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「肉体の門 (1948年の映画)」の版間の差分

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2012年11月27日 (火) 05:50時点における版

肉体の門
監督 マキノ正博
小崎政房
脚本 小沢不二夫
製作 小崎政房
出演者 轟夕起子
月丘千秋
逢初夢子
音楽 大久保徳二郎
撮影 三木滋人
配給 東宝
公開 1948年8月10日
上映時間 91分
製作国 日本
言語 日本語
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肉体の門』(にくたいのもん)は、1948年に公開された日本映画である。吉本プロダクションとの製作提携により、太泉スタジオが製作した第1作である。

概要

1947年(昭和22年)10月15日に設立された「株式会社太泉スタジオ」が、翌1948年年4月に定款を変え、製作配給を加えたのちの第1作として、新宿ムーランルージュ小崎政房小沢不二夫を起用、轟夕起子を主演に製作した作品であったが、マキノ正博が監督として招聘され、小崎は事実上降板している。

本作は、田村泰次郎肉体の門』を原作とした映画の第1作であったが、その後のリメイク作とはまったく趣を異にしている。戦後の自由奔放さを描くリメイク群に比し、本作は、数寄屋橋の近くにたたずむ教会と、そのカトリック的世界観がフィーチャーされた、あたかも1980年代ジャン=リュック・ゴダールが取り組んだ『ゴダールのマリア』(1984年)を髣髴とさせる先駆的女性映画となっている。

なお伊吹新太郎役は、舞台で同役を演じて好評だった田中実が演じているが、後の田崎潤の本名である。小崎政房は、またの名を大都映画のチャンバラスター松山宗三郎という。

スタッフ

キャスト

関連項目

外部リンク