「王至森寺」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m STY修正，内部リンクの追加，など |
||
| 7行目: | 7行目: | ||
|山号 = 法性山 |
|山号 = 法性山 |
||
|宗旨 = |
|宗旨 = |
||
|宗派 = 真言宗御室派 |
|宗派 = [[真言宗御室派]] |
||
|寺格 = |
|寺格 = |
||
|本尊 = 大日如来 |
|本尊 = [[大日如来]] |
||
|創建年 = 舒明帝12年（639） |
|創建年 = 舒明帝12年（639） |
||
|開山 = 舒明天皇 |
|開山 = [[舒明天皇]] |
||
|開基 = |
|開基 = |
||
|中興年 = |
|中興年 = |
||
| 18行目: | 18行目: | ||
|別称 = |
|別称 = |
||
|札所等 = [[新四国曼荼羅霊場]]31番 |
|札所等 = [[新四国曼荼羅霊場]]31番 |
||
|文化財 = キンモクセイ（国の天然記念物） |
|文化財 = [[キンモクセイ]]（国の天然記念物） |
||
|公式HP = |
|公式HP = |
||
|公式HP名 = |
|公式HP名 = |
||
| 25行目: | 25行目: | ||
[[大日如来]]。[[新四国曼荼羅霊場]]の第三十一番札所である。 |
[[大日如来]]。[[新四国曼荼羅霊場]]の第三十一番札所である。 |
||
御詠歌：ありがたや たつあらなみを しづめつつ み船導く 森のともしび |
[[ご詠歌|御詠歌]]：ありがたや たつあらなみを しづめつつ み船導く 森のともしび |
||
== 概要・歴史 == |
== 概要・歴史 == |
||
寺伝によると、その昔、舒明天皇（じょめいてんのう・在位629～41）が道後温泉へ行幸の途中、燧灘で暴風雨に遭われた。この時、森の中の寺で難を避けられた故事に因み王至森寺と称した。伝説に、森の木を大阪小松藩が御庫屋敷の建材に用いたところ、毎夜、帰りたいと泣くような音がするので川へ流した。月日を経て現在の戻川に流れ着いたことから地名に転じたという。鎮守法性大権現の別名は大威徳明王。牛に跨り、忿怒相を現す慈と威の像で篤い信仰があった。 |
寺伝によると、その昔、[[舒明天皇]]（じょめいてんのう・在位629～41）が[[道後温泉]]へ行幸の途中、[[燧灘]]で暴風雨に遭われた。この時、森の中の寺で難を避けられた故事に因み王至森寺と称した。伝説に、森の木を大阪小松藩が御庫屋敷の建材に用いたところ、毎夜、帰りたいと泣くような音がするので川へ流した。月日を経て現在の戻川に流れ着いたことから地名に転じたという。鎮守法性大権現の別名は[[大威徳明王]]。牛に跨り、忿怒相を現す慈と威の像で篤い信仰があった。 |
||
山門の扁額「法性山」は小松藩三代一柳頼徳の筆跡である。 （中略）一柳頼徳は名君と称せられ、当時三百諸侯きっての能筆家であった。裏山に西国三十三番札所があったが、最近境内へ移して祀っている。 |
山門の扁額「法性山」は小松藩三代[[一柳頼徳]]の筆跡である。 （中略）一柳頼徳は名君と称せられ、当時三百諸侯きっての能筆家であった。裏山に[[西国三十三所|西国三十三番札所]]があったが、最近境内へ移して祀っている。 |
||
== 伽藍 == |
== 伽藍 == |
||
| 52行目: | 53行目: | ||
File:Osimorizi0ɤ.jpg|金木犀 |
File:Osimorizi0ɤ.jpg|金木犀 |
||
</gallery> |
</gallery> |
||
== 前後の札所 == |
== 前後の札所 == |
||
; [[新四国曼荼羅霊場]] |
; [[新四国曼荼羅霊場]] |
||
: 30番 [[萩生寺]] -- '''31番 王至森寺''' -- 32番 [[極楽寺 (西条市)|極楽寺]] |
: 30番 [[萩生寺]] -- '''31番 王至森寺''' -- 32番 [[極楽寺 (西条市)|極楽寺]] |
||
== 参考文献 == |
== 参考文献 == |
||
*新四国曼荼羅霊場会/監修 『新四国曼荼羅霊場ガイドブック』えびす企画/刊 2007年１月 |
* 新四国曼荼羅霊場会/監修 『新四国曼荼羅霊場ガイドブック』えびす企画/刊 2007年１月 |
||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
* [http://www.mandala88.com/ 新四国曼荼羅霊場 |
* [http://www.mandala88.com/88/30/31/31.htm 第31番 王至森寺] - [[新四国曼荼羅霊場]]公式サイト |
||
{{Buddhism-stub}} |
{{Buddhism-stub}} |
||
2014年9月5日 (金) 13:04時点における版
| 王至森寺 | |
|---|---|
 | |
| 所在地 | 愛媛県西条市飯岡3021 |
| 山号 | 法性山 |
| 宗派 | 真言宗御室派 |
| 本尊 | 大日如来 |
| 創建年 | 舒明帝12年（639） |
| 開山 | 舒明天皇 |
| 札所等 | 新四国曼荼羅霊場31番 |
| 文化財 | キンモクセイ（国の天然記念物） |
| 法人番号 | 3500005003977 |
王至森寺（おしもりじ）は、愛媛県西条市飯岡にある寺院。山号と院号は法性山多聞院、宗派は真言宗御室派、本尊は 大日如来。新四国曼荼羅霊場の第三十一番札所である。
御詠歌：ありがたや たつあらなみを しづめつつ み船導く 森のともしび
概要・歴史
寺伝によると、その昔、舒明天皇（じょめいてんのう・在位629～41）が道後温泉へ行幸の途中、燧灘で暴風雨に遭われた。この時、森の中の寺で難を避けられた故事に因み王至森寺と称した。伝説に、森の木を大阪小松藩が御庫屋敷の建材に用いたところ、毎夜、帰りたいと泣くような音がするので川へ流した。月日を経て現在の戻川に流れ着いたことから地名に転じたという。鎮守法性大権現の別名は大威徳明王。牛に跨り、忿怒相を現す慈と威の像で篤い信仰があった。
山門の扁額「法性山」は小松藩三代一柳頼徳の筆跡である。 （中略）一柳頼徳は名君と称せられ、当時三百諸侯きっての能筆家であった。裏山に西国三十三番札所があったが、最近境内へ移して祀っている。
伽藍
- 山門
- 本堂
- 大師堂：大師像を拝顔できる。
- 法性権現堂：大師堂の左脇から上に延びる石段を上がり右に折れてさらに上り詰めるとある。
- 阿弥陀堂
- 平和の塔
- 駐車場：約30台
文化財
- 国指定天然記念物 （昭和2年4月8日指定）
- かおり風景百選 (平成13年11月12日認定）
- キンモクセイ：高さ16m、根回り4m、樹齢不詳、日本最大の金木犀
-
山門 -
大師堂 -
法性権現堂への参道 -
法性権現本殿と拝殿 -
金木犀
前後の札所
参考文献
- 新四国曼荼羅霊場会/監修 『新四国曼荼羅霊場ガイドブック』えびす企画/刊 2007年１月
外部リンク
 | この項目は、仏教に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル 仏教/ウィキプロジェクト 仏教）。 |