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「マロン (植物)」の版間の差分

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*[http://allabout.co.jp/study/french/closeup/CU20060719A/index.htm シャテーニュとマロンについての記事]
*[http://allabout.co.jp/study/french/closeup/CU20060719A/index.htm シャテーニュとマロンについての記事]
*[http://www.chataigne-ardeche.com/fr/faq/faq.html シャテーニュとマロンの違い(フランス語)]
*[http://www.chataigne-ardeche.com/fr/faq/faq.html シャテーニュとマロンの違い(フランス語)]

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2012年4月15日 (日) 04:47時点における版

セイヨウトチノキの実
シャテニエの結実

マロン: marron)は、フランス語で、ブナ科クリ属の木であるシャテニエ(: châtaignierヨーロッパグリ、学名Castanea sativa)の実、または、トチノキ科トチノキ属の木であるマロニエ(marronnier、セイヨウトチノキ、学名Aesculus hippocastanum)の実のことである。

通常マロンと呼ばれるのは、シャテニエの実、つまりクリである。ただし、シャテニエの実はシャテーニュ (: châtaigne) とも呼び、使い分けられる。概してニホングリのようにイガの中に2~3個の小さな種子が入っているのがシャテーニュ、1つの大きな種子が入っているのがマロンと呼ばれる。マロングラッセに使われるのはマロンである。シャテーニュは皮を剥くのが大変で食べにくいため、一部はペーストやパウダーに加工されるが、そうしたシャテーニュを原料とした加工食品も「マロン~」と呼ばれることが多い。

マロンとは本来はマロニエの実を指したが、マロングラッセに使うマロニエの実をクリで代用したことから、クリのこともマロンと呼ぶようになったと言われる。ただし、マロニエの実を食べるにはあく抜きが必要であり、フランスを含め現在のヨーロッパでは食用にはしない。マロニエの実は、マロン・ダンド(: marron d'Indeインドのマロン)とも呼ぶ。

なお英語栗色を表す“: maroon”はフランス語の“: marron”に由来する。

関連項目

外部リンク