「伊勢志摩」の版間の差分
m ボット: 言語間リンク 2 件をウィキデータ上の d:q6079533 に転記 |
編集の要約なし |
||
| 6行目: | 6行目: | ||
---- |
---- |
||
[[ファイル:Mie_5-blocks.png|thumb|200px|right|三重県の地域区分<br />{{Nowrap begin}}{{Color|#bbf|■}}伊賀{{\wrap}}{{Color|#7f6|■}}北勢{{\wrap}}{{Color|#fac|■}}中勢{{\wrap}}{{Color|#ff9|■}}東紀州{{\wrap}}{{Color|#fe0|■}}南勢（'''伊勢志摩'''）{{Nowrap end}}]] |
[[ファイル:Mie_5-blocks.png|thumb|200px|right|三重県の地域区分<br />{{Nowrap begin}}{{Color|#bbf|■}}伊賀{{\wrap}}{{Color|#7f6|■}}北勢{{\wrap}}{{Color|#fac|■}}中勢{{\wrap}}{{Color|#ff9|■}}東紀州{{\wrap}}{{Color|#fe0|■}}南勢（'''伊勢志摩'''）{{Nowrap end}}]] |
||
'''伊勢志摩'''（いせしま）は、[[三重県]][[南東]]部にある[[地域]]である。[[南勢]]とほぼ同じ地域を指すが、伊勢志摩の方が[[観光地]]の名称としてよりよく用いられるほか、南勢に含まれる[[大紀町]]<ref>大紀町は伊勢志摩の拠点都市である伊勢市よりも中勢地区の[[松阪市]]との方がつながりが深い。このため、観光ガイドブックでは「松阪」として扱われることが多い。</ref>が伊勢志摩からは除外される傾向にある。「伊勢・志摩」のように伊勢と志摩の間に・（[[中黒]]）が入ることもある。大紀町を除いた伊勢志摩地域は{{郡データ換算|三重県|伊勢市|鳥羽市|志摩市|南伊勢町|玉城町|度会町}}である。 |
'''伊勢志摩'''（いせしま）は、[[三重県]][[南東]]部にある[[地域]]である。[[南勢]]とほぼ同じ地域を指すが、伊勢志摩の方が[[観光地]]の名称としてよりよく用いられるほか、南勢に含まれる[[大紀町]]<ref>大紀町は伊勢志摩の拠点都市である伊勢市よりも中勢地区の[[松阪市]]との方がつながりが深い。このため、観光ガイドブックでは「松阪」として扱われることが多い。</ref>が伊勢志摩からは除外される傾向にある。「伊勢・志摩」のように伊勢と志摩の間に・（[[中黒]]）が入ることもある。また、近年は伊勢と志摩の間にある鳥羽も大きく扱い「'''伊勢・鳥羽・志摩'''」と紹介されることもある<ref>[http://www.kintetsu.co.jp/ise_toba_shima/ 伊勢・鳥羽・志摩] - [[近畿日本鉄道]]のサイト。同社では「[[伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート まわりゃんせ]]」も発売する。</ref><ref>[http://www.mie-kanko.jp/kksta/ 美し国観光ステーション 伊勢・鳥羽・志摩]</ref>。大紀町を除いた伊勢志摩地域は{{郡データ換算|三重県|伊勢市|鳥羽市|志摩市|南伊勢町|玉城町|度会町}}である。 |
||
[[るるぶ]]などの[[観光ガイドブック]]では[[尾鷲市]]以南<ref>尾鷲市以南は[[和歌山県]]とともに[[南紀]]として扱われる。</ref>を除く三重県全域の[[観光地]]名として使用されている。 |
[[るるぶ]]などの[[観光ガイドブック]]では[[尾鷲市]]以南<ref>尾鷲市以南は[[和歌山県]]とともに[[南紀]]として扱われる。</ref>を除く三重県全域の[[観光地]]名として使用されている。 |
||
2013年4月15日 (月) 04:09時点における版
伊勢志摩（いせしま）
- 三重県志摩半島一帯からなる伊勢志摩国立公園付近の地域。この項目で解説する。
- 劇団「大人計画」に所属する女優。⇒ 伊勢志摩 (女優)
- 道の駅｢伊勢志摩｣の略。 ⇒ 道の駅伊勢志摩
- 伊勢文化舎が発行していた雑誌『伊勢志摩』。 ⇒ 伊勢文化舎#伊勢人
■伊賀 / ■北勢 / ■中勢 / ■東紀州 / ■南勢（伊勢志摩）
伊勢志摩（いせしま）は、三重県南東部にある地域である。南勢とほぼ同じ地域を指すが、伊勢志摩の方が観光地の名称としてよりよく用いられるほか、南勢に含まれる大紀町[1]が伊勢志摩からは除外される傾向にある。「伊勢・志摩」のように伊勢と志摩の間に・（中黒）が入ることもある。また、近年は伊勢と志摩の間にある鳥羽も大きく扱い「伊勢・鳥羽・志摩」と紹介されることもある[2][3]。大紀町を除いた伊勢志摩地域は人口208,017人、面積912.42km²、人口密度228人/km²。（2024年5月1日、推計人口）である。
るるぶなどの観光ガイドブックでは尾鷲市以南[4]を除く三重県全域の観光地名として使用されている。
また三重県の気象予報細分区域の名称としては三重県南部のうち、伊勢市・鳥羽市・志摩市・度会郡（大紀町を除く）を「伊勢志摩」と称する。
伊勢志摩の範囲
「伊勢志摩」という語が指す地域の範囲は、使用者により多少変動する。ここでは一例を示す。
- 社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構の「伊勢志摩地域」 - 伊勢市・鳥羽市・志摩市・玉城町・度会町・南伊勢町（同機構定款第3条）[5]
- 三重県総合計画（県民しあわせプラン）第二次戦略計画の対象となる「伊勢志摩地域」 - 伊勢市・鳥羽市・志摩市・玉城町・度会町・大紀町・南伊勢町[6]
- 三重県庁の定めた「伊勢志摩生活創造圏」 - 伊勢市、鳥羽市、志摩市（旧浜島町、旧大王町、旧志摩町、旧阿児町、旧磯部町）、玉城町、旧二見町、旧小俣町、旧南勢町、旧南島町、旧御薗村、度会町[7]
- 地理用語研究会編『地理用語集』による「伊勢志摩」の解説 - 三重県東部熊野灘に突き出た志摩半島とその付け根にあたる伊勢地方のこと[8]。
- デイリータウンページの「伊勢・志摩版」の収録範囲 - 伊勢市、志摩市、鳥羽市、多気郡（明和町）、度会郡（玉城町・南伊勢町・度会町）[9]
- 半田美永編『伊勢志摩と近代文学』で対象とする「伊勢・志摩」 - 紀伊半島の東端に突出し、熊野灘の潮の流れを浴びる志摩半島一帯（同書1ページより[10]）
- 藤田佳久・田林明 編『中部圏』による「伊勢志摩」の範囲 - 伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、南伊勢町[11]
観光地としての伊勢志摩
伊勢志摩を訪れる観光客は高度経済成長の時代に入るまで400 - 500万人で推移してきたが、神宮式年遷宮のあった1973年に1200万人を突破、以降は1300 - 1400万人を維持するようになった[12]。1994年に世界祝祭博覧会の開催と志摩スペイン村の開業を受け、過去最高の1954万人を記録した[13]が、これを境に観光客の減少が続き、2004年には1017万人まで落ち込んだ[12]。減少の理由としてバブル景気の崩壊、観光施設のマンネリ化などが指摘されている[12]。
2006年から神宮式年遷宮の関連行事であるお木曳きが始まると8年ぶりに1100万人の大台を突破し[12]、回復傾向が見られるようになってきた。
脚注
- ^ 大紀町は伊勢志摩の拠点都市である伊勢市よりも中勢地区の松阪市との方がつながりが深い。このため、観光ガイドブックでは「松阪」として扱われることが多い。
- ^ 伊勢・鳥羽・志摩 - 近畿日本鉄道のサイト。同社では「伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート まわりゃんせ」も発売する。
- ^ 美し国観光ステーション 伊勢・鳥羽・志摩
- ^ 尾鷲市以南は和歌山県とともに南紀として扱われる。
- ^ 伊勢志摩観光コンベンション機構 "社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構定款 (PDF) " （2010年11月21日閲覧）
- ^ 三重県政策部企画室 "県民しあわせプラン 第二次戦略計画：地域編 伊勢志摩地域" （2010年11月21日閲覧）
- ^ 三重県政策部統計室分析・情報グループ "三重の統計 みえDataBox/平成19年刊三重県統計書"（2010年11月21日閲覧）
- ^ 地理用語研究会 編（2004）：169ページ
- ^ 東日本電信電話株式会社・西日本電信電話株式会社"サービス紹介|全国の電話帳検索|検索結果" （2010年11月21日閲覧。）
- ^ 半田美永編『伊勢志摩と近代文学』和泉選書116、濱川勝彦監修、和泉書院、1999年3月31日、301pp. ISBN 4-87088-968-4
- ^ 藤田・田林（2007）：358ページ（該当箇所は大喜多甫文の執筆）
- ^ a b c d 藤田・田林（2007）：362ページ（該当箇所は大喜多甫文の執筆）
- ^ 社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構（2007）
参考文献
- 社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構 "伊勢志摩観光振興プラン (PDF) " 平成19年9月（2010年9月19日閲覧）
- 地理用語研究会 編『地理用語集』山川出版社、2004年3月30日、337pp. ISBN 4-634-05790-5
- 藤田佳久・田林明 編『中部圏』日本の地誌7.朝倉書店.2007年4月25日.672pp.
 | この項目は、三重県に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:日本の都道府県/三重県）。 |