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「コロラド級戦艦」の版間の差分

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2011年3月31日 (木) 02:05時点における版

コロラド級戦艦
USS Maryland (BB-46)
艦級概観
艦種: 戦艦
艦名: コロラド州にちなむ
前級: テネシー級戦艦
次級: サウスダコタ級戦艦 (1920)
同型艦: コロラド (BB-45)
メリーランド (BB-46)
ワシントン (BB-47)
ウェストバージニア (BB-48)
性能諸元 (コロラド)
排水量: 32,600 トン
全長: 624 ft 3 in (190.2 m)
全幅: 97 ft 4 in (29.7 m)
喫水: 38 ft (11.6 m)
最大速: 21 ノット (39 km/h)
乗員: 1,080名
航続距離 9,600 海里 (15,000 km):
(25ノット (46 km/h)時)
16,600 海里 (27,000 km):
(15ノット (28 km/h)時)
機関: 蒸気タービン 4軸:
28,900 shp (22 MW)
装甲 装甲帯:
バルクヘッド:
バーベット:
砲塔:
甲板:

コロラド級戦艦(ころらどきゅうせんかん:Colorado-class battleships)または、メリーランド級戦艦(めりーらんどきゅうせんかん:Maryland-class battleships)は、アメリカ海軍戦艦の級の一つ。

概要

第一次世界大戦中に検討された艦であるが、戦争には間に合わず、大戦終了後に就役している。

元々35.6cm3連装砲塔4基を搭載する予定だったが、日本が建造した初の16インチ砲搭載戦艦である長門型戦艦に対抗するために40.6cm連装砲塔に変更した。そのため装甲などは対35.6cm砲レベルのままであった(35.6cm4連装砲塔を40.6cm3連装砲塔に変更した、後のノースカロライナ級戦艦も同様である)。主砲を連装で装備した、最後のアメリカ戦艦である。

ただし、対35.6cm砲レベルの装甲であっても、当たり前ではあるがニューメキシコ級以前のアメリカ戦艦よりは強力であり、テネシー級と同等であった。防御力を重視したアメリカ海軍は、特に防御力に優れたテネシー級と本級のあわせて5隻を「ビッグファイブ」と称した。

4隻が計画されたが、ワシントン海軍軍縮条約の影響により、ワシントンがキャンセルされ3隻に留まった。

真珠湾攻撃でメリーランドとウェストバージニアが損傷したものの、修復され戦線に投入されているが、このうち、ウェストバージニアは大破、沈没、着底という形となり、「航空機の攻撃で唯一沈められた16インチ砲搭載戦艦」という不名誉な記録を残すこととなった。

太平洋戦争後期には日本本土攻撃に活躍したが、特攻機の攻撃を受け、少なからず損害を被っている。

第二次世界大戦終結後は、本級3隻は活躍することもなく、全艦とも1947年までに退役した。戦艦時代の終わりと共に、いずれもスクラップとして売却処分された。

関連項目

外部リンク

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