「メコンオオナマズ」の版間の差分
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| 省略 = 条鰭綱 |
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'''メコンオオナマズ'''(''Pangasianodon gigas'')は[[条鰭綱]][[骨鰾上目]]ナマズ目パンガシウス科パンガシアノドン属に分類される[[魚]]。[[IUCN]]絶滅危惧IA類。[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約|ワシントン条約]](CITES)付属書I類。'''プラー・ブック'''とよばれることもある。 |
'''メコンオオナマズ'''(''Pangasianodon gigas'')は[[条鰭綱]][[骨鰾上目]][[ナマズ目]]パンガシウス科パンガシアノドン属に分類される[[魚]]。[[IUCN]]絶滅危惧IA類。[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約|ワシントン条約]](CITES)付属書I類。'''プラー・ブック'''とよばれることもある。 |
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[[幼魚]]には歯やヒゲがあるが[[成魚]]になるにつれて消失する。 |
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季節により住処を移動するとされているが詳しい生態は謎につつまれている。 |
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食性は植物食だが詳しくは不明。[[アクア・トトぎふ]]では[[コイ|鯉]]の練り餌に[[クロレラ]]を混ぜた物で代用している。 |
食性は植物食だが詳しくは不明。[[アクア・トトぎふ]]では[[コイ|鯉]]の練り餌に[[クロレラ]]を混ぜた物で代用している。 |
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本種は生息地においては食用とされることがある。乱獲や環境破壊による生息数の減少に伴い、飼育下での繁殖等の保護対策が進められている。 |
本種は生息地においては食用とされることがある。乱獲や環境破壊による生息数の減少に伴い、飼育下での繁殖等の保護対策が進められている。 |
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日本においては[[アクア・トトぎふ]]や[[長崎ペンギン水族館]]での飼育が |
日本においては[[アクア・トトぎふ]]や[[長崎ペンギン水族館]]での飼育が知られる。 |
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== 出典・脚注 == |
== 出典・脚注 == |
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2014年1月27日 (月) 12:50時点における版
メコンオオナマズ | ||||||||||||||||||||||||
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メコンオオナマズ Pangasianodon gigas
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書I
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Pangasianodon gigas Chevey, 1931 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
メコンオオナマズ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Mekong giant catfish |
メコンオオナマズ(Pangasianodon gigas)は条鰭綱骨鰾上目ナマズ目パンガシウス科パンガシアノドン属に分類される魚。IUCN絶滅危惧IA類。ワシントン条約(CITES)付属書I類。プラー・ブックとよばれることもある。
分布
形態
全長は通常200cm程度で稀に300cm、体重300kg[1]にもなり世界最大の淡水魚の1つとして数えられる。種小名のgigasは「巨大な」の意で成長速度も速い。植物だけを食べる魚類ではパーカーホと並び最大とされる。最大級とされる淡水魚は他にピラルクーやアリゲーターガーなどがあるが、全て肉食性または雑食性である。 幼魚には歯やヒゲがあるが成魚になるにつれて消失する。
生態
季節により住処を移動するとされているが詳しい生態は謎につつまれている。 食性は植物食だが詳しくは不明。アクア・トトぎふでは鯉の練り餌にクロレラを混ぜた物で代用している。
人間との関係
本種は生息地においては食用とされることがある。乱獲や環境破壊による生息数の減少に伴い、飼育下での繁殖等の保護対策が進められている。
日本においてはアクア・トトぎふや長崎ペンギン水族館での飼育が知られる。
出典・脚注
- ^ 井田斉・松浦啓一、『小学館の図鑑NEO』、2003年、小学館、p.50