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|第9話||失われた時間の中の僕||rowspan="18" align="center"|キム・ヒョンワン<br/>オ・ナムギョン||森友宏樹||原和裕<br/>オ・ジョンホ||イ・ジウン<br/>空流辺広子||2009年12月12日
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|第10話||失われた時間の中の僕 II||ギム・ギナム||金貴臣<br/>オ・ジョンホ||イ・ジウン<br/>キム・サン<br/>イ・ソンジン||2009年12月19日
|第10話||失われた時間の中の僕 II||ギム・ギナム||金貴臣<br/>オ・ジョンホ||イ・ジウン<br/>キム・サン<br/>イ・ソンジン||2009年12月19日
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|第11話||初恋がもう一度私を呼んだら||バク・ピョンサン||森友宏樹<br/>オ・ジョンホ||イ・ジウン<br/>クォン・ウンギョン||2009年12月26日
|第11話||初恋がもう一度私を呼んだら||バク・ピョンサン||森友宏樹<br/>オ・ジョンホ||イ・ジウン<br/>クォン・ウンギョン||2009年12月26日

2011年2月21日 (月) 04:40時点における版

冬のソナタ
各種表記
ハングル 겨울연가
漢字 겨울戀歌
発音 キョウリョンガ
題: Winter Sonata
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冬のソナタ』(ふゆのソナタ、キョウルヨンガ)は、2002年に韓国KBSで放送されたテレビドラマ韓国ドラマ)である。韓国KBSにて2002年1月 - 3月の毎週月曜と火曜の夜に放送されていた。

監督はユン・ソクホ。同監督の前作である「オータム・イン・マイ・ハート 〜秋の童話〜」と同様に、ロケ(屋外撮影)をふんだんに使用した作品として知られる。

日本では2003年4月 - 9月にNHKBS2で放送したところ、反響が大きかったため2003年末に再放送され[1]、さらに「地上波で放送してほしい」という視聴者の要望により、2004年4月 - 8月にはNHK総合でも放送された。また2004年12月20 - 30日までNHKBS2で未公開シーンも含まれた完全版が日本語字幕版として放送。2004年度流行語大賞の上位にノミネートされた[2]

概要

ヒロインであるチョン・ユジンが、学生時代に交通事故で死んだ恋人とそっくりなイ・ミニョンに出会い、彼と婚約者のキム・サンヒョクとの間で心を揺り動かすラブストーリードラマ。

音楽が美しいこと、まるで絵画のように印象的で開放感溢れる自然の中でのシーン、「初恋の人」という多くの人が心に抱きつづけている普遍的なテーマ、初めはナイーブな恋が(決して一足飛びにではなく)一歩一歩、深い人間的慈愛へと育ってゆく心理的過程が全20回に渡り丁寧に描かれていること、などが好感をもって迎えられヒットとなった。

  • ドラマのDVDの発売元はNHKソフトウェア、販売元は日本テレビの連結子会社バップである。
  • テレビドラマは全20話であるが、その続編が本『冬ソナ最終章-その後のふたり』として出版されている。また空白の3年間とその後の2人の物語を『もうひとつの冬のソナタ チュンサンとユジンのそれから』として小説化。
  • 2009年秋に全26話のテレビアニメが日韓合作で制作され[3]、日本と韓国で放送された。詳細は「#テレビアニメ」の項目を参照。

名称

略して冬ソナと呼ばれる。なお韓国語原題の「겨울연가」を直訳すると「冬の恋歌」となるが、ソナタに恋歌という意味が存在する訳では無い。NHK の説明によると、「恋歌」を「love song」と訳してしまうとニュアンスが異なってしまうので、韓国国外に輸出する際に変更されたのだという。台湾などでも放映され、そのときの題名は「冬季戀歌」と直訳になっている。

ストーリー

※以下の放送日は全て2004年にNHK総合テレビで放送されたときの日付である。

  • 第 1話「出会い」(2004年4月3日放送)
  • 第 2話「はかない恋」(2004年4月10日放送)
  • 第 3話「運命の人」(2004年4月17日放送)
  • 第 4話「忘れえぬ恋」(2004年4月24日放送)
  • 第 5話「罠」(2004年5月1日放送)
  • 第 6話「忘却」(2004年5月8日放送)
  • 第 7話「冬の嵐」(2004年5月15日放送)
  • 第 8話「疑惑」(2004年5月29日放送)
  • 第 9話「揺れる心」(2004年6月5日放送)
  • 第10話「決断」(2004年6月12日放送)
  • 第11話「偽り」(2004年6月19日放送)
  • 第12話「10年前の真実」(2004年6月26日放送)
  • 第13話「追憶」(2004年7月3日放送)
  • 第14話「二度目の事故」(2004年7月10日放送)
  • 第15話「過去への旅路」(2004年7月17日放送)
  • 第16話「父の影」(2004年7月24日放送)
  • 第17話「障害」(2004年7月31日放送)
  • 第18話「運命のいたずら」(2004年8月7日放送)
  • 第19話「父と子」(2004年8月15日放送、8月16日再放送)
  • 最終話「冬の終わり」(2004年8月21日放送)

※第8話「疑惑」は、2004年5月22日に放送予定だったが小泉総理北朝鮮訪問関連特番で1週延期された。この件でNHK に約3000件の問い合わせが殺到。これをうけNHK 側は当初のアテネ五輪期間中は当番組を放送しないという予定を変更、視聴者の意見に考慮し8月14日分(第19話「父と子」)を放送する。この第19話はアテネ五輪放送の関係で通常の土曜23:10~ではなく、翌15日の午前2:00から放送されたため、またも多くのファンから要望がなされ、結局、翌々日の16日13:05~に再放送された。

登場人物

カン・ジュンサン(姜俊尙):ペ・ヨンジュン萩原聖人
どこか影のある転校生で人づきあいは苦手。ユジン達と同じ放送部に所属することに。ピアノで「初めて」という曲を弾くのが上手。
イ・ミニョン(李珉炯):ペ・ヨンジュン萩原聖人
アメリカ生まれのアメリカ育ちで明るく社交的。天才建築デザイナーとしてマルシアンの理事を務める。ピアノは弾けない。劇中で乗っているクルマはフォード・エクスプローラー
チョン・ユジン(鄭惟珍):チェ・ジウ田中美里
放送部に所属。遅刻魔。同じく遅刻をしてきた転校生のカン・ジュンサンに惹かれる。卒業後同僚とともに建築デザイン会社「ポラリス」を設立。酒は全く飲めない。優しく純粋な性格。
キム・サンヒョク(金相奕):パク・ヨンハ猪野学
ユジンの幼なじみ。卒業して10年後ラジオ局のプロデューサーとなりユジンと婚約する。劇中で乗っているクルマはヒュンダイ・ソナタ。チュンサン、ミニョンにライバル心を燃やす。性格は温厚で誠実。
オ・チェリン(吳彩琳):パク・ソルミ:(林真里花
ユジンらの同級生で、卒業後はブティックのオーナーとなる。ミニョンとはフランスで出会い恋人同士となる。美貌が自慢で勝気な性格。

その他の人物たち

コン・ジンスク(孔珍淑):イ・ヘウン(片岡身江
ユジンらの高校の同級生。ソウルでユジンのアパートに居候し、チェリンのブティックで働く。クォン・ヨングクに思いを寄せる。
クォン・ヨングク(權勇國):リュ・スンス(小森創介
ユジンらの高校の同級生。明るい性格で洞察力に優れる。サンヒョクの親友で、獣医師。
キム・ヒョクス:クォン・へヒョ(大滝寛)
ミニョンが代表理事を務める会社の次長。
イ・ジョンア:パク・ヒョンスク(石塚理恵
ユジンの勤める会社の先輩。頼れるお姉さん的な存在。
カン・ミヒ:ソン・オクスク小野洋子
チュンサンの母、世界的ピアニスト。息子を溺愛するあまりの行動が悲しい恋を生む。
キム・ジヌ:チョン・ドンファン佐々木勝彦
サンヒョクの父、大学教授。カン・ミヒに片想いの過去あり。
パク・チヨン:イ・ヒョチュン
サンヒョクの母。ユジンを気に入らず、最後まで結婚に猛反対した。
チョン・ヒョンス:ハ・ジェヨン(写真のみの出演)
ユジンの亡父。チュンサンの母であるカン・ミヒの元婚約者。
イ・ギョンヒ:キム・ヘスク増子倭文江
ユジンの母。
チョン・ヒジン:ハ・ジヘ(幼少時:ハン・ジヘ)
ユジンの10歳下の妹、高校生。
キム:チャン・ハンソン
土木作業員。
ユ・ヨル:本人役
ラジオのDJでサンヒョクの先輩。
パク・チョンオ:チョン・ウォンジュン
ユジンらの担任。
ハン・スンリョン:ソン・ジョンボム
ユジンの同僚。
高校教務:イ・ギョンウォン
サンヒョクにチュンサンについての資料を渡す。
アン:メン・ホリム
精神科医。ミヒの主治医。

音楽

  • 主題歌:「最初から今まで」。作曲 O Suk Joon, ユ・ヘジュン、歌 Ryu(日本語吹替版はやしきたかじんが担当、中国語版は張信哲が担当、名前は「從開始到現在」)。
  • 挿入歌:「My Memory」。作曲 Park Jeong Won、歌 Ryu(日本語版はやしきたかじん、中国語版は張信哲)。
    BGMには主にピアノ曲が選ばれ、作曲家は複数でありながら統一感がある。
  • イ・ジス作曲「初めて」「今でも」
  • Park Jeong Won作曲「始まり」「記憶の中へ」「恋人」「あなただけが」
  • ベートーベン作曲「テンペスト」(ピアノソナタ第17番)第3楽章の冒頭部
  • ロベルト・シューマン作曲「子供の情景」のNo.7「トロイメライ(夢)」(劇中、高校生を演ずる主役二人が音楽室で演奏)
韓国オリジナル版では、「白い恋人たち」(フランシス・レイ作曲)、ABBAの「ダンシング・クイーン」を始めとする欧米のポピュラー音楽が多用されているが、日本では著作権法上使用できず、ユン・ソクホ監督自らが韓国の楽曲に差し替えた。2004年12月放映の完全版でも差し替えが行なわれている。

記録・評価

記録

ヒット商品2位
ペ・ヨンジュンが、2004年上半期「ヒット商品」2位[4]
小説の発行部数
2004年7月現在、小説『冬のソナタ』の日本での発行部数は、上・下巻計で122万部[5]
メディア売り上げ
ビデオ・DVD・書籍の2003年 - 2004年度の売上は90億円[6]、NHKの副次収入は6億円[6]
地上波の視聴率
日本での地上波放映の最終回の視聴率関東で20.6%、関西23.8%(ビデオリサーチ社発表による)と夜11時台のドラマとしては、驚異的な数字をたたき出した。

批評

小説家文芸評論家笠井潔によると、韓国では日本よりも自由恋愛の障壁となる父権や性的規範の拘束力が強く、韓国ドラマはそういった前近代的な社会的障壁を利用してメロドラマとしての強度を保っている場合が多いが、本作の場合はそれら障壁をもたらす社会領域の描写が徹底的に排除されており、その代替として交通事故・記憶喪失・兄妹疑惑といった障壁が用意されているという。そして、社会領域の描写抜きに純愛を虚構的に捏造するという意味で、日本のオタク文化において1990年代後半からゼロ年代初等にかけてムーブメントをおこしたセカイ系作品に通ずるものがあるとしている。[7]

備考

ジュンサンの発音
カン・ジュンサンの名前は「ュンサン」と表記されることもあるが、韓国語では発音の清濁が日本語と異なるのが原因である。韓国語には語頭では濁らないが語中では濁る発音があり、名前だけで呼ぶときは「ュンサン」のように語頭にあるために濁らずに発音されるが、フルネームで呼ぶ場合は「カンュンサン」のように語中にあるために濁って発音される。ハングルではどちらの発音も同一の文字で表記されるが、カタカナで表記するときに姓の有無で清濁の表記を使い分けることを避けるため、片方に表記を統一することもあるのでどちらを使っても間違いではない。NHKエンタープライズの説明「キーワードで解く『冬ソナ』」の説明
撮影スケジュール
「冬のソナタ」の撮影は時間ギリギリのハードな撮影で、朝方や昼間撮影したシーンを急いで編集しその日の夜に放送する(いわゆる「撮って出し」)という傾向が多々あったという。
ヒロインの性格
ヒロインのユジンは古いタイプの女性で、優柔不断にみえ、韓国の若い視聴者には一部不評だったが、日本では、けなげで純粋であるとして中高年層に支持された。
北海道ロケの中止
ユン・ソクホ監督によると、冬のソナタは、当初は北海道をロケ地とする予定であったが、時間の関係で撮影を行うことができなかったという。
日本語の誤訳
日本語吹き替えの誤訳が少なからず指摘されているが、のちに放映された完全版の字幕は一部修正にとどまり、全面改訂は果たされなかった。
オリジナルは全26話?
キム・サンヒョク役のパク・ヨンハが来日し、テレビ番組(TBSテレビうたばん」)に出演した際に「冬のソナタ」は日本版は全20話だが韓国のオリジナル版は全26話あると言っていたが、これは後日間違いである事が判明した。
主人公の違い
韓国オリジナル版のクレジットはペ・ヨンジュンがトップだが、日本版ではNHKが独自にチョン・ユジンを主人公と判断してチェ・ジウを先頭に据えた。KBSの了解を得ているとは言え、ストーリーを無視した強引な書き換えに対して、視聴者から疑問が呈されている。
オリジナルからのカット
日本版は1時間枠だが、韓国では70分枠で放送されたため、多少のシーンが削られている。NHKバージョン(実質60分)より民放バージョン(実質53分)のほうがよりカットされるシーンが多い。
パロディー
日本での地上波放送当時、お笑い番組などでパロディー的なコントなどがいくつか放映された。
日韓共同訪問年広報大使
2004年7月22日、日韓共同訪問年広報大使に任命されたチェ・ジウが首相官邸を訪問。冬ソナファンを自認する小泉純一郎首相は「おー、冬のソナタ、鼻の下が長くなっちゃう」と歓迎の意を示している。
冬ソナの大ファン
安倍晋三の首相就任によりファースト・レディとなった安倍昭恵は冬ソナの大ファンで、これをきっかけに韓国語を習い始めたと報じられている。
劇場公開
2007年7月10日から9月11日まで東京の六本木ヒルズのTOHOシネマズ六本木ヒルズで劇場公開された。完全版を毎週2話ずつ4スクリーンで上映。
ノーカット版のDVD-BOX
2010年3月にソニー・ピクチャーズエンタテインメントからノーカット版のDVD-BOXが発売予定だったが、劇中の音楽の権利関係の問題で発売延期に。同年3月26日の朝日新聞朝刊に発売延期のお詫びと音楽の権利者の情報提供を求める全面広告の掲載を経て、8月20日に同じく朝日新聞朝刊にて「KBSノーカット完全版」のタイトルで11月24日に発売される全面広告が掲載された。
CRぱちんこ冬のソナタ
2006年日本パチンコメーカー、京楽産業.より「CRぱちんこ冬のソナタ」がリリースされた。
2008年初頭より「CRぱちんこ冬のソナタ2」のテレビCMが放映され、実機の導入が同年4月上旬に日本全国で開始された。連荘するごとに第1話から2話、3話とダイジェスト版が観賞でき、これにより冬ソナブームが再燃している。

民放での放送

2007年1月からは、日本の民放テレビ局でも「冬のソナタ」が放送されている。傾向としては、ドラマ再放送枠での放送が多い。

放送地域 放送局 放送日時 備考
関東広域圏 TBSテレビ 2007年1月9日 - 2月5日月~金9:55~10:50 奥さま劇場
近畿広域圏 朝日放送(ABC) 1月13日 - 6月9日毎週土曜日10:25~11:20
中京広域圏 中部日本放送(CBC) 1月9日 - 平日午前
北海道 北海道放送(HBC) 1月6日 - 土曜日午後
福岡県 福岡放送(FBS) 1月8日 - 平日午前
長野県 信越放送(SBC) 1月26日 - 平日15:00~15:53
富山県 チューリップテレビ(TUT) 1月頃 - 平日9:55~10:50
石川県 北陸放送(MRO) 1月31日 - 3月下旬水・木・金9:55~10:50
広島県 テレビ新広島(TSS) 1月18日 - 平日14:05~15:00
岡山県香川県 瀬戸内海放送(KSB) 1月31日 - 平日13:55~14:50
山口県 テレビ山口(tys) 1月22日 - 平日15:00~15:54 月曜日のみ14:55~
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 4月2日 - 9月1日土曜日9:30〜10:25
大分県 大分朝日放送(OAB) 4月7日 - 土曜日10:50~11:45
鹿児島県 鹿児島放送(KKB) 1月6日 - 土曜日午後
BSデジタル BS-i 4月6日 - 8月17日毎週金曜日22:00~22:54 8月24日の同時刻に「冬のソナタ総集編」
BSデジタル BS-i 10月31日 - 2008年3月19日毎週水曜日22:00~22:54 再放送
2008年3月26日の同時刻に「冬のソナタ総集編」(再放送)
関東広域圏 テレビ東京(TX) 2008年3月31日 -6月16日
毎週月・火曜日12:30~13:25
「ランチチャンネル」枠で放送
(4月29日・5月5日・6日は祝日と重なるため休止)
2006・2007年度に放送したTBS・BS-iから放映権移動
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2008年5月28日 -
毎週月 - 金曜 9:55-10:50
「MBSドラマの森」枠で再放送
2007年度に放送したABCから放映権移動
これに合わせ、2005年に製作されたらいよんチャンのCMらいよんチャンがぺ・ヨンジュンに扮した「らいよんさま」ヴァージョン)の放送が再開している。
読売テレビ(ytv) 2010年1月5日 - 2月10日
月・火・水・金 15:50 - 16:48
2008年に放送したMBSから放映権移動
1月11日・13日は休止

日本語字幕版

2008年4月からは、日本語字幕版の放送も行われる。

放送地域 放送局 放送日時 備考
岐阜県 岐阜放送(GBS・ぎふチャン) 2008年4月1日 - 火曜日20:00~20:54
石川県 テレビ金沢(KTK) 2008年4月2日 - 5月15日 水・木・金曜日9:55~10:50 2007年に放送したMROから放映権移動
高知県 テレビ高知 2010年 月 日- 月 日 月~木14:00~14:55

テレビアニメ

アニメ 冬のソナタ』(겨울연가Winter Sonata)は、韓国および日本で放送されたアニメ作品。全26話。日本では2009年10月17日から2010年5月1日までDATV750ch、スカパー!チャンネルHD190、スカパー!チャンネルHD800で日本語字幕版を放送。ドラマでは語られなかったオリジナルエピソードも盛り込まれ、最終話ラストの結婚式シーンでは新たに撮影された主人公ペ・ヨンジュンとチェ・ジウの実写パートも挿入された。

2010年03月11日午後3時頃、実写パートの撮影途中に記念撮影用の足場が強風でひっくり返り、見学ツアー参加客1505人のうち日本人女性28人と韓国人男性3人が怪我をする事故が起こり、うち1人が頭を打つ重傷となった[8]

声の出演

  • チュンサン / ミニョン - ペ・ヨンジュン
  • ユジン - チェ・ジウ
  • ヨングク - リュ・スンス
  • サンヒョク - カン・ヨファン
  • チェリン - イ・セナ
  • ジンスク - ソン・ジョンヒ
  • ジヌ - ペ・ハンソン
  • ミヒ - ソ・ヘジョン
  • ギョンヒ - ユン・ソラ
  • ヒジン - イ・スヒョン
  • カガメル - イ・ジャンウォン
  • ゴリラ - イ・ジャンウォン
  • ジヨン - チェ・ソンウ
  • ジョンア - ミンジ
  • スンリョン - パク・ヨンジェ
  • キム次長 - キム・チャン
  • アン博士 - キム・ギュシク
  • ジェイン - ソヨン
  • キム室長 - チョ・ギュンジュン
  • DJ - パク・ヨンジェ
  • クロード - イム・チェホン
  • アンヌ - ソ・ヘジョン
  • ルイ - ナム・ドヒョン
  • 女子修道院長 - ユン・ソラ
  • マルガリータ - ソン・ジョンヒ
  • チャン - ホン・ソンミン
  • カタリーナ - ソン・ジョンヒ
  • マリアンヌ - ソン・ジョンヒ
  • ヒョンス - キム・チャン

スタッフ

  • 企画・制作・協力 - ユンスカラー株式会社
  • ドラマ原作者・演出 - ユン・ソクホ
  • 脚本 - キム・ウニ、ユン・ウンギョン
  • ストーリーテラー - オ・スヨン
  • アニメ「冬のソナタ」製作委員会
    • エグゼクティブプロデューサー - ペ・ソンウン
    • 製作総指揮 - 加藤栄芳
    • プロデューサー - 北越基紀
    • アシスタントプロデューサー - チョン・ジハ
    • ゼネラル・プロダクション・ディレクター - 堀貴久恵
  • 日本語版制作スタッフ
    • 日本語字幕制作 - 西ヶ原字幕社
    • 技術協力 - アルジー
    • 製作協力 - ユー・ブイ・エヌ
    • プロデューサー - 角猛
  • キャラクター原案 - 中山大輔
  • キャラクターデザイン - 中山正恵
  • アニメーション制作 - REALTHING / STUDIO COMET(0話)
  • 総監督 - アン・ジェフン、ハン・ヘジン(第0-5話)
  • 助監督 - ペ・ギヨン、チェ・インスン
  • 美術監督 - ハン・ヘジン
  • キャラクターデザイン・小道具デザイン・背景デザイン・色彩設計 - Meditation with Penicil
  • 音楽監督 - ユ・ヘジュン
  • オープング・アニメーション制作 - REALTHING
    • 監督・撮影監督 - 伊藤真由
    • 絵コンテ - 中山大輔
    • 作画監督 - 中山正恵
  • エンディング・アニメーション制作 - テレコム・アニメーションフィルム
    • 演出 - 矢野雄一郎
    • 作画監督 - 末永宏一

主題歌

  • オープニングテーマ曲『最初から今まで』 - RYU(ZAIN RECORDS)
  • エンディングテーマ曲『いつでもただ君を』[9] - イ・セジュン
  • 挿入歌『Believe you』 - Yoonji(1-12話)
  • 挿入歌『ソナタ(恋歌)』 - カン・ヨファン(8-12,14-16,20話)
  • 挿入歌『届かない想い』 - カン・ヨファン(13-14,17,23話)
  • 挿入歌『逢いたい』 - ユ・ヘジュン(21話)
  • 挿入歌『君と永遠に』 - シン・ミンチョル(From T-MAX)(24,26話)

実写シーン(第26話)

キャスト(第26話)

  • チュンサン - ペ・ヨンジュン
  • ユジン - チェ・ジウ
  • サンヒョク - カン・ヨファン
  • ヨングク - リュ・スンス
  • ジンスク - ソン・ジョンヒ

スタッフ(第26話)

  • 監督 - チャン
  • 選出部 - パク・ミョンギュ、ノ・ギュヨブ、パク・チョルフイ、キム・ミンソン
  • 制作部 - イ・ピョンジュン、チュ・チョルミン、キム・ドンヒョン、キム・デウク、ソン・ソンウォン、ユ・ジナ、パク・ソニョン、イ・ヨンソン
  • 現場編集 - チョン・ハンナ
  • 撮影監督 - チェ・サンホ
  • 撮影 - チャ・テッキュン、キム・サンウ、アン・ヒョミン、イ・ジュフン、ムン・ソンジン

サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 演出 コンテ 作画監督 初回放送日
第0話 エピソード・ゼロ 吉村元希 福井俊介 三沢伸 一川孝久 [10]
第1話 白黒写真 キム・ヒョンワン
ホ・ソンヘ
キム・ミンソン
イ・ジョンヒョン
チェ・インスン
ヘペ・ギヨン
イ・ブヒ
チョ・ヨンレ
イ・ジェハン
2009年10月17日
第2話 影の国 大畑晃一
チェ・インスン
ペ・ギヨン
イ・ブヒ
チェ・ジョンギ
イ・ジョンヒョン
2009年10月24日
第3話 初めて キム・デフン 大畑晃一
オ・ジョンホ
イ・ジェハン
ハン・ジョイン
森友宏樹
2009年10月31日
第4話 守れない約束 バク・ピョンサン 名村英敏
チェ・スミョン
イ・ジウン
ナ・ギチョル
2009年11月7日
第5話 あなたを見たのは、夢だったのかな キム・ヒョンワン キム・ギナム 金崎貴臣
オ・ジョンホ
総作画監督 - イ・ジウン
イ・ブヒ
キム・サン
イ・ソンジン
イ・ジョンジョン
2009年11月14日
第6話 あなたに逢いたくて オ・ギュヨル
ソン・ギリョン
森友宏樹
チェ・ジョングク
総作画監督 - イ・ジウン
ソン・ギリョン
2009年11月21日
第7話 彼女を思いだせない男 ソ・ソンジョン 名村英敏
チェ・スミョン
イ・ジウン
ホ・スンギ
2009年11月28日
第8話 キム・デフン ソン・ペギィブ
オ・ジョンホ
イ・ジウン
ハン・ジョンイ
2009年12月5日
第9話 失われた時間の中の僕 キム・ヒョンワン
オ・ナムギョン
森友宏樹 原和裕
オ・ジョンホ
イ・ジウン
空流辺広子
2009年12月12日
第10話 失われた時間の中の僕 II ギム・ギナム 金﨑貴臣
オ・ジョンホ
イ・ジウン
キム・サン
イ・ソンジン
2009年12月19日
第11話 初恋がもう一度私を呼んだら バク・ピョンサン 森友宏樹
オ・ジョンホ
イ・ジウン
クォン・ウンギョン
2009年12月26日
第12話 十年待ち続けた恋 ソ・ソンジョン 名村英敏
アン・スンヒ
イ・ジウン
リュ・セヒョン
2010年1月9日
第13話 からっぽの名前 ギム・ギナム 金崎貴臣
クォン・ヨンサン
イ・ジウン
パク・ジョンジュン
イ・ジェウク
2010年1月16日
第14話 ポラリス キム・デフン 森友宏樹
アン・スンヒ
イ・ジウン
ハン・ジョンイ
2010年1月23日
第15話 最後の記憶のかけら 森友宏樹 清水聡
オ・ジョンホ
イ・ジウン
空流辺広子
ホ・スンギ
2010年1月30日
第16話 最後の記憶のかけら II ホ・ジョン シン・ミンソブ イ・ジウン
シン・ミンソブ
イ・ジェウク
2010年2月13日
第17話 ふたりの初めての海 そして最後の海 バク・ピョンサン オ・ジョンホ イ・ジウン
クォン・ウンギョン
2010年2月20日
第18話 冬が過ぎればすべて消える イ・ジョンジョン アン・スンヒ イ・ジウン
ユン・ジョンヘ
ホ・ギドン
2010年2月27日
第19話 As Tears Go By 〜涙あふれて〜 ソ・ソンジョン オ・ジョンホ イ・ジウン
リュ・セヒョン
2010年3月6日
第20話 不可能な家 キム・ドンナム チョ・ヨングァン
ホ・ジョンス
ホ・スンギ
イ・ジウン
2010年3月13日
第21話 新たな旅立ち 森友宏樹 チェ・ミンチョル ハン・ジョンイ 2010年3月21日
第22話 初恋 ギム・ギナム アン・スンヒ ギム・ギナム
イ・ソンジン
2010年3月28日
第23話 初恋 II バク・ピョンサン オ・ジョンホ クォン・ウンギョン 2010年4月10日
第24話 A Winter Shade of Pale 〜青い影〜 ソ・ソンジョン チョ・ヨングァン
ホ・ジョンス
イ・ジウン
リュ・セヒョン
2010年4月17日
第25話 最初から今まで 森友宏樹 オ・ジョンホ イ・ジウン
ホ・スンギ
ハン・ジョンイ
2010年4月24日
第26話 Hidden Track 〜永遠の愛〜 ソ・ソンジョン アン・スンヒ イ・ジウン
リュ・セヒョン
2010年5月1日

脚注

  1. ^ 冬ソナ「ヨン様」の初訪日に5000人がお出迎え、Chosunonline、2004年4月4日、2008年8月24日閲覧。
  2. ^ 「冬ソナ」、日本の「2004 流行語大賞」トップテン入り、Innolife 、2004年12月2日、2008年8月24日閲覧。
  3. ^ 冬ソナのアニメ化が決定、オリコン 、2008年3月18日、2008年8月24日閲覧。
  4. ^ 日本経済新聞、2004年6月17日掲載
  5. ^ 嵩高紙(かさだかし)、2005年3月1日、野村総合研究所
  6. ^ a b 「NHK 公共放送のゆくえ・16 「だんご3兄弟」の教訓」『朝日新聞』2008年6月23日付夕刊、朝日新聞東京本社、2頁。
  7. ^ 笠井潔 『人間の消失・小説の変貌』 東京創元社、2009年、99-104頁。ISBN 978-4488015275
  8. ^ アニメ版「冬のソナタ」実写撮影で突風でひな壇が倒れ、日本人女性観光客32人がけが財経新聞 2010年3月11日
  9. ^ 1,2話は『ただ君だけを』の曲名で誤記載。
  10. ^ DVD『メイキング・オブ・アニメ「冬のソナタ」 〜再び始まる物語〜』に収録。

関連項目

外部リンク

NHK総合 韓国ドラマシリーズ
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冬のソナタ