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: 反乱軍木星ゲリラ部隊隊長。生真面目な性格で、緑のベレー帽を被っている。すでに帝国軍の勢力下に入った木星の森林に潜み、さまざまな工作活動を行っていた。木星に来たしろボンたちの案内役を務めた。木星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はランバーボンバーファイター。 |
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: なお、爆外伝IIIでは瞳の色が異なっている(本作では青だが、爆外伝IIIでは黒)。漫画版では完全な別人。 |
: なお、爆外伝IIIでは瞳の色が異なっている(本作では青だが、爆外伝IIIでは黒)。漫画版では完全な別人。 |
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2013年4月3日 (水) 10:56時点における版
Bビーダマン爆外伝 | |
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ジャンル | バトルアクション、ロボットアニメ |
アニメ | |
監督 | 中西伸彰 |
シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
キャラクターデザイン | 杉浦幸次 |
音楽 | 貫田顕勇、竹間淳、安西史孝 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | 名古屋テレビ放送 未来計画、バオハウス、タカラトミー |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1998年2月7日 - 1999年1月31日 |
話数 | 全48話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『Bビーダマン爆外伝』(ボンバーマン ビーダマンばくがいでん)は、1998年2月7日から1999年1月31日まで名古屋テレビ発テレビ朝日系列にて全48話放送されたテレビアニメである。
概要
キャラクターとしてのボンバーマン、またホビー商品としてのビーダマン初のテレビアニメ[1]である。当時のビーダマンはあくまでもボンバーマンの派生商品として展開されていたため、このような2つのキャラコンセプトが合体した作品となった。
また、名古屋テレビのアニメ枠制作からサンライズが撤退(ただしスタッフの一部は本作と次作に関与)、さらに1998年4月には土曜夕方17時00分の枠から日曜朝7時00分の枠に移動した(これ以降、それまでの土曜夕方17時00分枠は各局ローカル番組、週によってはゴルフなどのスポーツ中継に充てられている)。これにより、『獣神ライガー』が放送されていた1989年10月以来、8年半ぶりに名古屋テレビ制作のアニメ枠と30分後のスーパー戦隊枠が連続する形となり、現在のニチアサキッズタイムの基礎が形作られた。
前番組『勇者王ガオガイガー』までのスーパーロボット路線から一転して感情移入しやすいキャラクターを使ったライトな作風のアニメとなったが、ボンバーマン達がロボットに乗ることでこれまでのコンセプトは少なからず継承され、ロボット同士の合体やパワーアップなどといった要素も受け継がれている。本作でのロボットの最終形態は「セイントドラゴン」であるが、登場は最終話のみである。
『爆外伝シリーズ』はアニメ化されていないI・IIを含めて全5作ある。しかし他の爆外伝がI・II・III・V(Vはビクトリーと呼称されているが、5作目ということで「ファイブ」とのダブルミーニングとなっている)とローマ数字が後に付いているのに対し、本作には『IV』と付けられていない。
なお、本作品のDVD化はされていない。
ストーリー
伝説編(プラネットエンブレム編)
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ブルーソアラー太陽系にあるビーダ王国の王子・しろボンはある時、オレンジボン老師との稽古中に父・ゴールデンボン王に呼び出される。ゴールデンボンは力による太陽系の支配を目論む邪悪なダークボン皇帝となっており、ノルアーク帝国を建国していた。彼はしろボンに太陽系征服への協力を迫るも、しろボンはそれを拒んだため、エースパイロット・くろボンによって投獄され、処刑されそうになる。しかし、反乱軍ネレイドの一員・あかボンと科学者・Dr.グレイボンの協力によってしろボンは救出される。宇宙を航行中に出会った運送屋・きいろボンや水星の富豪の御曹司・みずいろボンを仲間に加え、しろボンはネレイドの一員としてノルアーク帝国と戦う事になる。
1話と2話では、物語のプロローグである伝説編が描かれている。設定としてはビーダシティ編の千年前にあたり、一部に同じ人物が登場するものの世界観は異なっている。基本的には前年に玩具展開された爆外伝IIIを踏襲しているが、話数の関係上、ストーリー展開や基本設定に多少の相違点が見受けられる。
ビーダシティ編
しろボンやあかボン達が住んでいるビーダシティに、あおボンとグレイボン博士が引っ越してきた。博士らが古文書を解析した結果、このビーダシティに「ダークビーダ」と呼ばれる悪の組織が攻めてくることがわかり、ダークビーダからビーダシティを守るためにロボット「ビーダアーマー」と共に引っ越してきたのだという。その後しばらくは特に事件も起こらなかったため、しろボン達は博士の杞憂だったとしてビーダアーマーを遊びに使っていたが、後に古文書どおりダークビーダが登場。(じゃんけんで)パイロットに選ばれたしろボンは、ダークビーダとの戦いに身を投じることとなる。
ビーダシティ編は第3話からスタートする。また、ビーダシティ編はオープニング「きっと明日は晴れるから」のタイトルロゴの登場パターンが、伝説編と若干異なっている。さらに1話から9話までと、10話以降では劇伴が異なる。
伝説編(プラネットエンブレム編)
登場人物
反乱軍ネレイド
- しろボン
- 声 - 桑島法子
- ビーダ王国の王子。ゴールデンボン王の息子で、元気なお調子者である。ダークボン皇帝と化した父から、太陽系征服に協力するように迫られるが拒絶。反乱軍の一員として戦うことを決意した。地球のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はガイアボンバーファイター。最終局面の後はゴールデンボンの後を継ぎ、良き王として仲間たちの支援の元ビーダ王国を統治した。漫画版ではDr.グレイボンの助手で、ゴールデンボンを「金ちゃん」と呼んでいた。
- なお、爆外伝IIIではゴールデンボンの従者と取れる記述があり、前期と後期で表情が異なっている(前期は当時のボンバーマン風の表情だったが、後期では本作のみずいろボンに似た表情となっている)。
- あかボン
- 声 - 佐久間レイ
- 強気な性格の女の子。反乱軍の一員で、Dr.グレイボンと共にしろボンを手助けした。火星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はフレイムボンバーボンバー。
- なお、爆外伝IIIでは火星大統領の娘として描かれており、みずいろボンと行動を共にしていた。また、表情も本作とは異なる独自のものになっている。
- あおボン
- 声 - 小桜エツ子
- ちょっと気弱な少年。Dr.グレイボンの孫(漫画版では息子)であり、メカニックを得意とする。天王星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はフィルマボンバーファイター。
- なお、爆外伝IIIでは前期と後期で表情が異なっており(前期は細い眉毛でいかにも気弱そうな表情だったが、後期では本作と同じ表情になっている)、戦争が始まるまでは天王星で暮らしていた。漫画版とアニメ版では、役割・表情こそ同じだが口調や性格が全く違う(漫画版では訛った口調だが、アニメ版ではビーダシティ編およびV同様語尾に「~です」を付けた丁寧語で喋る)。
- きいろボン
- 声 - 真殿光昭
- 関西弁を喋る運び屋の青年。自称・「さすらいのはぐれ狼」。金に目が無いが、いざという時は男気を見せる。偶然しろボンとあかボンに出会ったことがきっかけで、反乱軍のメンバーとして戦うことになった。金星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はスパークボンバーボンバー。
- なお、爆外伝IIIでは反乱軍の秘密諜報員として描かれており、普段は宇宙定期便のドライバーとして情報収集を行っている。漫画版では完全な別人。
- みどりボン
- 声 - 山口勝平
- 反乱軍木星ゲリラ部隊隊長。生真面目な性格で、緑のベレー帽を被っている。すでに帝国軍の勢力下に入った木星の森林に潜み、さまざまな工作活動を行っていた。木星に来たしろボンたちの案内役を務めた。木星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ。機体はランバーボンバーファイター。
- なお、爆外伝IIIでは瞳の色が異なっている(本作では青だが、爆外伝IIIでは黒)。漫画版では完全な別人。
- みずいろボン
- 声 - 宮崎一成
- 水星の大富豪の御曹司。そのためか、少々わがままな性格である。水星に来たしろボンたちからスカウトを受けるも、当初は反乱軍を「ダサい仕事」と称して断っていた。しかし、みどりボンとあかボンの叱責もあって「ダイエットに丁度いい」と言いながらも承諾した。水星のプラネットエンブレムをビーダマに持つ(ただし、本人はファッションセンスに合わないと不満を漏らしていた)。機体はアクアボンバーボンバー。
- なお、爆外伝IIIでは水星大臣の息子として描かれており、帝国軍によって断絶された水星と火星の交流を、あかボンと共に再開させようとしていた。また、性格や表情も本作とは異なる独自のものになっている。
- こんボン
- 声 - 小杉十郎太
- 反乱軍司令官。温和な性格で、ビーダロンの研究を行う科学者でもある。宇宙戦艦ヤマトの沖田十三を髣髴とさせる服装を身に纏っており、その手には常にパイプを携えている。
- なお、爆外伝IIIでは服装こそ他のビーダマンと同じものの、やはり手にはパイプを携えている(漫画版では本作と同じ服装を纏っており、口調は若大将シリーズを連想させるものになっている)。また、しろボンたちと同様にプラネットエンブレム(海王星の紋章)を持つ戦士として描かれた。
- Dr.グレイボン
- 声 - 津久井教生
- プラネットエネルギーの研究を行っている科学者。そのため帝国軍によって拘束され、エネルギー理論の軍事利用を迫られていた。だが、帝国軍の一瞬の隙を突き、プラネットエネルギー回路の設計図を太陽系の各地を転送した。最終局面の後は無事に解放された。
- なお、爆外伝IIIではコスモユニットの設計にも携わっている。
- オレンジボン老師
- 声 - 長島雄一
- 武術の達人であり、しろボンの師匠。
- なお、爆外伝IIIでは設定が大幅に異なっており、しろボンたちと同じくプラネットエンブレム(土星の紋章)を持つ戦士になっている。機体はソイルボンバーファイター。漫画版にも紋章の仲間の1人として登場するが一言のセリフもない。
なお、以下はアニメ未登場のキャラクターである。
- きみどりボン
- 反乱軍の新参兵。機体はタイトニングボンバーアタッカー。
- むらさきボン
- 反乱軍の古参兵。機体はバスターボンバーアタッカー。
- ネレイド空軍兵
- ボンバーファイターTYPE-90を操縦する兵士達。飛行能力を備えていないノーマルタイプのTYPE90にも、なぜか空軍兵が搭乗している。体色は全員ねずみ色をしており、手足の色はオレンジとなっている。
- ネレイド空軍隊長
- ネレイド空軍兵を束ねる指揮官。
- ネレイド陸戦兵
- 基本的に機体に搭乗せず、地上に展開し自らのビービーダマで闘う陸戦歩兵部隊。体色は全員オリーブドラブ(軍用車両などに使われる緑)色をしている。
ノルアーク帝国
- くろボン
- 声 - 関俊彦
- 帝国軍のエースパイロット。親衛隊を率いており、自身の力を高める為に常に強い相手と戦うことを渇望している。また、最終局面ではしろボンたちと同様に、プラネットエンブレム(冥王星の紋章)を持つ戦士だったことが明らかとなった。最終的にはしろボンの「戦争を終わらせるために戦っている」という想いに共感し、共闘する。ダークフォートレス撃破後は真の強さを求めて宇宙に旅立った。機体はボンバーファイターTYPE-90RX。最終局面ではハデスボンバーファイターに搭乗している。
- なお、爆外伝IIIでは冥王星の名門の出身となっており、軍に入隊してわずか3年でエースパイロットになったことと、自身の機体に黒い塗装が施されていることから、「黒い三年生」の異名を持つ。また、親衛隊も配備されているTYPE-90RXのカラーリングから、「黒い三機神」と呼ばれている。
- セレス
- 声 - 園部啓一
- 帝国軍のパイロットで、くろボンの部下の1人。
- パラス
- 声 - 室園丈裕
- 帝国軍のパイロットで、くろボンの部下の1人。
- Dr.クラッシャー
- 声 - 西村朋紘
- 帝国軍の科学者。ダークフォートレスの制作に携わる。茶色のボディに白衣と眼鏡を着用しており、ビーダシティ編のDr.シャドーとよく似た特徴を持つ。
- なお、爆外伝IIIではDr.グレイボンの弟子であり、ボンバーファイターTYPE-99の開発に携わっている。
- ゴールデンボン王 / ダークボン皇帝
- 声 - 玄田哲章
- 心優しき名君としてビーダ王国を統治していたゴールデンボン王だったが、何者かに体を支配されたことにより、紫のボディを持つ邪悪なダークボン皇帝へと変貌してしまった。帝国軍を率いて太陽系の惑星を次々と侵略、最終局面では自らダークフォートレスに搭乗し出撃した。ダークフォートレスが撃破されると共にダークマザーから解放され、元のゴールデンボンに戻った。
- なお、爆外伝IIIでのゴールデンボンは最終局面の際、くろボンと同じくプラネットエンブレム(太陽の紋章)を持つ戦士だったことが明らかになった(ただし、ダークボン皇帝はこのことに気づいてはいなかった)。
- ダークマザー
- 声 - 大友龍三郎
- ゴールデンボンに憑依した謎の存在。憑依したビーダマンのビーダマに、目玉のような姿で浮き出てくる。その目的はダークフォートレスとプラネットエネルギーを利用し、太陽系を消滅させることにあった。最期はダークフォートレスが撃破されると共にゴールデンボンの体から離れ、いずれ復讐を果たす事を宣言しつつ消滅した。
- なお、爆外伝IIIの最終局面ではゴールデンボンの体から離れるものの、Dr.クラッシャーに再憑依している。漫画版では生前に太陽系の各惑星を司る神に戦いを挑んで敗れ、封印された存在だったことが判明しており、自分自身の怨念に呪われ続けているとも語られている。また、後にビーダシティ編のダーク皇帝や、本作の続編・『Bビーダマン爆外伝V』のキングベーダーとも同一の存在であることが語られた(ただし、漫画版のダーク皇帝は爆外伝IIIの時代よりはるか前から存在しており、厳密にはダークマザーを生み出した、もしくはダークマザーと同時期に誕生した存在と思われる)。
なお、以下はアニメ未登場のキャラクターである(反乱軍側とは異なり、キャラクターの対比図にシルエットと名称が記されていた)。
- ボップ
- 帝国空軍の総司令官。ヘイルやレディ・ベガと共に、「古参三将軍」と呼ばれている。爆外伝IIIでは彗星を利用し、反乱軍本部の壊滅を企んだ。
- ヘイル
- 帝国陸軍の元帥。爆外伝IIIではボップと共に、海王星に彗星を衝突させようと画策した。
- レディ・ベガ
- 帝国海軍の提督。三将軍では唯一の女性であり、紫のボディにオレンジの髪と、ビーダシティ編のパープルとよく似た特徴を持つ。
語り手
- 老ビーダ
- 声 - 緒方賢一
- 過去に起きた真実を知る老人。なお、ビーダシティ編の老ビーダと同一人物である。
登場メカ
反乱軍ネレイド(登場メカ)
- XBF-88G ガイアボンバーファイター
- しろボンが搭乗する白いボンバーファイター。TYPE-90の試作機をしろボン用にカスタムチューンした機体で、頭部以外のデザイン(形状)はほぼTYPE-90と同じである。プラネットエネルギー回路によってパイロットと同調、それにより高い操作性を誇る(漫画版ではバイザー部がそのまましろボンの顔になるという演出が為されている)。ただし機体のダメージもパイロットにフィードバックされてしまうという欠点も持つ。
- ガイアスカイバージョン(※)
- ガイアにスカイユニットを装備した形態(ただし、頭部のみノーマルと変わらない)。これによりフィルマ同様、航空戦にも対応できるようになった。また、本作では主にこの形態で活躍する。
- なお、爆外伝IIIでは天王星の浮島から脱出する際に装備され、以降は惑星間航行の際に使用。また、右腕には接近戦用の剣が装備されている。
- (※)ここではガイアコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- ガイアランドバージョン(※)
- ガイアにランドユニットを装備した形態(本作未登場)。これによりランバー同様、高速移動や強力なジャンプが可能になった。
- なお、爆外伝IIIでは木星を訪れた際、ランバーと共に行動するために装備された。また、右腕に接近戦用のカギ爪が装備されている。
- (※)ここではガイアコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- XBF-88GC ガイアコスモバージョン
- ガイアに宇宙用のコスモユニットを装備した形態。ビーダエネルギーを利用した推進装置・ビーダマドライブユニットと、両手足の可変式スラスターにより、惑星間の長距離航行と高機動性を実現した。本作では爆外伝IIIと同じく最終局面に登場し、くろボンが駆るハデスコスモバージョンと互角の戦いを展開する。
- BF-90RF フィルマボンバーファイター
- あおボンが搭乗する青いボンバーファイター。TYPE-90をベースにスカイユニットを装備しており、これにより空中戦が可能になった。また、最終局面では宇宙用のコスモユニットを装備している(ただし、頭部のみスカイユニットのまま)。ガイア同様にプラネットエネルギー回路を搭載している。
- なお、爆外伝IIIでは基本的にスカイユニットを装備したままであり、そのままの状態でも宇宙空間が航行できるようになっている。また、右腕には接近戦用の剣を装備している。
- BB-93-BB フレイムボンバーボンバー
- あかボンが搭乗するボンバーボンバー。ボンバーファイターの派生機種にあたり、機体を大型化することによりボンバーファイター以上の連射性を実現した。また、同型機と連結することで性能を強化することもできる。
- なお、爆外伝IIIではパイロットとガンナーで操縦する複座式になっているが、同型機と連結によりパイロットのみでの操縦が可能となる。
- スパークボンバーボンバー
- きいろボンが搭乗するボンバーボンバー。機体色が異なるものの、基本的にはフレイムボンバーボンバーと同様である。
- なお、アニメ独自のオリジナル機体であるため、爆外伝IIIには登場しない。
- BF-90RL ランバーボンバーファイター
- みどりボンが搭乗するボンバーファイター。TYPE-90をベースに、森林戦仕様のランドユニットを装備。インラインスケートを両足に装備することで高速走行が、肩にブースターとして装備することで強力なジャンプが可能になった。また、頭部のコマンダーズハッチを使うことで、メインハッチをオープンせずにこっそりパイロットが出入りできる。最終局面ではフィルマ同様、宇宙用のコスモユニットを装備して出撃した(ただし、頭部のみランドユニットのまま)。
- なお、爆外伝IIIでは接近戦装備として、右腕にカギ爪を装備している。
- BB-93-BA アクアボンバーボンバー
- みずいろボンが搭乗するボンバーボンバー。機体色は異なるが、スパークボンバーボンバーとは同型機である。
- なお、爆外伝IIIではフレイムボンバーボンバー同様、VIPの警護用にカスタムチューンされた機体であり、それぞれ火星と水星の守備隊に配備されていた。
- ボンバーファイターTYPE-90
- 反乱軍で使用されている主力量産機。ボンバーファイターとしては旧式の部類にあたるが、ユニットを換装することにより様々な局面に対応できる。
- なお、爆外伝IIIでは空軍兵がパイロットを務めていること(玩具パッケージの表記より)から、主に空軍に配備されているものと思われる。
- TYPE-90スカイバージョン(※)
- TYPE-90にスカイユニットを装備した形態(ただし、頭部のみノーマルと変わらない)。フィルマと同様に空中戦ができるようになった。また、本作ではガイアスカイ同様、主にこの形態で活躍する。
- なお、爆外伝IIIではフィルマと同じ頭部形状となっており、右腕には接近戦用の剣が装備されている。
- (※)ここではガイアコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- TYPE-90ランドバージョン
- TYPE-90にランドユニットを装備した形態。ランバー同様、高速走行と強力なジャンプができるようになった。
- なお、爆外伝IIIでは接近戦武装として、右腕にカギ爪が装備されている。
- (※)ここではガイアコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- TYPE-90コスモバージョン(※)
- TYPE-90にコスモユニットを装備した形態。ガイアコスモ同様、高機動性を得たことによる惑星間の長距離航行が行えるようになった。
- なお、爆外伝IIIでは接近戦の際に、腕部のスラスターをトンファーとして使用する。
- (※)ここではガイアコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- BFT-2000XS シャインボンバーフォートレス
- スカイボンバーフォートレスが頭部から胸部、マリンボンバーフォートレスが腹部、ランドボンバーフォートレスが両足となって合体した、反乱軍最強のメカ。総勢10人までのビーダマンが搭乗可能である(アニメでは7人の勇士が搭乗)。必殺技はスパイラルショット。
- BFT-001S スカイボンバーフォートレス
- 反乱軍が開発したステルス爆撃機。機体下部のハードポイントを用いることで、ボンバーファイターの輸送機としても機能する(最大積載数は3機)。
- なお、爆外伝IIIでは建造場所が別の惑星になっている(本作では海王星で建造されたが、爆外伝IIIでは天王星で建造されている)。
- BFT-002M マリンボンバーフォートレス
- 反乱軍が開発した攻撃型潜水艦。内部にシャインボンバーフォートレスの中枢メカニズムを搭載している。
- BFT-003L ランドボンバーフォートレス
- 反乱軍が開発した機動戦車。主砲はボンバーファイターの電磁バレルとしても機能し、ビーダマカノンの精密射撃をサポートする。また、主砲を取り外すことで2機の輸送機としても使用可能。それぞれボンバーファイターを1機ずつ搬送できる。
- なお、爆外伝IIIではスカイボンバーフォートレス同様、建造場所が別の惑星になっている(本作では海王星で建造されたが、爆外伝IIIでは木星で建造された)。また、開発の際にはきいろボンの輸送船が参考にされている。
- 輸送艦ネレイド号
- こんボンの指揮するネレイド軍旗艦の大型輸送艦。本来はボンバーフォートレス各機を収納輸送するはずであったが、開発が間に合わなかったため他の機体を搭載した。ブリッジは後部右翼にあり、ビーダファイターは艦首カタパルトより射出する。
なお、以下はアニメ未登場のメカである。
- バスターボンバーアタッカー
- ボンバーファイターの派生機種で、通常のビーダマカノンの他にも小型のビーダマを発射することができる。また、ボンバーファイターの背部に合体して、ビーダマの威力を強化することも可能。
- ソイルボンバーファイター
- オレンジボン老師が搭乗するボンバーファイター。
- ボンバーファイターTYPE-ZERO
- 反乱軍の次世代量産機。帝国軍のTYPE-99とは対照的に、連射性を重視した設計になっている。
- なお、宇宙軍兵がパイロットであること(玩具パッケージの表記より)から、宇宙軍の配属であると考えられる。
ノルアーク帝国(登場メカ)
- BF-90D ボンバーファイターTYPE-90
- 帝国軍で使用されている主力量産機。基本的には反乱軍仕様と同様だが、機体に黒い塗装が施されている(なお、反乱軍仕様の機体色はグレーである)。
- ボンバーファイターTYPE-90RX
- くろボンが搭乗するボンバーファイター。黒いボディに紫の手足、赤いキャノピーと独自のカラーリングが施されている。また、隊長機の証として頭部にアンテナを装備。これにより通信能力が強化され、部隊への指示を円滑に行うことが可能になった。本作ではさらに紫のスカイユニットを装備されており、反乱軍を相手に航空戦を繰り広げた。
- なお、爆外伝IIIではセレスとパラスも搭乗しており、くろボン機が上記の1番機、セレス機がTYPE-90と同じ頭部形状の2番機、パラス機が2番機と同型の3番機となっている。
- ボンバーファイターTYPE-90(セレス・パラス仕様)
- セレスとパラスが搭乗するボンバーファイター。基本的には帝国仕様のTYPE-90と変わらないが、機体各部にTYPE-90RXと同様の塗装が施されている。
- BA-97T タイトニングボンバーアタッカー
- ボンバーファイターの派生機種で、前方に突き出した3枚の電磁レールにより精密射撃を行うことができる(ただし、玩具では単体でビーダマを発射できない仕様になっている)。
- なお、爆外伝IIIでは反乱軍の機体として登場。ボンバーファイターの前面に合体し、ビーダマカノンの精密射撃をサポートする。
- YBF-99X ハデスボンバーファイター
- くろボンが搭乗する新型ボンバーファイター。TYPE-99をベースにしているため、シメウチショットにより強力なビーダマを発射できる。また、ステルス能力など独自のカスタムチューンが施されている。
- なお、爆外伝IIIでは火星空域でのテスト操縦の際、ほんの一瞬ながらしろボンのガイアスカイと交戦。ビーダマカノンの一撃により、ガイアスカイを火星に墜落させた。
- YBF-99XC ハデスコスモバージョン
- ハデスに宇宙用のコスモユニットを装備した形態。ガイアコスモバージョン同様、ドライブユニットと各部スラスターにより機動性は大幅に向上、惑星間を高速で航行できるようになった。
- 本作では主にこの形態で活躍。最終局面でしろボンが乗るガイアコスモと激闘を繰り広げている。
- BF-99A ボンバーファイターTYPE-99
- セレスとパラスが搭乗する新型ボンバーファイター。ビーダマカノンにシメウチショット機構が備えられており、これによりTYPE-90以上の威力を持つビーダマが撃てるようになった。
- なお、爆外伝IIIでは帝国軍の次世代量産機として登場。空軍兵が搭乗すること(玩具パッケージの表記より)から、空軍を中心に配備されていると考えられる。
- TYPE-99コスモバージョン(※)
- TYPE-99にコスモユニットを装備した形態。機動性が向上したことにより、惑星間の高速航行が行えるようになった。また、本作では主にこの形態で活躍する。
- なお、爆外伝IIIではコスモユニットのカラーリングが異なっている(本作では濃い緑色だが、爆外伝IIIでは赤)。
- (※)ここではハデスコスモバージョンに倣い、便宜上このように表記する。
- ダークフォートレス
- ノルアーク帝国の切り札である巨大宇宙要塞。迎撃用兵器のフレアナパームのほか、プラネットエネルギー回路を搭載しており、太陽系の星々を一気に消し去ることが可能な威力を持つ最終兵器・プラネットエネルギー砲を装備している。最終局面においてシャインボンバーフォートレスの攻撃を受けて機能停止した。
なお、以下はアニメ未登場のメカである。
用語集
- ブルーソアラー太陽系
- 伝説編の舞台となる惑星系。各惑星の配置は基本的に実際の太陽系と同様だが、水星は火星と連星のような関係にあり、共に地球と木星の間の軌道を公転している。
- また、爆外伝IIIでは太陽系10惑星とも呼称されており、太陽も惑星の1つとしてカウントされている模様。
- ビーダマン
- 現実世界の地球における人間に当たる生命体で、腹部にビーダマを持ったボンバーマンの姿をしている。ビーダマはそのビーダマンの心が反映されており、善の心を持つ者のビーダマは透明だが、邪悪な心に染まった者のビーダマは濁っている。また、ビーダマを飛ばすことで攻撃が可能。
- ボンバーファイター
- ビーダマンのビーダエネルギーをエネルギーに変換して動く戦闘ロボット。また火力重視型はボンバーボンバー、支援型はボンバーアタッカー、1機のみ作られた決戦用要塞型はボンバーフォートレスと呼ばれる。
- ビーダロン
- 現実世界の地球における動物に相当する生物で、様々な種類が存在する。ビーダマン同様ビーダマを持つ。
- ビーダエネルギー
- ビーダマンやビーダロンの生命力の源であるエネルギー。これを大量に吸い取られると昏睡状態に陥り、吸い尽くされると死に至る。
- 反乱軍ネレイド
- ノルアーク帝国に反抗する人々が集まって結成された反帝国組織。こんボンを司令官とし海王星を本拠地に活動。
- ノルアーク帝国
- ダークボン皇帝がビーダ王国を廃し新たに建国した帝国。巨大な武力により星々の侵略を開始する。
- プラネットエネルギー
- 各惑星に存在するエネルギーで、火星なら火、水星なら水など、それぞれ惑星ごとに属性が存在する。それがあるからこそビーダマン達が住むことができる環境が整っているのではないかと言われている。
- チェイサーエンブレム
- 本来はビーダロンの生態調査をするための発信機。ビーダロンのビーダマにエンブレムを取り付け、それを受信することで個体数などを調べる。プラネットエンブレムは設計図がこの発振機に流れ込んだのが原因。
- プラネットエンブレム
- プラネットエネルギーの源と言われている、紋章が入った球状の宝石。それぞれの惑星に必ず一つ存在しており、10個すべてを集めると全宇宙をも支配できるほどのエネルギーを手に入れると言われているらしい。選ばれし勇者の体内(ビーダマ)に一つずつ存在しており、覚醒するとビーダマに紋章が浮かび上がる。後の千年後の世界で、予言の書に記された聖なる獣ビーダロンによって、再び光の勇士たる5人のビーダマンに宿っている。
- 惑星直列
- 実際の太陽系と同様、すべての惑星が一列に並ぶ状態をそう呼ぶ。それが起きると大変なことが起きるらしい。
爆外伝IIIとの相違点
先にも述べたように、本作では爆外伝IIIで1年間かけて描いた内容を、わずか2話に凝縮して描いている。そのため、本作未登場のキャラクターとメカが存在するなど、基本設定がやや異なったものとなっている。
- エンブレムの勇者の人数
- 本作では7人(しろボン・あおボン・あかボン・きいろボン・くろボン・みどりボン・みずいろボン)だったエンブレムの勇者たちだが、爆外伝IIIではこんボン・オレンジボン老師・ゴールデンボン王を加えた10人に設定されている(本来なら爆外伝III同様に惑星の数だけ勇者が存在するはずである)。また、人物設定にも多少ながら異なる部分(役割など)がある。
- 惑星直列の周期
- 本作では千年周期の間隔で惑星直列が起きているが、爆外伝IIIではその半分にも満たない300年周期となっている。
これにともない、ストーリー展開にも様々な差異が生じている。
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ビーダシティ編
登場人物(ビーダシティ編)
ビーダマン
- しろボン
- 声 - 桑島法子
- 主人公。正義感が強く仲間との友情を重んじるが、少々天然ボケかつおっちょこちょいで元気な少年。相棒のカゼ丸をケーキで釣って空を飛ぶ。飛行機のパイロットになるのが夢。モミテボンの記録したメモによるとピーマンが嫌いらしい。くろボンのことは当初はやや一方的にライバル視している所もあったものの、最終的にお互いをライバルと認め合う仲になった。ドラーケンとの初戦で敗北した際、一度は自信を失いかける。しかし、くろボンやきいろボンが苦戦する姿を見た事で触発され、再び戦線に赴きリベンジを果たした。
- あかボン
- 声 - 佐久間レイ
- ヒロイン。面倒見が良く、しっかり者で強気な女の子。ビーダロン博士を志す。「レッディ」というあだ名を自称しているが、周囲からは全く呼ばれない(ただし、一度だけ自身のズボンを仕立て終わったと思い込んだグレイボンに感謝され、そう呼ばれたことがある)。主要メンバーで唯一学校に行っている。また、TVで人気のアイドル歌手・アイドルボンや人気の歌劇団・レディービーダ歌劇団のファン。特にアイドルボンに関してはグレイボンのズボンを仕立てる事になったためにサイン会に行けなかったことを残念がっていた。
- あおボン
- 声 - 小桜エツ子
- 心優しく気弱な少年。グレイボン博士の孫であり、彼のことを「グランパ」と呼ぶ。語尾に「~です」を付ける丁寧語で喋る。お化けが苦手。その一方、雰囲気や気分に流されやすい所があり、グレイボンが殺害されたと思われた際には「名探偵あおボン」を名乗って犯人探しを率先して行い、普段の彼からは想像もつかないほど役に入り込んでいた。また、彼の心を悪に染めて自身の部下とし、ブルーブレイバーを手に入れようとしたシュリンゲの策略にはまり、「自分は強い」と必要以上に思いこまされてしまい、かなり強気になったことも。しろボンとは仲が良く、共に行動することも多い。
- きいろボン
- 声 - 真殿光昭
- 関西弁を喋る少年。ただしIIIやVとは違い本作での彼は運送屋を営んでいない。お笑い好きで、小話と称したダジャレを多数連発し、特にマイクを向けられると状況にかかわらずダジャレを連発する。もっとも、そのダジャレは寒いものがほとんどであり、基本的にポニコーンしか笑ってくれない(しかし、シルドークには面白いと言われる)。その下らなさたるや、ラジオに流れれば町が大惨事に陥るほどで、そのためボランティアの時に彼が無料で漫才をすると宣言した途端、避難勧告が流れ、街から人っ子一人居なくなってしまったこともある(イエロークラッシャーで連発したときには、シュリンゲのトラウマにもなった)。
- また、アルバイトをいくつも行っているなど宝探しや金儲けに目がない性格で、割と意地汚い所もある。そんな彼だが、義理人情には厚い一面も持ち合わせている。一人称は主に「ワイ」だが、たまに「オレ」になることも。
- くろボン
- 声 - 関俊彦
- クールな一匹狼。何者なのか、どこに住んでいるのか、一切不明の人物。ダークビーダを倒すことを、自らの宿命と考えている。ビーダアーマーの操縦技術は非常に高く、しろボンたちのピンチにはどこからともなく駆けつける。素手で四天王と互角に戦う力を持ち、パンチの連打を繰り出す「ファイナルパンチ」という技を持つ。また、アニメではティーゲル・シュリンゲ・ダークプリンスと戦ったこともある。バーボン曰く「始めてあいつの眼を見たとき、まるでこれから狩りに行くオオカミロンのようにギラギラしていた」とのこと。
- 最初はしろボン達と距離を置いていたが、話が進むにつれてしろボンをライバルと認めるなど、彼らに心を開いていった。
- 実はプロフェッサーボン博士(後述)の孫で、双子の弟であるジャックを目の前でダークビーダに連れ去られた過去を持つ。
- グレイボン博士
- 声 - 津久井教生
- あおボンの祖父。ビーダアーマーを開発し、ダークビーダの襲来に備えていた。年の割にはやや子供じみた一面がある。彼の作る発明品自体もビーダアーマーを除いて下らない物が多く、しろボンには「ゴミかガラクタにしか見えない」と言われるほど。師であるプロフェッサーボンから研究データを託され、合体ビーダアーマーであるセイントブラスターの基となる3機のビーダアーマー(ホワイトブロス・ブルーブレイバー・イエロークラッシャー)を作り上げた。研究所の男性陣の中ではシュリンゲの変装であるパープルに最も惚れており、一度は結婚も考えたほど。
- ピンクボン
- 声 - 小西寛子
- やや自分勝手気味なお嬢様。恋多き乙女。「簡単に心変わりしない」といいながら心変わりしやすい性格。
- 最初はしろボンに好意を抱いたがわずか1話でくろボンに乗り換える。一時はアイドルボンに鞍替えした事もあったものの、長らくくろボンの追っかけを続けたが、物語の終盤では通りかかったさわやかボンという好青年に心変わりした。
- リッチボン
- 声 - 安井邦彦
- ピンクボンの父親でビーダシティ一の大富豪・リッチボン家の伯爵。極度の親バカで、娘であるピンクボンに異常なまでに溺愛しており、彼女のためならば平気で他人に財産を譲ったり、時には軍まるごと動かしたりするほどである。
- 愛車に乗っていることが多く、実家でもよく乗っている(壁に激突して壊したり突き破ったりすることもあるが、本人は全く気にしない)。また、大型劇場のオーナーも務めており、一流レストラン・「ビーダマキシム」のオーナーを務める実業家・エリートボンとも面識がある。
- ジイボン
- 声 - 長島雄一
- リッチボン家に仕える執事。たびたびピンクボンのわがままに振り回されている。また、以外にも素早い身のこなしを誇る。
- キザボン
- 声 - 宮崎一成
- ビーダシティ一の大企業・クリスボン家の御曹司。ピンクボンの幼馴染で、性格は名前の通りキザそのもの。
- 初登場時はピンクボンのためにしろボンに代わる新しい婚約者としてリッチボンが連れてきたが、あっさりと嫌がられた。以降も何度か登場し、ピンクボンを口説こうするが失敗に終わり、最終的には檻の中に閉じ込められ、ピンクボンに飼い犬同然の扱いを受けてしまった。
- バーボン
- 声 - 藤本譲
- くろボンがよく通うバーのマスター。無口な性格。素性を知らないくろボンに対しては本人曰く「人に言えない悲しみを胸に秘めていた目」を見て信用し、取引を行った。
- モミテボン
- 声 - 子安武人
- 楽な生活をしたいがためにいつもダークビーダの味方をするビーダマン。しかしダークビーダからはぞんざいな扱いを受けている。
- 卑怯な性格の上に度の過ぎたお調子者で、強そうな相手にただひたすら媚びへつらう。その名の通りいつも揉み手。そして閉じている目は意外とつぶらな瞳である。一人称は「私(わたくし)」および「モミー」で、語尾に「~ヨ」や「~ヨ〜ン」が付く。また、高所恐怖症である。ダークアーマーの操縦は不得手で、シュリンゲの作戦で初めてモミテアーマーを操縦させられた際には「無茶な作戦」と述べていた。
- 一度だけグレイボンの廃棄したガラクタ類から偶然生まれた遠隔操作型メカ「ハイパーモミテンション」を使ってしろボンらを苦しめたが、メカはシルドークに一発で破壊された。一応悪役だが、ビーダマはダークビーダのように赤黒く濁ってはおらず、通常のビーダマン達と同じ色をしている(Dr.シャドーも同様)。1秒間50サイクルの「ウルトラハイスピードもみ手」と1秒間80サイクルの「超ウルトラハイスピードもみ手」という技を持っている。ダークビーダ壊滅後はしろボンたちに捕まりそうになるが、楽して豪勢な生活を送る事は諦めておらず、間一髪で離脱しどこかに去って行った。
- 漫画版では彼によく似た「ダークコビック」なるダークビーダが登場している。
- Dr.シャドー
- 声 - 掛川裕彦
- かつてグレイボン博士と共に、ビーダアーマーの研究開発に携わっていた科学者。眼鏡をかけている。グレイボンとは互いを「シャドリン」「グレリン」とニックネームで呼び合う間柄だったが、ある日を境に消息を断つ。物語中盤で再会しグレイボンと喜び合うが、それは演技であり、ダークビーダの手先となっていた。というのも、師であるプロフェッサーボンが自分の丹精込めた研究成果よりもグレイボンのふざけた発明しか目を向けなかったため、自分の技術の素晴らしさを証明するためにダークビーダについた。ダークプリンスの側近として彼の機嫌を取ろうとする態度を振舞うこともあれば、自ら前線に出て作戦を遂行することもある。銀戎瑠を自身の最高傑作と自負している。しろボンにも何度かシャドリンと呼ばれたことも。最終決戦の後、これまでの罪を償う為自害しようとするが、グレイボンに諭され改心。
- 漫画版では彼がダークビーダについた理由は、自身の研究に協力して貰うべくグレイボンを勧誘するも、断られたためであると語られている。
- プロフェッサーボン博士
- 声 - 大竹宏
- グレイボン博士とDr.シャドーの師で、ダークビーダの出現を予見していた科学者。ビーダアーマーの研究開発の際にDr.シャドーが失踪した後、万が一に備え全ての研究データをグレイボンに託し、自らの研究所ごと行方不明となった。研究データには合体ビーダアーマーであるセイントブラスターの設計図が入っていた。また、くろボンの弟であるジャックがダークビーダにさらわれたときは、くろボンにも手が迫ることを危惧し、ブラックガトリンガー・ブラッククラスター・ブラックデバスターの3機を製作した。後に命を失うが、自身は死ぬ間際までビーダシティのことを案じていた。研究所はくろボンが守護しており、しろボン達が来た時はホログラムでコンタクトを取った。
- キャスターボン
- 声 - 藤巻恵理子、夏樹リオ(14話のみ代役)
- ビーダシティにあるTV局のニュースキャスターを務める女性ビーダマンで、眼鏡をかけている。普段は視聴者を意識して愛らしいキャラ作りをしているが、興奮すると自身の素が出てしまう事も(その場合、即座に愛嬌を振りまいて誤魔化している)。
- よいこボン
- 声 - 東さおり
- 「よい子のみんなはまねしないでね」という注意書きと共に画面端に現れ、台詞の最後に「ビーダマンとの約束だよ」を付けて視聴者に注意を促すビーダマン。ストーリーの進行には一切関係がないのだが、老ビーダと共に災難に巻き込まれたり、反面教師にしたモミテボンに手痛い目に遭わされることもあった。しかし、それでも注意する姿にモミテボンには「根性ある」と言われた。また、最終回のシメを飾ったのは彼である。
- 老ビーダ
- 声 - 緒方賢一
- 伝説編での狂言回しの役割とは打って変わり、存在そのものがギャグに近いキャラクターとなっている。そのため、何度か落雷を受けたり(一度かわしたこともあったが、勢い余って崖の下に転落している)、後半では乞食のような生活をする羽目になるなど、何かと災難に遭うことが多い。その一方で、ビーダシティに迫る危機を感じ取ったり、予言の書の内容が真実となる事を危惧したり、深みのある一言を放つ場合もある。好物は焼きちくわ。最終回では視聴者に「次の勇士は君かもしれない」と語りかけていた。村山富市がモデルとなっており、目が太いまゆ毛で隠れている。
- ジャック
- 声 - 林延年
- くろボンの双子の弟。プロフェッサーボンの研究データをDr.シャドーが盗みに来た際に阻止しようとしたが、ダーク皇帝に類まれな戦士の資質を見込まれ、くろボンの目の前で誘拐された。
- その後、大量のダークエネルギーを注ぎ込まれて、ダーク皇帝の忠実な戦士ダークプリンスにされた。
- 後にくろボンによってビーダマで倒され、元の姿に戻る。その後、ダークネスドラゴンによって再び連れ去られ操られていたが、無事に元に戻った。
ビーダロン
- カゼ丸(-まる)
- 声 - 長島雄一
- しろボンの相棒のフェニックスロン。彼とは非常に気が合う性格で、よく一緒に遊んでいる。しかし、実はしろボンも知らないある秘密を隠している。ケーキが大好物。また、翼に怪我をした雌のシラサギロンを助けた際、彼女に惚れた事がある。しかし、彼女はすでに雄のシラサギロンと付き合っていたので別れる事となった。
- 最終局面でしろボンと心を通い合わせることにより、しろボンの武装ホワイトメイルになる。
- ルイルイ
- 声 - 川上とも子
- 珍しい種類のビーダロン。女の子が大好き。頭が良く、研究所であおボンやグレイボン博士の仕事を手伝うこともある。
- 最終局面でブルーメイルとなってあおボンをサポートした。
- ピポ
- 声 - 本井えみ
- あかボンの友達のリスロン。「ピポ」と鳴くためにしろボンによってこの名前が付いた。元は他のビーダロン達と共に森で暮らしていたが、ダークイバリの事件以降彼女の友人となった。とてもおとなしい性格。
- 最終局面であかボンのレッドメイルとなった。
- ポニコーン
- 声 - 園部啓一
- きいろボンの相棒で、トウモロコシのような角とサングラスをかけているのが特徴のユニコーンロン。きいろボンのギャグにただ1頭バカウケする。また、涙もろい一面もある。ティーゲルがしろボンたちをおびき出す為の餌としてピンクボンを誘拐した際、リッチボンの「娘を助けたら全財産を譲る」という発言に乗ったきいろボンがくろボンに変装し、ピンクボンを救出してリッチボンの財産を手に入れようと画策した際、ヒリューに変装させられたことがある。
- 最終局面で他のビーダロン達がメイルスーツへと変身した時1頭隅で震えており、きいろボンに怒られてからやっとイエローメイルに変身した。
- ヒリュー
- 声 - 安井邦彦
- 強くなるために日夜修業を積んでいる心優しきドラゴロン。「アチョー」と鳴く。ビーダキャニオンで修行を励んでいた時に、偶然その場に不時着したダークエネルギーの籠った隕石の影響で凶悪な姿に変化し暴れ回ったが、くろボンやしろボンらの活躍によって元の姿に戻り、以降はくろボンに弟子入りし行動を共にするようになる。ちなみに「ヒリュー」の名付け親はくろボン。知能も高く、映画館へ映画鑑賞に行ったことも。
- 最終局面でくろボンのブラックメイルとなる。
- タンゴ
- 声 - 不明
- シュリンゲのペットである黒いネコロン。シュリンゲの手足として様々な工作をする。
ダークビーダ
ダーク皇帝が支配する侵略軍団。ダーク皇帝を除く構成員は総じてビーダマンにはない普通の口があり、ダーク皇帝とダークプリンス以外の男性と女性はそれぞれ毒キノコを思わせる穴状の凹みや突起を複数持った頭部と頭髪を持っており、両肩にサポーターを付けている者が多い。四天王は総じて仮面を付けており、その素顔は一般のダークビーダと同じである。また、四天王同士は総じて他のメンバーとは仲が悪い。当初は四天王が最高幹部とされていた。ビーダシティ攻略の担当者は失敗が続くとダーク皇帝によって空中に浮かぶ石の牢獄に幽閉され、次の四天王に出撃の権利が移る。物語後半ではダークプリンスが登場し、攻略を担当。なお、彼らのビーダマは邪悪な心のために赤黒く濁っている。
- ダーク皇帝
- 声 - 大友龍三郎
- ダークビーダを支配する謎の存在。自身の城の皇帝の間の壁や、城の外にある搭状の巨石の頂点に浮かぶ一つ目の姿でプリンスや四天王に指示を出す。巨石に姿を現した際に目から放つ光線や電撃により、失敗を犯した四天王を牢獄に転送・幽閉したり、制裁を加える。惑星直列が近づくにつれてその力を増していく。ドラーケン・ティーゲル・シュリンゲの三人が敗れた後、最後の一人であるシルドークは幽閉されていたために新四天王決定戦でダークノストラを四天王として送り込んだが、所詮は小物でシルドークほどの器が無いことを悟っており、その後のシルドークの脱獄は放っていた。最終回で四天王達が役に立たないことに腹を立て、ダークネスドラゴンとブリザードドラゴンに融合し、赤い双頭の竜となって、しろボン達に戦いを挑んだ。だが、最後はセイントドラゴンに倒され、ダーク空間も消滅した。四天王やダークプリンスすら、自身のダークエネルギーで作り出した存在であった(四天王はビーダロンを、プリンスはジャックを変身させた姿)。
- 事実上、今作唯一の戦死者である(プロフェッサーボンは本編開始時にはすでに故人だったため)。
- 漫画版ではブリザードドラゴンを変異させるなどしてしろボン達を翻弄。最終的には城と融合して、無数の目玉が表面に現れる黒い城の姿で暴れ回った。最終的にはテレビ版同様に敗れるが、いずれ復活することを最期まで示唆していた。
- ダークプリンス
- 声 - 林延年
- ダークビーダ四天王の上に位置する最高幹部。その強さはビーストーンでパワーアップしたシルドークを簡単に倒し、ブラッククラスターを一撃で破壊するほど。冷静な性格で、戦いをゲームと称する残虐性を持つ。
- その正体はくろボンの弟・ジャックがダーク皇帝によって記憶を消され、全く別人のダークビーダとなった姿である。そのためにくろボンには強いこだわりを持っており、彼を倒すことに執着している。
- 漫画版では語尾に「プリ」と付ける。
ダークビーダ四天王
- ドラーケン
- 声 - 安井邦彦
- ダークビーダ四天王の1人。卑劣な作戦を展開する頭脳派(自らのビーダアーマーが無いと嘆いていたきいろボンを操り、しろボン達に差し向けたこともある)だが、お世辞には非常に弱い一面を持っている。そのため褒めて貰ったり、あだ名を言って貰わなければ気が済まない。あだ名は元々あったものにモミテボンが提案した「プリティーにかっこいい」を足した「パーフェクトな強さを誇る偉大なるダークビーダ四天王の1人、プリティーにかっこいいドラーケン様」。[2]
- 当初は部下達にダークビーダの本拠地から命令を下していたのみで、出撃回数は四天王では最も少ない(単独での出撃は一度だけ。その後もシルドークとの共同出撃、最終決戦で他の三人と出撃したのみ)。最初に登場した四天王ではあるが、ホワイトゲイルやイエローシューター、ブラックガトリンガーをあっさりと倒してしまうなど、その実力は侮れない(最初の敗北も、油断していた所にホワイトゲイルIIからの不意打ちに近い一撃を食らったことが原因)。また、相手に催眠をかける事でその相手の心を闇に染めて操ることも可能。かなり記憶が古く、登場回数も少ないためか、再登場時はしろボン達に名前を忘れられていた(思い出して貰えた際には「懐かしい」とまで言われた)。四天王内でも、特にシルドークとはソリが合わない[3]。
- また、正体がトカゲロンであるためか、シルドークに「トカゲロン野郎」と罵られたことがある。なお、単独でビーダシティを攻略していた頃は、声に金属的なエフェクトがかかっていた(素顔の時は無い)が、再登場後は無くなった。最終決戦でダーク皇帝が倒されると、他の四天王と共に元のビーダロンに戻った。名称のドラーケンは、スウェーデン語で「竜」を意味する。
- 漫画版では語尾に「ケン」と付ける。
- ティーゲル
- 声 - 堀秀行
- ダークビーダ四天王の1人。「力のティーゲル」・「戦闘のティーゲル」の異名を持ち、その名の通り力任せに暴れ回る戦法を好む。しかし、「チマチマしたことが一番嫌い」と癇癪持ちの性格が災いしてしまい、毎回感情任せに暴走しては、銕白虎のエネルギー切れを引き起こしてしまう。バカと言われることを嫌っており、「バカ」を含んだ言葉に非常に敏感。放電して相手を攻撃することが可能で、連続してパンチを繰り出す「突風ラッシュ(とっぷう-)」という技を持つ。戦闘のプロであるくろボンとアーマーに乗らずに素手で戦ったことからライバル心を抱く。また、瞬間移動も可能。後にダークプリンスに我慢を覚えさせられ、その直後は凄まじい力を発揮した。また、四天王中唯一自滅した存在でもある。その他、ただの一般人であるさすらいボンに偶然とはいえ敗北するなど情けない場面がある。
- なお、ドラーケン同様に初期の頃は仮面を被っている際、声に金属的なエフェクトがかかっていたが、再登場後は無くなった。また、初期は一人称が主に「儂」(たまに「オレ」)だったが、再登場後は「オレ」に統一された。
- 名前はドイツ語で「虎」を意味する「ティーガー」から。正体はトラロン。
- 漫画版では頭の悪い描写はあまりなかった。また、語尾に「ゲル」と付ける。ちなみに、ドラーケン敗北直後に登場した彼とシュリンゲのシルエットは後に本編に登場した彼らの姿とはデザインが異なっている。また、この時シルドークが投獄されているにもかかわらず4人目の四天王と思しきシルエットが映っていた。
- シュリンゲ
- 声 - 松本梨香
- ダークビーダ四天王の1人。自称「ダーククイーン」で、「魅惑のシュリンゲ」の異名を持つ。一人称は「妾」で、「オホホホホホ」及び「オホホのホー」と笑う。普段はパープルという名前の美しい女性教師ビーダマンに化け、しろボンたちに近づき罠にかけようとする。部下にダーククノイチ(後述)が控えており、四天王の中で唯一ペットを飼っている。パープルとして住んでいる古びたアパートの一室の地下にモニター付きのアジトを持っている。モミテボンには高慢な態度で接しており、よく靴磨きをさせている。四天王の称号だけでは満足しておらず、ダーク皇帝を除くダークビーダの頂点を極めようと考えている。また、作戦のためにモミテボンに何度かダークアーマーを操縦させたこともある。苦手なものはきいろボンの小話(イエロークラッシャーのショックウェーブを一度食らって以降、小話がトラウマになった)。一度はくろボンの強さを見込んで手下に誘ったこともあり、ティーゲルと同様に素手で戦ったこともある。他にも、あおボンやあかボンを自分の手下にしようと作戦を立てている。パープルの変装を解く際には他のダークビーダ同様に服を脱ぎ捨てて変装を解く場合と、体を回転させて発光し、瞬時にシュリンゲの姿に戻る場合の二通りがある。
- 肌荒れと名前を頻繁に間違えられること(シュリケン、シュリリンゲなど)が悩みの種。特に後者は言われるたびに修正するが、全く覚えて貰えない。しかし、最後の作戦で敗れた際、やっとしろボンに名前を呼んで貰えた。またモミテボンに対しては名前そのものを避け、「ダーククイーン」と呼ばせようとしており、名前で呼ぶたび、撤退時でも制裁を喰らわす[4]。また、年齢はある程度高い方らしく、嫁ぎ遅れ呼ばわりを気にしている描写があった。煙管を愛用している。また、四天王の中では唯一、一度だけしか素顔を見せていない。
- 名前はドイツ語で「スズメ」を意味する「シュペリング」から。正体はスザクロン。
- 漫画版では敗退後、処刑されそうになったため開き直り、2万年にわたり監禁されていたシルドークを解放させ、協力してダークネスドラゴンを完成させた。その後シルドークがダークプリンスに敗れると一緒に捕まったが、殺されてはいない。なお、2万年を生きたシルドークから「まだ生きていたのか」と発言されており、シルドークほどでないにせよかなりの長寿である模様(ただしシルドーク反乱当時のことは知らないため、彼よりは若い)。また、語尾には「リンゲ」と付ける。
- シルドーク
- 声 - 秋元羊介
- ダークビーダ四天王の1人。ダークビーダの頂点に立とうとする野心家で、かつてダーク皇帝に反旗を翻したことがある。そのため四天王の地位を剥奪され、牢獄に幽閉されていた。しかし、部下の手で牢から解放されたことにより、四天王の座へと返り咲く。
- 武人の誇りを旨としており、自らの背後を取ろうとする者は、カエルロンであろうと容赦はしない性格[5]。イエロークラッシャーを素手でひっくり返すほどの実力の持ち主だが、意外にも口が軽い一面を見せることがあった。また、義理堅い一面があり、海底遺跡で生命を助けられた借りは一応返している。また、しろボンに一度だけシルクロードと名前を間違えられたことがある。
- プラネットエネルギーの封印されたビーストーンを手に入れ、その封印を説いたことでプラネットエネルギーの鎧を得てパワーアップし、ダーク皇帝をも圧倒するがダークプリンスに愛機である鎧玄武を破壊され、自身も一撃で敗れて鎧も失った。その後、ダーク皇帝には反発心を持ったままだが、プリンスには(自分をあっさり破ったことから)忠誠を誓っている。
- 名前はドイツ語で「カメ」を意味する「シルトクレーテ」から。正体がカメロンであるためか、ソリの合わないドラーケンに「のろまなカメロン野郎」と言われたことがある。
- 漫画版では、牢から出したのは処刑されそうになって開き直ったシュリンゲである。彼女の協力と鎧玄武の能力で、ダークネスドラゴンを復活させた。ダーク皇帝に反逆を起こしたのが2万年前と語っており、ダーク皇帝共々かなりの長寿であることが分かる。また、語尾に「ドーク」と付ける。
ダークビーダ四天王の部下
- ダークイヤミ
- 声 - 千葉繁
- ドラーケンの部下の1人。初めてしろボン達たち前に登場したダークビーダで、名前通り嫌味な性格の持ち主。その上、かなりの演説好き(しかし、モミテボンには「演説さえなければ少しはましな上司」とある程度の好感を持たれていた)。ギャグの程度はきいろボンの小話とさほど変わらない。数百年は生きているらしく、ダークビーダがビーダシティ侵略を開始するのを長らく待っていた。プラネタリウムを完備したビーダ博物館の館長・イヤミボンに化け、観客のビーダマンたちからビーダエネルギーを奪おうと画策した。
- しろボンに「お前はダークビーダか?」と聞かれ、ダークビーダ認識者に出会えた喜びから素直に正体を現した。戦闘時はダークエネルギーによって博物館に展示された探査用人工衛星の模型型メカや戦車の模型、恐竜ロンの化石やレーザー発射機能を持つ博物館のプラネタリウム部分及び周辺のパラボラアンテナを操り、自身は人工衛星型メカに乗る。博物館からのレーザーでホワイトゲイルを攻撃するが、ブラックガトリンガーとヒリューの加勢によりをパラボナを破壊される。最後の手段として博物館の自爆装置を作動させてしろボンたちを倒そうとするが、彼の演説好きな性格を利用したしろボンの作戦に引っかかり、博物館の爆発に巻き込まれて敗北する。後にドラーケンとシルドークの対決の際にダークイバリやダークシノビと共に再登場した。
- 漫画版にはイヤミボンによく似たダークビーダ・ダークキザックが登場している(連載初期は、四天王以外のダークビーダはビーダマン達に近いデザインだった)。格好悪いビーダアーマー(ビーダマ発射機能は無い)を使用していた。
- ダークイバリ
- 声 - 大森章督
- ドラーケンの部下の1人で、西部開拓時代の保安官のような姿をしている。名前通り威張り散らしている性格の持ち主で、やたらと自分の持つ数々の勲章らしき物(モミテボン曰くおもちゃ屋で見た)を見せて威張る。モミテボンには常に「様」ではなく「閣下」という敬称を付けるように言っていた。また、高速移動も可能。ピポが住んでいた森でビーダロンを捕獲し、そのビーダエネルギーを使ってダークバズーカを製作。ビーダシティ攻撃の準備をしていた。専用のダークアーマーを所持しており、弱気になりつつもホワイトゲイル・ブルースナイパー・ブラックガトリンガーの3機をまとめて相手にしていたので、それなりの実力はある。だが、あかボンとビーダロンたちによってバズーカの発射口を塞がれてしまい、最終的にバズーカが暴発し、半ば自爆する形で敗れた。後にドラーケンとシルドークの対決の際に再登場した。
- ダークシノビ
- 声 - 高木渉
- ドラーケンの部下の1人で、左目を金属性の眼帯で覆った忍者のような姿とそれに違わぬ俊敏性を誇る。モミテボンとはそれなりに良好な関係を築いており、脱出時に後述の理由で彼を気遣うなど、ドラーケンの部下の中では恐らく最もまともな性格。その一方、ドジな所がある。グレイボンが発明の発表会をした際にシノビボンに化け、発表会にただ一人のお客として侵入する。だが、エライ目に合うばかりだったので正体を表し、グレイボン研究所に侵入してビーダアーマーを破壊しようとした。侵入に成功するもまたもや散々な目に遭い、脱出に使おうとしたロケット(実は花火)の爆発にモミテボンと共に巻き込まれた。なお、しろボンたちはシノビボンがダークシノビだったことはおろか、彼が研究所内に侵入したことすら気づいていなかった。また、モミテボンの台詞から、ダークイバリと同じく彼も専用のダークアーマーを所持しているはずだが、登場することはなかった。敗北後は他の2人と共に再出撃のチャンスを与えて貰えるようにドラーケンに懇願するが叶わず、全員ドラーケンによって足場に開かれた穴からダーク空間に落とされた。後にドラーケンとシルドークの対決の際にダークイヤミやダークイバリと共に再登場した。
- ダークグンシ
- 声 - 園部啓一
- ティーゲルの右腕にして参謀格。その名の通り軍師として、ティーゲルを作戦面でバックアップする。だが、力づくで戦おうとするティーゲルの性格が仇となることもあってか、作戦のほとんどは失敗に終わっていることが多い。瞬間移動が可能。あまりにオツムが足りないティーゲルを影で侮辱しているが、気づかれるとギャグで誤魔化す。変装も得意で、最初の作戦ではアイドルボンのサイン会を開いたイベントボンに化けた上で彼を騙し、その後はアイドルボンに変装してコンサートの客からビーダエネルギーを吸い取ろうとした。また、最後の作戦の際にはビーダエクスプレスの技術責任者・レールボンに化けてしろボンたちを騙し、ビーダエクスプレス内であおボンたちを捕らえている。
- ダークトアミ
- 声 - 塩屋翼
- ダークグンシの部下。平兵士ながら35年の長きに渡りダークビーダに所属していた大ベテランで、ビーダエネルギー収集の専門家。その名の通り網を発射する専用バイクでビーダロンを捕らえるのが得意。しかし酒が好物の上に酒癖が悪く、後一歩の所で酒を飲んでしまうため、いつも失敗ばかりしている。そのために度々出世のチャンスを逃しており、出世が絡むと大げさなリアクションをとる。モミテボンには常に「様」ではなく「先輩」という敬称を付けるように言っていた。ダークグンシの命で銕白虎のエネルギー補充の為に出産前のシラサギロンを百羽捕らえていたが、アジトの洞窟でモミテボンの制止を振り切って酒盛りをしている最中にしろボンとシラサギロンに扮したカゼ丸が紛れ込み、カゼ丸に気を取られている最中にしろボンによってシラサギロンを全て逃がされてしまう。それに気付いた後は再びシラサギロン達を捕らえようとバイクに乗って網を発射するが、カゼ丸に邪魔された挙句ホワイトゲイルIIによってカゼ丸とシラサギロン達は助け出され、自身はバウンドした網によって崩れた洞窟にモミテボン共々閉じ込められた。その後は無線越しにダークグンシに叱責され、ヤケ酒を飲もうとするがすでに酒は切れていた。
- ダークオイチ
- 声 - 藤巻恵理子
- シュリンゲに仕えるダーククノイチ(くの一)の一人。髪は緑色。素早い身のこなしを誇り、煙幕と共に出現する。また、クナイを武器としている。体を回転させてビーダマンの女性に変装することが可能で、しろボンたちを罠にかけようとしたことも。モミテボンのことはシュリンゲ同様高慢に接する半面、彼女の怒りのはけ口として認識している(これらの点は他の2人も同様)。そのため、最後の作戦でシュリンゲが敗れた際には他の2人と共に、作戦に使用した地震発生装置の影響で崩壊する火山島にロープで縛られた状態で放置されていたたモミテボンを助けた。
- ダークオツウ
- 声 - 笹本優子
- シュリンゲに仕えるダーククノイチの一人。髪は水色。
- ダークオコウ
- シュリンゲに仕えるダーククノイチの一人。髪は赤色。
- ダークジゴロ
- 声 - 岩永哲哉
- シルドークの部下の1人。まだ若く考えも浅いため、主にダークバアヤと手を組んで活動する。しかし、邪悪さは他のダークビーダと同等である。アニメでは鎧玄武を2回操縦したことがある。男性ダークビーダでは唯一頭髪を有する。
- ダークバアヤ
- 声 - 小原乃梨子
- シルドークの部下の1人。普段はエプロンドレスを着用した背の低い老婆だが、実は200キロのバーベルすら持ち上げる力を持っている。空気を吸い込むことで体中のしわを伸ばし、数秒間だけ長身の美女に変身できる。[6]シルドークが幽閉されていた時、この変身技で看守の目を欺いて牢獄の鍵を奪った。しろボンは一度、この変身技に惑わされたことがある(この時はあおボンときいろボンも変身技で惑わそうとしたが、失敗に終わっている)。
- ダークノストラ
- 声 - 菅原正志
- 幽閉中のシルドークに代わり、四天王の1人となっていたダークビーダ。オカマ口調で話す。「勝てばいい」という信条の持ち主で、勝利のためには手段を選ばない。ダークイバリ・ダークシノビ(本編未登場)と同様、専用のダークアーマーを所持している。占い師に化け、しろボンがノイローゼに陥るまで執拗にストーキングじみた占いを続けた。最後は自身のダークアーマーをしろボン達に奪われそうになり、シルドークの愛機である鎧玄武のメガメタルカノンの一撃によって破壊された。
- ダークブラッコ
- 声 - 吉田孝
- ダークノストラの部下。黒子の姿をしており、小細工を得意とする。しろボンがダークノストラに占われた通りの災難に遭うよう、裏で細工を行っていた。
登場メカ(ビーダシティ編)
ビーダシティ編の世界では、永年続いた平和により軍隊は解体・縮小され、かつて生産されたボンバーファイターもほとんど現存していない。そのかわり劇中では、ボンバーファイターの発展型であるビーダアーマーが登場する。
ボンバーファイターにはないビーダアーマーの特徴として、ライドモード(移動形態)とアーマーモード(戦闘形態)の2形態に変形する点が挙げられるが、それ以上に特筆すべきはビーダカプセルの存在である。
このカプセルはコクピットとしてアーマーの頭部に合体しており、非常時には脱出装置として機能、操縦者の安全を確保する。また、カプセルそのものは単体で治療装置として使用でき、ビーダマンのビーダーエネルギーを回復させることも可能である(しろボンの回復によく使っていた)。ホワイトブロス・ブルーブレイバー・イエロークラッシャーはプロフェッサーボンの残した合体アーマーの設計図を基にしており、ブラックガトリンガーとブラッククラスター、ブラックデバスターを開発したのはプロフェッサーボンである。
一方、ダークビーダの戦力となるボンバーファイターに近い兵器・ダークアーマーも存在している。
ビーダマン(登場メカ)
- ホワイトゲイル
- 連射能力に優れたしろボンの一台目アーマーにして、グレイボンが開発した初のビーダアーマー。しろボンは、発射時に「ビーダカノン」と叫ぶ。初期の機体の中では唯一飛行能力を備え、フライトモードにも変形可能。
- ドラーケンとの戦いで、鋼蒼竜が発射したメタルビーダマに撃ち負けて中破し、しろボンは重傷を負った。その後、ホワイトゲイルIIとして復活する。
- ホワイトゲイルII
- しろボンの二台目アーマー。ドラーケンの鋼蒼竜に中破したホワイトゲイルを修復・強化した機体。空中での戦闘能力と攻撃力が強化されており、鋼蒼龍の解析によりメタルビーダマを連続で発射できる「メタルビーダカノン」の発射が可能になっている。その威力は鋼蒼竜の胸部を一撃で打ち抜き破壊するほどである。
- あおボンたちと他の3機が閉じ込められたビーダエクスプレスを正面から飛行の推力で押し戻して止めようとしたが、力及ばずビーダエクスプレスと共に崖へ衝突。ただししろボンたちは脱出していたため無事だった。漫画版では翼朱雀との戦いで勝利したものの大破し、その後ホワイトブロスへと修理・強化される。
- ホワイトブロス
- プロフェッサーボンの設計図を元にグレイボンが開発したしろボンの三台目アーマー。空陸両用。ホワイトゲイルIIよりも全体の性能がさらに上昇しており、翼朱雀のヘキサメタルショットの直撃にも耐え抜くほどの強度を得ている。ビーダマルチプライヤーにより、メタルビーダマを凌ぐ高密度ビーダマ「ブロスカノン」を発射できるのが特徴。
- ブルースナイパー
- あおボンの一台目、狙撃型ビーダアーマー。ホワイトゲイル製作後、二番目に作られた。長距離精密攻撃に特化されており、照準をつけるスコープ・クロスゲージは標的の内部を透視するXレイセンサーとしても機能する。発射時にあおボンは「ポインティングショット」と発声する。ブルースナイパーとイエローシューター、レッドバスターはビーダカプセル及び手足のカラーリングが異なるだけで、形状は同様である。元々はグレイボンの家宝のダビデボン像に大金が隠されており、それを破壊する目的で作られたものだった。しかし、折しも互いに真相を知らずにダビデボン像を傷付けてしまい、あおボンと絶交していたしろボンが友情を回復する為、ピザ配達のアルバイトをしてあおボンの欲しがっていたスケートビードの購入資金を調達しようとした。しかし、しろボンがピザの配達先であるメトロコースターの落盤事故にメトロボンたちと共に巻き込まれた為、彼らを救出する目的であおボンに譲られ、そのまま彼の愛機となった。
- 四天王ティーゲルとダークグンシの策略により、ビーダエクスプレスの貨車から脱出できないように固定されてしまい、列車と道連れで崖へ衝突し大破。
- ブルーブレイバー
- あおボンの二台目、索敵・電子戦用ビーダアーマー。空陸両用。頭部に通信アンテナ、頭部前方にXレイセンサー・プログレススコープを装備し、長距離精密射撃の能力がさらに向上している。あおボンは腹部からビーダマを放つ際「ブレイブカノン」と発声する。
- レッドバスター
- あかボンの一台目、砲撃戦型ビーダアーマー。2発のビーダマを同時発射する「ダブルビーダカノン」を装備している。
- ブルースナイパー同様にビーダエクスプレスと道連れで破壊された。
- フレアードラゴン
- あかボンの支援用ドラゴン型ビーダアーマー。主に機体の輸送を目的としており、ライドモード時は背中に2台のアーマーを搭載できる。また、頭部竜顎から発射するビーダマカノンの他、胴体カーゴデッキに収納のビーダマ臼砲によりビーダマを投石器のように発射することも可能(本編では未使用)。
- あかボン曰く、女の子向きじゃない可愛くない機体ということらしい。
- ちなみに、玩具は『パロD英雄伝』の「神聖ドラゴン」の金型流用製品であった。
- イエローシューター
- きいろボンの一台目、パワー型ビーダアーマー。レッドバスターと同時期に開発されていたが、チューニングに手間取り、レッドバスターよりも後に完成した。特殊ホルダーにより高速ドライブを加えてビーダマを発射する「ドライブショット」を装備している。グレイボン博士によれば、その威力はホワイトゲイルのビーダカノンを上回るという。
- ホワイトゲイルが破壊されてピンチに陥った状況の中、四天王ドラーケンとの一戦で初陣を飾った機体。奮闘するも、頭部と左腕、右足を破壊されて戦闘不能にされた。その後は修復され、きいろボンがリッチボンの財産目当てでくろボンに変装してピンクボンを救出しようとした際には、黒を基調としたカラーリングに塗り替えられたことも(なお、ティーゲルは本物のくろボンが来るまできいろボンの変装に気付かなかった)。
- ブルースナイパー・レッドバスター同様にビーダエクスプレスと道連れで破壊された。
- イエロークラッシャー
- きいろボンの二台目、空陸両用ビーダアーマー。あおボンのブルーブレイバーよりも先に製作された。頭部の前にショックウェーブシステムと呼ばれるシャレダースピーカーが着いており、このスピーカーからダジャレを発することによりビーダマに特殊な回転をかけることができる。きいろボンはビーダマを発射する際には「クラッシャーカノン」と発声する。設定画には「フォルムがタヌキのチ○チ○みたいやなぁ」と注釈されている。しかし、初陣では翼朱雀に追い込まれたことも。
- ちなみにスピーカーは単体でも十分効果があり、四天王シュリンゲはこのスピーカーから出る小話がトラウマになった。
- ブラックガトリンガー
- 旧式ながら高い機動性を誇る、くろボンが最初に使用していた旧型アーマー。形状は左右非対称で、そのシルエットは前作のボンバーボンバーに近い。ガトリング機構を使ったビーダマ連射「ガトリングショット」を発射可能。また、ビーダアーマー開発以前の機体のため、他のアーマーのようにビーダカプセルは搭載されていない。
- 四天王ドラーケンの二度目の襲来の際、イエローシューターと共に善戦したが、鋼蒼龍の胸部ギミックでガトリング砲を破壊されてしまい、大破した。
- ブラッククラスター
- くろボンの二台目アーマー。空陸両用。中盤で活躍。ブラックガトリンガーを上回る機動性と高速連射「クラスターカノン」が特徴の機体。また、くろボンのアーマーで初めてビーダカプセルが搭載された機体でもある。ビーダマによる攻撃以外にも素早い拳の連続殴打で攻撃が可能。ダークプリンスの銀戎瑠に一撃で破壊され、大破。漫画版では鎧玄武に破壊されるが、応急修理の上ダークネスドラゴンの一撃を集中連射で弾き飛ばした後、帰還。その後放棄された模様。
- ブラックデバスター
- くろボンの三台目アーマー。他の機体より一回り大きいのが特徴。胴体部の上下にビーダマ発射口があり、「デバスターカノン」と言われ、同時発射や上下の連続発射、さらには同時発射で二つの目標を同時に打つこともできる。巨体の割に相当なスピードも持ち、初登場時には銕白虎と翼朱雀を圧倒した。その後も銀戎瑠と互角のスピードながら、それを上回るパワーで優勢に戦ったが、ブリザードエビルの前には歯が立たなかった。
- デバスターヒリュウと呼ばれる飛行形態(本編未登場)はビーダアーマーの中で最も高い機動性を誇る。
- セイントブラスター
- ホワイトブロスが上半身、ブルーブレイバーとイエロークラッシャーがそれぞれ両足となり合体した機体。腹部と両足から同時にビーダマを発射することが可能で、パイロット達は発射時に「ブラスターカノン」と発声する。銀戎瑠とクラヤミの合体アーマーであるブリザードエビルと互角のスピードとパワーを持つ。
- 合体命令のスイッチを3人全員が完全に同じタイミングで押さない限り合体は成功しないというハードルの高い合体であり、グレイボン博士が行った練習では一度も成功しなかったが、3人は本番で追い詰められた状況となりそれを一発で見事にクリアした。
- セイントドラゴン
- ホワイトブロスが首から頭部、ブラックデバスターが胴体、ブルーブレイバーとイエロークラッシャーがそれぞれ両足となって合体した巨大なドラゴン型ビーダアーマー。最終回のみの登場で、本作でのビーダアーマーの最終形態である。合体した後はプラネットエネルギーを必要とするため、プラネットエネルギーの制御装置が全員のアーマーに装備されていたが、それを惑星から取り出す装置が見当たらなかったため、当初は合体できなかった。搭乗員全員のコックピット部分が外から見えるというのが特徴。必殺技は全発射口からビーダマを一斉に発射する「セイントファイアーボレイ」。
ダークビーダ(登場メカ)
四天王のアーマーはそれぞれ四神を冠した名前が付けられている。操縦席はレバーではなく2つの鉄球が埋められており、そこに気を送り込み機体を稼動させる。なお、動かすには強い気が必要で、ダークジゴロが鎧玄武を動かそうとした際、思うようにいかなかった。四天王のアーマーとダークプリンスの銀戎瑠にはビーダアーマーに採用されているビーダカプセルの技術を応用したダークカプセルが搭載されており、プリンスは自らにエネルギーを充填したり、四天王のエネルギーを吸収したりしたこともあった。
- 鋼蒼竜(はがねそうりゅう)
- ドラーケンのダークアーマー。腹部からメタルビーダマを2発同時に発射するダークメタルショットを放ち、相手を洗脳・暴走させることができる。竜頭のような腹部は開閉が可能であり、至近距離からの噛み付き武器ドラゴンビークとしても使用可能(ブラックガトリンガーのガトリング砲を壊したのがこの腹部)。ホワイトゲイルIIのメタルビーダカノンの一撃で大破した。後にDrシャドーによって新しく作り直された。漫画版ではブラックガトリンガーの支援を受けたホワイトゲイルに敗れる。
- 銕白虎(くろがねびゃっこ)
- ティーゲルのダークアーマー。虎の頭に似た腹部から大型のメタルビーダマ・プライマリを、頭部からは通常のメタルビーダマ・セカンダリをそれぞれ発射するダークビーダカノンが必殺技。パイロット同様瞬間移動が可能。しろボン達の初期のビーダアーマーをビーダエクスプレスもろとも破壊する作戦で、ホワイトゲイルIIのために用意した罠にかかり(原因はダークグンシがティーゲルに罠の場所を教え忘れていた)、一緒に大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。シャドー自身が「デザインは前のままですがパワーアップしてます」と言った通り、ティーゲルがどれだけ暴れても、かつてのようにエネルギー切れになることは無かった。漫画版では肩部のフックを飛ばす能力もあったが、ブラッククラスターの機動力に手も足も出ず敗れる。
- 翼朱雀(つばさすざく)
- シュリンゲのダークアーマー。その名の通り巨大な翼を持ち、鳥型のフライトモード(玩具ではライドモード)に変形する。ビーダマ発射口が6箇所(頭部に1箇所、腹部ダークビーダカノンに1箇所、両肩ショルダーバルカンに4箇所)あり、そこから強烈なヘキサメタルショットを放つ。また、頭部内部には隠し武器ビーコックカノンを内蔵。翼部分が弱点であり、そこを破壊されると弱い。ホワイトブロス・ブルーブレイバー・イエロークラッシャー・ブラッククラスターの攻撃を受けて飛行できなくなり、最後は火山に落下して大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。漫画版ではホワイトゲイルIIを大破させるものの、ブルーブレイバー・イエローシューターの援護で動けなくなり、ゲイルIIに敗れる。
- 鎧玄武(よろいげんぶ)
- シルドークのダークアーマー。頑強な装甲を持ち、亀型のライドモードに変形する。頭部から通常のビーダマの10万倍の巨大なメタルビーダマ・メガメタルカノン(玩具では金属製のビーダカプセル)を発射できる。しかし新しく作り直されて以降は使っていない。また、腹部からは通常のメタルビーダマを発射することも可能。操縦者であるシルドークがプラネットエネルギーの鎧を纏ってパワーアップした際、機体も赤い光に包まれてメガメタルカノンの威力が上がり、ダーク皇帝すら圧倒した。だが、ダークプリンスの銀戎瑠に両断されて大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。
- 漫画版ではメガメタルカノンは腹部から発射しており、頭部の機構は使わない。ただしその威力は丘一つを根こそぎ消し飛ばすほどで、ブラッククラスターをたやすく大破させた。またライドモードのまま回転し強襲することで敵の一切の攻撃を弾きつつ薙ぎ倒す技も披露、新鋭機ホワイトブロス含む3機を中破させた。さらに鋼蒼竜・銕白虎・翼朱雀を復活させる能力まであり、単機でダークネスドラゴンを完成させたが、セイントブラスターにより鎧玄武がダメージを負い、体勢を立て直そうと撤収したところを、待ちかまえていたダークプリンスに撃墜される。
- ダークネスドラゴン
- 鋼蒼竜が頭部、銕白虎が胴体前部、翼朱雀が胴体後部、鎧玄武が胴体中央部となって合体したドラゴン型ダークアーマー。終盤においてダーク皇帝がジャックを連れ去る際に使用された。後に最終決戦でセイントブラスターと対峙。Drシャドー自身「最高傑作」と豪語している。必殺技は、全発射口から全方位に向けてメタルビーダマを放つ、「ダークネスボレイ」。セイントブラスターのブラスターカノンの直撃にもびくともせず、その圧倒的な戦闘力でしろボンたちを苦しめたが、戦闘中に四天王全員が仲違いし始め、業を煮やしたダーク皇帝にブリザードドラゴン共々取り込まれる。
- 漫画版ではシルドークがほとんど一人で操縦・制御していた。シルドークは、四天王のアーマーは元々この一体であったのを、その力を危惧したダーク皇帝が四機に分けたものだと語っている。圧倒的な火力と攻撃範囲でビーダシティを壊滅寸前に追い込むが、セイントブラスターによって発射口を撃ち抜かれて中枢の鎧玄武が破損。それでも航行・退却するだけの余力はあった(セイントブラスターはここで力尽き追撃できなかった)が、直後に待ちかまえていたダークプリンスによって破壊されてしまった。
- ちなみに最初(鋼蒼竜が発売された時点)から四体合体の設定があったわけではないようで、玩具でもこの形態を再現することはできるが、前述の鋼蒼竜が変形した頭部・首のスタイルはアニメなどとはかなりかけ離れたデザインになってしまっている(銕白虎以降は「秘密のジョイント」など合体に関する記述が明記されており、違和感はさほど無い)。
- 銀戎瑠(しろがねえびる)
- ダークプリンスのダークアーマー。Drシャドーが製作した。グレイボン博士曰く「スピード・パワー・ビーダマの破壊力、全てにおいて現代の科学レベルを超えている」とのこと。冷気を帯びた装甲で、ナイフのように敵を切り裂くことができる。初登場時には、パワーアップしたシルドークの操る鎧玄武を一撃で両断した。ビーダキャニオンに登場した時にはしろボンのホワイトブロスを一撃で操作不能にし、救援に駆けつけたくろボンのブラッククラスターを腹部から放つ「エビルショット」の一撃で破壊した。パワーはティーゲルとシュリンゲが仲違いを起して作戦を失敗させた(プリンスいわくゲームオーバー)際には銕白虎と翼朱雀を両手で持ち上げて飛行できるほどで、装甲はブルーブレイバーやイエロークラッシャーのビーダマの同時射撃を受けても、全くダメージを受けなかった。しかし、ブラックデバスターと初めて対峙した時は勝負は互角だったものの力負けしている。
- 漫画版では冷凍弾を発射し、相手を攻撃すると同時に人質にもしていた。
- クラヤミ
- 無人型のダークアーマー。銀戎瑠のサポート用機体。ビーダマなどは発射しないが、ブラックデバスターのデバスターカノンを受けてもダメージを受けず、最後は避けてみせた。頭部と左腕に鋭い刃物が装備されている。ダークプリンス曰く「ただの操り人形」。
- ブリザードエビル
- 銀戎瑠とクラヤミが合体した巨大人型アーマー。初登場時には、くろボンのブラックデバスターを圧倒した。セイントブラスターとほぼ互角の戦闘能力を持つ。プリンスがダークカプセルでエネルギーを充填させた際には電撃を放ったこともある。必殺技はブリザードカノン。
- ブリザードドラゴン
- 銀戎瑠とクラヤミのもう一つの合体形態であるドラゴン型ダークアーマー。ダークネスドラゴンとは異なり、こちらはコックピットが見える状態になる。必殺技はブリザードエビルと同様にブリザードカノン。一度はセイントブラスターに背部を引き千切られて戦闘不能となったが、最終決戦時で復活し、ダーク皇帝の操り人形にされたジャックが乗り込んでブラックデバスターと対峙した。アニメ版では直後にダークネスドラゴン共々ダーク皇帝に乗っ取られ、赤黒い双頭の邪龍となった。
- 漫画版ではこちらが「エビルの真の姿」と表記されているが、登場直後にダーク皇帝の力で変質、黒い龍となり、元の姿に戻したジャックを人質に暴れ回った。セイントドラゴンのエネルギーにより、ジャックともども皇帝の支配から解放され、同時にしろボン達の味方になる。
- イバリアーマー
- ダークイバリのダークアーマー。搭乗者同様保安官風のデザインをしている。ダークアーマーとしての能力は低いものの、腹部にダークビーダカノンを、右肩に網を仕込んだ弾丸を発射するキャノン砲をそれぞれ搭載している。また、ダークビーダカノンと左肩に巨大バズーカ砲・ダークバズーカを装備したり、「カメレロンモード」によって透明化することが可能で、透明化した状態ではブルースナイパーのセンサーにも映らない。この他にもボタン操作でダークバズーカ付近の相手にタライを落とす「お仕置きスペシャル」という機能を持つ。ピポの住む森で多数のビーダロンやあかボンを捕らえ、さらにホワイトゲイルとブルースナイパーを苦戦させるがくろボンには通じず、ブラックガトリンガーの加勢により居場所を暴かれて透明化を解く。最後の手段としてビーダエネルギーの補充を終えたダークバズーカを装備して発射しようとするが、モミテボンから檻の鍵を奪って檻から脱出したあかボンとビーダロン達にバズーカの発射口に石を詰められていた為、暴発・自滅した。
- ダークアーマー
- ドラーケンに操られたきいろボンが搭乗したダークアーマー。腹部にビーダカノンを装備し、機動力と格闘能力に優れる。ビーダシティを襲おうと出撃し、ホワイトゲイルとの戦闘の際にビーダカプセルを展開してきいろボンの姿をしろボンに見せ、攻撃を躊躇させて苦しめる。しかし、レッドバスターとブルースナイパーに足を攻撃されて転倒し、ホワイトゲイルの攻撃できいろボンを弾き出されたことによって機能停止した。
- モミテアーマー
- モミテボンのダークアーマー。腹部にビーダカノンを装備しているが、ビーダーアーマーとして最低限の機能しか搭載していない。モミテボンがシュリンゲの作戦において必要な時にたびたび操縦している。一度はパープルを拉致してわざとしろボンたちに救出させ、パープルを信用させる目的でシュリンゲが行った作戦においてホワイトブロスとブラッククラスターに破壊されている。後に修復され、パープルに変装したシュリンゲがグレイボンからビーダアーマーの秘密を聞き出そうとした際、グレイボンをさらうと共にパープルを回収する為の最終手段として出撃。グレイボンとパープルを捕らえるがくろボンによって救出され、ブラッククラスターに破壊された。
用語集(ビーダシティ編)
- ビーダシティ
- 太陽系ブルーソアラーの惑星ビーダアースにあるしろボン達が住んでいる都市。千年前のプラネットエンブレム編ではビーダ王国と呼ばれていた。
- ダークビーダ
- ダーク皇帝率いる邪悪な心を持ったビーダ達の名称。ビーダシティを始め全宇宙の支配を目論んでいる。ダークビーダ本拠地のダーク城は異次元空間・ダーク空間に存在する。
- ダークエネルギー
- ダークビーダの力の源となるエネルギー。これによってビーダマンやビーダロンを変異させて配下にしたり、物体を操ったりメカの動力源にすることが可能。ダークビーダはビーダマンやビーダロンから吸い取ったビーダエネルギーをダークエネルギーに変換する技術を持っており、これをメカの動力源に転用していた。
- ビーストーン
- 惑星が持つエネルギー「プラネットエネルギー」が封印されている石。プラネットエネルギーを内側にため込む性質のある天然プラネットエネルギー回路とも言える石で、持つ者の意志によりその形を変える。モミテボンがシルドークに情報を教え、海底遺跡の中でしろボン達との争奪戦の末、シルドークが手に入れた。
- プラネットエネルギーを開放するには強い思いが必要で、強く念じたシルドークは封印を解いてそのエネルギーを鎧として身に纏った。グレイボン曰く「プラネットエネルギーは持ち主に使いやすい形となってそのパワーを発揮する」とのこと。
- ビーダメイル
- 予言の書で予言された光の勇士たる5人のビーダマンが、心を通わす聖なるビーダロンによって胸のビーダマにプラネットエンブレムが宿り、装着した伝説の鎧で、ビーダロンが変化する。惑星のプラネットエネルギーを引き出し、ビーダアーマーがセイントドラゴンに合体できるようになる。TV版では最終回にしか登場しなかったが、漫画版や玩具、カードゲーム等ではかなり早い段階で登場している。
- 予言の書
- 老ビーダが書き上げた巻物。到来するであろう勇者の手に渡ることまで予言されており、ダーク皇帝と四天王の襲来が予言されていた。
- 惑星直列
- 全ての惑星が一直線に並ぶこと。ダーク皇帝はこの直前に現れ、惑星直列が近づくにつれてその力を増していく。
- 四大竜
- ビーダシティに古くから伝わる言い伝えに登場する4匹の竜。セイント・フレアー・ブリザード・ダークネスの4体のドラゴン型のアーマーは、この伝説が元になっている。
スタッフ
- 原案 - 藤原茂樹、天野幹俊
- 漫画 - 三鷹公一(小学館「てんとう虫コミックス」刊)
- 企画 - 小林信一、落合茂一、丸山正雄
- 監督 - 中西伸彰
- シリーズ構成 - 浦畑達彦
- キャラクター原案 - 水野祥司
- キャラクターデザイン・メカニックデザイン - 杉浦幸次
- ゲストキャラクターデザイン - 清水洋
- 美術監督 - 金子英俊
- 色彩設計 - 歌川律子
- 撮影監督 - 山口仁
- 編集 - 尾形治敏
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音楽 - 貫田顕勇、竹間淳、安西史孝
- 音楽プロデューサー - 植村俊一
- 音楽制作/協力 - 日本コロムビア、メ〜テレ音楽出版
- プロデューサー - 横山敏紀、吉本聡、真辺文子、小原麻美
- アニメーション制作プロダクション - マッドハウス
- 製作 - メ〜テレ、未来計画(現・d-rights)、東急エージェンシー、パオハウス(現在はマッドハウスに吸収合併)
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「そらのかけら」(1 - 13話)
- 歌 - 吉川麻衣子
- 「君がいて僕がいて爆外伝」(14 - 36話)
- 歌 - マキ凛子 & 水木一郎
- 「ともだちがたからもの」(37 - 48話)
- 作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 岩崎元是 / 歌 - マキ凛子
- ピアノ - 松田真人 / サックス - 包国充 / コーラス - 広谷順子&河合夕子 / ギター - 梶原順
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 伝説!ビーダの勇士たち | 米村正二 | 中西伸彰 | 松尾衡 | 芦野芳晴 | 1998年 2月7日 |
2 | 伝説!勇士たちよ永遠に | 星川孝文 | 佐井鶴宮稲 | 2月14日 | ||
3 | 飛べ!ホワイトゲイル | 水上清資 | しぎのあきら | 松尾衡 | 武内あきら | 2月21日 |
4 | 孤高の戦士くろボン | 平田敏夫 | 中村憲由 | 長森佳容 | 2月28日 | |
5 | 現れた闇の使者 | 中西伸彰 | いわもとやすお | 高橋昇 | 3月7日 | |
6 | 撃て!ブルースナイパー | 片渕須直 | 政木伸一 | 阿部純子 | 3月14日 | |
7 | 守れ!森のビーダロン | 新田隆男 | 岡野幸男 | 中野頼道 | 渡辺和夫 | 3月21日 |
8 | 博士の超スーパー大発明 | 松尾衡 | 武内あきら | 3月28日 | ||
9 | 死なないで!ルイルイ | 水上清資 | 中村憲由 | 長森佳容 | 4月5日 | |
10 | くろボンの秘密 | いわもとやすお | 高橋昇 | 4月12日 | ||
11 | 四天王ドラーケン登場 | 新田隆男 | 政木伸一 | 阿部純子 | 4月19日 | |
12 | 起て!ホワイトゲイルII | 岡崎ゆきお | 渡辺和夫 | 4月26日 | ||
13 | 嵐のお嬢様!ピンクボン | 水上清資 | しぎのあきら | 松尾衡 | 武内あきら | 5月3日 |
14 | 第2の四天王ティーゲル | 中村憲由 | 長森佳容 | 5月10日 | ||
15 | 嵐の夜のミステリー | 大久保智康 | いわもとやすお | 高橋昇 | 5月17日 | |
16 | さすらいのヒーロー現る | 水上清資 | 政木伸一 | 阿部純子 | 5月24日 | |
17 | 泣くなカゼ丸 | 高屋敷英夫 | 中野頼道 | 石井和彦 | 5月31日 | |
18 | 発見!迷宮の秘宝!? | 水上清資 | 松尾衡 | 武内あきら | 6月7日 | |
19 | 號(ゴー)!ブラッククラスター | 中村憲由 | 長森佳容 | 6月14日 | ||
20 | ティーゲル最期の日 | 大久保智康 | いわもとやすお | 高橋昇 | 6月28日 | |
21 | 謎の美女!パープル登場 | 水上清資 | 港屋夢吉 | 政木伸一 | 阿部純子 | 7月5日 |
22 | 吠えろ!イエロークラッシャー | 玉木公司 | 岡崎ゆきお | 石井和彦 | 7月12日 | |
23 | キメろ!ブルーブレイバー | 大久保智康 | 松尾衡 | 新留俊哉 | 7月19日 | |
24 | 夢のプリマドンナあかボン | 水上清資 | 中村憲由 | 長森佳容 | 7月26日 | |
25 | シュリンゲ・魅惑の罠 | 大久保智康 | いわもとやすお | 高橋昇 | 8月2日 | |
26 | 博士のプロポーズ大作戦 | 水上清資 | 政木伸一 | 阿部純子 | 8月9日 | |
27 | さよならパープルさん | 大久保智康 | 中野頼道 | 石井和彦 | 8月16日 | |
28 | ピンクの船は大パニック! | 金子ツトム | 青山ヒロシ | 溝口雅彦 | 坂元大二郎 | 8月23日 |
29 | 反逆の四天王シルドーク | 井上敏樹 | 中村憲由 | 長森佳容 | 8月30日 | |
30 | 初恋の人はあかボン? | いわもとやすお | 高橋昇 | 9月6日 | ||
31 | モミテボンの一日天下 | 水上清資 | 政木伸一 | 阿部純子 | 9月13日 | |
32 | シルドーク捕わる!? | 井上敏樹 | 岡崎幸男 | 石井和彦 | 9月20日 | |
33 | 狙われたホワイトブロス | 松尾衡 | 仲田美歩 | 9月27日 | ||
34 | 伝説のビーストーン | 中村憲由 | 長森佳容 | 10月4日 | ||
35 | 降臨、闇のプリンス | いわもとやすお | 高橋昇 | 10月11日 | ||
36 | 最強の敵ダークプリンス | 水上清資 | 政木伸一 | 阿部純子 | 10月18日 | |
37 | ティーゲルとシュリンゲの逆襲 | 大久保智康 | 山崎茂 | 石井和彦 | 10月25日 | |
38 | 決闘!ドラーケン対シルドーク | 水上清資 | 松尾衡 | 新留俊哉 | 11月8日 | |
39 | 呪われたきいろボン | 荒西大介 | 中村憲由 | 長森佳容 | 11月15日 | |
40 | 氷の巨人アイスケンシュタイン | 大久保智康 | いわもとやすお | 高橋昇 | 11月22日 | |
41 | おかえりカゼ丸 | 水上清資 | 政木伸一 | 阿部純子 | 11月29日 | |
42 | くろボンのプレゼント | 山崎茂 | 石井和彦 | 12月6日 | ||
43 | 合体!セイントブラスター | 大久保智康 | 岡崎幸男 | 宍倉敏 | 12月13日 | |
44 | 発見!予言の書 | 水上清資 | 中村憲由 | 長森佳容 | 12月20日 | |
45 | くろボンの真実 | いわもとやすお | 高橋昇 | 12月27日 | ||
46 | ダークプリンスの正体 | 大久保智康 | 政木伸一 | 阿部純子 | 1999年 1月17日 | |
47 | 襲来!ダークネスドラゴン | 山崎茂 | 石井和彦 | 1月24日 | ||
48 | 誕生!光の竜 | 水上清資 | 中西伸彰 | 仲田美歩 | 1月31日 |
放送時間
- 1998年2月7日 - 1998年3月28日(第7話まで):毎週土曜17時00分 - 17時30分(朝日放送のみ毎週金曜16時30分 - 17時00分、いずれもJST)
- 1998年4月5日 - 1999年1月31日(第8話から) :毎週日曜7時00分 - 7時30分 (JST)
エピソード
- 放映当時、しろボンは製作局であるNBNのマスコットキャラクターも務めていた。
関連商品
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※玩具についてはビーダマンを参照のこと。
- 漫画
- VHS
- Bビーダマン爆外伝
- 全24巻。各巻2話ずつ収録。
- Bビーダマン爆外伝 バラエティ総集編
- 全2巻。総集編。
- CD
- Bビーダマン爆外伝(1998年4月21日)
- Bビーダマン爆外伝 Bビーダマンといっしょに楽しく編(1998年5月30日)
- Bビーダマン爆外伝 倒せダークビーダ!アクション編(1998年5月30日)
- Bビーダマン・ソングス1 しろ盤
- Bビーダマン・ソングス2 あお盤
- Bビーダマン・ソングス3 きいろ盤
- Bビーダマン・ソングス4 あか盤
- Bビーダマン・ソングス5 くろ盤
- 1998年4月21日発売。それぞれキャラクターソングおよびミニドラマなどを収録。
- 歌 & BGM集 宇宙を駆けるビーダ放送局
- サウンドトラックおよびDJコーナーを収録。
- きっと明日は晴れるから(1998年2月28日 歌:河合美智子)
- どっきん。(1998年5月21日 歌:吉川麻衣子)
- 君がいて僕がいて爆外伝(1998年6月24日 歌:マキ凛子)
- ゲームソフト
- Bビーダマン爆外伝 ビクトリーへのみち
- 1999年1月29日発売。ゲームボーイカラー。発売元はメディアファクトリー。
脚注
- ^ 映像作品としては『ボンバーマン 勇気をありがとう 私が耳になる』(福祉映画)が初となるが、こちらはアニメ作品ではない。
- ^ ちなみに牢獄から解放された後、「プリティーにかっこいい」の後を、「かつまたセクシーなドラーケン様」にしたが、この修正後のあだ名を使うことはなかった。
- ^ シルドークが彼の前で自分をキングオブキングだと言ったため、キングを自分のあだ名に付け加えようとしたこともあるが、自分以外がキングであるのが気に食わなかったため、喧嘩が勃発した。
- ^ だが、当のモミテボンは「シュリンゲ」という名前を一度も間違えたことがない。それにもかかわらず制裁を喰らわすのは、モミテボン程の下っ端が後のクイーンとなる者を名前で呼ぶのは許せないかららしい。
- ^ その凄まじさたるや、ただのカエルロンに対して衛星のレーザーをぶっ放すほどである。
- ^ ダークジゴロは、この能力を気持ち悪がっている。
関連項目
外部リンク
名古屋テレビ制作・テレビ朝日系列 土曜17時台前半枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
勇者シリーズ
(1990年10月6日 ‐ 1998年1月31日) |
||
名古屋テレビ制作・テレビ朝日系列 日曜7時台前半枠 | ||
オリジナルコンサート
(1997年4月6日 ‐ 1998年3月29日) |
Bビーダマン爆外伝
(1998年4月5日 ‐ 1999年1月31日) ※ここからアニメ枠 |
Bビーダマン爆外伝V
(1999年2月7日 ‐ 2000年1月30日) |