コンテンツにスキップ

「クトナー・ホラ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: ka:კუტნა-ჰორა
Emadimig (会話 | 投稿記録)
70行目: 70行目:
* {{flagicon|DEN}} [[リングステ]], [[デンマーク]]
* {{flagicon|DEN}} [[リングステ]], [[デンマーク]]
* {{flagicon|UK}} [[スタンフォード (リンカンシャー)|スタンフォード]], [[イギリス]]
* {{flagicon|UK}} [[スタンフォード (リンカンシャー)|スタンフォード]], [[イギリス]]
* {{flagicon|POL}} [[タルノスキゴーリ]], [[ポーランド]]
* {{flagicon|POL}} [[タルノスキグルィ]], [[ポーランド]]


==参考==
==参考==

2011年8月16日 (火) 05:24時点における版

クトナー・ホラ
聖バルボラ教会からの眺め
聖バルボラ教会からの眺め
クトナー・ホラの市旗 クトナー・ホラの市章
位置
クトナー・ホラの位置の位置図
クトナー・ホラの位置
座標 : 北緯49度57分 東経15度16分 / 北緯49.950度 東経15.267度 / 49.950; 15.267
歴史
建設 13世紀
市長 Ivo Šalátek
地理
面積  
  域 33.05 km2
標高 254 m
人口
人口 (2006年現在)
  域 21,142人
    人口密度   640人/km2
公式ウェブサイト : www.kutnahora.info

クトナー・ホラチェコ語Kutná Hora中世チェコ語:Hory Kutnéドイツ語:Kuttenberg)は、チェコ中央ボヘミア州の都市。13世紀から16世紀プラハを凌ぐ経済・文化・政治都市だった[1]1995年から、市中心部がUNESCO世界遺産に登録された[2]

歴史

クトナー・ホラの町は銀鉱から発祥し、13世紀の間経済的に潤った。銀が産出された最も古い記録は10世紀に遡る。現在クトナー・ホラの一部であるマリーンからは、985年から995年に製造された銀製通貨ディナールが発見されている。市の歴史転換点となったのは、1300年ボヘミアヴァーツラフ2世によって新たな王立銀鉱山に指定されたことだった。これは、鉱山の操業のための必要性と技術同様、全ての行政権を明確に記した合法的な記録だった[3] 。市はめまぐるしい早さで発展し、1419年にフス戦争が勃発した時には、代々のボヘミア王が好んだ邸宅を抱えていたことから、ボヘミアでプラハの次に重要な都市となっていた。1419年1月18日、クトナー・ホラで神聖ローマ皇帝ヴェンツェルは、有名なクトナー・ホラの法令に署名した。

1420年、皇帝ジギスムントは、フス派急進勢力ターボリテーターボルの町を拠点とした)に対する攻撃を仕掛けた際、クトナー・ホラを拠点とした(この攻撃は失敗に終わった)。クトナー・ホラはヤン・ジシュカに攻略された。同時代に争う党派の調停後、ターボリテーの手中に町が再び陥落するのを妨げようとした神聖ローマ帝国軍によって、1422年、町に火が放たれた。それでもなおジシュカは町を手放さず、ボヘミア人保護かで新たな繁栄の時代を迎えた。1541年、資源に富んだ鉱山が絶望的に水浸しになった。皇帝フェルディナント1世に対しボヘミアの反乱が起きている最中であり、市は全ての特権を失った。黒死病に繰り返し苛まれ、三十年戦争の脅威でクトナー・ホラは廃墟と化した。平和が回復されてからの、廃れた鉱山を修復する試みは失敗に終わった。町は再び貧しくなり、1770年には大火に見舞われた。鉱山は18世紀終わりまで見捨てられていた。

建築物

クトナー・ホラと隣接するセドレツの町は世界遺産に登録されている。地域にある最重要の建築物はゴシック様式で、5つの本堂を持つ14世紀の聖バルボラ教会、13世紀終わりに建てられたかつての王宮で硬貨鋳造所であったイタリア宮がそれにあたる。ゴシック様式の『石の家』は1902年から博物館として利用されており、国内有数の公文書を保管している。ゴシック様式の聖ヤクプ教会は83メートルの塔を持つ。セドレツには、ゴシック様式の聖母教会と有名なセドレツ納骨堂がある。

みどころ

関連項目

姉妹都市

参考

  1. ^ Discover Czech”. 2007年3月7日閲覧。
  2. ^ UNESCO page on Kutná Hora”. 2007年3月7日閲覧。
  3. ^ Town history”. 2007年3月7日閲覧。

外部リンク