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「ウルトラマンサーガ」の版間の差分

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== 主題歌 ==
== 主題歌 ==
* [[DiVA]] 『Lost the way』
* [[DiVA]] 『Lost the way』
; 作詞:[[秋元康]] 作曲:[[小内喜文]] 編曲:[[D.L.M]]
; 作詞:[[秋元康]] 作曲:小内喜文 編曲:D.L.M


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2012年2月11日 (土) 10:06時点における版

ウルトラマンサーガ
監督 おかひでき
脚本 長谷川圭一
出演者 DAIGOBREAKERZ
つるの剛士
杉浦太陽
秋元才加(AKB48)
梅田彩佳(AKB48)
宮澤佐江(AKB48)
増田有華(AKB48)
小林香菜(AKB48)
佐藤すみれ(AKB48)
島田晴香(AKB48)
布川敏和
斉藤りさ
加瀬尊朗
小野寺丈
木之元亮
鈴木繭菓
中丸シオン
黒部進
森次晃嗣
団時朗
高峰圭二
真夏竜
宮野真守
東国原英夫
音楽 原文雄
主題歌 DiVA『Lost the way』
撮影 髙橋創
製作会社 「ウルトラマンサーガ」製作委員会
配給 松竹
公開 日本の旗2012年3月24日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
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ウルトラマンサーガ』は、2012年3月24日に全国松竹系映画館にて公開予定の円谷プロダクション製作の特撮映画作品。

キャッチコピーは「僕らにはまだ、輝く希望がある!!」「誰も見たことのないウルトラマン。」「あきらめるな!!

概要

本作は『ウルトラマンシリーズ45周年記念作品』第2弾として制作されている。

当初は2011年冬に公開される予定だった。また企画時のタイトルは『ゼロ・ダイナ・コスモス ウルトラマンサーガ 未来を抱きしめて

近年でも『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でTVシリーズ最終回より約11年ぶりに登場して大怪獣バトルのZAP SPACYのメンバーや光の国のウルトラマンと共演し、2012年に15周年を迎えるウルトラマンダイナ、2011年で10周年を迎えたウルトラマンコスモス、そして最新ヒーローであるウルトラマンゼロを中心としたウルトラ戦士と怪獣軍団の決戦を描く。

コスモスが映画に登場するのは、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来9年ぶりであり、3月にウルトラシリーズの映画が公開されるのは、『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』以来12年ぶりになる。

特徴

  • ウルトラシリーズでは初となる3Dでの公開となる。2D版も同時公開予定。
  • 近年のウルトラシリーズ作品では、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』以来久々の地球が舞台(ゼロにとっては初)となり、久しく使用されていなかったミニチュア特撮も復活する。
  • 主要キャストにおいては、映画初主演となるBREAKERZDAIGOがゼロの新たな人間体となるタイガ・ノゾムを演じ、つるの剛士杉浦太陽もそれぞれアスカ(ダイナ)、ムサシ(コスモス)役で出演。さらに黒部進森次晃嗣団時朗高峰圭二真夏竜も、それぞれのウルトラ兄弟役で出演する。
  • アスカを含めた特捜チームスーパーGUTSのその後が描かれる。『ダイナ』当時のキャストが同じ役で出演するのは(劇場版では)『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』以来である。
  • ウルトラマンシリーズでは初の全員女性隊員の防衛チームであるチームUが登場し、隊員役に秋元才加梅田彩佳宮澤佐江増田有華小林香菜佐藤すみれ島田晴香AKB48メンバー7人が出演する[1]。これまでのシリーズでは、『ダイナ』の「キティ小隊」や『ウルトラマンガイア』の「チームクロウ」のように、一部隊のメンバーが女性ばかりというのはあったが、防衛チーム隊員全員が女性なのはこれが初めてである[2]
  • 敵側の主要キャラとして、強豪怪獣であるゼットンの新たな形態ハイパーゼットンが登場。また『帰ってきたウルトラマン』最終回でゼットンを操ったバット星人が本作においてもハイパーゼットンを操るボス的な役割で登場し(『帰マン』もまた2011年で40周年を迎えている)、その声を前宮崎県知事の東国原英夫が担当する[3]

ストーリー

光の国のウルトラ戦士と共にウルトラマンベリアルと戦った後、宇宙で旅を続けていたウルトラマンダイナは、ある次元の地球から助けを呼ぶ声を聞きつける。その地球にダイナ、コスモス、ゼロ、ウルトラ兄弟らが集結し、地球をある実験場にしようと企むバット星人が送り込むハイパーゼットンや怪獣軍団に立ち向かう。

登場人物

主要人物

タイガ・ノゾム(ウルトラマンゼロ)
スーパーGUTSのルーキー隊員。「フィニッシュ!」が口癖。
破天荒な面もあるが勇敢であり、その勇気ある行動に共感したゼロと一体化するも、ウルトラマンの力を素直に受け入れられず、ゼロへの変身を徹底的に拒む。
アスカ・シン(ウルトラマンダイナ)
かつてウルトラマンダイナとなって戦ったスーパーGUTSの隊員。本作の軸となる人物。
TVシリーズの最終回において暗黒惑星グランスフィアを倒した後、その消滅に伴う重力崩壊から脱出できずにワームホールに呑みこまれ、生死不明となった。そのことから『ダイナ』の世界では「人類を守るため宇宙に消えた伝説の英雄」と称されている。本作はその後の物語を描くものとなっている[4]ため、事実上彼を軸に物語が進んでいく。
本作の舞台となる地球にはウルトラマンとして初めて現れてチームUや子供達の尊敬と信頼を一身に集め(子供達によるダイナのイラストが数多く描かれている)、後にやって来たタイガとムサシはかつて伝説の英雄アスカがこの地球を訪れていたことを知って彼を探すことになる。
春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)
かつてウルトラマンコスモスと一体化して戦ったTEAM EYESの隊員。
『コスモス』の世界では遊星ジュラン開拓チームのリーダーとなり保護した怪獣たちを移住させる夢を実現させていた。また同じ隊員だったアヤノと結婚し、ソラという息子も生まれている。別次元の地球の危機を知り、再びコスモスと一体化する。
ダイナや光の国のウルトラ戦士達とは本作で初対面する。

チームU

バット星人に侵略された地球における「最後の砦」となって子供たちを守る「地球防衛隊」の防衛チーム。

アンナ
22歳。チームUのリーダー。抜群の運動神経を持ち、サワ・ミサトとともに戦闘班を務める。タンクトップを着用。姉御肌で誰からも頼られているが、特にサワとは強い絆で結ばれている。チームUの医療担当のリーサを妹に持つ。
スーパーGUTSのリョウと同じく防衛隊の中で女性隊長になるのは『ウルトラマンティガ』のGUTSのイルマ隊長以来である。
サワ
20歳。男勝りで負けず嫌いなチームUの戦闘班メンバー。その能力は高く、特攻隊長を自称。危険を顧みない勇気ある行動で作戦を何度も成功に導く。赤いスカジャンと頭のバンダナを着用。アンナとの付き合いは長く共に良き理解者である。また彼女のことを「カシラ」と呼ぶ。
ミサト
22歳。チームUの副リーダー。チーム随一といわれる戦闘知識を活かして作戦参謀的な役割を担う事も多い。ベレー帽を愛用。その冷静沈着な性格から映し出されるクールな表情とは裏腹に、子供たちへの愛情は深い。
ノンコ
19歳。チームUの整備班で各種装備のメンテナンスを担当している。整備工を営む家庭で機械に包まれて育った生まれながらの整備士。関西弁が特徴。明るくおおらかな性格で、同じ整備班のマオミとはよいコンビである。
リーサ
18歳。アンナの妹で、チームUの医療担当。一人の寂しさを知るがゆえ、暖かい眼差しで子供たちを見つめ、いつも笑顔を絶やさない心やさしき少女。
マオミ
19歳。チームUの整備班でメガネがトレードマーク。ノンコと共に各種装備のメンテナンスを担当している。保育園を営む家庭に生まれた。
ヒナ
18歳。チームUの通信オペレーター。チームUと行動を共にしている子供たちをいつかは親たちに会わせてあげたいと心から願い、通信を続けている。

地球に残された子供たち

無人と化した地球に残された数少ない子供たち。自分たちを勝手に『チームUのアンダーメンバー』と位置付けており、日々彼女達をサポートしている。

タケル(9歳)
サーヤ(9歳)
リツ(8歳)
ミコ(8歳)
レン(7歳)
ケン(6歳)
ヒロ(6歳)
クー(6歳)
カナタ(5歳)

ネオフロンティアスペース

『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』の世界。

スーパーガッツ(S-GUTS)

アスカ・シンがかつて所属し、タイガ・ノゾムが所属する特捜チームで、『ダイナ』の世界における防衛チーム。各登場人物の詳細についてはスーパーGUTSメンバーを参照。

現在は地球のみならず火星にも拠点をおき、かつてアスカと共に戦った以下の隊員たちは火星の前線部隊に所属し「スーパーGUTSマーズ」とも呼ばれる。

ユミムラ・リョウ
S-GUTSの隊長。かつてはアスカと共に隊員として戦った。
破天荒なタイガに手を焼きつつもかつてのアスカの面影を感じ、アスカと同様の可能性を感じている。
カリヤ・コウヘイ
S-GUTSの副隊長。リョウと同じくかつては隊員であった。考古学に精通し、常に冷静。
隊員時代に愛用していたTPCの備品のマグカップは今も変わらず使っているようである。
ナカジマ・ツトム
S-GUTSの科学班主任。リョウ・カリヤ同様かつては隊員であった。
TVシリーズ最終話でアスカに語った様に「人に認められる科学者」として様々な研究活動を行い、現在は闇に消えたアスカに追いつけるようにと時空移動を可能にするネオマキシマ新型機を開発中である。

地球平和連合TPC

『ダイナ』の世界における地球環境整備と宇宙開発を目的とするS-GUTSの上層組織。詳細は地球平和連合TPCを参照。

ヒビキ・ゴウスケ
TPCの総監で元S-GUTSの隊長。豪放磊落な性格で、隊長時代はアスカをはじめコウダ・リョウ・カリヤ・ナカジマ・マイのS-GUTSメンバーを厳しくも温かく鍛え見守った。
現在はTPC総監として現S-GUTSメンバーを温かく見守ると同時に、伝説の英雄アスカが闇に消えた日を「アスカ記念日」として自ら祝っている。本作ではちょうど15回目の「アスカ記念日」を迎えることになる。
コウダ・トシユキ
TPC宇宙開発局参謀で元S-GUTSの副隊長。最初は隊員だったが、『ダイナ』中盤で副隊長に昇格。
『ダイナ』ではアスカに「無茶だ」と言わせたこともあるほどの熱い性格の持ち主だったが、現在も宇宙開発局参謀という太陽系全てを統括する管理職にありながらその性格は変わっていないようである。

コスモスペース

『ウルトラマンコスモス』の世界。

春野綾乃(アヤノ)
かつてのTEAM EYESの隊員。旧姓は森本。現在はムサシと結婚し、遊星ジュランに移住している。
詳細はTEAM EYESメンバーの「モリモト アヤノ隊員」を参照。
春野ソラ
ムサシとアヤノの間に生まれた息子。

M78ワールド

ウルトラ兄弟等M78星雲光の国のウルトラ戦士達の世界。

ウルトラ兄弟(レジェンド5)

幾度と無く地球を守ってきた光の国のウルトラ戦士達。多くの兄弟の中から今作では下記の5人が登場。怪獣兵器軍団と戦う。

ハヤタ・シン(ウルトラマン)
ウルトラ兄弟の二男。
モロボシ・ダン(ウルトラセブン)
ウルトラ兄弟の三男であり、ゼロの父。
郷 秀樹(ウルトラマンジャック)
ウルトラ兄弟の四男。
北斗 星司(ウルトラマンエース)
ウルトラ兄弟の五男。
おおとりゲン(ウルトラマンレオ)
ウルトラ兄弟の七男であり、ゼロの師匠。

登場メカニック・アイテム・その他用語

Uローダー
チームUが開発した対怪獣用戦闘マシン。戦闘機とロボットなど2つの形体に変形可能とされる。
ガッツイーグルα(イーグルジェット)
スーパーガッツの主力戦闘機の1つ。以前はアスカがよく搭乗していたが、現在はタイガが使用している。
遊星ジュラン
『ウルトラマンコスモス』に登場したパラスタンの惑星。以前、劇場版『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』でサンドロスの尖兵・スコーピスがパラスタンを倒し壊滅状態に追い込まれたが、現在は「怪獣と人類の共存出来る場所」として復興を遂げた。

登場ウルトラマン

ウルトラマンサーガ

  • 身長:58メートル
  • 体重:4万5000トン
ゼロ・ダイナ・コスモスの三人の心が一つになって誕生した新たなウルトラ戦士。全身に輝く神秘的な光のオーラを纏う。強力なエネルギーサーガエフェクトを使った様々な技で戦う。
ウルトラ戦士が合体して、新たなウルトラマンが登場するのはウルトラマンメビウスフェニックスブレイブ(映画での登場に絞ればウルトラマンメビウスインフィニティー)以来である。

必殺技・武器

サーガブレス
サーガプラズマー
サーガパンチャー
サーガスラッシャー
サーガシューター
サーガカッター

登場怪獣

怪獣兵器はハイパーゼットンから撃ち出されたスフィア細胞を核としている。

キャスト

  • 春野綾乃(アヤノ):鈴木繭菓
  • 春野ソラ:橋爪龍
  • ハヤタ・シン / ウルトラマン(声):黒部進
  • モロボシ・ダン / ウルトラセブン(声):森次晃嗣
  • 郷秀樹 / ウルトラマンジャック(声):団時朗
  • 北斗星司 / ウルトラマンA(声):高峰圭二
  • おおとりゲン / ウルトラマンレオ(声):真夏竜

声の出演

スタッフ

主題歌

  • DiVA 『Lost the way』
 作詞:秋元康 作曲:小内喜文 編曲:D.L.M

脚注

出典

関連項目

外部リンク