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「ラジオ沖縄」の版間の差分

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*ナシルの島んちゅヂカラ(日曜 23:00-23:30)
*ナシルの島んちゅヂカラ(日曜 23:00-23:30)
*すぱるそば(大)(日曜 23:30-24:00)
*すぱるそば(大)(日曜 23:30-24:00)

*与那原ジンの夜話(日曜 24:00-24:30)


=== ナイター期の番組 ===
=== ナイター期の番組 ===
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*[[宮島真一のSocial Club|Chim gukuru Social Club]]
*[[宮島真一のSocial Club|Chim gukuru Social Club]]
*フィルマチグヮーソレイユ
*フィルマチグヮーソレイユ
*与那原ジンの夜話


== ネット番組 ==
== ネット番組 ==

2013年12月9日 (月) 02:11時点における版

ラジオ沖縄
Radio Okinawa,Inc.
放送対象地域 沖縄県
系列 NRN
略称 ROK
愛称 ラジオ沖縄
コールサイン JOXR
開局日 1960年7月1日
本社 900-8604
沖縄県那覇市西1-4-8
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 那覇 864kHz / 10kW
主な中継局 データを参照
公式サイト http://www.rokinawa.co.jp/
特記事項:本土復帰前のコールサインはKSDT。
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株式会社ラジオ沖縄
Radio Okinawa,Inc.
ラジオ沖縄本社
種類 株式会社
略称 ROK
本社所在地 日本の旗 日本
900-8604
沖縄県 那覇市 西 1丁目4番地8号
業種 情報・通信業
法人番号 7360001002168 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づくラジオ放送
外部リンク ラジオ沖縄公式サイト
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株式会社ラジオ沖縄(ラジオおきなわ)は、沖縄県放送対象地域とした民放AMラジオ放送局。略称はROK。

概要

NRN系列の単独ネット。主要株主は、琉球新報文化放送ニッポン放送の3社。

コールサイン「JOXR」は元々、かつて三重県をサービスエリアとしたラジオ三重→近畿東海放送が持っていたものだったが、ラジオ東海と経営統合・合併による東海ラジオ放送(JOSF)の設立により返上していたものを、アメリカ合衆国から日本に復帰し、日本の放送法に沿ったコールサイン変更を行うこととなったために使われた。これは沖縄テレビ放送(OTV)のケースも同じで、こちらのコールサイン(JOOF)は、元々旧・岐阜放送→ラジオ東海(岐阜)が持っていたものである。 また、琉球の声放送1954年琉球大学財団からラジオ沖縄社という会社に放送施設などを委託して放送を行っていたが、これはこちらの現・ラジオ沖縄とは全く無関係。琉球の声はその後、琉球放送(RBCiラジオ)となっている。

過去にはCS放送スカイパーフェクTV!に衛星ラジオ放送「はいさい!ラジオ506」を設けて自社制作番組のみ同時放送(全国ネットの時間帯は別番組に差し替え)していたが、2001年9月で終了した。

沖縄テレビ放送とは琉球新報社を通じて友好関係にあるものの、さほど強力でない。

1990年代後半、AM放送事業をRBCiラジオとの共同経営に一本化し、代わりに沖縄第4局の南西放送の経営に参画する計画もあったが、頓挫した。

聴取に関して

ROKの那覇本局の送信所は、南城市大里字大里にある[1]。地理的関係から近隣諸国の混信が多く、1998年8月1日に那覇本局の周波数と出力を変更した。しかし、北海道放送HBCラジオ)旭川局・室蘭局・遠別局、福井放送東海ラジオ放送豊橋局、信越放送松本局、韓国KBS江陵局等と同一周波数のため、電波が電離層を反射して届く夜間でも、奄美群島の一部を除き、沖縄県外での聴取は至難である。 そのため、那覇本局以外の中継局は、混信の影響を受けづらいFM波を使用している。いずれもRBCiラジオとほぼ同じ場所にあり、送信出力も同様であるが、RBCiラジオに比べ受信状態が劣る場合がある。

かつては、NRNのラインネット番組[2]の音質が悪く、まるで電話でラジオを聴いているような音声で聞き取りにくかったが、1997年秋の番組改編で改善され、現在は聴きやすくなっている[3]。 理由は、当時用いていたNTTの中継回線が、3.4kHz帯域のアナログ専用線だったため。その後、1997年から2000年にかけてBNEという放送局専用デジタル専用線に変わったため、改善した。同様のケースは各地方局の中継局にも見られる。

大東諸島には長らく中継局がなく、那覇本局を直接受信出来る時間帯は日中のみで、夜間は外国からの混信で難聴取状態下にあった。

2007年4月1日、南大東村に、NHK沖縄放送局琉球放送(RBCiラジオ)と共同で、FM放送による南大東中継局が設置されたため、難聴取状態は解消された。

沿革

1960年代のラジオ沖縄社屋

データ

ROK大里放送所
  • 略称:ROK
  • コールサイン:JOXR
  • 周波数と出力(那覇本局のみAM波で、中継局はすべてFM波)

自社制作番組

現在の番組(2012年秋改編現在)


ナイター期の番組

ナイターオフの番組

特別番組

過去に放送された番組

ネット番組

文化放送制作

ニッポン放送制作

アナウンサー

男性

女性

過去に在籍したアナウンサー

男性

女性

放送・編成の特徴

安盛の暁でーびる』・『方言ニュース』等の人気番組を放送する一方で、常時終夜放送が行われていない放送局でもある(放送時間:5時から、月曜日から土曜日は27時(翌日未明3時)、日曜日24時30分(同0時30分)に放送終了。24時間放送は『ラジオチャリティーミュージックソン』と大晦日から元日にかけて放送する『輝け沖縄行く年来る年』(2007年から2008年の年明けは『特別番組・翔たけ沖縄2008〜音楽大農園』)のほか、そして台風などの災害発生時に放送のローカルの特別番組を行うのみで常時終夜放送は行われていない。それは、夜間常駐するスタッフが少ないことや放送する番組がないことや開局時からの財政などがあげられる。

毎日、停波を伴う放送中断の時間がある県域局は他に、岐阜放送ラジオ局(ぎふチャン)、日経ラジオ社(ラジオNIKKEI・全国放送)、エフエム富士エフエム愛媛がある。また新潟放送茨城放送(過去は栃木放送信越放送もあった)では、45分から1時間の休止枠があるが、この時間帯は日曜日深夜(月曜未明)以外はフィラーの音楽が流れており、事実上終夜放送とされている。

一時期、火曜から日曜の午前3時から4時に三和交通がスポンサーについていた音楽番組が放送され、放送休止時間が4時から5時という時期もあった。

過去に、2005年11月4日放送の『オールナイトニッポンR』はラジオ沖縄の番組『ミヤギマモルと信ちゃんのぐーだじょ〜』のパーソナリティを務めている津波信一がパーソナリティだったために、放送したというケースがある(普段ネットはしていない)。

放送開始時の音楽はROKのオリジナル録音で琉球箏曲保存会の演奏による「六段」。終了時の音楽はオリジナル録音でピアノ、ビブラフォン、横笛、フルート、鉄琴の合奏による「(竹富島の)安里屋節」のアレンジ曲。琉球王朝から派遣された役人の求婚を断った竹富島の女・安里屋クヤマの物語を歌ったものであり、琉球王朝に対する抵抗意識を含む曲として知られている。開局以来続いているもので、ナレーションのみ、随時更新される。

近年、キー局からの番組はスポンサードネットなど最低限の番組(ほぼ全局ネット)しかネットされず、以前放送された番組でもノンスポンサーになると番組を打ち切り自社番組に切り替えるケースが多い。

ラジオカー・中継車

  • ラジオカー1号
  • ラジオカー2号
    • 通称・ウェイビー。日産・セレナが使用されている。色はオレンジ。
  • ブルービー
    • 「おきなわマラソン実況中継」などで使用される。車輛は不明。色は水色。
ラジオカーレポーター(2013年10月現在)

『Yummy!うわさのキッチン』

  • 月曜日・金曜日:田仲メリアン
  • 火曜日・水曜日・木曜日:城間有沙

『イブニングワイドMix』

  • 月曜日・金曜日:伊禮里美
  • 火曜日:渡久地明奈
  • 水曜日;上原脩平
  • 木曜日;東由紀恵

『ハルサーミュージシャン アイモコの音楽農園』

  • 伊禮里美

過去

  • 前仲美由紀
  • 玉城愛
  • 與那嶺望
  • 久高真理(櫻井真理)
  • 益田優美香
  • 川満アンリ

他多数

関連項目

その他の沖縄県の放送局

脚注

  1. ^ 以前は、那覇市首里崎山町にあった
  2. ^ ナイター中継・オールナイトニッポンニュースパレードなど、キー局の文化放送・ニッポン放送などが製作する全国ネットの番組。
  3. ^ かつて音質が悪かった頃は、ラジオ沖縄で『オールナイトニッポン』1部がネットされているにもかかわらず、音質の良さで比較的夜間の受信状態がよかった福岡KBCラジオで聴いていた人もいた。
  4. ^ 現在AM波で放送している局としては、1953年のRBCに続き、沖縄県内で2番目に開局している。ちなみに1960年当時は、1984年8月いっぱいで放送終了し、同年9月よりFM沖縄に移行した極東放送が開局していたため、開局順は県内で3番目だった。
  5. ^ 裏局のRBCiラジオとセット。以降の中継局はこのシステムで開局することになる。

外部リンク