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「ウルトラマンギンガ」の版間の差分

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* ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也
* ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也
* イカルス星人(SD) - [[関智一]]
* イカルス星人(SD) - [[関智一]]
* バルキー星人(SD) - 橋本達也
* ウルトラマンティガ - [[真地勇志]]
* ウルトラマンティガ - [[真地勇志]]
* 謎の声 - 杉田智和
* 謎の声 - 杉田智和

2013年10月29日 (火) 17:14時点における版

ウルトラシリーズ > ウルトラマン列伝 > ウルトラマンギンガ
ウルトラマンギンガ
ドラマ
監督 アベユーイチ
原口智生
梶研吾
石井良和
制作 円谷プロダクション
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2013年7月10日 - 12月18日(予定・中断期間あり)
話数 全11話予定
(前期6話+後期5話)
その他 番組内番組
より詳細な放送情報は『新ウルトラマン列伝』を参照
テンプレート - ノート

ウルトラマンギンガ』は、円谷プロダクションが制作した巨大変身ヒーロー特撮テレビドラマの作品名およびその劇中で主人公が変身するヒーローの名前である。

2013年7月10日から8月14日までと11月20日から12月18日までの2期、全11話の予定で『新ウルトラマン列伝』内で放送中[1]。その他2013年秋と2014年春にも新作がイベント上映される。

概要

円谷プロダクション創立50周年の記念作品であり、ウルトラシリーズの地上波全日帯テレビ番組としては『ウルトラマンメビウス』以来となる。

主人公はウルトラマンギンガの他、歴代シリーズのウルトラマンや怪獣・宇宙人に変身できる高校生で、彼を取り巻く人物もほぼ高校生のみで構成されている。舞台となるのは現代の日本であり、シリーズでは初めて地球防衛組織などが登場しない作品でもある。「夢」をキーワードに、高校生の青春の悩みや進路、ひと夏の思い出などを描いたジュブナイル・テイストを強めた作風となっている[2]

また、従来作以上にコミカルな演出や展開も多い。[独自研究?]

当初はウルトラマンと怪獣との戦いは実景との合成で描かれる予定であったが、製作の都合からミニチュアセットを中心とした撮影へと変更された[2]。それまでのウルトラシリーズではウルトラマンの身長は40から50メートル程度に設定されているものが多いが、小学校が物語の中心となっている本作では従来のサイズ設定のままではキャラクターが建物よりも大きすぎてしまい画面構成がしづらいため、ウルトラマンギンガは30メートル程度を想定しミニチュアも従来より大きめに作られている[2]

あらすじ

遥か昔、全てのウルトラ戦士と全ての怪獣・宇宙人は銀河の彼方で激しい戦いを繰り広げていた。その最中、何者かが謎のアイテム・ダークスパークを使い、ウルトラ戦士や怪獣達を小さな人形・スパークドールズに変えてしまう。そしてスパークドールズは宇宙に散らばり、その幾つかは地球にも降り注いだ。

時は流れ、現代。17才の高校生・礼堂ヒカルは予知夢に導かれ、夏休みを機に7年ぶりに[3]生まれ故郷の降星町へ帰ってくる。ヒカルはその町でスパークドールズにされたウルトラマンタロウと出会い、自分が選ばれし者だと知る。そして、スパークドールズを使用者と一体化させ一時的に巨大な姿へ戻す力を持つギンガスパークを手に入れることとなる。

やがて悪意を持った人々がスパークドールズと一体化(ダークライブ)し、怪獣となって暴れ出した。ヒカルは大切なものを守るため、ギンガスパークとスパークドールズでウルトラ戦士や怪獣に変身(ウルトライブ)し戦いに赴く。

登場人物

ヒカルとその仲間達

礼堂 ヒカル(らいどう ヒカル)
本作の主人公。冒険家を夢見ている17歳の高校2年生。
ロックミュージシャンの両親とともに世界中を旅していたが、不可思議なヴィジョンを見たことで[4]生まれ故郷の降星町へと帰ってきた。スパークドールズとなったウルトラマンタロウとの出会いをきっかけに、平和を守るための戦いに立ち向かう。ギンガスパークを駆使し、ウルトラマンギンガや様々な怪獣に変身することが可能。
挑戦心と正義感が人一倍強く、素直な性格の持ち主だが、同時に隠し事が下手でつい本音を漏らしてしまうところから、相手を傷つけてしまうこともある。
石動 美鈴(いするぎ みすず)
17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人。物語開始当初ヒカルが変身できることを唯一知っている少女で、和菓子職人を夢見る。夏休みは銀河神社で巫女のアルバイトをしている。好奇心旺盛で、ヒカルよりも前にウルトラマンタロウ(SD)と会っていた。ヒカルに道を示すことが多く、タロウとは異なる形で彼の相棒的存在となっている。
渡会 健太(わたらい けんた)
17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人。実家は町の小さな写真館で、プロカメラマンを目指す少年。物語開始時はモチベーションを維持できず夢をあきらめたと公言していたが、第3話での出来事を機にモチベーションを取り戻す。第5話では他の3人がギンガの秘密を知ったことで仲間外れにされたと勘違いしダークダミースパークによりダークな心に支配されてしまうが、ヒカルの説得で正気に戻り、その後ヒカルが変身できることを知った。
久野 千草(くの ちぐさ)
17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人でヒカルからは特徴的な声と言われている。アイドルになることを夢見る少女。第4話ではひょんなことからグラビア撮影のモデルを引き受けることとなった美鈴への嫉妬から、ラゴン(SD)にダークライブしてしまい、美鈴に襲いかかるがヒカルによって元に戻り、それを機にヒカルが変身できることを知った。
ウルトラマンタロウ(SD)
ウルトラ兄弟の6番目で、ウルトラの父と母の実子。
他のウルトラ戦士とともにスパークドールズに変えられたが、辛うじて自我を残しており、会話やある程度動くことができるほか、ウルトラ念力や瞬間移動を駆使する。降星町でスパークドールズやギンガスパークの謎を調べている中でヒカルと美鈴に出会うが、なぜかギンガスパークでもウルトライブができず、ヒカルのサポート役に徹することになる。元の姿に戻れないことを「早く大きくなりたーい」と嘆くなどコミカルな一面も見せる。
第3話の一件で体力を消耗した隙に友也に捕らえられてしまうが、その中で彼が抱く憎しみを見抜き、第5話終盤で解放された後は自らが幼い時の出来事を語って彼を諭した。

降星町の人々

一条寺 友也(いちじょうじ ともや)
17歳の高校2年生。大企業・一条寺コンツェルンの御曹司で、半年ほど前に降星町の高校へと転校してきた。「人間嫌い」と言われるほど無愛想かつ無口な性格だが、話す時は常に敬語を使う。なぜかヒカルと銀河神社の御神体=ギンガスパークのことを知っているが、その正体はバルキー星人(SD)と結託しているダークダミースパークの持ち主で、ガンパッドでジャンキラーを操りギンガに襲いかかる。戦闘でギンガの活動限界を見抜いたほか、正体を隠すためダークダミースパークを手にした健太をジャンキラーのコックピットに乗せたこともある。
実は、あらゆる物事をこなせる天才児であるが故に「自力で何でも叶えられるから」という理由で夢を持っておらず、過去にその事を父から「悪いとは言わないが、そんな人を後継者にしたくない」と指摘されたことで、叶いもしない夢を持つ人間を憎んでいた。ギンガを倒そうとしたのもそれが理由であったが、第6話で「ウルトラマンギンガを倒すことを夢にしろ」と提案したヒカル=ギンガに敗れダークダミースパークを破壊されたことで簡単に叶わないことがあると知る。そしてジャンナインの覚醒と共に、自分以外の敵にギンガを倒されたくないという理由で味方に付く。それからは多少ながらも態度が軟化した。
『劇場スペシャル』では「ジャンファイト・ツーダッシュ」の掛け声を発してジャンスターをジャンナインに変形させた[5]
礼堂 ホツマ(らいどう ホツマ)
62歳。ヒカルの祖父で、銀河神社の神主。ヒカルが降星町に帰ってくる1か月前、火事で神社が全焼してしまい、今は廃校となった降星小学校の音楽室に社を移し、代々礼堂一族につたわる御神体を守っている。
白井 杏子(しらい きょうこ)
56歳。廃校となった降星小学校の元校長。ヒカルの祖父・ホツマが神主をつとめる銀河神社が火事で焼けてしまったため、学校の音楽室を神社に提供している。
柿崎 太一(かきさき たいち)
35歳。降星町の交番巡査。降星小学校の卒業生で、あだ名は「カッキー」。美鈴からは「カッキーさん」と呼ばれている。ヒカル達や事件の当事者以外に怪獣の存在を知る数少ない人物。

ウルトラマンギンガ

  • 身長:ミクロ~無限大
  • 体重:0~無限大
  • 年齢:不明
  • 飛行速度:不明
  • 走行速度:不明
  • ジャンプ力:不明
  • 出身地:不明

データ

ヒカルがギンガスパークとギンガのスパークドールズによって変身(ウルトライブ)するウルトラマン。タロウと同様に自我を保ち、ウルトライブした状態である程度会話も可能なようだが自ら多くを語ることがない。また、その存在はタロウですら知らず、詳細は謎に包まれている。頭部・胸部・両腕・両足に水色のクリスタルを備え、発動する必殺技によって異なる色の輝きを放つのが特徴。
ギンガのスパークドールズはヒカルの「勇気」の力が満ちた時にギンガスパークの中から出現し、ウルトライブが可能になる。そのためいつでもギンガにライブできる訳ではなく、まず怪獣へのライブを経てからギンガにライブすることが多い(ギンガへ直接ライブしたのは、現時点では第6話のみ)。なお、変身ポーズは腕を組むようなポーズである。
活動時間は3分間で、それ以上の一体化はヒカルの生命に危機を及ぼす。カラータイマーが消えると強制的にライブが解除され、ヒカルを残して光の粒子となり消えてしまう。
  • 正体が不明という設定やほとんど喋らないという描写は、出自が明確でよく喋るウルトラマンゼロとの差別化が意識されている[2]
  • 身長は具体的な数値が設定されていないが、撮影上は小学校との対比から30メートルくらいのイメージで描写されている[2]
  • ギンガの回転しながら着地する描写は銀河系をイメージしている[2]

必殺技・能力

必殺技使用時はヒカルが技名を叫ぶ。

ギンガサンダーボルト
頭上に発生させた雷の渦を敵に向かって投げつける電撃光線。発動時は全身のクリスタルが黄色く輝く。
ギンガファイヤーボール
無数に生み出した隕石状の火炎弾を放つ。発動時は全身のクリスタルが赤く輝く。
ギンガセイバー
右腕から伸ばした切っ先から形成される光の刃を地面に突き刺し、衝撃波を放つ。発動時は全身のクリスタルが白く輝く。
ギンガコンフォート
相手の頭上から浴びせる鎮静光線。発動時は全身のクリスタルが緑色に輝く。
ギンガスラッシュ
頭部のクリスタルから放つ光刃。切断技ではなく、直撃すると爆発する。発動時は全身のクリスタルが紫に輝く。
ギンガクロスシュート
両腕をL字型に組み放つ必殺光線。左腕は右肘に拳を当てる構えになっているのが特徴。発動時は全身のクリスタルが青く輝く。
ギンガハイパーパンチ
敵に強烈なダメージを与える強力パンチ。
ギンガハイパーキック
敵めがけて素早く繰り出す強力キック。
ギンガハイパーフライ
腕を立てずに空中を飛行する。ジェット戦闘機よりも速く飛べるとされる。
バリア(正式名称不明)
第1話で使用。手を前方に出して変身時の銀河状のエフェクトに似たバリアを展開し、攻撃を無効化させる。劇中ではサンダーダランビアの電撃を無効化した。
すり抜け能力(正式名称不明)
第6話で使用。ジャンキラーの頭部に拳をすり抜けさせ、コックピット内の友也のダークダミースパークを握りつぶした。

登場怪獣・宇宙人・戦士

異形の手のモノと手下のエージェント

異形の手のモノ
多くのスパークドールズが並べられた不気味な部屋に潜む謎の存在。手下のエージェントからは「偉大なる支配者様」と呼ばれる。
ギンガスパークと対になるダークスパークを持ち、全てのウルトラ戦士と怪獣をスパークドールズに変えた張本人。本編にはその名の通り手しか登場せず、詳細な姿は不明。ダークスパークウォーズのイメージシーンでは、異形の手のモノと思しき人型の影が登場し、ウルトラマンギンガと戦っている。基本的に自身は表舞台には出ず、スパークドールズからライブした宇宙人をエージェントとして活動させているが、時によって自らティガダークやダークザギといった刺客を差し向ける事がある。
宇宙海人 バルキー星人(SD)

人間がライブした怪獣・宇宙人

用心棒怪獣 ブラックキング(SD)
超合成獣 サンダーダランビア(SD)
誘拐怪人 ケムール人(SD)
双頭怪獣 キングパンドン(SD)
海底原人 ラゴン(SD)
蛾超獣 ドラゴリー(SD)

歴代のウルトラマン・戦士

ジャンナイン/ジャンキラー
ウルトラマンティガ(SD)/ティガダーク(SD)
ウルトラの父
ウルトラの母

登場メカニック・アイテム・その他用語

ギンガスパーク
スパークドールズと化したウルトラ戦士や怪獣の力を解放し、使用者と一体化(ウルトライブ)させるアイテム。タロウ曰く「闇の呪いを解く唯一の希望」。光の国で語り伝えられてきた神秘の道具だが、いかなる経緯か銀河神社に御神体として祀られており、タロウによって発見された。
短剣のような形をしており、側面にあるスパークブレードを展開した変身モードと、閉じた召喚モードの2形態をとる。前者はギンガへの、後者は他のウルトラ戦士・怪獣へのウルトライブに対応している。
先端にあるスパークリーダーでスパークドールズの足裏に存在するマーク・ライブサインをリードすると「ウルトライブ!(ウルトラ戦士・怪獣名)!」と発声され、その状態でトリガーを押すと銀河状の光に包まれて変身が完了する(この際、変身モード時には柄のカバーが展開してギンガの顔を模したスパークフェイスが出現する)。
なお、変身ポーズは変身モード時と召喚モード時で異なり、前者の場合は胸元でギンガスパークの先端にスパークドールズを立てる形でライブサインをリードし、そのまま光に包まれるのに対し、後者の場合はライブサインをリードした後ギンガスパークを高く掲げてから光に包まれる。怪獣にライブする際はウルトラマンと同様、ライブする怪獣が右腕を突き上げる変身ポーズをとることもある。
ライブ中でもヒカルが常に携行しているため、過去作のモードチェンジのように怪獣からギンガへウルトライブすることも可能(その際、前に使用していたスパークドールズと分離する)。また、スパークドールズを探知する機能もある。手持ち武器としても使用でき、ダークスパークウォーズのイメージシーンではギンガが使用しているほか、『新ウルトラマン列伝』第13話ではヒカルも使用してイカルス星人(SD)を撃退している。
ダークスパーク
全てのウルトラ戦士と怪獣をスパークドールズへと変えた恐るべきアイテム。異形の手のモノが所持。タロウによると「生命ある者の時間を止める」道具であるという。
ギンガスパークと対になる存在で、形状も似ているが色が黒く、常に召喚モードをとる。基本的な機能はギンガスパークと同じだが、ライブ時の発声が「ウルトライブ」ではなく「ダークライブ」になっており、声も低い。また、人間と一体化させずともスパークドールズを元の姿に戻せるため、自らの手先となるエージェントや刺客を送り込む際に使用される。ギンガスパーク同様、ダークスパークウォーズのイメージシーンでは、異形の手のモノと思われる存在が手持ち武器として使用している。
ダークダミースパーク
バルキー星人(SD)が悪人達が持つダークな心から生み出すアイテムで、ダークスパークと同様の外見と機能を有しているが色は紫色。これを手にした者は悪の心に支配されてしまい、スパークドールズと併用することで凶悪な怪獣となって暴走する。
ダークライブした怪獣が倒された際にダークダミースパークがどうなるのかは不明だが、説得などで平常心を取り戻すと消滅する。
劇中ではダークスパーク、ダークダミースパーク共に「闇のスパーク」とも呼ばれている。
スパークドールズ
ダークスパークによって全てのウルトラ戦士と怪獣が約140mmの人形へと変えられた姿。総じて左足の裏にライブサインがある。ヒカルは草むらで拾ったブラックキング(SD)を除き、倒した相手が使用したスパークドールズを回収して使用している。
タロウを除いて自我は持っておらず、使用する人間によって善悪が決定されるという中立の存在である。それはウルトラ戦士も例外ではなく、ウルトラマンティガがダークライブされた際はスパークドールズがティガダークのカラーに変化し、その姿で出現した。倒されてスパークドールズに戻った際には元のカラーに戻っている。
スパークドールズで登場した怪獣の名称には、他作品の個体との区別のためSD(スパークドールズ)が付く。
ガンパッド
友也が所有している、ジャンナイン/ジャンキラーの操縦装置。タブレット端末型のパッドモード拳銃型のガンモードの2形態を取る。
画面に映るアイコンをタッチすることで、対応するコマンドを送信する。これにより、ある程度の遠隔操作も可能。射撃攻撃のコマンドはガンモードで照準を定めて行う。パッドモードは平時の情報収集に、ガンモードは光弾を放つ護身用武器として使用することもできる。ジャンナインに覚醒してからは、操作時にコマンドに応じた音声が発声されるようになった。
ジャンナインのジャンスターダスト発動時には、ジャンナインの手にも巨大化したガンパッドが実体化する。
ウルトライブ
ギンガスパークでライブサインをリードすることにより、ギンガを始めとするウルトラ戦士や怪獣と一体化し変身すること。対し、ダークスパークやダークダミースパークで行われるものはダークライブと呼ばれる。
ライブ中はウルトラ戦士の掛け声・怪獣の鳴き声とは別にライブした人間の声も出る(その際は強いエフェクトがかかる)。また、一体化できる人間は1体につき1人とは限らず(サンダーダランビア(SD)は2人組の男と一体化した)、一体化時に所持していた物とも一体化する(ケムール人(SD)は変身者が乗っていたバイクごと一体化した)。ウルトライブしたヒカルは他の怪獣とライブした人間を認識できる(ただし、ジャンキラーの搭乗者は直接一体化する訳ではないためか認識できなかった)。
ライブした怪獣が倒されると一体化が解除されて人間とスパークドールズに戻る。ライブした人間は大きなダメージ(多くはとどめとなったギンガの技のそれに応じたものであることが多い)こそ受けるものの死ぬことはなく、スパークドールズにはダメージが及ばない。
なお、怪獣へのウルトライブには特に時間制限がないが、ウルトラマンのみ3分間という時間制限が存在する。
降星町(ふるほしちょう)
ヒカルの生まれ故郷であり、本作の舞台となる地方都市。
銀河神社
ヒカルの祖父・ホツマが神主を務める神社。物語開始の1か月前に隕石落下によって焼け落ちてしまい、以後は祠を降星小学校に移している。その紋章はスパークドールズのライブサインに似ている。
私立降星小学校
ヒカル達が在籍していた小学校。現在は廃校となっており、学校の音楽室に銀河神社の祠が置かれている。ヒカルも職員室にテントを張り寝泊りしている。敷地の近くには非常に大きな裏山・降星山が存在する。
ダークスパークウォーズ
大昔、ウルトラ戦士と怪獣軍団とで起こった大きな戦い。この時にダークスパークの力により、全てのウルトラ戦士と怪獣がスパークドールズに変えられてしまった。
イメージシーンでは、初代ウルトラマンセブンレオティガダイナメビウスといったウルトラ戦士や、ゴメスベムラーヒドラゼットンキングパンドンサドラテンペラー星人ファイヤーゴルザといった怪獣が登場している。

キャスト

レギュラー・準レギュラー

声の出演

括弧内は登場話数

  • ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也 / 少年時代 - 松本健太(6)
  • 謎の声、ウルトラマンギンガ(6) - 杉田智和
  • バルキー星人(SD) - 橋本達也
  • 警察無線 - 外島孝一(3)
  • DJ・アズ - 八木あずさ(4)
  • ウルトラの母 - 大谷美紀(6)

ゲスト

括弧内は登場話数

  • 不法投棄業者 / サンダーダランビア(SD)(声) - 金山一彦兒玉宣勝(1,2)
  • 婦人 - 安室満樹子(1)
  • 子犬 - グリちゃん(1)
  • 追跡魔・矢神 / ケムール人(SD)(声) - 黒石高大(2)
  • 小学2年生のヒカル - 安井亜漣(2)
  • 小学2年生の美鈴 - 宮坂美里(2)
  • 菅生ユウカ / キングパンドン(SD)(声) - 深華(3)
  • カメラマン - 宮下貴浩(4)
  • カメラマンの助手 - 杉山裕右(4)
  • 雑誌のグラビア - 天野麻菜(4)※写真出演
  • 友也の父 - 並樹史朗(5,6)

スーツアクター

  • ウルトラマンギンガ - 寺井大介
  • ジャンナイン / ジャンキラー - 桑原義樹
  • 梶川賢司
  • 力丸佳大
  • 福島龍成(スタント)
  • 岡部暁
  • 横尾和則
  • 湯原愛子
  • 安達仁美
  • 末永博志
  • 大村将弘
  • 新井宏幸
  • 福島弘之
  • 矢崎大貴
  • 丸田聡美
  • 田邊秀輝(バイクスタント)
  • 川手利文(スタント)
  • ティガダーク - 岩田栄慶

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ
Legend of Galaxy 〜銀河の覇者
作詞・作曲 - 高見沢俊彦 / 編曲 - 高見沢俊彦 with 本田優一郎 / 歌 - Takamiy with 宮野真守
エンディングテーマ
「Starlight」
Lyric&Music&Arrangement - 丸山真由子 / 歌 - ウルトラ超特急
挿入歌
「ウルトラマンギンガの歌」
歌 - voyager千紗girl next door)、竹内浩明、マリア春菜、ヒカル、美鈴、健太、千草、友也
「夏の風 秋の風」(第4話)
作詞 - マリア春菜 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - 千紗(girl next door)、マリア春菜、雲母

放映リスト

登場怪獣・宇宙人欄は、複数話に渡って登場している異形の手のモノとバルキー星人(SD)を除いている。

話数 放送日 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 ギンガ以外の登場戦士 脚本 監督 列伝放送話
第1話 2013年
7月10日
星の降る町 ブラックキング(SD)
サンダーダランビア(SD)
- 長谷川圭一 アベユーイチ 第2話
第2話 7月17日 夏の夜の夢 ケムール人(SD)
サンダーダランビア(SD)
第3話
第3話 7月24日 双頭の火炎獣 ケムール人(SD)
キングパンドン(SD)
ジャンキラー 谷崎あきら 原口智生 第4話
第4話 7月31日 アイドルはラゴン ラゴン(SD)
キングパンドン(SD)
荒木憲一 第5話
第5話 8月7日 夢を憎むもの ケムール人(SD)
ドラゴリー(SD)
ジャンキラー
ティガダーク(SD)
赤星政尚 梶研吾 第6話
第6話 8月14日 夢を懸けた戦い - ジャンキラー(→ジャンナイン)
ティガダーク(SD)
ウルトラの父(回想シーンのみ)
ウルトラの母(回想シーンのみ)
第7話

スパークドールズ劇場

ED後に放送されるミニコーナー。本編終了時点でヒカルが所有しているスパークドールズ達がコミカルなトークを繰り広げるという内容で(そのため、本編の展開に応じて登場するスパークドールズの種類が増減する)、かつて放送されていた『ウルトラゾーン』の「怪獣漫才」にテイストが近い。

本コーナーに登場するタロウ以外のスパークドールズ達は、『新ウルトラマン列伝』登場時にスパークドールズ劇団と呼称されている。

声の出演
登場キャラクター
  • レギュラー - ブラックキング(SD)、サンダーダランビア(SD)
  • 第1話 - ウルトラマンタロウ(SD)
  • 第2話 - ケムール人(SD)、ウルトラマンタロウ(SD)
  • 第3話 - ケムール人(SD)、キングパンドン(SD)、ウルトラマンタロウ(SD)
  • 第4話 - キングパンドン(SD)、ラゴン(SD)、ウルトラマンタロウ(SD)
  • 第5話 - ケムール人(SD)、キングパンドン(SD)、ラゴン(SD)
  • 第6話 - ケムール人(SD)、キングパンドン(SD)、ラゴン(SD)、ウルトラマンタロウ(SD)

映画

ウルトラマンギンガ
劇場スペシャル
監督 アベユーイチ
脚本 谷崎あきら
製作 「ウルトラマンギンガ」製作委員会
出演者 根岸拓哉
宮武美桜
大野瑞生
雲母
草川拓弥
石丸博也
関智一
真地勇志
杉田智和
宇野祥平
木野花
津川雅彦
音楽 小西貴雄
配給 松竹
公開 2013年9月7日
上映時間 約45分(同時上映含)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 ウルトラマンサーガ
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2013年9月7日より『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』が劇場公開。内容は前半6話分の総集編とそれに続く新しいエピソード。同時上映は『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア DINO-TANK hunting[6]。同時上映が公開されるのは『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』以来、10年ぶりとなる。

入場者プレゼントはデータカードダス大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティアで使えるカード「バルタンバトラー・バレル」。

登場怪獣・宇宙人・戦士(映画)

異次元宇宙人 イカルス星人(SD)
暴君怪獣 タイラント(SDU)
邪悪なる暗黒破壊神 ダークザギ(SD)
ジャンナイン
ウルトラマンティガ(SD)

キャスト(映画)

  • 礼堂ヒカル - 根岸拓哉
  • 石動美鈴 - 宮武美桜
  • 渡会健太 - 大野瑞生
  • 久野千草 - 雲母(きらら)
  • 一条寺友也 - 草川拓弥
  • 礼堂ホツマ - 津川雅彦
  • 白井杏子 - 木野花
  • 柿崎太一 - 宇野祥平

声の出演(映画)

  • ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也
  • イカルス星人(SD) - 関智一
  • バルキー星人(SD) - 橋本達也
  • ウルトラマンティガ - 真地勇志
  • 謎の声 - 杉田智和

スタッフ(映画)

  • 監督 - アベユーイチ
  • 脚本 - 谷崎あきら
  • シリーズ構成 - 長谷川圭一
  • 監修 - 大岡新一
  • 制作統括 - 岡崎聖
  • チーフプロデューサー - 北浦嗣巳
  • プロデューサー - 金光弘之
  • 美術 - 木場太郎
  • 音楽プロデューサー - 田靡秀樹
  • 音楽 作・編曲 - 小西貴雄
  • オーケストラ編曲 - 原文雄
  • 製作 - 「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」製作委員会
  • 配給 - 松竹

映像ソフト化

2013年10月25日バンダイビジュアルより1期の1話から3話を収録したDVDBlu-rayの第1巻が発売。11月22日には4話から6話を収録した第2巻、12月25日には劇場スペシャルのDVDとBlu-rayが発売予定。

脚注

  1. ^ “ウルトラマンギンガ:新ヒーロー4年ぶりに登場”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2013年4月12日). http://mantan-web.jp/2013/04/12/20130412dog00m200020000c.html 
  2. ^ a b c d e f g Blu-ray『ウルトラマンギンガ 1』(バンダイビジュアル BCXS-0787)封入 作品解説書 SPARK NOTES Vol.1。
  3. ^ 「7年ぶり」という設定は、本作が『ウルトラマンメビウス』から7年ぶりのテレビシリーズであることに由来する[2]
  4. ^ ただしその描写はなく「呼ばれたような気がして」と本人が言及したのみ。
  5. ^ ジャンナインのモデルである『ジャンボーグA』のジャンボーグ9の変形時の掛け声と同じ。
  6. ^ 『ウルトラマンギンガ』劇場版決定 おもちゃショーで発表ORICON STYLE 2013年6月13日

関連項目

外部リンク