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*[[伊藤つかさ]] - 「ストロベリーフィールド」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
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*[[Romy]] - 「California」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
*[[Romy]] - 「California」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
*[[Babe]] - 「Fight」(作詞のみ、「Holland Rose」名義)
*[[BaBe]] - 「Fight」(作詞のみ、「Holland Rose」名義)
*[[片岡鶴太郎]] -「Looking For Fight」(作詞・作曲)
*[[片岡鶴太郎]] -「Looking For Fight」(作詞・作曲)
*[[吉川晃司]] - 「I'm In Blue」(作詞・作曲)
*[[吉川晃司]] - 「I'm In Blue」(作詞・作曲)

2006年2月1日 (水) 13:32時点における版

佐野 元春さの もとはる1956年3月13日 - )は、東京都生まれのミュージシャン。立教高等学校(現立教新座高等学校)、立教大学社会学部卒業。大学在学中、後に「スパイ」でブレイクする佐藤奈々子とユニットを組む。大学卒業後は広告代理店Jウォルタートンプソンに勤務、ラジオ番組のディレクターをつとめる。バブルガム・ブラザーズブラザー・コーンとは中学校の同級生。

プロフィール

  • 1978年ヤマハのポプコンで最優秀作詞賞を受賞。
  • 1980年3月21日、当時のEPICソニーレコードからシングル『アンジェリーナ』でレコードデビューするが、一部のファンと業界関係者にしか受け入れられなかった。所属事務所がヤングジャパン(ニューミュージック界の大手事務所)だったため、アリス、岸田智史等のオープニングアクト(前座)をつとめるなど、苦労を重ねる。
  • 1981年2月25日、2ndアルバム『HEART BEAT』発表。6月25日、名曲「SOMEDAY」をリリース。
  • 1982年3月、大瀧詠一杉真理と『ナイアガラトライアングルVOL2』を発表。シングルカットされた「A面で恋をして」は化粧品のCMに使用されスマッシュヒットとなる。
  • 1982年5月、初のセルフプロデュースのアルバム『SOMEDAY』をリリース。オリコンアルバムチャートで4位を記録。商業的にも成功したこのアルバムで、「都市に暮らす少年少女」を描くという初期のスタイルを完成させる。
  • 1983年単身渡米。ニューヨークで生活しながらアルバムを制作。ニューヨークでの生活の様子は自身の番組「元春RADIO SHOW IN NEWYORK」でよく語られていた。渡米中に編集盤『No Damage』がオリコンで1位を記録し、日本国内では佐野元春ブームが起きる。
  • 1984年帰国。渡米中に制作したアルバム『VISITORS』を5月にリリース。オリコンで1位を記録する。冒頭の「Complication Shakedown」を含む数曲でラップを取り入れ、当時の音楽業界に大きな衝撃を与えた。これは日本人ミュージシャン初のラップと言われており、現在の国内ラップミュージシャンからも、大いにリスペクトを受けている。佐野はコンサートツアー『VISITORS TOUR』を全国で展開するが、チケット申し込みの電話回線がパンクする事件がおきるほどの人気を博した。
  • 1985年2月、国際青年年のテーマ曲として「Young Bloods」が発表される。渡米期間中におこったMTVの人気に影響し、日本人アーティスト初のプロモーションビデオを撮影。佐野自身初のトップ10ヒットとなる。5月、音楽に載せた自作詩の朗読(ポエトリー・リーディング)と詩集・写真集などを併せたカセットブック『ELECTRIC   GARDEN』を小学館から発表。7月、LIVE AIDに日本代表として参加。
  • 1986年 プライベートレーベル「M's Factory」を立ち上げる。
  • 2004年 デビュー以来所属していたEPICレコードを離れ、プライベートレーベル「Daisy Music」を立ち上げる。同レーベルからの第1弾アルバムが『The Sun』である。

人物像

  • 基本的にテレビに出演することは少ないが、そこで繰り出される独自の視点でのトークは非常に印象的でHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPに出演した時はダウンタウン松本人志に(トークについていけないので)「佐野さんホンマ勘弁してくださいよ」と泣きを入れられた。
  • 誕生日は、エルビス・プレスリーのデビューアルバムの発売日と同じ日である。
  • 少年時代、夢と現実の区別があまりはっきりしない情緒不安定な子供だった。

ディスコグラフィ

7inchシングル

  1. アンジェリーナ C/Wさよならベイブ(1980年3月21日)
  2. ガラスのジェネレーション C/W IT'S ALIRIGHT(1980年10月21日)
  3. NIGHT LIFE C/W GOOD VIBRATION(1981年2月25日)
  4. SOMEDAY C/W BYE BYE HANDY LOVE(1981年6月25日)
  5. ダウンタウンボーイ C/W スターダストキッズ(1981年10月21日)
  6. 彼女はデリケート C/W こんな素敵な日には(On The Special Day)(1982年3月21日)
  7. SUGARTIME C/W WONDERLAND(WALKMANのテーマ)(1982年5月21日)
  8. HAPPY MAN C/W マンハッタンブリッジにたたずんで(1982年8月25日)
  9. スターダストキッズ C/W SO YOUNG(1982年11月21日)
  10. グッドバイからはじめよう C/W モリスンは朝、空港で(1983年3月5日)
  11. TONIGHT C/W Shame君を汚したのは誰(1984年4月21日)
  12. COMPLICATION SHAKE DOWN C/W WILD ON THE STREET(1984年6月21日)
  13. VISITORS C/W SUNDAY MORNING BLUE(1984年9月21日)
  14. NEW AGE C/W COME SHINING(1984年11月21日)
  15. YOUNG BLOODS C/W YOUNG BLOODS(Hello Goodbye Version)(1985年2月1日)
  16. リアルな現実 本気の現実 C/W DOVANNA
  17. STRANGE DAYS C/W アンジェリーナ(SLOW VERSION)
  18. SEASON IN THE SUN 夏草の誘い C/W LOOKING FOR A FIGHT ひとりぼっちの反乱
  19. WILD HEART C/W SHADOWS OF THE STREET

アルバム

  1. Back To The Street(1980年)
  2. Heart Beat(1981年)
  3. SOMEDAY(1982年)
  4. No Damage 14のありふれたチャイム達(1983年)
  5. VISITORS(1984年)
  6. Cafe Bohemia(1986年)
  7. Heartland
  8. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
  9. Moto Singles 1980-1989
  10. Time Out!
  11. Slow Songs
  12. Sweet16
  13. No Damage II(Greatest Hits 84-92)
  14. The Circle
  15. The Golden Ring
  16. Fruits
  17. The Barn
  18. Stones and Eggs
  19. The 20th Anniversary Edition
  20. GRASS
  21. In motion 2001 - 植民地の夜は更けて
  22. SOMEDAY Collector's Edition
  23. THE LEGEND - Early days of Motoharu Sano
  24. VISITORS 20th Anniversary Edition
  25. in motion 2003 - 増幅
  26. THE SUN
  27. THE SUN STUDIO EDITION
  28. THE SUN LIVE AT NHK HALL 
  29. 星の下 路の上

映像(ビデオ・LD・DVD)

  • Truth '80~'84(VHS、LD、DVD)
  • Visitors Tour '84~'85(VHS、LD、DVD)
  • Cafe Bohemia Live! 1986-1987(VHS、LD、DVD)
  • THE OUT TAKES(VHS、LD)
  • MOTO CLIP VOL.1(VHS、LD、DVD)
  • NAPOLEONFISH TOUR '89 自由への新しい航海(VHS、LD、DVD)
  • LIVE TIME OUT! '90(VHS、LD、DVD)
  • 1992 See Far Miles Tour part I(VHS、LD、DVD)
  • 1992-1993 See Far Miles Tour part II(VHS、LD、DVD)
  • Visual Expression og THE CIRCLE(VHS、LD)
  • They called the band "THE HEARTLAND"(VHS、LD、DVD)
  • FRUITS(VHS、LD、DVD)
  • THE INTERNATIONAL HOBO KING BAND FEATURING MOTOHARU SANO IN FRUITS TOUR '96(VHS、DVD)
  • THE BARN TOUR '98-LIVE IN OSAKA(VHS、DVD)
  • THE 20th Anniversary Tour(VHS、DVD)
  • MOTOHARU SANO LIVE ANTHOLOGY 1980-2000(VHS、DVD)
  • In Motion 2001-植民地の夜は更けて(VHS、DVD)
  • PLUG & PLAY '02(DVD)
  • THE SUN LIVE and RECORDINGS(DVD)

ラジオ番組

  • サウンドストリート「元春Radio Show」(NHK-FM 毎週月曜PM10:00~ 1980-1986)
  • Heartland Hour(FM横浜 毎週日曜日AM10:00-11:00 1985-1987)
  • AJI FMスーパーミクスチャー(TOKYO FM 毎週日曜日PM3:00-3:55 1987-1989)
  • Asahi Beer Tasty Music Time(TOKYO FM 月曜~金曜PM11:00-11:20 1990-1991)
  • Toyota Radio Fish(TOKYO FM 毎週土曜日PM8:00-8:55 2002年10月-2005年3月)

他アーティストへの提供曲

  • 松田聖子 - 「ハートのイヤリング」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
  • 松田聖子 - 「今夜はソフィスケート」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
  • 伊藤つかさ - 「ストロベリーフィールド」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
  • Romy - 「California」(作曲のみ、「Holland Rose」名義)
  • BaBe - 「Fight」(作詞のみ、「Holland Rose」名義)
  • 片岡鶴太郎 -「Looking For Fight」(作詞・作曲)
  • 吉川晃司 - 「I'm In Blue」(作詞・作曲)
  • 吉川晃司 - 「すべてはこの夜に」(作詞・作曲)
  • 山下久美子 - 「So Young」(作詞・作曲)
  • 山下久美子 - 「Silver Girl」(作詞・作曲)
  • 沢田研二-「Vanity Factory」(作詞・作曲)
  • 沢田研二-「Why Oh Why」(作詞・作曲)
  • 沢田研二-「彼女はデリケート」(作詞・作曲)
  • 沢田研二-「Bye Bye Handy Love」(作詞・作曲)
  • 沢田研二-「I'm In Blue」(作詞・作曲)
  • ANDY's-「Freedom」(作詞・作曲・プロデュース 「MOTO」名義)
  • 猿岩石-「昨日までの君を抱きしめて」(作詞・作曲 シーズンズと同曲)

関連項目

外部リンク

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