熱血テレビサタデー

熱血テレビ
ジャンル	情報/ワイドショー番組
企画	「熱血特集」 「今夜のもう一品」 「お天気情報ぷらす」 「パネルクイズ!答えはドッチ!?」 ほか
出演者	高橋裕 小野口奈々 ほか
製作
制作	山口放送
放送
音声形式	ステレオ放送
放送国・地域	日本
放送期間	1999年4月- 現在
放送時間	平日 16:45- 17:53
放送分	68分
公式サイト
特記事項： 2006年9月よりハイビジョン製作 連動データ放送は放送時間外でも見ることは可能。

熱血テレビ（ねっけつテレビ）は、山口放送で生放送されているローカル夕方ワイド番組。1999年4月に放送開始。前番組は「情報一番!カツ躍ワイド」。ハイビジョン番組（地上デジタルテレビジョン放送のハイビジョンのみ）。

放送時間は、番組開始時は毎週月曜から金曜16:55 - 17:55だったが、2001年1月から開始時刻が1分前倒しされ16:54 - 17:54（2002年7月1日以降は - 17:53、2004年3月29日以降は - 17:50）となった。2006年4月3日の放送より更に1分前倒しされ、16:53 - 17:50となった。

また、2008年9月29日の放送から、開始時間が3分繰り上がり16:50 - 17:50になった。なお、前座のバラエティ枠も5分繰り上がった。 2010年3月29日から16:45 - 17:50の放送となる。またこれに伴い、15:50のKRYニュースは廃止となった。

さらに、2011年4月1日からは16:20からの放送になり、10月3日からは終了時刻が3分繰り下がり、17:53の終了となる。 2012年4月2日からは、再び16:45からの放送になった。

番組の概要とエピソード

• 県内での夕方ワイド番組の開始はyabの『5時からワイド』（1993年開局時開始）に半年遅れをとり『いきいきやまぐち455』をスタート。これと『情報一番!カツ躍ワイド』こそyabに敗れるという屈辱を味わうも、『熱血テレビ』ではyabから視聴者を奪い返し、2001年3月にはyabの夕方ワイド番組を放送終了に追い込んだ。現在では県内唯一のローカル夕方ワイド番組である。
• 番組開始当初は、ラジオをメインに活動していた井上雪彦をメインキャスターに据え、井上のカラーを全面に出した番組作りをしていた。かつては番組タイトルが『井上雪彦の熱血テレビ』だった。

（参考）当時、井上はラジオの朝ワイド『朝は採れ生パパラジオ』を担当しており、テレビでは勝津正男メインの『カツ躍ワイド』を放送していたが、井上の朝ラジオと勝津の夕方テレビの枠が入れ替わる形となった。その後勝津は『情報畑〜勇気栽培』⇒『おはようKRY』を担当していた（2011年迄）。キャラクターについては、ラジオでの活躍が多い井上のラジオでのキャラクターをテレビにそのまま生かしたところも強いものと思われる

• 年に数回ほど、地元山口県出身の歌手山本譲二や俳優の原田大二郎が生出演する。山本譲二が出演する時はスタジオに観客を入れている（番組内で事前に募集）。
• クリスマスごろになるとその年の総集編として、放送枠を拡大した『熱血テレビ年末スペシャル』を放送している。番組後半には「クリスマスイルミネーション中継」に参加している（後述）。
• 防府読売マラソンの準備などによりスタジオが使用できない場合はニューススタジオから放送する。スタジオにサイコロを投げる余裕が無いため、「パネルクイズ!答えはドッチ!?」にはサイコロを投げるVTRで対応する。
• 台風接近時は、キー局ネットに自社枠をおりまぜるか、完全にキー局ネットに切り替える。新潟県中越地震の時は、オープニングでその時の状態を放送し、「この後はNNNニュースプラス1特報をお送りします」というテロップの後に『ニュースプラス1』が放送された（NNN参照）。
• 過去数回、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では、11:27頃から1時間ほど用意されているローカル枠を『24時間熱血スペシャル』とし、公開生放送を行っていた。内容は通常のお便り紹介以外に、その年の24時間テレビのテーマに合わせたコーナーを企画。OPとEDは通常のものを使用（CM前のジングルは24時間テレビ用に用意したジングルを使用）。
• 一部の新聞のラテ欄で“熱血テレビ”に“NNN Newsリアルタイム”（→news every.）と“Newsリアルタイムやまぐち”（→スクープアップやまぐち）が内包の形でかかれることがあるが、実際はすべて独立の編成となっている。
• 2006年8月12日、番組の顔だった井上が急逝。番組にとっても山口放送にとっても、大きな損失となった。遺族の希望もあり、葬儀・告別式後の8月14日の放送で井上の死を公表、“井上さんらしく笑って送る”追悼企画が放送され、最後の日のサイコロを振るシーンが放送され、番組最後には60歳の誕生日の日にケーキのろうそくを消す姿と、60歳の挨拶が放映されて、「ご冥福をお祈りします」のテロップが出た。8月14日のメイン司会は勝津正男と脇田美代であった。
• 2006年9月25日よりスタジオがハイビジョン対応。同日よりハイビジョン制作となった。同時にスタジオセットもこれまでと大きく変わった。
• 隣県の広テレやFBSでは『旬感テレビ派ッ!』『めんたいワイド』に全国ニュースである『news every.』（開始当初は『ニュースプラス1』、2010年3月までは『リアルタイム』）の一部を内包させたりしていたが、『熱血テレビ』では開始当初から一貫して内包させる体制はなかった。そのため、2011年4月1日より『news every.』第一部の部分ネットを放送を開始（ただし、2012年3月30日にその体制は終了し、2012年4月から元の体制に戻った）。
• 2007年4月11日に2000回を、2009年4月15日に放送2500回を迎えた。前述の通り、番組の看板司会者の井上が亡くなった後も人気の高い、山口の夕方の看板番組である。

出演者

司会

男性

• 初代：井上雪彦（開始 - 2006年8月11日）
  • 暫定期間：井上メインの番組であり、井上の死による混乱もあったため、この間は後任を特に定めず、残ったメンバー（主に高橋裕、福谷貞夫が中心）が交代でメインキャスターを担当した。
• 2代目：高橋裕（2006年9月4日 - ）

女性

• 初代　瀬川よしみ
• 2代目　山東美穂
• 3代目　村瀬ひとみ
• 4代目　脇田美代（ - 2011年9月29日）
• 5代目　小野口奈々（2011年10月3日 - ）

熱血リポーター

• 中村衣里（木・金・中継担当）
• 庄野数馬（未定）
• 大河原あゆみ（月・火）
• 竹重雅則（水）（時々出演）
• 山本博子（水・木）（時々出演）
• 河野康子（木）
• 原田かおり（木・金）

過去のリポーター

• 福谷貞夫（2011年7月退社）
• 荒石由紀恵
• 高橋良（スクープアップやまぐちへの移動のため卒業）
• 瀬川よしみ

熱血料理アドバイザー

月・　李魯青先生 火・　中川美穂先生／髙橋須眞子先生 水・　河村信吾先生 木・　竹尾一浩先生 金・　大田塔子先生

その他

• ニュースコーナー：
  • 初代　中谷隆宏（開始 - 2011年3月、全国ニュースの後のローカルニュース枠メインキャスター）
  • 2代目　高橋良（2011年4月 - 現在のローカルニュース枠メインキャスター）
• お天気コーナー：山本昇治（気象予報士）

ゲスト

ゲストは、演歌歌手が多い。芸人やアイドルも出演することが多い。 また山本譲二が最もゲスト出演回数が多い。 山本譲二、原田大二郎、川嶋あい、萩本欽一、佐々部清（映画監督）など。

ゲスト一覧

2012年

• 3月28日HKT48
• 3月29日八代亜紀（画家として出演）

ブロードキャストの山口県わらしべ行脚

ブロードキャストの2人が山口県内を巡り歩き物々交換をするコーナー。現在は不定期放送。

ブロードキャスト

• 吉村憲二（吉本興業所属・ボケ担当）
• 房野史典（吉本興業所属・ツッコミ担当）

タイムテーブル(2011年10月現在)

通常時

時刻	放送内容	備考
16:45	オープニング	ニュース・天気　担当：高橋良／FAX･TEL･メールテーマ発表。以降随時、メッセージ紹介
16:50頃	熱血ミニ特集	視聴者とスタジオの距離を縮め、より多くの視聴者の顔が見られるコーナー。視聴者とスタジオを結び、市町村の生の声・話題を拾う。 ジモティに聞け 竹重雅則ＡＮの麺パラ（不定期） 商店街散策（原田かおり） 　熱血中継　　（中村衣里）アナ 　熱血歳時記
16：55頃	今夜のもう一品	担当アナ1名がエプロン姿でスタジオ内にある特設キッチンに立ち、「今からでもできる今夜のプラス1メニュー」を紹介。簡単な材料ですぐにでき、しかも季節感あふれる料理に取り組みながら、担当アナと料理の先生との軽妙な会話も楽しめる。
17：10頃	暮らしにクリック
17:12頃	お天気情報＋	*担当山本昇治気象予報士。
17:18頃	熱血特集	まさにその日の一押しの情報を伝えるコーナー。熱血リポーターが視聴者の疑問や知りたいことに応えていく。人間ドラマや健康の話題・レジャー・グルメ・教育・環境までジャンルにこだわらず、今一番関心のある山口の問題を取り上げる。を 月　その他特集　 火 未定 水 熱血温泉中継（庄野数馬） 木 熱血中継（中村衣里） 金 その他特集
17:35頃	パネルクイズ!こたえはドッチ!?	毎週参加したい人をハガキで募る。そして毎日一人の人が電話で選ばれ最高3万円の商品券がゲットできる。クイズは3問あり1問正解につき、5000円。3問正解で15000円だが男性アナのふるサイコロの行方によっては3万円がゲットできる。亡き井上の人気を不動のものにし、「井上＝サイコロ」のイメージを作ったのもこのコーナーである。サイコロを振る際の井上のリアクションは視聴者に好評だった。このコーナーの前身は「パネルクイズ!答えは“上”“下”ドッチ？」であった。
17:40頃	奈々の熱血シネマ	不定期放送*現在は番組前半に放送されることが多い。
17:47頃	プレゼントコーナー
17:48頃	エンディング	今日のスクープアップやまぐちの内容が伝えられ、メールが読まれる番組最後には、「17:53 - news every.（ロゴ）　18:15 - スクープアップやまぐち（ロゴ）」が出る。
17:52終了|CMありで「news every.」へ接続。

日によって時間やコーナーは変動する。

短縮時内容

緊急のニュースの時に短縮放送を行う場合がある 例：総理大臣辞任 。

時刻	放送内容
17:25	オープニング、FAX･TEL･メールテーマ発表
17:27頃	熱血情報局
17:35頃	パネルクイズ!こたえはドッチ!?
17:45頃	ぐるっと味めぐり
17:48頃	エンディング
SB枠なしで「news every.」へ接続。

ハプニング・エピソード

番組内では、自社番組の中で最も多くハプニングを出している。

今夜のもう一品

以下の2つのハプニングは日テレ系の春特番で放映された

• 鍋を使った料理だったのだが、鍋の中が煙だらけとなり中身が見えず、その中で続行していた。
• 井上は「コショウは私にお任せください」と言いながら、よくコショウを振っていたが、コショウを振りまくったため、自らまいたコショウでクシャミをしたこともある。

パネルクイズ

• パネルクイズの頭のタイトルコールは「ドッチ〜〜〜〜〜!!」と司会者のツーショットになるまで延ばすのが恒例。
• また、「サイコロが当たれば最高三万円」という時に画のアップ・引きをするのも恒例。
• サイコロを投げる時には、必ず目の予想【「1・2・3なら下」 or 「4・5・6なら上」】をさせる。そして必ず投げ方の注文を聞く。よく選ばれるのは「真上に高く投げる」投げ方。井上の発言以来、番組では「上ポン」と呼ばれる。または、ボーリング投げ
• かつて、井上が12連敗を喫したことがある。10連敗目が決まった際に流れたBGMに対して、「君たち、僕の連敗を楽しんでないかい？」と発言した。
• ちなみに、この連敗期間中に一度、村瀬が投げたが勢いがつきすぎて殆ど回転せず、そのまま今夜のもう一品のキッチンセットに激突させた。さらに外している。
• 高橋の水曜日のサイコロの出が悪いため、同じく水曜日出演者で料理コーナー担当・河村信吾と、同局アナ・竹重雅則から「魔の水曜日」といわれる一幕もある。　

クリスマスイルミネーション中継

毎年クリスマスの頃に日本テレビ系列の放送局が各地のクリスマスイルミネーションを中継でリレーするもので、KRYは熱血テレビで参加している。2004年度は次の順に全国11局が結ばれた。 札幌市（STV）→仙台市（MMT）→郡山市（FCT）→甲府市（YBS）→静岡市（SDT）→金沢市（KTK）→呉市（HTV）→周南市（KRY）→鳥栖市（FBS）→熊本市（KKT）→長岡市（TeNY）

• 2006年は以下のとおり

安曇野市（TSB・幹事局）→札幌市（STV）→北上市（TVI）→仙台市（MMT）→鶴岡市（YBC）→いわき市（FCT）→新潟市（TeNY）→静岡市（SDT）→三次市（HTV）→西条市（RNB）→周南市（KRY）→福岡市（FBS）→阿蘇市（KKT）→安曇野市（TSB）

補足

• KRYラジオの昼ワイド『お昼はZENKAI ラヂオな時間』の15時台で『熱血テレビ』の番組内容を紹介している。
• 2001年ごろからは17:08頃に『NNNニュースプラス1・ごご5時ニッポン』を放送していた。この時は、KRYの若手アナウンサーで『熱血テレビ』『プラス1やまぐち』『ひるらじ』に出演しないアナウンサーが当時の徳山市内から中継した。
• 2006.3.21にワールド・ベースボール・クラシックで日本が優勝を果たしたときは17:25から『NNNニュースプラス1』をネット（元から「熱血」の放送予定が無かった）。『ニュースプラス1』は同年3月に終了したため、同番組の関東ローカル枠のネットはこれが最初で最後となった。

＜追記＞基本的に祝日に特番などを放送した後、17:25以降の枠に全国ニュース番組をいれず、『熱血テレビ』の短縮版を入れるが、熱血がない時は30分番組の再放送などでつないでいる。

• 2006.8.28に周南市の徳山高専で発生した女子学生殺害事件では、全国に情報を配信する為、16:53 - 17:25頃までを『リアルタイム特報』として同時ネット、その後25分間は内容を変更して放送した。
• 2006.9.26はNNN緊急報道特番 新首相組閣をネットした為、『熱血テレビ』は17:20からの30分短縮版となった。
• 関門海峡を挟んで対岸の福岡県では、KRYと同系列のFBS福岡放送も参戦している「福岡夕方ワイド番組戦争」が繰り広げられ、NHKや周辺の県をも巻き込む勢いとなっているが、NHK山口放送局の『情報いちばん!ちゅうごく』『てれのんた』は、『熱血テレビ』に大きく水をあけられ、結局打ち切りに追い込まれてしまった。また、かつてKRYを苦しめたyab山口朝日放送は、一時期KBC九州朝日放送ともどもテレビ朝日制作の『スーパーJチャンネル』をそのまま放送していたが、2009年春の改編で山口県内ニュースを大幅に強化した『Jチャンやまぐち』を立ち上げている。なお、tysは当時『笑っていいとも!』の時差ネット枠に充てていたためこのワイド番組戦争に参戦せず、その後の『いいとも!』打ち切り以降も全国ネット番組を入れるわけでも自社番組を放送るわけでもなく、再放送番組を入れている。
• 2011.3.11は東日本大震災発生に伴うNNN緊急報道特番ネットの為、番組休止。また、14日から18日も引き続き特別番組、あるいは『news every.緊急拡大版』ネットに伴い休止した。21日から再開するが、以降の『スクープアップやまぐち』に関してはスタート時間を18:36まで繰り下げる。
• 上記以外にも、ボートレース中継、プロ野球開幕戦、その他特別編成によって放送時間の短縮もしくは休止をすることがある。

外部リンク

• 熱血テレビ

山口放送 平日夕方の番組
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