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雷の鼠 (会話 | 投稿記録)
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* [[中絶]]に反対しており、2010年(平成22年)5月30日には中絶反対派のNPO法人「天使のほほえみ」主催の講演会において講演している<ref>[http://hohoemitensi.pro.tok2.com/02yuusikisha/yamatani-H220530.htm 山谷えり子議員講演要旨] 天使のほほえみ (2010年5月30日)</ref>。
* [[中絶]]に反対しており、2010年(平成22年)5月30日には中絶反対派のNPO法人「天使のほほえみ」主催の講演会において講演している<ref>[http://hohoemitensi.pro.tok2.com/02yuusikisha/yamatani-H220530.htm 山谷えり子議員講演要旨] 天使のほほえみ (2010年5月30日)</ref>。


=== 選択的夫婦別姓制度をめぐる主張の変遷 ===
=== 選択的夫婦別姓関連 ===
* [[2000年]](平成12年)の選挙では民主党が公約とした[[夫婦別姓]]選択制を導入する[[民法 (日本)|民法]]改正を自身の[[公約]]にも掲げており、9月にはその民法改正案の推進を求める申し入れに署名した<ref>[http://www.kaigamori.com/bessei/info/mousiire.html 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ] 別性を考える会 (2000年9月29日)</ref>しかし、[[2001年]](平成13年)11月に統一教会系の日刊紙[[世界日報 (日本)|世界日報]]における選択的夫婦別姓制度反対キャンペーン連載で2回にわたって民主党の選択的夫婦別姓案に慎重な姿勢を表明し、その後も同制度導入に反対している<ref>選択的夫婦別姓の法制化反対に関する請願、第173回国会 請願602号</ref>。{{要出典|範囲=ただし、旧姓続称そのものに慎重な姿勢を表明しているのではなく、法務省と野党主導の選択的夫婦別姓案に反対しており、旧姓続称を認める同趣旨の制度改正を自作している|date=201310}}。また、山谷自身結婚後及び夫との死別後政治・言論活動で旧姓(名もかな交じりの[[通名]])を使用してい
* 山谷自身は結婚後及び夫との死別後に政治・言論活動で旧姓(名もかな交じりの[[通名]])を使用している。
* [[2000年]](平成12年)の選挙では民主党が公約とした[[夫婦別姓]]選択制を導入する[[民法 (日本)|民法]]改正を自身の[[公約]]にも掲げており、9月にはその民法改正案の推進を求める申し入れに署名した<ref>[http://www.kaigamori.com/bessei/info/mousiire.html 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ] 別性を考える会 (2000年9月29日)</ref>
* しかし、[[2001年]](平成13年)11月に統一教会系の日刊紙[[世界日報 (日本)|世界日報]]における選択的夫婦別姓制度反対キャンペーン連載で2回にわたって民主党の選択的夫婦別姓案に慎重な姿勢を表明し、その後も同制度導入に反対している<ref>選択的夫婦別姓の法制化反対に関する請願、第173回国会 請願602号</ref>
* ただし、旧姓続称そのものに慎重な姿勢を表明しているのではなく、野党主導の選択的夫婦別姓案に反対しており、旧姓続称を認める同趣旨の制度改正を自作している。<ref>200111の世界日報の同記事法務省C案相当す法改正案に賛成</ref>


=== ゆとり教育に関する見解の変遷 ===
=== ゆとり教育に関する見解の変遷 ===

2013年10月20日 (日) 09:19時点における版

山谷 えり子
やまたに えりこ
生年月日 (1950-09-19) 1950年9月19日(73歳)
出生地 東京都武蔵野市
出身校 聖心女子大学文学部卒業
前職 ジャーナリスト
所属政党民社党→)
民主党→)
保守新党→)
自由民主党町村派
称号 文学士(聖心女子大学 1973年)
公式サイト 参議院議員 山谷えり子

選挙区 比例区
当選回数 2回
在任期間 2004年 - 現職

選挙区 比例東海ブロック
当選回数 1回
在任期間 2000年 - 2003年

日本の旗 内閣総理大臣補佐官
教育再生担当
内閣 第1次安倍内閣
第1次安倍改造内閣
在任期間 2006年9月26日 - 2007年9月26日
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山谷 えり子(やまたに えりこ、本名:小川 恵里子(おがわ えりこ)、1950年昭和25年〉9月19日 - )は、日本政治家自由民主党所属の参議院議員(2期)、自民党参議院政策審議会長。元衆議院議員(1期)。

来歴

東京都武蔵野市生まれ(出身は福井県)。新聞記者ラジオパーソナリティ山谷親平[1]

福井県で幼少期を過ごす。東京都立駒場高等学校聖心女子大学文学部卒業。出版社勤務を経て、日本テレビ系『ウィークエンダー』のリポーター、『サンケイリビング新聞編集長政府広報番組ニュースキャスターとして活動した。

政歴

主張・活動

宗教団体関連

過激な性教育等への批判

  • 「過激な」性教育に反対し、家庭科教科書や教育機関での性教育を問題視し、国会で取り上げている。2005年(平成17年)には「過激な性教育・ジェンダー教育実態調査プロジェクト・チーム」事務局長として、全国調査を行い約3500の事例を集め、「過激な」性教育が行われるなど教育現場が「異常な状態」になっていると訴えるキャンペーンを展開した。この調査結果を元に、同年暮れの「第2次男女共同参画基本計画」改定の際過激な性教育は含めないことが記された。なお、これらの調査には、男女共同参画に反対するための(宗教右派団体等による)故意の誇張や故意の誤解・捏造が多く含まれており、実際にはそのような「過激な」性教育はなく、自作自演であるとフェミニストや女性権利擁護団体からの指摘がある[5]
  • 2007年(平成19年)4月、教育再生会議は「親学に関する緊急提言」の概要をまとめた。この概要は、山谷らが主導となって計画したものである。内容は「子守歌を聞かせ、母乳で育児」「授乳中はテレビをつけない」などであり、同年5月にも正式発表される予定であったが、政府や与党内にも慎重論が出て、同年5月での正式発表は見送られた[6]。なお、親学に関しては、非科学的で障害者への差別・誤解を生むものだ、という指摘があり[7]、批判を受けている[8][9]
  • 中絶に反対しており、2010年(平成22年)5月30日には中絶反対派のNPO法人「天使のほほえみ」主催の講演会において講演している[10]

選択的夫婦別姓関連

  • 山谷自身は結婚後及び夫との死別後に政治・言論活動で旧姓(名もかな交じりの通名)を使用している。
  • 2000年(平成12年)の選挙では民主党が公約とした夫婦別姓選択制を導入する民法改正を自身の公約にも掲げており、9月にはその民法改正案の推進を求める申し入れに署名した。[11]
  • しかし、2001年(平成13年)11月に統一教会系の日刊紙世界日報における選択的夫婦別姓制度反対キャンペーン連載で2回にわたって民主党の選択的夫婦別姓案に慎重な姿勢を表明し、その後も同制度導入に反対している。[12]
  • ただし、旧姓続称そのものに慎重な姿勢を表明しているのではなく、野党主導の選択的夫婦別姓案に反対しており、旧姓続称を認める同趣旨の制度改正を自作している。[13]

ゆとり教育に関する見解の変遷

  • 民社協会では、子供の勉強し過ぎ・詰め込み教育がイジメオウム真理教事件につながったとし、「ゆとりを推進すべし」という趣旨の文章を寄稿していた[14]が、現在は「ゆとり教育は学力低下につながった」と批判している[15]

パソコン・ネット関連

  • 1996年(平成8年)には、旧郵政省「高齢者・身体障害者の社会参加支援のための情報通信の在り方に関する調査研究会」メンバーとして、パソコンを通しての雇用創出やそのための通信料金低減の提案を行っている。
  • インターネット上の有害サイトに早くから警鐘を鳴らし、パソコン業界に対するフィルタリングシステム・検閲の義務付けの必要を国会で主張している[16]
  • 2009年(平成21年)5月、国会内の記者会見で、日本の業者が開発・販売している「性暴力ゲーム」を批判し、実態を調査するとともに与党が検討中の児童ポルノ規制法の改正内容にも反映させ、検閲を強化していく考えを示した[17]

慰安婦問題

その他

  • 2009年(平成21年)2月22日、第4回「竹島の日」記念式典に講師として招かれ、講演をおこなう(国会議員の式典参加は初)[20]
  • 2009年(平成21年)3月6日、参院予算委員会で長崎県対馬市で過疎化が進み、韓国資本が土地を買収などしている問題を取り上げ、「安全保障と経済振興などの観点から国境離島振興特別措置法の制定を求める」と要請。河村建夫官房長官から「自衛隊施設の拡充、増員も考えていかなければいけない」の回答を引き出した。
  • 2011年(平成23年)4月14日東日本大震災の復興補正予算が議論される中、復興予算捻出のためのODA削減案に反対する超党派連合のメンバーとして名を連ねる[21][22]
  • 2012年8月19日 尖閣諸島で船上慰霊祭を行った[23]
  • 夫の小川聖(おがわ きよし)は共同通信海外部長として在職中の2003年8月に交通事故に遭遇し、同月12日に死去。夫との間に3人の子どもを出産・養育している[1][24]
  • 2011年5月18日、山谷の親族が外国人を相手に嘘の自動車販売の広告を出し代金を詐取した詐欺の容疑で逮捕される事件があった[25]
  • 『産経新聞』の保守コラム「解答乱麻」に寄稿を行っている。

主な所属団体・議員連盟

テレビ出演

放送日 タイトル
2009年5月9日 社会の基本単位『家族』と国民の基礎教育

著書

  • 女の子のシークレット・ブック(21世紀ブックス)そっと教えちゃう可愛いレディになる方法 / 主婦と生活社 1978年6月
  • 女の子のひみつノ-ト(M.B books)えり子の青春カウンセリング / 実業之日本社 1981年9月
  • 失敗しないオトコ選び / 学習研究社 1980年10月
  • 別居結婚を実行してみたら…(21世紀ノベルス)/ 主婦と生活社 1980年11月
  • 女性のすべての美しさと魅力を発揮する法(エスカルゴ・ブックス)/ 日本実業出版社 1983年7月
  • 嫁姑合戦えり子の場合 主婦の友社 1983年11月
  • 山谷えり子の手作り料理おもしろレシピ(実用まんがシリ-ズ)/ 講談社 1984年8月
  • 走りつづけて父・山谷親平五千六百一回の朝 / ニッポン放送プロジェクト(扶桑社)1985年11月
  • レディになるための魅力講座(エスカルゴ・ブックス)目に見えて!センス・アップ / 日本実業出版社 1986年1月
  • 山谷えり子の元気印子育て日記 / 主婦の友社 1987年10月
  • マスコミ志願この指とまれ!山谷えり子のマスコミ最前線レポ-ト /講談社 1988年6月
  • Marketing女ごころを掴まえて / 日本実業出版社 1990年5月
  • はりきりママのかしこい子育て / PHP研究所 1991年1月
  • 人生について、父から学んだ大切なこと。 / PHP研究所 1991年9月
  • ねえ、おかあさん / 女子パウロ会 1992年4月
  • ティアラの輝くとき / 女子パウロ会 1994年8月
  • 日本よ、永遠なれ / 扶桑社新書 2010年4月1日 ISBN 978-4-594-06163-0

共著

  • こんにちはマイ・ラブ(ピチレディシリ-ズ)/ 学習研究社 1982年7月
  • あなたの笑顔をとりもどすヒント / PHP研究所 1997年9月
  • かあさんがすき / 生命尊重センター 1999年4月
  • サッチャー改革に学ぶ教育正常化への道 / PHP研究所 2005年4月

論文

関連項目

脚注

  1. ^ a b やまたにヒストリー 山谷えり子公式サイト
  2. ^ “集票 支持団体の動向が左右(参院流04選挙やまぐち:下)”. 朝日新聞. (2004年6月13日). http://www.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130162.html 2013年10月4日閲覧。 
  3. ^ 山谷ブログ~山あり谷あり日記~ 山谷えり子公式サイト (2012年10月28日)
  4. ^ 世界日報、2001年10月12日、2002年10月31日、同11月4日等
  5. ^ 山口智美、斉藤正美、荻上チキ、『社会運動の戸惑い』、勁草書房
  6. ^ 「子育て提言」見送り、教育再生会議内で慎重論出る読売新聞2007年5月11日[リンク切れ]
  7. ^ 親学推進議員連盟への要望書 NPOアスペ・エルデの会[リンク切れ]
  8. ^ “親学議連:「発達障害、予防は可能」…抗議殺到し陳謝”. 毎日新聞. (2012年6月12日). オリジナルの2012年6月12日時点におけるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2012-0612-2243-58/mainichi.jp/select/news/20120612k0000m040096000c.html 
  9. ^ “「発達障害、子育てで防げる」 議員勉強会に抗議・批判”. 朝日新聞. (2012年6月12日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2013-0124-0138-53/www.asahi.com/national/update/0629/TKY201206280789.html 
  10. ^ 山谷えり子議員講演要旨 天使のほほえみ (2010年5月30日)
  11. ^ 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ 別性を考える会 (2000年9月29日)
  12. ^ 選択的夫婦別姓の法制化反対に関する請願、第173回国会 請願602号
  13. ^ 2001年11月の世界日報の同記事は法務省C案に相当する法改正案に賛成
  14. ^ 『月刊民社』第10号、1995年10月1日
  15. ^ “安倍政権でこうなる 首相主導で「教育再生」”. 産経新聞ウェブ魚拓. (2006年9月4日). http://megalodon.jp/?url=http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/200609/060904b.html&date=20060909225318 2010年5月24日閲覧。 [リンク切れ]
  16. ^ 2002年11月21日 衆議院 青少年問題に関する特別委員会
  17. ^ 日本製「性暴力ゲーム」を批判 自民女性局長「規制を検討」”. MSN産経ニュース (2009年5月22日). 2009年7月15日閲覧。[リンク切れ]
  18. ^ 【委員会 質疑】 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 山谷えり子公式サイト (2012年7月25日)
  19. ^ “韓国、米でも暴挙!“慰安婦の碑”設置加速 在米日本人が悲鳴「子供がイジメに…」”. ZAKZAK (夕刊フジ). (2013年7月27日). http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130727/frn1307271451006-n1.htm 2013年7月31日閲覧。 
  20. ^ “島根で4度目「竹島の日」 大きな混乱なし”. 共同通信社. 47NEWS. (2009年2月22日). http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022201000357.html 2013年10月14日閲覧。 
  21. ^ 超党派議員がODA削減反対で一致 政府に申し入れへ MSN産経ニュース (2011年4月14日)[リンク切れ]
  22. ^ 平成23年4月14日第一次補正予算におけるODA削減に関する勉強会
  23. ^ 尖閣諸島:日本人100人上陸…都議ら、政府の許可得ず 毎日新聞2012年8月19日付[リンク切れ]
  24. ^ 小川聖氏死去 山谷えり子保守新党衆院議員の夫共同通信(47NEWS)2003年8月12日付
  25. ^ 中日新聞2011年5月19日

外部リンク

議会
先代
有村治子
日本の旗 参議院環境委員長
2009 - 2010
次代
北川イッセイ
公職
先代
木村勉西銘順志郎江渡聡徳
日本の旗 内閣府大臣政務官
平井卓也後藤田正純と共同
平井卓也と共同

2005年 - 2006年
次代
岡下信子田村耕太郎谷本龍哉