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「人権派」の版間の差分

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'''人権派'''(じんけんは)は[[被疑者]]の[[刑事訴訟]]手続きの尊重や[[在日外国人]]の[[人権]]の[[救済]]を主張する[[弁護士]]や[[市民活動]]家などを揶揄するときに用いられる[[スラング]]。
'''人権派'''(じんけんは)は[[被疑者]]の[[刑事訴訟]]手続きの尊重や[[在日外国人]]の[[人権]]の[[救済]]を主張する[[弁護士]]や[[市民活動]]家などを揶揄するときに用いられる[[スラング]]。

== 対象と使用例 ==
== 対象と使用例 ==
=== 反基地運動 ===
=== 反基地運動 ===
:[[在日米軍]]への反発心が強く、米軍の軍船が日本に来た時は[[デモ]]を起こす。ニュースでは「一市民のデモ」と報道される。
:[[在日米軍]]への反発心が強く、米軍の軍船が日本に来た時は[[デモ]]を起こす。ニュースでは「一市民のデモ」と報道される。

:[[自衛隊]]や[[米軍]]の軍事増強には強烈な拒否反応を示すが、現在急速に軍拡推進中の[[中国]]、[[韓国]]の現状には触れない。

:[[北朝鮮]]や[[中国]]の人権問題、及びに[[北朝鮮]]の日本人[[拉致問題]]には沈黙を続けている。
:[[北朝鮮]]や[[中国]]の人権問題、及びに[[北朝鮮]]の日本人[[拉致問題]]には沈黙を続けている。


=== 戦争犯罪 ===
=== 戦争犯罪 ===
:[[大日本帝国]]の罪の追求に熱心に取り組んでいる。卒業式に日の丸を掲げた広島の学校校長に「軍国主義である」と猛烈に抗議。校長は自殺した。
:[[大日本帝国]]の罪の追求に熱心に取り組んでいる。卒業式に日の丸を掲げた広島の学校校長に「軍国主義である」と猛烈に抗議。校長は自殺した。

:[[従軍慰安婦]]の問題に熱心で、日本国の謝罪と賠償を目的に運動に取り組んでいるが、この問題については強制的なものか自主的なものかが意見が別れている。
:[[従軍慰安婦]]の問題に熱心で、日本国の謝罪と賠償を目的に運動に取り組んでいるが、この問題については強制的なものか自主的なものかが意見が別れている。


=== 刑事訴訟 ===
=== 刑事訴訟 ===
:一家を惨殺された遺族が犯人の極刑を要求するとテレビで罵倒した。
:一家を惨殺された遺族が犯人の極刑を要求するとテレビで罵倒した。

:「加害者を殺して満足するなんて残酷な奴だ」「死刑にすれば被害者は帰ってくるのか」などの発言が有名。
:「加害者を殺して満足するなんて残酷な奴だ」「死刑にすれば被害者は帰ってくるのか」などの発言が有名。

:加害者に殺害された「死者の人権」に対しては、一貫して否定的である。
:加害者に殺害された「死者の人権」に対しては、一貫して否定的である。

:殺人者の人権に対しては尊重すべきという主張であり、「死刑囚の恐怖」や、「死刑執行官の苦悩」をたびたび引用する。
:殺人者の人権に対しては尊重すべきという主張であり、「死刑囚の恐怖」や、「死刑執行官の苦悩」をたびたび引用する。

:[[死刑]]を「国家の[[殺人]]だ」と主張。その様な事を言えば[[逮捕]]は「国の[[拉致]]」[[禁固]]は「国の[[監禁]]」であり、同じように許すべきではない、という[[矛盾]]もある。
:[[死刑]]を「国家の[[殺人]]だ」と主張。その様な事を言えば[[逮捕]]は「国の[[拉致]]」[[禁固]]は「国の[[監禁]]」であり、同じように許すべきではない、という[[矛盾]]もある。

:少年の犯罪については極めて寛容であり、[[少年法]]の厳罰化には反対の姿勢をとっている。
:少年の犯罪については極めて寛容であり、[[少年法]]の厳罰化には反対の姿勢をとっている。

:憲法39条の改正に反対であり、精神に障害を負った人や、違法薬物で錯乱状態になった人の罪は問うべきではない、無罪にすべきと主張している。
:憲法39条の改正に反対であり、精神に障害を負った人や、違法薬物で錯乱状態になった人の罪は問うべきではない、無罪にすべきと主張している。


=== その他 ===
=== その他 ===
:[[人権擁護法]]の制定を目指している。
:[[人権擁護法]]の制定を目指している。

:ヒューザーの小嶋社長の弁護士は「筋金入りの人権派」である。
:ヒューザーの小嶋社長の弁護士は「筋金入りの人権派」である。

2006年2月18日 (土) 15:10時点における版

人権派(じんけんは)は被疑者刑事訴訟手続きの尊重や在日外国人人権救済を主張する弁護士市民活動家などを揶揄するときに用いられるスラング

対象と使用例

反基地運動

在日米軍への反発心が強く、米軍の軍船が日本に来た時はデモを起こす。ニュースでは「一市民のデモ」と報道される。
自衛隊米軍の軍事増強には強烈な拒否反応を示すが、現在急速に軍拡推進中の中国韓国の現状には触れない。
北朝鮮中国の人権問題、及びに北朝鮮の日本人拉致問題には沈黙を続けている。

戦争犯罪

大日本帝国の罪の追求に熱心に取り組んでいる。卒業式に日の丸を掲げた広島の学校校長に「軍国主義である」と猛烈に抗議。校長は自殺した。
従軍慰安婦の問題に熱心で、日本国の謝罪と賠償を目的に運動に取り組んでいるが、この問題については強制的なものか自主的なものかが意見が別れている。

刑事訴訟

一家を惨殺された遺族が犯人の極刑を要求するとテレビで罵倒した。
「加害者を殺して満足するなんて残酷な奴だ」「死刑にすれば被害者は帰ってくるのか」などの発言が有名。
加害者に殺害された「死者の人権」に対しては、一貫して否定的である。
殺人者の人権に対しては尊重すべきという主張であり、「死刑囚の恐怖」や、「死刑執行官の苦悩」をたびたび引用する。
死刑を「国家の殺人だ」と主張。その様な事を言えば逮捕は「国の拉致禁固は「国の監禁」であり、同じように許すべきではない、という矛盾もある。
少年の犯罪については極めて寛容であり、少年法の厳罰化には反対の姿勢をとっている。
憲法39条の改正に反対であり、精神に障害を負った人や、違法薬物で錯乱状態になった人の罪は問うべきではない、無罪にすべきと主張している。

その他

人権擁護法の制定を目指している。
ヒューザーの小嶋社長の弁護士は「筋金入りの人権派」である。