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「紀伊井田駅」の版間の差分

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==駅構造==
==駅構造==
[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線を持つ[[地上駅]]であり、交換設備(列車の行き違いをするための設備)は持たない。開業当初からの駅舎が今も残る。駅舎の中にある出札口はすでに板でふさがれている。
[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線を持つ[[地上駅]]であり、交換設備(列車の行き違いをするための設備)は持たない。開業当初からの駅舎が今も残る。駅舎の中にある出札口はすでに板でふさがれている。[[便所]]は、男女共用の[[汲み取り式]]である。


[[熊野市駅]]管理の[[無人駅]]。
[[熊野市駅]]管理の[[無人駅]]。

2014年4月17日 (木) 11:47時点における版

紀伊井田駅
駅舎(2005年8月)
きいいだ
Kii-ida
阿田和 (5.4 km)
(2.8 km) 鵜殿
所在地 三重県南牟婁郡紀宝町井田1444
北緯33度45分36.77秒 東経136度1分26.35秒 / 北緯33.7602139度 東経136.0239861度 / 33.7602139; 136.0239861
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 173.8 km(亀山起点)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
29人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日
備考 駅員無配置駅
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紀伊井田駅(きいいだえき)は、三重県南牟婁郡紀宝町井田にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

鵜殿村と合併する直前までは紀宝町にある唯一の鉄道駅であったが、その中心からは相当に離れていた。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅であり、交換設備(列車の行き違いをするための設備)は持たない。開業当初からの駅舎が今も残る。駅舎の中にある出札口はすでに板でふさがれている。便所は、男女共用の汲み取り式である。

熊野市駅管理の無人駅

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 50
1999年 51
2000年 44
2001年 37
2002年 38
2003年 47
2004年 55
2005年 59
2006年 57
2007年 51
2008年 44
2009年 45
2010年 44
2011年 30
2012年 29

駅周辺

七里御浜に沿ってこのあたりには比較的大きな集落が連続してあるが、当駅はそのうちのひとつにあたる井田の集落にある。海沿いを走る国道からは細い路地をしばらく歩かねばならず、駅への道が分かりにくいがこの駅の周りには人家が密集している。なおこのとおり熊野市駅から新宮駅までの間は大変に沿線の人口が多いが、紀勢本線の普通列車は本数が少ない。並行する国道には30分に1本の割合でバスが運行されており、そちらのほうが便利である。当駅の最寄バス停は「井田駅前」であるがこのバス停は国道にあって当駅からは少し離れており、またその道は大変にわかりにくいものとなっている。なおこのあたりの海岸はアカウミガメの産卵場所となっている。

  • 紀伊井田郵便局
  • 紀宝町立井田小学校
  • 紀宝町役場井田支所
  • 井田観音 - 海岸で見つかった観音像を移設したものと伝わりこの観音にまつわる昔話がある([1])。
  • 神内神社 - 安産の守り神。自然にできた岩窟を社殿として使用している。
  • 七里御浜
  • 国道42号

バス路線

三重交通

歴史

隣の駅

東海旅客鉄道
紀勢本線
阿田和駅 - 紀伊井田駅 - 鵜殿駅

脚注

  1. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ

関連項目

外部リンク