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「静岡県立修善寺工業高等学校」の版間の差分

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かつて、静岡県内の学内マラソンで有数の過酷さを誇ったマラソン大会。
かつて、静岡県内の学内マラソンで有数の過酷さを誇ったマラソン大会。


運動部系部員(特に野球部、レスリング部、陸上部員)は、顧問が設けた制限タイム以内で走らなければならない。<!--マラソンコース沿い[[1998年]]ぐらいまでは開催されていたが、国道をり危険なこともあり、****文意不明-->現在は[[日本サイクルスポーツセンター]]の5キロサーキットを2周してから修工まで自力で帰ってくる。約18キロのルートに短縮された。
運動部系部員(特に野球部、レスリング部、陸上部員)は、顧問が設けた制限タイム以内で走らなければならない。<!--マラソンコース沿い[[1998年]]ぐらいまでは開催されていたが、マラソンコースの交事情の変化もあり、現在は[[日本サイクルスポーツセンター]]の5キロサーキットを2周してから修工まで自力で帰ってくる。約18キロのルートに短縮された。


近年、多く見られる生徒の体力低下、マラソン大会の過酷さに対する批判により、初期のマラソンコースと比較して大幅に短く難易度は下がった。
近年、多く見られる生徒の体力低下、マラソン大会の過酷さに対する批判により、初期のマラソンコースと比較して大幅に短く難易度は下がった。

2011年4月25日 (月) 07:58時点における版

静岡県立修善寺工業高等学校(しずおかけんりつしゅぜんじこうぎょうこうとうがっこう)は、静岡県伊豆市にある県立工業高等学校。地元では修工(しゅうこう)と呼ばれている。校訓は「至誠」。校歌は井上靖の作詞による。2010年に、隣の伊豆の国市にある静岡県立大仁高等学校と統合し静岡県立伊豆総合高等学校として、新しい歴史が始まることになる。


設置学科

全日制課程

  • 工業科(機械・電気・情報技術・建築)

 機械科は機械類型・電子機械類型に分けられる。 平成17年度以前は、全日制課程工業科(機械・電子機械・電気・情報技術・建築)であった。

沿革

  • 1935年(昭和10)4月 北狩野村立中堅農民学校
9月 北狩野村立中堅農民青年学校
  • 1941年(昭和16)4月 組合立中豆農学校
  • 1948年(昭和23)4月 県立中豆農業高等学校
  • 1957年(昭和32)4月 県立修善寺高等学校
  • 1964年(昭和39)4月 県立修善寺農林高等学校
  • 1961年(昭和36)4月 県立修善寺工業高等学校
  • 2010年(平成22)4月 県立伊豆総合高等学校

所在地

  • 〒410-2401 静岡県伊豆市牧之郷892
北緯34度58分56.3秒 東経138度57分23.6秒 / 北緯34.982306度 東経138.956556度 / 34.982306; 138.956556

校章

天城連山と狩野川の清流を図案化し、二つのSを組み合わせ中央に「工」の文字を配したもの。二科会会長(当時)で芸術院会員の東郷青児により、創作された。

校歌

校歌は昭和30年代に芥川賞作家井上靖によって作詞された。作曲家芥川也寸志が曲をつけた。

特色

土曜・夢講座
平成14年度から完全学校週5日制となった関係で、土曜日に主に資格習得を目的とした「土曜・夢講座」を主催している。

入試

募集定員と募集割合
機械科 定員40名(ただし、機械類型・電子機械類型の合計定員が40名)
前期は定員に対して50%程度(ただし、機械類型・電子機械類型の各25%程度)
電気科 定員40名
情報技術科 定員40名
建築科 定員40名
志願方法
志願できる学科1学科み志願できる。
ただし、機械科を志願する場合は機械類型区分Iと電子機械類型は区分IIを選択する。

前期選抜

自己アピールによる個人面接。
  • 制限時間5分で自己アピールする。自己アピールの内容は、志願者の学習活動、特別活動、ものづくり、資格、文化・体育的活動等についてである。自己アピールに必要な作品・資料等を面接室に持ち込んだり、実技による自己アピールが認められる。発表にあたっては事前に原稿を用意し、それを読み上げてもかまわない。
  • 場所は、教室(一般系)・体育館半面(体育系)を選択できる。

教室での自己アピール

  • 教室(一般系)は主に作品や資料等による発表を想定している。
    学校が準備する物
    • 作品や資料等の置き台(生徒用机2個)
    • 電源(延長コード)
    • テレビデオ
    • 掲示板(1.8m×1.2m)

体育館での自己アピール

  • 体育館半面(体育系)は主に体育実技等による発表を想定している。
    学校が準備する物
    • 野球用防球ネット(投・打)
    • 卓球台(壁打ち)
    • マット(6枚)
    • バスケットゴール
    • テレビデオ

その他

  • これ以外の自己アピールに必要な持参品ある場合、「面接・実技検査に関する事前調査票」に書き込む。
  • また、持参品は当日持込が原則であるが、持参品の性質上、当日持込が困難な場合には、事前にその旨を上記書類に「前日」と書き込む。
グループ意見交換による集団面接。
  • 集団面接は、「求める生徒像」に基づいて評価をする。
  • 制限時間は、約15分である。
  • 横一列に3~5人程度が面接官に対面した状態で、行うことが多い。
  • やり方は、一問一答とグループ意見交換の2つの形態である。
  • 一問一答は同じ質問に対して、全員が順次答える。(例えば、右の人から順次答える)
  • グループ意見交換は、決まられたテーマに対し順に意見を述べて、グループ内で感想や質問を交換し合う形態である。
  • テーマは、一般的な中学生なら知っているべきものである。

施設

敷地の広さ
敷地の広さは、約4万9000m²で静岡県内有数の広さを誇り、グランドも広く、水はけが良好であった。ただ、近隣のトンネル工事の土砂を搬入して一部を埋め立てた影響で、以前に比べて水はけが悪くなった。
創造・夢工房
平成12年度に生徒の手で、電気科棟の近くに「創造・夢工房」という建物を建てた。しかし、新構想高校の設立のため旧校舎と同様に解体され、現在は無い。
至誠館
体育館横、校門近くにある2階建ての建物。中には、同窓会関係の部屋と合宿関係の部屋がある。近年では郷土芸能部がここを拠点に部活動を行っているので、建物1階の大きな部屋(多目的か食事室と思われる)には、とても大きな太鼓などがある。至誠館裏にはレスニング場があり、外に出なくても行き来できる。

井上靖文学碑

創立30周年を記念して設置された2つの碑。井上靖の碑と井上靖が作詞した校歌碑がある。 碑文の銘は「山河 美しければ こころ 美し」。


学校行事

  • 修工祭 10月上旬
  • 修工ロードレース大会(通称:修工マラソン) 11月下旬

部活動

近年は自転車競技部・レスリング部が、インターハイによく出場している。また野球部は全国大会出場こそ無いものの静岡県内では実力校として知られており、1976年の選手権県大会で準優勝するなど時折上位に進出している。文化部系では郷土芸能部(全国高等学校総合文化祭)、放送部(NHK杯全国高校放送コンテスト)が全国規模の大会に出場している。

運動部
  • ハンドボール
  • サッカー
  • バスケットボール
  • 陸上
  • バレーボール
  • テニス
  • レスリング 修工レスリング部OB会 
  • 弓道
  • 自転車
  • 剣道
  • バドミントン
  • 柔道(部員数減少につき休部中)
  • 山岳
  • 卓球
  • 野球
文化部

主な出身者

その他

修工ロードレース大会(別名:修工マラソン)

かつて、静岡県内の学内マラソンで有数の過酷さを誇ったマラソン大会。

運動部系部員(特に野球部、レスリング部、陸上部員)は、顧問が設けた制限タイム以内で走らなければならない。本高校独自の体操で、保健体育の準備体操はこれの流れを組む。

関連項目

外部リンク