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* [[ワシントン・ナショナルズ]](2010 - 2011)
* [[ワシントン・ナショナルズ]](2010 - 2011)
* [[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]] (2011)
* [[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]] (2011)
* [[ミネソタ・ツインズ]] (2012 - )
* [[ミネソタ・ツインズ]] (2012)
* [[サンディエゴ・パドレス]] (2012~)
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'''ジェイソン・スコット・マーキー'''(Jason Scott Marquis, [[1978年]][[8月21日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[ニューヨーク州]]出身の[[プロ野球選手]]([[投手]])。[[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]]所属。
'''ジェイソン・スコット・マーキー'''(Jason Scott Marquis, [[1978年]][[8月21日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[ニューヨーク州]]出身の[[プロ野球選手]]([[投手]])。[[ディエゴ・パス]]所属。


苗字のスペルは「Marquis」で、「'''s'''」が入っているが、基本的には発音せずに、'''マーキー'''及び'''マーキィ'''と読む。しかし、資料によっては'''マーキース'''と、表記されている場合もある。
苗字のスペルは「Marquis」で、「'''s'''」が入っているが、基本的には発音せずに、'''マーキー'''及び'''マーキィ'''と読む。しかし、資料によっては'''マーキース'''と、表記されている場合もある。
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{{by|2003年}}は、ローテーションを外れてリリーフでの登板が中心になった。しかし、制球難は解消されず自己ワーストの防御率5.53を記録してしまった。同年12月14日に、[[J.D.ドリュー]]および[[イライ・マレーロ]]とのトレードで、[[レイ・キング]]および[[アダム・ウェインライト]]と共に[[セントルイス・カージナルス]]に移籍。
{{by|2003年}}は、ローテーションを外れてリリーフでの登板が中心になった。しかし、制球難は解消されず自己ワーストの防御率5.53を記録してしまった。同年12月14日に、[[J.D.ドリュー]]および[[イライ・マレーロ]]とのトレードで、[[レイ・キング]]および[[アダム・ウェインライト]]と共に[[セントルイス・カージナルス]]に移籍。


{{by|2004年}}は、カージナルスで先発ローテーションに入り、自己ベストの15勝を挙げた。{{by|2005年}}も、ローテーションの一角として登板し、13勝(14敗)を挙げるが、前年と比べ、やや不安定な成績になったが、打撃では打率.310・メジャー初本塁打を記録し、[[シルバースラッガー賞]]を受賞した。
{{by|2004年}}は、カージナルスで先発ローテーションに入り、自己ベストの15勝を挙げた。<br />
{{by|2005年}}も、ローテーションの一角として登板し、13勝(14敗)を挙げるが、前年と比べ、やや不安定な成績になったが、打撃では打率.310・メジャー初本塁打を記録し、[[シルバースラッガー賞]]を受賞した。


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{{by|2010年}}は開幕から3試合続けて乱調した後、肘の遊離軟骨に異常が見つかり骨片除去手術を受ける。8月に復帰後は10先発で2勝6敗、防御率4.29、WHIP1.51の投球を見せた。
{{by|2010年}}は開幕から3試合続けて乱調した後、肘の遊離軟骨に異常が見つかり骨片除去手術を受ける。8月に復帰後は10先発で2勝6敗、防御率4.29、WHIP1.51の投球を見せた。


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{{by|2011年}}7月30日に[[ザック・ウォルターズ]]とのトレードで[[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]]へ移籍。<br />
12月22日、[[ミネソタ・ツインズ]]と1年契約総額300万ドルで合理した。<ref>http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111221&content_id=26224184&vkey=news_mlb&c_id=mlb</ref>
しかし、5月に戦力外通告を受け<ref>http://minnesota.twins.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120522&content_id=31973430&vkey=news_min&c_id=min</ref>、マイナーに降格し、26日には放出された。その後、[[サンディエゴ・パドレス]]へ移籍した。


== 年度別投手成績 ==
== 年度別投手成績 ==

2012年6月15日 (金) 11:41時点における版

ジェイソン・マーキー
Jason Marquis
ミネソタ・ツインズ #21
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク州マナセット
生年月日 (1978-08-21) 1978年8月21日(45歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 ドラフト1巡目
初出場 2000年6月6日
年俸 $7,500,000(2011年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイソン・スコット・マーキー(Jason Scott Marquis, 1978年8月21日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身のプロ野球選手投手)。サンディエゴ・パドレス所属。

苗字のスペルは「Marquis」で、「s」が入っているが、基本的には発音せずに、マーキー及びマーキィと読む。しかし、資料によってはマーキースと、表記されている場合もある。

経歴

1996年のMLBドラフトアトランタ・ブレーブスから1巡目(全体35位)で指名され入団。2000年にメジャーデビューを果たし、15試合に登板。2001年は、ブレーブスの先発ローテーションに入って、3.00台の防御率で、5勝(6敗)を記録した。

2002年は、前年に引き続き、ローテーション投手として登板するが、肩に痛みが出て制球難に陥った[2]。同年に挙げた勝利は8勝(9敗)で、またもや2ケタ勝利には手が届かなかった。

2003年は、ローテーションを外れてリリーフでの登板が中心になった。しかし、制球難は解消されず自己ワーストの防御率5.53を記録してしまった。同年12月14日に、J.D.ドリューおよびイライ・マレーロとのトレードで、レイ・キングおよびアダム・ウェインライトと共にセントルイス・カージナルスに移籍。

2004年は、カージナルスで先発ローテーションに入り、自己ベストの15勝を挙げた。
2005年も、ローテーションの一角として登板し、13勝(14敗)を挙げるが、前年と比べ、やや不安定な成績になったが、打撃では打率.310・メジャー初本塁打を記録し、シルバースラッガー賞を受賞した。

2006年は14勝を挙げたものの、防御率6.02、リーグワーストの16敗と35本の被本塁打を記録。ポストシーズンでは、ディビジョンシリーズでは救援投手としてロースター入りしたが、登板機会はなく、リーグチャンピオンシップシリーズからロースターから外され[3]、チームは10度目の世界一となった。シーズンオフに、3年総額2,100万ドルでカブスに移籍[4]

2009年1月、ルイス・ビスカイーノとのトレードでコロラド・ロッキーズに移籍。オールスター開催までに球団タイ記録(ショーン・チャコーン(2003年)、アーロン・クック(2008年))となる11勝を挙げ[5]、オールスターに初めて選出された。最終的に15勝・防御率4.04と2004年以来の好成績を残し、シーズン終了後の12月22日に2年1,500万ドルの契約でワシントン・ナショナルズへ移籍[6]

2010年は開幕から3試合続けて乱調した後、肘の遊離軟骨に異常が見つかり骨片除去手術を受ける。8月に復帰後は10先発で2勝6敗、防御率4.29、WHIP1.51の投球を見せた。

2011年7月30日にザック・ウォルターズとのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。
12月22日、ミネソタ・ツインズと1年契約総額300万ドルで合理した。[7] しかし、5月に戦力外通告を受け[8]、マイナーに降格し、26日には放出された。その後、サンディエゴ・パドレスへ移籍した。

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2000 ATL 15 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 103 23.1 23 4 12 1 1 17 1 0 16 13 5.01 1.50
2001 38 16 0 0 0 5 6 0 2 .455 556 129.1 113 14 59 4 4 98 1 2 62 50 3.48 1.33
2002 22 22 0 0 0 8 9 0 0 .471 507 114.1 127 19 49 3 3 84 4 0 66 64 5.04 1.54
2003 21 2 0 0 0 0 0 1 0 ---- 182 40.2 43 3 18 2 2 19 2 0 27 25 5.53 1.50
2004 STL 32 32 0 0 0 15 7 0 0 .682 874 201.1 215 26 70 1 10 138 6 0 90 83 3.71 1.42
2005 33 32 3 1 2 13 14 0 0 .481 868 207.0 206 29 69 2 5 100 10 3 110 95 4.13 1.33
2006 33 33 0 0 0 14 16 0 0 .467 870 194.1 221 35 75 2 16 96 2 1 136 130 6.02 1.52
2007 CHC 34 33 0 0 1 12 9 0 0 .571 846 191.2 190 22 76 6 13 109 3 0 111 98 4.60 1.39
2008 29 28 0 0 0 11 9 0 1 .550 738 167.0 172 15 70 6 8 91 8 1 87 84 4.53 1.45
2009 COL 33 33 2 1 1 15 13 0 0 .536 921 216.0 218 15 80 6 4 115 6 1 104 97 4.04 1.38
2010 WSH 13 13 0 0 0 2 9 0 0 .182 276 58.2 76 9 24 0 8 31 1 1 47 43 6.60 1.70
2011 20 20 1 1 0 8 5 0 0 .615 524 120.2 132 8 39 1 4 71 1 0 58 53 3.95 1.42
ARI 3 3 0 0 0 0 1 0 0 .000 63 11.1 22 3 4 0 1 5 0 0 16 12 9.53 2.29
'11計 23 23 1 1 0 8 6 0 0 .571 587 132.0 154 11 43 1 5 76 1 0 74 65 4.43 1.49
通算:12年 326 267 7 4 4 104 98 1 4 .515 7328 1675.2 1758 202 645 34 79 974 45 9 930 847 4.55 1.43
  • 2011年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注

  1. ^ Washington Nationals 2011 Player Salaries and Team Payroll” (英語). ESPN.com. 2011年3月16日閲覧。
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2005』廣済堂出版、2005年、297頁頁。ISBN 978-4-331-51093-3 
  3. ^ Leach, Matthew (2006年10月13日). “Notes: Marquis roots from sidelines” (英語). MLB.com. 2010年4月28日閲覧。
  4. ^ Associated Press (2006年12月19日). “Cubs officially add Marquis to retooled rotation” (英語). ESPN.com. 2010年4月28日閲覧。
  5. ^ Associated Press (2009年7月6日). “Rockies' Marquis goes 8 strong en route to MLB-best 11th win” (英語). ESPN.com. 2010年4月28日閲覧。
  6. ^ Ladson, Bill (2009年12月22日). “Marquis eager to help Nationals improve” (英語). MLB.com. 2010年4月28日閲覧。
  7. ^ http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111221&content_id=26224184&vkey=news_mlb&c_id=mlb
  8. ^ http://minnesota.twins.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120522&content_id=31973430&vkey=news_min&c_id=min

外部リンク