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「ベン・トー」の版間の差分

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|3||国産うなぎ弁当300円||2009年1月28日||2009年1月25日||ISBN 978-4-08-630467-2
|3||国産うなぎ弁当300円||2009年1月28日||2009年1月25日||ISBN 978-4-08-630467-2
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|4||花火ちらし寿司305円||2009年7月29日||2009年7月25日||ISBN 978-4-08-630495-5
|4||花火ちらし寿司305円||2009年7月29日||2009年7月24日||ISBN 978-4-08-630495-5
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|5||北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円||2010年1月27日||2010年1月25日||ISBN 978-4-08-630528-0
|5||北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円||2010年1月27日||2010年1月22日||ISBN 978-4-08-630528-0
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|5.5||箸休め 〜燃えよ狼〜||2010年4月28日||2010年4月25日||ISBN 978-4-08-630551-8||短編集
|5.5||箸休め 〜燃えよ狼〜||2010年4月28日||2010年4月23日||ISBN 978-4-08-630551-8||短編集
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|6||和栗おこわ弁当310円||2010年8月30日||2010年8月25日||ISBN 978-4-08-630561-7
|6||和栗おこわ弁当310円||2010年8月30日||2010年8月25日||ISBN 978-4-08-630561-7
407行目: 407行目:
|7||真・和風ロールキャベツ弁当280円||2011年2月28日||2011年2月25日||ISBN 978-4-08-630594-5
|7||真・和風ロールキャベツ弁当280円||2011年2月28日||2011年2月25日||ISBN 978-4-08-630594-5
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|7.5||(仮)||||2011年6月25日||
|7.5||(仮)||||(2011年6月25日||
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2011年4月20日 (水) 01:28時点における版

Template:継続中の作品

ベン・トー
ジャンル コメディ
小説
著者 アサウラ
イラスト 柴乃櫂人
出版社 集英社
レーベル スーパーダッシュ文庫
刊行期間 2008年2月 -
巻数 既刊8巻
テンプレート - ノート

ベン・トー』(BEN-TO)は、アサウラによる日本ライトノベル。イラストは柴乃櫂人スーパーダッシュ文庫集英社)より、2008年2月から刊行されている。タイトルは「弁当」と古代史スペクタクル『ベン・ハー』をかけたダブルミーニング。

概要

貧乏学生であった少年が、半額弁当争奪戦に巻き込まれ、自らその渦中に飛び込む物語である。
宝島社発行、『このライトノベルがすごい!2009』にて新規部門6位、また『このライトノベルがすごい!2010』においては総合8位、『このライトノベルがすごい!2011』では総合5位に入賞。
3巻発行に併せて2009年1月にスーパーダッシュ文庫公式ウェブサイトで特集サイトが立ち上げられる。
発行元が集英社の為、週刊少年ジャンプに登場するネタが多用されている。
一部の記述において、2ちゃんねる等のインターネット上で使われる叫び声等の表現が利用される。
2011年2月にはテレビアニメ化が発表され、3月にはジャンプSQ.2011年5・6月合併号(2011年4月21日発売)より柴乃櫂人によるコミカライズが発表された。

ストーリー

寮の近くのスーパーに入った高校1年生の佐藤洋は、目の前で半額シールを貼られた弁当に手を伸ばした直後に意識を失い、気がつくと精肉コーナーの前で倒れていた。すでに半額弁当は消え、残った惣菜もその場にいたほかの人に買われていく。残った梅おにぎりを手に取ろうとした際、同じ学校の白粉花と出会い、またその様子を眺める女生徒を見かける。 翌日からスーパーに通い詰めた彼は、《氷結の魔女》と呼ばれるその女生徒槍水仙からスーパーで起きている半額弁当を争奪する人々の話を聞き、自らも半額弁当争奪戦に足を踏み入れることとなる。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

主要人物

佐藤 洋(さとう・よう)
主人公。私立烏田高等学校1年。父親の影響は自身では否定しているが、同等の変態行為を頻発する。一家そろってセガコンピュータゲームが好きである。
学業の成績は意外にも優秀で学年上位50位に必ず入る程である。中でも理数系が得意で広部蘭から教えを請われる程である。
父親が絡んだ小学3年生の夏休みの事件により体力に自信がある。また祖父に様々なトラップ技術を仕込まれており、小学4年生の夏休み自由研究は石岡を被験者にしたトラップ動画を提出している。なおこの動画は作中のネットに流出しており、好評価を得ている。また狼の中にもファンは存在する。
槍水仙の策により、半ば無理やりにハーフプライサー同好会に所属する。金城優との共闘で得た初めての半額弁当が月桂冠であり、その勝利の味が忘れられないために《ダンドーと猟犬群》の誘いを断り、ハーフプライサー同好会に継続して所属する。以降、狼としての頭角を現し《帝王》や《オルトロス》と相対する。
勝負事に対しては相手にハンデを与えることはあっても決して手を抜かず、全力でぶつかる事を信条としている。また、勝っても負けてもそれ以前と同様に相手と接する為、相手から嫌われることは少ない。
二階堂から《変態》の二つ名をつけられている。
槍水 仙(やりずい・せん)
私立烏田高等学校2年。念入りな髪のセッティングと化粧により野性を感じさせる、黒いストッキングと頑丈な厚底のブーツを履く少女。茉莉花という10歳の妹がおり、目に入れても痛くない程可愛がっている。
人から疎外されることが苦手であり、負けず嫌いである。カードゲームボードゲームなどのテーブルゲームを得意とするが、コンピュータゲームは不得手である。
《氷結の魔女》の二つ名で呼ばれる名うての狼にして、ハーフプライサー同好会の代表。西区における代表的な狼の一人であり、洋と白粉をハーフプライサー同好会に所属させた。かつて金城の後ろをついて様々な技術を学んでいたが、何らかの事情で金城がハーフプライサー部を離れたことから袂を分かっている。なお、彼女の二つ名はジュースと間違えてチューハイの「氷結」を購入しようとしたところからきている。
白粉 花(おしろい・はな)
私立烏田高等学校1年。小柄で、やや長めの髪を後ろで束ねている少女。白梅から過度の寵愛を受けている。「かっこいい」を「かぁこいい」と言う癖がある。
成績は学年トップ10に入るほど優秀。
ハーフプライサー同好会以外にライトノベル研究会にも所属しており、小説を書いている。男性同士の同性愛を好んでおり、その作風も同様である。洋をモデルにした人物が主人公の『筋肉刑事(マッスルデカ)シリーズ』は、作中のネットの一部で人気がある。
いじめられていた経験から、他人からの接触を極端に嫌がる。そのためあやめに抱きつかれてからはあやめに対して苦手意識と敵愾心を持つ。
洋とともに半額弁当争奪戦を知り、仙に接触する。《ダンドーと猟犬群》に一時期所属していた際に得た技術を基に、洋より高確率で半額弁当を入手する。
著莪 あやめ(しゃが・-)
丸富大学付属高校1年。イタリア人の母を持つ、洋の従姉弟。長い金髪を乱雑にし、普段は眼鏡をかける少女。金城と同じくオートバイを移動手段として利用する。
幼いころから佐藤家に出入りし、姉弟のように育つ。洋同様にセガのコンピュータゲームが好きである。
ファミリーコンピュータ部(通称ファミ部)に所属し、同部に所属しているあせびと親友。あせびの不幸の影響を受けないように内緒で神社のお守りを持ち歩いている。白粉に抱きついたところを白梅に見咎められて家に連れて行かれてからは、白梅に恐怖を覚えている。
東区の実力のある狼として《湖の麗人》の二つ名を持つ。《帝王》の謀略を西区に伝える役割を担わされるが、《帝王》の真の目的に気づき、洋や《魔導士》とともに相対する。
白梅 梅(しらうめ・うめ)
洋の同級生でかつ学級委員長。腰まである長髪を白いリボンで止めている少女。春の選挙で私立烏田高等学校生徒会長に任命された。
成績はダントツトップの超優等生。
白粉を溺愛しており、白粉の近くに現れた洋には事あるごとに制裁を行うが、白粉が風邪で倒れた際に洋に女子寮まで送っていくようお願いするなど信用はしている模様。白粉が男性同士の同性愛をネタにした小説を書いていることには気付いていない。

西区の狼

顎鬚(あごひげ)
本名不明。私立烏田高校2年生で、洋らとたびたび半額弁当を争う無名の狼。ホストのような外見で、坊主とはコンビではなくお互いの本名すら知らない間柄であるにも関わらず、高頻度の確率で行動を共にする。
尚、5.5巻に掲載されたイラストでは耳と唇にピアスを開けているが、本文中にそれに関する記述は無い。
烏頭 みこと(うず・みこと)
烏田高校の卒業生で現在は専門学校に通う19歳。高校時代はハーフプライサー部に所属する狼であると同時に心霊現象研究部の副部長を務めていた。《ウルフズベイン》の異名を持つ。相手の食欲を奪うようなグロいトークと痺れるような重い一撃を武器に戦う。
かつて山乃守と交際していたが、後輩の金城に惚れた為別れる。しかし金城に全く相手にされず、その為仙に嫉妬し、彼女を狼の世界から追放しようと試みたことが金城の逆鱗に触れ、金城の退部の引き金を引く。
ウルフヘア(-)
本名不明。烏田高校1年の女性狼。普段はおとなしい女の子だが食べ物を前にすると目の色が変わる。洋よりも後に狼になりビッグ・マムの店を縄張りにしている。
ビッグ・マムに洋は「幼女に手を出す最低のペド野郎。」と言われており、洋に対し非常に脅えている。
金城 優(かねしろ・ゆう)
私立烏田高校3年。長身の少年。オートバイを移動手段として利用する。
烏田高校に所属しているが特待生であり出席を免除されている。代わりに海外の大学の研究機関に所属している。
《魔導士(ウィザード)》の二つ名を持つ、西区最強の狼。買い物用のカートを片手で持ち上げる膂力がある。
東区最強の《オオカバマダラ》に勝利した実績がある。以前はハーフプライサー部に所属しており部長として部を牽引していたが脱会している。洋の成長を楽しみにしている。
壇堂 健治(だんどう・けんじ)
私立烏田高校の国語教諭であり、剣道部の顧問。《ダンドーと猟犬群》の総指揮者。学生時代がらスーパーを駆けている。彼一人を指して《ダンドー》と呼ぶ事もある。
茶髪(ちゃぱつ)
本名不明。私立烏田高校3年生で、洋らとたびたび半額弁当を争う女性狼。ふくよかで大変発育した乳房の持ち主。西区の無名の狼達の中では一番二つ名持ちに近い人物。
坊主(ぼうず)
本名不明。私立烏田高校2年生で、洋らとたびたび半額弁当を争う無名の狼。ドラゴンボールに登場するキャラクター、クリリンに瓜二つの外装をしている。
山木 柚子(やまき・ゆず)
丸富大学の4年生のリアルボクっ娘。《ガリー・トロット》の二つ名を持つ。半額神《ビッグ・マム》の弁当に心奪われ、東区の学校に所属するも西区のスーパーを縄張りにしている女性狼。ここ数年で一気に台頭した大手アパレルメーカーを経営している兄が3人いる。自身も大学卒業後は兄の会社に就職が内定している。ノーブラ派。
山原(やまはら)
私立烏田高校3年。剣道部に所属している少年。
顧問である国語教師の壇堂健治を筆頭とする《ダンドーと猟犬群》の代表であり、組織立って半額弁当を得る犬。洋と白粉を組織に誘ったが断られプライドを傷つけられた為、洋と白粉を目の仇にしている。

東区の狼

井ノ上 あせび(いのうえ・-)
丸富大学付属高校1年。長めの前髪で片目を隠し、季節に合わない厚めの服装をした少女。一人称は「あっち」。
井ノ上総合病院の院長の娘。自身では自覚していないが、頻繁に不幸に見舞われる。高所からの落下や車両に跳ねられるのは日常茶飯事であり、現在は長期間風邪に悩まされている。また、写真を撮ると必ずこの世のものでは無い物が写る。
ファミ部に所属しており、あやめの友人。ゲームショップでアルバイトをしており、そこで格闘ゲームの腕を鍛えている。
半額弁当争奪戦に参加することもあるが一度も弁当を入手したことがない犬未満の存在。ただし彼女が赴くところでは不幸が多発するため異例だが《死神》の二つ名を得ている。
遠藤 忠明(えんどう・ただあき)
丸富大学3年。白いコートを羽織る大柄な青年。
庶民経済研究部に所属し、《ガブリエル・ラチェット》を率いる。かつては《パッドフット》と呼ばれていたが、《オオカバマダラ》に勝利し《帝王(モナーク)》の二つ名を得た。最強の名前を求めて《魔導士》と相対することを望み、謀略を練る。
沢桔姉妹(さわぎしまい)
幼い頃から親の会社が経営するスーパーマーケットを遊び場にしており、その縁で半額弁当争奪戦に参加した経験を持つ。《オルトロス》の二つ名を得ていたが、ある事情により親元を離れて二人で暮している。
長らく半額弁当争奪戦から離れていたが、《ガブリエル・ラチェット》が残した情報に触れ、近隣のスーパーに現れるようになる。買い物カゴを利用し、二人で連携した戦いを行う。
沢桔 梗(さわぎ・きょう)
丸富大学付属高校2年にして同高生徒会長。鏡の双子の姉。長い髪の半ばから緩やかなカールがかかっている。
夢と現実を混同し奇矯な発言を行うが、語彙が不足しているため頻繁に言葉が詰まる。また嬉しいときも言葉に詰まり、悲しいときは滑らかに言葉を発する。
性的な事に関する語彙力は長けており、いかがわしい単語を口にしては妹を唖然とさせる。しかし、そのほとんどが意味を履き違えていることが多い。
沢桔 鏡(さわぎ・きょう)
丸富大学付属高校2年にして同高副生徒会長。梗の双子の妹。髪は短めだが、左右のもみ上げからひと房づつ髪が伸びている。
姉のフォローを行うことが自分の役割と認識しているが、奇矯すぎる発言に対しては自重を求める。
洋と二階堂が二人で姉妹を追いかけてきたことから、《ツードックス》の二つ名提案を行う。
ジョニー(-)
本名不明。非常に大柄な体格をした無名の男狼。洋とは何度か対戦がある顔馴染み程度だが、とある会話の最中に洋が彼のことを「ジョニー」と呼んだ為に便宜上ジョニーと称されている。カゴを利用した独特の攻撃を最も得意とする。
二階堂 連(にかいどう・れん)
丸富大学2年。片方の耳にピアスをつけた青年である。
庶民経済研究部に所属する《ガブリエル・ラチェット》の頭目。情報処理に長け、不明なことは自ら赴いて情報を得る活動家。
《オオカバマダラ》に憧れ、仲間とともに《ガブリエル・ラチェット》を組織立てた。現在は組織を解散し、無名の狼として弁当を求める。
山乃守 喨(やまのもり・りょう)
丸富大学の卒業生。在学時は庶民経済研究部に所属しており、《ガンコナー》の異名を持つ。
女好きで常に4〜5人の女性を囲っており、ヒモ生活を送る人間のくずである。
とある理由から洋にナンパのテクを教授する事になり、洋を弟分として可愛がっている。

その他地区の狼(※五十音順)

淡雪 えりか(あわゆき・-)
ハーフプライサー同好会が夏合宿の為訪れた『淡雪ロッジ』のオーナーの娘で中学3年生のツンデレ娘。
親の仕事を良く手伝う優しくて勝気な真希乃の親友。《ギリー・ドゥー》の相方も務めている女性狼。水泳部所属。
アン(-)
小学生の時に森丘に告白して彼氏彼女の関係なって以来ずっとラブラブな妖艶な高校1年生。
汗と筋肉フェチで、白粉の執筆した『筋肉刑事(マッスルデカ)シリーズ』の愛読者であり、陰で白粉を先生と呼び慕っている。また登場人物である「サイトウヒロシ刑事」のモデルが洋である事を薄々感づいている。
《大顎》(おおあご)
本名不明。女性狼。2つの買い物カゴを用いて相手をなぎ倒すスタイルからその名前が付いた。
大谷 昌義(おおたに・まさよし)
洋やあやめと同郷で有名国立大学に通う狼。佐藤家や著莪家に程近いスーパーマーケットに出没し、小柄な体格を活かした機敏な動きや跳躍力がある。
美人の女性狼を見ると見境無く手を出そうとする為、人喰いにして娘攫いのゴブリンの名である《ホブヤー》の二つ名を付けられ、女性狼からは嫌われている。
鬼灯ランのお兄ちゃんの一人であったが牧との交際を機に辞めた。
《毛玉》(けだま)
本名不明。細身の体にアフロヘアー、銀色のサングラスをかけた青年。
拠点を持たず各地を放浪するため、様々な情報に通じており、「歩くニュースペーパー」を自称するが、二階堂曰く、「浅く広い情報網しか持たない、ただ騒ぎ立てるだけの三流ゴシップ」とのこと。
響鉄平は学生時代の後輩に当たる。
企業戦士サラリーマン(きぎょうせんし・-)
平日の早朝のみ販売される駅弁『お粥弁当』を狙う社会人5人組。5人とも知り合いという間柄ではないが、余所者が弁当を奪いに来た時のみ手を組み妨害する。
レッド
赤いハンカチを胸ポケットに入れた男性。
グリーン
いつも草臥れた安物のスーツをきた男性。
ブルー
皺一つ無い青いピンストライプの入った高級スーツを着こなした男性。
イエロー
「らん☆らん☆る〜」と書かれた黄色いシャツを着た男性。
ピンク
下着が見える位薄いシャツを着たキャリアウーマン。
《天井の蜘蛛》(てんじょう-くも)
本名不明。長い黒髪とガリガリに痩せた体が特徴の男性狼。天井に張り付くことが出来、天井からの攻撃を武器とする。
《東北のカナリア》(とうほく・-)
本名不明。透き通った中性的な声を持つ男性狼。
響 鉄平(ひびき・てっぺい)
赤毛のツンツンヘアーとサングラスというパンクロッカーの様なファッションを好む狼。《サラマンダー》の二つ名を持ち、《ナックラヴィー》からは最強に最も近い狼で、相手になるのは《魔導士》クラスのみと評される凄腕。
出身は関東地方で《毛玉》とは先輩後輩の間柄。現在は東北の大学に通う。《毛玉》が近場に足を運んだ際には行動を伴にする等義理堅い性格。
女性狼に対してはセクハラ紛いの挨拶を交わす。
《ヘラクレスの棍棒》(-・こんぼう)
本名不明。沢桔姉妹の両親が勤務する会社が経営するスーパーマーケットチェーンを縄張りとしている狼。過去に《オルトロス》を駆逐と称し半額弁当争奪戦より永久追放した経歴の持ち主。《オルトロス》に対抗できる唯一の人物と自負している。
牧(まき)
洋やあやめと同郷で有名国立大学に通う女性狼。非常に大柄で恰幅がいい。大谷とは幼稚園から大学までずっと一緒の幼馴染である。
禊萩 真希乃(みそはぎ・まきの)
存在感の薄い天然ドジ眼鏡っ娘の中学3年生。《ギリー・ドゥー》の二つ名を持つ狼でもある。
運動が得意で水泳部に所属している。水泳の全国大会にも出場し、高校から特待生としてスカウトを受ける程の実力の持ち主。
嫌なことでも嫌とは言えない性格で、小学生の頃に人から嫌なことを押し付けられ困っていたところをえりかに助けられ、それ以降えりかと親友となる。えりかと共にいる事を望み彼女と同じ水泳クラブに入会し、中学校進学後はえりかと共に水泳部に入部する。
森丘 太蔵(もりおか・たいぞう)
《ナックラヴィー》の二つ名を持つ筋肉質の高校三年生。夏場でも革のコートを羽織っている。2歳年下のアンと長年交際しており、周囲からウザがられる程のバカップルぶりを発揮している。着ている服装は全てアンの好みである。

その他

石岡 勇気(いしおか・ゆうき)
洋の幼馴染。洋とは別の高校に進学した。劇中には登場せず、彼自身の間抜けなエピソードと、洋が彼に対して行った非道な仕打ちが洋の口から語られるのみである。女性にはモテない。
井ノ上父(いのうえ・ちち)
井ノ上総合病院の院長であせびの父親。娘の不幸体質で傷ついた洋を無償で精密検査と検査入院させてくれる優しい先生。
井ノ上母(いのうえ・はは)
あせびの母親。あせびと並んでいると姉妹のように見える位幼い外見をしている。
子供の頃から病弱な体質で井ノ上総合病院に入院していた時に、跡取り息子である現院長に一目惚れし結婚。あせびを出産した途端、今までの憑き物が落ちたかのように病弱な体質が改善され一切怪我や病気にかからなくなる。
内本 宏明(うちもと・ひろあき)
洋の同級生。マゾヒストであり、洋が白梅に制裁を受けている場面を見ては洋に同好の士になるよう求めている。
神田(かんだ)
洋の寮仲間で『夏のはじまりにバッドエンド事件』を体験した一人。資本主義の申し子。
木之下 桃(きのした・もも)
仙の同級生。バンドを組んでいる彼氏とラブラブな女子高生。
霧島(きりしま)
烏田高校男子寮で洋の隣の部屋に住む男子生徒。ロリコンであり、己の欲望が臨界点に達した時に世界に危機が訪れるらしい大変危険な人物。口癖は「第二次性徴が憎い。」
蔵田(くらた)
洋の寮仲間で『夏のはじまりにバッドエンド事件』を体験した一人。目的の為には手段を選ばぬ剛健。
警備のオッちゃん(けいび・-)
本名不明。丸富大学付属高等学校の警備員。マッチョなハゲ頭で洋を目の仇にしている。性格に問題があり、あまりのキモさに学校で話しかけてくるのはあやめとあせび位である。洋のことは「ひろし」と呼ぶ。
佐藤父(さとう・ちち)
陸上自衛隊に所属する洋の父親。旧姓は著莪。熱狂的なセガ信者である。
気合さえあればかめはめ波を撃てると信じており、早朝からに庭で「かぁーめーはーめーッ……波あぁあぁああああ!」と長時間月を吹き飛ばしかねないパワーを込めて大声で叫び続けたり、国家機密である職場の情報を某国に売り渡したり、猛吹雪の中にパンツ一枚で買い物に出て全裸で帰ってきたり、息子を乗用車で撥ねたりと破天荒な行動を繰り返す、近隣では知らない人間が居ないほど有名な存在。
著莪家の長男であるが、結婚の際に「著莪という名は普通の人は読めないだろうからいちいち説明するのが面倒。」という妻の一言で佐藤家の婿養子になる。正月の一族の会合の席で弟に大声で言い放った一言がきっかけで家族全員会合に呼ばれなくなるきっかけを作る。
佐藤母(さとう・はは)
洋の母親。ハンドルネームは「ネネ14歳」。
ネット廃人でRPG中毒者。家事をせずにネットにハマることもある。ゲームをプレイしている時は中学生になりきっており、そのキャピキャピとした迫真の演技は家族の誰もが鳥肌を立てるほどである。
著莪パパ(しゃが・-)
あやめの父親で佐藤父の弟。父も兄も自衛隊員だが大学院で博士号を修得し、現在は民間の医療機器関係の企業で研究職に就いている。
特別講師として訪れた母校である丸富大学付属高校で出会ったイタリアからの留学生の少女に手を出し結婚。中学生アイドルユニットの追っかけをしており、あやめが中学生になったあたりから娘を見る目つきが変わるなど、かなりアレな性癖の持ち主。
著莪ママ(しゃが・-)
あやめの母親。高校生の時に留学先の高校の特別講師だった著莪パパと結婚した為まだ若く、甥に当たる洋を始めとする親戚一同には本名の「リタ」と呼ばせている。
白梅パパ(しらうめ・-)
本名不明。白梅梅の父親。金髪で20代にも見える様な若々しい格好をしている。白梅の趣味に薄々勘付いているらしく、娘が男性を寄せ付けず、浮いた噂一つ無い事を心配しており、「誰でも良いから家に男を連れて来い」と常々娘に口癖のように語っては梅からきついお仕置きを受けている。
白梅ママ(しらうめ・-)
本名不明。白梅梅の母親。有名なファッションデザイナーである。娘より身長は低いが非常に娘と似ている。
田辺 清吾(たなべ・せいご)
烏田高校の卒業生。大学受験に失敗した後、予備校にも通わず就職活動もせずダラダラとした生活を送るニート。町で偶然あせびを目撃し一目惚れする。彼女と同じ学校に通う事を夢見て予備校に通うも我慢し切れずに、彼女のバイト先である『ゲーマーズショップ フォローミー』のバイト募集に応募し一緒に働くことになる。
広部 蘭(ひろべ・らん)
洋やあやめの小中学校時代の同級生であり、当時のクラスのマドンナ的存在。洋の幼馴染で初恋の相手でもある。
小学校時代に芸能界にスカウトされ、『鬼灯ラン(ほおずき・-)』の芸名で売り出し中の妹系アイドル。ニックネームは『ランラン』。私立三ノ輪高等学校に進学するも交換学生制度を利用して烏田高校に転校してきた事で洋と再会する。
非常に負けず嫌いの努力家であり、当時クラスの人気を二分していたあやめとは、幼馴染であり親友同士でありライバルの間柄であやめに対する憧れと共に常に対抗心を燃やしていた。
鬼灯ランのファンは一般に『お兄ちゃん』と呼ばれている。また、公式ファンクラブは存在しないが『観ラン者』という非公式サイトが存在しファンクラブと同様の機能を果たしている。
松葉 菊(まつば・きく)
東区に新しくできたスーパーの半額神。《マっちゃん》と親しみを込めて呼ばれる女性。先端は黄褐色に染色されているが根元は黒色の長髪をポニーテールにまとめている。
かつては東区の最強の狼《オオカバマダラ》あるいは《女帝蝶(モナークバタフライ)》として半額弁当争奪に参加していたが、《魔導士》に敗北したこと、付き合っていた男性から結婚を申し込まれたことから身を引く。
自分についてきた《ガブリエル・ラチェット》を放置したことに後悔を覚えていたが、《帝王》の謀略の際に決着をつけた。
紫華 蔓(むらさきけ・かずら)
仙の同級生。人に喜ばれることに生きがいを感じておりボランティア部に所属している。桃にいつもいいように振り回されている。桃にそそのかされて洋に対し色仕掛けを仕掛けた結果、唐突に意味不明な言葉を言い始めたり、5分おきに電話とメールをしてくる電波系の女子高生キャラとして洋に恐れられている。
矢部(やべ)
洋の寮仲間で『夏のはじまりにバッドエンド事件』を体験した一人。男兄弟ばかりの上に危うく親に男子校に入れさせられそうになるも必死に抵抗して烏田高校に入学。金髪ロシア美女のエロ画像収集が日課。又、クラスの女の子全員の使用済み靴下を手に入れるというギャルゲーをプレイしている。
槍水 茉莉花(やりずい・まりか)
仙の妹で入退院を繰り返す病弱な10歳。愛玩犬の様な可愛らしい少女。何でも信じる素直な子である。
お姉ちゃん子な甘えん坊で、姉を最強の狼として信じて疑わず、憧れを抱いている。
まだブラジャーを必要としない体型だが、洋の為に自分の胸を揉ませる大胆な一面を見せる。
あやめの謀略により洋から洗脳を施されてしまい、着々とセガ信者としての道を進む。

用語

ア行

アラシ(-)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解せず、礼儀を持たず半額弁当を求める人たちへの蔑称の一つ。新入部員の強化合宿中や文化祭期間中など期間限定ではあるが、一度に半額弁当を買い込んでいく人たちを指す。類義語に『豚』や『大猪』がある。
淡雪ロッジ(あわゆき・-)
淡雪えりかの両親が経営するロッジ。スキーシーズンには多くのスキー客で賑わう。ロッジの中は広く、4つの部屋に分かれており、5人が同時に入浴できる大きさの檜風呂も装備されている。
犬(いぬ)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解し、最低限の礼儀を弁えてはいるが腕が未熟で戦線の最前列に身を置く事の出来ない人たちへの呼称。
井ノ上総合病院(いのうえそうごうびょういん)
あせびの実家。あせびの不幸体質に巻き込まれた人は無償で治療を受けられる。
Mの兄弟(えむ・-・きょうだい)
内本が創立したマゾヒストの性癖を持つ人たちの集まる変態サークル。定期的に機関紙を発行し、合宿も行なうなど活動内容はそこそこ充実している。白梅梅後援会との業務提携を行なっている。
狼(おおかみ)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解し、それに則って礼儀を持って誇りを懸け、半額弁当争奪を行う人たちの総称。
大猪(おおじし)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解せず、礼儀を持たず半額弁当を求める人たちへの蔑称の一つ。半額弁当と半額惣菜を買い溜めに来た主婦を指す。類義語に『豚』『アラシ』がある。

カ行

カゴ(-)
どこのスーパーにも置いてある普通の買い物カゴの事。使い方によっては武器にも防具にもなるが習熟するには相当な鍛錬が必要。
ガブリエル・ラチェット(-)
丸富大学庶民経済研究会に所属する会員有志十数名で結成された部隊。本来は西区に大量発生した『豚』を駆逐する為に、《オオカバマダラ》をサポートする組織として二階堂連が結成した。組織の構成員について詳しい事は外に漏れてはおらず、当事者以外には分からない様徹底されている。また構成員以外にも協力者が多数いる。
神(かみ)
半額神のこと。
烏田高校(からすだこうこう)
正式名称は『私立烏田高等学校』で本作のメイン舞台となる高校。全寮制の進学校で『私立三ノ輪高等学校』と提携を結んでいて学生交換制度を取り入れている。
ゲーマーズショップ フォローミー(-)
井ノ上あせびがバイトしているゲームショップ。新作のゲームは数えるほどしか置いてはおらず、1世代前のゲームを中心に取り扱っている。月に一度ゲーム大会が行なわれ、昼間は小学生の部、夜は大人の部として開催される。尚、参加資格は3500円以上商品を購入することである。
月桂冠(げっけいかん)
神が太鼓判を押した特別な半額弁当。通常の半額シールではなく、店ごとに特別な半額シールが貼られる。
古狼(ころう)
一身上の都合で戦線から離脱した元狼。引退ではなく極稀に現場復帰する。一般的には元狼の中でも現役時代に二つ名を与えられていたクラスの狼でないと古狼とは呼ばれない。

サ行

The novel of Four o'clock(ざ・のべる・おぶ・ふぉー・おーくろっく)
白粉花が管理人を務める汗と筋肉が大好きな腐女子が集まるノベルサイト。Four o'clockは「オシロイバナ」という意味があり、直訳すると「白粉花の小説」という意味になる。『筋肉刑事(マッスルデカ)』シリーズや『脱ぎ捨てられたジャージ』シリーズ等白粉が執筆した小説がこのサイトに掲載されている。簡単にはアクセス出来ない仕組みになっているが、最近アクセス数が急上昇中である。
スルーア(-)
別名《亡者の群れ(ホースト)》とも呼ばれる。学園祭などの理由で多くの人間が半額になる前に弁当を買い求める現象のこと。

タ行

タンク
買い物用カートのこと。主に大猪が武器として使用する。

ナ行

西区(にしく)
作品の主な舞台となる土地の大まかな区分け。東区に所属する狼が主に使用する。私立烏田高等学校が存在する区域に当たる。対義語は東区。

ハ行

ハーフプライサー同好会(-どうこうかい)
私立烏田高等学校に存在する半額弁当争奪を目的として作られた組織。会長は槍水仙。元はハーフプライサー部という名前であったが仙以外の部員が一度に退部してしまい、部員不足により同好会に降格。洋と白粉も所属している。
同好会でありながら部室を与えられており、他の部より部屋は広い。また顧問の名前は烏田という理事長と同じ名前である。
作中では『HP同好会』と頭文字を取った略号で表記されている。ただ何も知らない学生からは『ホームページ同好会』の略であると勘違いされることもある。
半値印証時刻(はーふぷらいすらべりんぐたいむ)
スーパーマーケットの惣菜担当による半額シールが貼られる時間のこと。大体閉店1時間前の所が多い。夏場の食材の傷みやすい時期や長時間の停電などが発生した時にはこれを前倒しすることもある。
半額神(はんがくしん)
スーパーマーケット惣菜担当であり、惣菜や弁当に半額シールを貼る人。西区には《ジジ様》《アブラ神》《ビッグ・マム》、東区には《マっちゃん》などがいる。
東区(ひがしく)
作品の主な舞台となる土地の大まかな区分け。東区に所属する狼が主に使用する。丸富大学及び付属高校が存在する区域に当たる。対義語は西区。
豚(ぶた)
スーパーマーケット内での暗黙のルールを理解せず、礼儀を持たず半額弁当を求める人たちへの蔑称の一つ。主に一個人を指して使用する。類義語に『アラシ』『大猪』がある。
二つ名(ふた-な)
狼の中でも実力のある人を示す称号。まれに特別な事情により二つ名がつく場合がある。作中に出てくる二つ名の多くはイギリスの民話やギリシア神話をモチーフとしている。
亡者の群れ(ほーすと)
スルーアの項を参照。

マ行

筋肉刑事シリーズ(まっするでか-)
白粉花が執筆した極一部に大人気の小説。『サイトウヒロシ刑事』という人物が主人公で、サイトウ刑事の体のデリケートな部分が毎回辱めを受ける。何故か毎回一部の箇所において主人公の名前が「サイトウ」ではなく「サトウ」と誤記される為、ファンの間ではサトウと呼ぶのが常識となっており、サイトウと呼ぶ奴はとして扱われる。
丸富大学
東区にある大学。付属高校と併設されている。著莪パパは同大学の卒業生である。
丸富大学庶民経済研究部(まるとみだいがくしょみんけいざいけんきゅうぶ)
丸富大学の中にある半額弁当争奪を目的として作られた組織。現在の部長は遠藤忠明である。主に東区全域をテリトリーにしており、有能な狼の情報収集を目的としている。《ガブリエル・ラチェット》もここに所属している。
元々は東区に群がっていた豚や大猪を駆逐していた松葉菊をサポートする為の組織として発足した。その後東区から豚が姿を消した為活動内容を現在のものに変更した。
OBに大学のメインサーバーと部室のパソコンとを大学側に無断で直結させたものがおり、部室におりながら大学のメインサーバーを稼動させることができる環境にある。
丸富大学付属高校(まるとみだいがくふぞくこうこう)
正式名称は『私立丸富大学附属高等学校』で高偏差値の進学校。ほとんどの学生が丸富大学に進学する。著莪あやめや井ノ上あせび、沢桔姉妹が通っており、あやめの両親も同校出身である。
最近はスポーツにも力を入れており、多額の経費をつぎ込んで施設を改修したり特待生獲得に余念が無く、禊萩真希乃も特待生としてスカウトされた。

ヤ行

ラ行

ワ行


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


書誌情報

小説一覧

スーパーダッシュ文庫(集英社発行) 既刊8巻以下続刊
巻数 サブタイトル 第1刷発行日 第1刷発売日 ISBN 備考
1 サバの味噌煮290円 2008年2月27日 2008年2月25日 ISBN 978-4-08-630405-4
2 ザンギ弁当295円 2008年6月30日 2008年6月25日 ISBN 978-4-08-630430-6
3 国産うなぎ弁当300円 2009年1月28日 2009年1月25日 ISBN 978-4-08-630467-2
4 花火ちらし寿司305円 2009年7月29日 2009年7月24日 ISBN 978-4-08-630495-5
5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 2010年1月27日 2010年1月22日 ISBN 978-4-08-630528-0
5.5 箸休め 〜燃えよ狼〜 2010年4月28日 2010年4月23日 ISBN 978-4-08-630551-8 短編集
6 和栗おこわ弁当310円 2010年8月30日 2010年8月25日 ISBN 978-4-08-630561-7
7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 2011年2月28日 2011年2月25日 ISBN 978-4-08-630594-5
7.5 (仮) (2011年6月25日)

短編作品一覧

サブタイトル 掲載媒体 発表年月日 備考
1 佐藤洋、十六歳の誕生日[1] スーパーダッシュ文庫公式ホームページ内
特集サイトにて掲載
2008年6月15日 第5.5巻収録
2 名も無き狼たち 2009年1月15日
3 白粉花の週末
4 著莪あやめのお見舞い 第4巻発売記念サイン会にて限定配布 2009年10月24日
5 白粉花の夏休み スーパーダッシュ文庫公式ホームページ内
特集サイトにて掲載
2010年1月15日
6 モモとカズラと 2010年4月15日
7 天使の贈り物 2010年8月15日
8 男子寮と従姉とバレンタインデー 2011年2月15日
  1. ^ 公式ホームページ掲載時のサブタイトルは無題で、第5.5巻に掲載時に現在のサブタイトルが付けられた。

書き下ろし小説

『ベン・トー間食版』ジャンプSQ.(集英社発行)
2011年5・6月合併号掲載予定

コミック

『ベン・トーzero Road to witch』ジャンプSQ.(集英社発行)
漫画 - 柴乃櫂人 原作 - アサウラ
2011年5・6月合併号掲載予定

外部リンク