「スパロボZ ~真夜中の宴~」6・28開催決定!!/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム

外部リンク