「どろんきゅー」の版間の差分
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: 果歩が気付かなかったため、自ら幽霊であることを告白した。作中で数少ない善良な霊のためか、第1話以降は登場していない。 |
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; ストーカー幽霊(本名不明)<ref>2巻の人物紹介では「'''?'''」となっている。</ref> |
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: 果歩に好意を寄せてつきまとう美少女幽霊。すごく前向きな性格。ほぼ一貫してセーラー服。血文字で「'''分骨を受け取って下さい'''」「'''同じ墓に入って'''」などのメッセージを |
: 果歩に好意を寄せてつきまとう美少女幽霊。すごく前向きな性格。ほぼ一貫してセーラー服。血文字で「'''分骨を受け取って下さい'''」「'''同じ墓に入って'''」などのメッセージを示すが、フキダシで人語をしゃべることもできる。血は自分の意志で出す・出さないの制御ができる。時に果歩以外の人間にも姿を見せることもできる模様で、生徒会主催のクリスマス会にブラックサンタの仮装で登場等をしたり。一部の人にもショーウィンドウ越しの姿や鳥居に何度もお辞儀をしている姿<ref>実際は、果歩の気配を感じて神社に何度も入ろうとしているが幽霊(悪霊)であるが故に入る事が出来ず、何度も鳥居の結界に頭をぶつけていただけである。</ref>などが見えている。果歩がマリにメイクをして貰っている場面を見た際には、「'''死に化粧'''」「'''やっとこっちに'''」と前向きな誤解をしていた。アキから説明を受けるまではバレンタインデーのイベントを知らなかった。 |
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: 1巻・P82・右2コマ目で悪霊である事が判明するが、果歩に近づくナンパ男たちを容赦なく威して撃退する・果歩が入浴するときや身体検査を受けるとき覗こうとした霊を睨みつけて脅すなど、守護霊的な側面もある。果歩にあげるチョコレートを買いに店に行った際には |
: 1巻・P82・右2コマ目で悪霊である事が判明するが、果歩に近づくナンパ男たちを容赦なく威して撃退する・果歩が入浴するときや身体検査を受けるとき覗こうとした霊を睨みつけて脅すなど、守護霊的な側面もある。果歩にあげるチョコレートを買いに店に行った際には応対した男性店員を魅了し、果歩がメイド喫茶でバイトしたときには店外で若い男性客を追い払った。学校霊でもある<ref>2巻・P34・右4コマ目</ref>が、果歩が行くところならどこにでも出没する。 |
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: 作中に登場する幽霊の中では唯一、複数回登場しているキャラクター。 |
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=== 人間 === |
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2014年10月4日 (土) 04:55時点における版
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『どろんきゅー』は、吉村佳による日本の4コマ漫画作品。『まんがタイムスペシャル』(芳文社)にて連載されている。
作品概要
怖がりな霊感少女果歩は、なぜか幽霊に好かれている。街を歩けば自縛霊が道案内してくれ、電車に乗れば霊の大群が痴漢ガード、学校の試験では霊が血文字で答えを教えてくれ、ラブレターを渡された相手は同性で幽霊でさらにストーカー…、おまけに同級生アキには面白がられていじられ、果歩の悩みは深まるばかり。
登場人物
主要人物
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- 佐倉果歩(さくらかほ)
- 霊感のある女子高生。極度の怖がり。かわいいものが大好きで、何故かオバケや幽霊に好かれている。霊感体質の所為で動物に嫌われている[1]。幼少期は怖がりでは無かったが、4歳の頃に起こったとある出来事が原因で幽霊が怖くなった[2]。
- 生徒会の副会長を務めている。怒りが持続しないタイプ。上記の霊感からバイト先の神主に「神職とか興味ある?」と誘われていた。
- マスコットキャラクターのイラストを見せると簡単に誘いに応じる、合コンを『合同コンサート』と勘違いして誘いに応じる等、無防備な側面があり、アキに「チョロすぎて心配になるな」と心配される事がある。その一方で「下着は人に見せるものじゃない」と発言しており、その事をストーカー幽霊を含む学校霊達にプラス評価された[3]。
- 可愛らしい趣味を持っており、自身を庇ってボロボロになった御雛様に原型から大きく掛け離れた修復を施した[4][5]。
- アキ
- 本名は『遠藤亮(えんどうあきら)』。祖父・祖母・姉・兄・弟の他に母親もいるが、母親はサボったら本気の(一部の記憶が喪失する程の)拳骨を喰らわせるといった過激な側面がある模様。
- 果歩の友達で、彼女と同様に霊感はあるが怖いもの無しの女子高生。怖がる佐倉を見るのが好き。実は4歳だった頃の果歩の命の恩人(2人は、そのことをよく覚えていない)で過去に何度も会っていた。
- 幽霊については、「元は生きてた人間」という理由で恐れず、「仮に私が呪い殺されて幽霊になっても私の方が凄いから」と冗談交じりに豪語していた(これを聞いた果歩は納得していた)。
幽霊
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- 久子(ひさこ)
- 果歩の先輩。果歩によれば、「病気で入院していたが、先月末に手術・その翌月から登校している」とのことだが、久子自身は他界しており幽霊となっていた[6]。
- 果歩が気付かなかったため、自ら幽霊であることを告白した。作中で数少ない善良な霊のためか、第1話以降は登場していない。
- ストーカー幽霊(本名不明)[7]
- 果歩に好意を寄せてつきまとう美少女幽霊。すごく前向きな性格。ほぼ一貫してセーラー服。血文字で「分骨を受け取って下さい」「同じ墓に入って」などのメッセージを示すが、フキダシで人語をしゃべることもできる。血は自分の意志で出す・出さないの制御ができる。時に果歩以外の人間にも姿を見せることもできる模様で、生徒会主催のクリスマス会にブラックサンタの仮装で登場等をしたり。一部の人にもショーウィンドウ越しの姿や鳥居に何度もお辞儀をしている姿[8]などが見えている。果歩がマリにメイクをして貰っている場面を見た際には、「死に化粧」「やっとこっちに」と前向きな誤解をしていた。アキから説明を受けるまではバレンタインデーのイベントを知らなかった。
- 1巻・P82・右2コマ目で悪霊である事が判明するが、果歩に近づくナンパ男たちを容赦なく威して撃退する・果歩が入浴するときや身体検査を受けるとき覗こうとした霊を睨みつけて脅すなど、守護霊的な側面もある。果歩にあげるチョコレートを買いに店に行った際には応対した男性店員を魅了し、果歩がメイド喫茶でバイトしたときには店外で若い男性客を追い払った。学校霊でもある[9]が、果歩が行くところならどこにでも出没する。
- 作中に登場する幽霊の中では唯一、複数回登場しているキャラクター。
- 4組の西(にし)
- 秋の遠足の際に現れた同級生。迷子になった果歩と一緒に山を降りようと、近道へ誘おうとしていた。その正体は幽霊(後述の事から悪霊の疑いが強い)。彼女が執拗に誘おうとしていた近道と称する階段らしき箇所[10]は崩落しており、そこに果歩を引きずり込もうとしたがアキによって失敗に終わった。
- 果歩の父(本名不明)
- 物語開始時点で既に故人。
- 手招きする黒い女
- プール侵入犯の霊
- 高齢の男性霊。
- クモ女
- ずぶ濡れの女
人間
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- 佐倉果歩の母
- 果歩と異なり幽霊は見えない[11]が幽霊に強く、無意識のうちに撃退している。果歩の霊感に全くと言っていい程気付いていない様子。血文字を只の汚れと認識するといった天然な一面もある。
- 夫を亡くしており、葬儀時に使用した夫の遺影は、霊となった夫が「この遺影はないだろ」と猛抗議する様な代物であった[12]。毎年亡くなった夫を模した胸像型の細工菓子や夫の等身大のチョコレート像を作って飾り、夫を困惑させている。
- アキの弟
- アキ曰く「チキンやろう」。常識的な性格。ストーカー幽霊の事を幽霊と気付いていない。
- アキの祖父
- マリ
- アキの姉。魔性の女といった性質の女性。霊感は無い。元彼に上から一段目にひたすら「ゆるして」、二段目にひたすら「ごめんなさい」が書かれたウェディングケーキを送られたりもする[13]。クラブで勤務している。
- 元彼(本名不明)
- マリの元彼。
- 織部(おりべ)
- 果歩が通学している女子校の生徒会長。初登場時、果歩に生徒会で行われるクリスマス会の(不幸の手紙めいた内容が書かれた)招待状を渡した。塩田とは同じクラス。
- 第17話の話の最後で人形に取り憑かれていたことが判明、次は果歩に取り憑こうと目をつけ、果歩にべた付きアキが運んできたクリスマスケーキ目掛けて一直線に走ったが、アキに避けられ十字架のオブジェに激突、織部は気絶して彼女に取り憑いていた人形はそのまま召された。
- その後、何事も無かったかの様に何度も登場している。家は門から家までの距離が遠い・ライト付きセンサーカメラ・門の上に棘・番犬の群れで、アキに「挑んだサンタが死んでそう」と評された。
- アキの兄
- 『ホテル ふるひと[14]』の管理人。目元以外の顔を常に隠しており異様な存在感を放っているが、礼儀正しく常識的な性格。昔はピアスをしていた模様。
- 塩田(しおだ)
- アキの先輩。織部とは同じクラス。
- 三井
単行本
- 吉村佳 『どろんきゅー』 吉村佳 〈まんがタイムコミックス〉 既刊2巻
- 第1巻 2013年8月7日発売 ISBN 978-4-8322-5215-8
脚注
- ^ ただし、アキの祖父母の家にいる子犬には懐かれている・アキの飼い猫に嫌われていない等、その限りではない。また、果歩ではなく後ろの幽霊を嫌って(恐れて)いる描写もある。
- ^ 第1巻・特別編。
- ^ 単行本2巻・カバー下。
- ^ 2巻・20頁。
- ^ アキには「もっと忠実に直せよ」と突っ込まれたが、御雛様は「オッケー」としている。
- ^ 手術中に死亡したのか、手術後に容態が悪化して死亡したのか等の死因の詳細は不明。
- ^ 2巻の人物紹介では「?」となっている。
- ^ 実際は、果歩の気配を感じて神社に何度も入ろうとしているが幽霊(悪霊)であるが故に入る事が出来ず、何度も鳥居の結界に頭をぶつけていただけである。
- ^ 2巻・P34・右4コマ目
- ^ 吊り橋であった事が推測できる。
- ^ 映像記録でも同様に見えない。
- ^ 1巻・93頁。
- ^ 背表紙折り返し部分にもマリの後ろ一面にひたすら「ゆるして」「ごめんなさい」「帰ってきて」が書かれている。
- ^ 『Furcht(フルヒト)』(ドイツ語で『恐怖・おそれ』の意味)。