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'''富野 康日己'''（とみの やすひこ）は、日本の[[医師]]、[[医学者]]。専門は[[腎臓内科学]]。主に[[糸球体腎炎（IgA腎症）]]、[[糖尿病腎症]]、[[高血圧性腎障害]]、[[腎不全]]の臨床・研究、および教育に携わると同時に、腎臓病をはじめとする生活習慣病の早期発見・早期治療の重要性について啓発活動を行っている。 |
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[[順天堂大学]]腎臓内科学教授<ref name="juntendo">{{Cite web |url=http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/zinzo/staff.html#tomino |title=順天堂大学医学部附属順天堂医院 腎・高血圧内科 |format= |doi= |work= |publisher=[[順天堂大学]] |page= |pages= |language= |archiveurl= |archivedate= |accessdate=2012-0521 |quote=}}</ref>。約100名の現役医局員とOBに支えられ、IgA腎症、ネフローゼ症候群、糖尿病腎症、本態性高血圧、腎不全をテーマに、臨床・教育・研究にあたっている。研究は、炎症性腎疾患、代謝性腎疾患、高血圧、腹膜透析、補体系と腎疾患の各基礎研究グループと臨床研究グループに分かれ、それぞれのテーマに取り組んでいる。その結果、毎年国内・外に優れた論文を数多く発表している。 |
[[順天堂大学]]腎臓内科学教授<ref name="juntendo">{{Cite web |url=http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/zinzo/staff.html#tomino |title=順天堂大学医学部附属順天堂医院 腎・高血圧内科 |format= |doi= |work= |publisher=[[順天堂大学]] |page= |pages= |language= |archiveurl= |archivedate= |accessdate=2012-0521 |quote=}}</ref>。約100名の現役医局員とOBに支えられ、IgA腎症、ネフローゼ症候群、糖尿病腎症、本態性高血圧、腎不全をテーマに、臨床・教育・研究にあたっている。研究は、炎症性腎疾患、代謝性腎疾患、高血圧、腹膜透析、補体系と腎疾患の各基礎研究グループと臨床研究グループに分かれ、それぞれのテーマに取り組んでいる。その結果、毎年国内・外に優れた論文を数多く発表している。 |
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*昭和49年3月 順天堂大学医学部卒業<ref name="juntendo"/> |
*昭和49年3月 順天堂大学医学部卒業<ref name="juntendo"/> |
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*昭和49年4月 [[市立札幌病院]]中央検査科病理部臨床修練医 |
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*昭和52年4月 市立札幌病院内科臨床修練医 |
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*昭和54年4月 [[東海大学]]医学部内科助手 |
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*昭和59年4月 同講師 |
*昭和59年4月 同講師 |
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*昭和63年10月 順天堂大学腎臓内科学講座助教授 |
*昭和63年10月 順天堂大学腎臓内科学講座助教授 |
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*平成6年7月 同教授 |
*平成6年7月 同教授 |
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*平成11年9月 [[ハノイ医科大学]]客員教授 |
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*平成12年10月 [[香港大学]]客員教授 |
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*平成12年11月 [[マラヤ大学]]客員教 |
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*平成13年5月 [[フエ医科大学]]客員教授 |
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*平成13年11月 [[高雄医学大学]]客員教授 |
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*平成15年5月 [[インドネシア大学]]客員教授 |
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*平成15年7月 [[アイルランガ大学]]客員教授 |
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*平成16年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長 |
*平成16年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長 |
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*平成20年4月 順天堂大学大学院医学研究科長 |
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*平成20年10月 [[中国医科大学]]客員教授 |
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*平成21年4月 [[ガジャマダ大学]]客員教授 |
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*平成22年8月 [[ディポネゴロ大学]]客員教授 |
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*平成23年8月 [[台北医学大学]]客員教授 |
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*平成24年4月 [[筑波大学人間総合科学研究科]]（大学院）非常勤講師 |
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*平成26年1月 [[文京学院大学]] 客員教授 |
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*平成26年5月 [[インドネシア共和国]][[アイルランガ大学]]名誉教授 |
*平成26年5月 [[インドネシア共和国]][[アイルランガ大学]]名誉教授 |
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== 受賞 == |
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昭和61年1月[[シンガポール総合病院内科]]客員研究生<br /> |
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2月[[豪州王立アデレード病院]]腎臓内科客員研究生<br /> |
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昭和62年5月[[米国ミネソタ大学医学部]]客員講師 |
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== 学会認定医・専門医・学会評議員等 == |
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*[[日本内科学会]]（評議員、日本医学会評議員、認定内科医）<ref name="juntendo"/> |
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*[[日本腎臓学会]]（理事、法人評議員、認定専門医、指導医） |
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：2013年5月10-12日第56回学術総会長（東京） |
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*[[日本糖尿病学会]]（評議員） |
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*[[日本成人病（生活習慣病）学会]]（理事） |
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：2013年1月12－13日第47回学術集会長（東京） |
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*[[日本結合組織学会]]（評議員） |
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*[[国際IgA腎症シンポジウム]]（理事） |
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*[[アジア・太平洋腎臓学会]]（理事長） |
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：2014年5月14-17日第14回学会長（東京） |
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*[[臨床研修指導医]] |
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== 所属学会 == |
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アジア・太平洋腎臓学会議前理事長（現理事） |
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国際 IgA 腎症シンポジウム(理事) |
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国際スポートロジー学会（評議員）、日本内科学会(評議員、日本医学会評議員、前理事、認定内科医)、日本腎臓学会(理事、評議員、認定専門医、指導医、学会あり方委員会委員長、理事候補推薦委員会委員、評議員候補推薦委員会委員、国際委員会委員、学術総会企画委員会委員、APCN2014準備委員会委員長、日中韓腎カンファランス・AINF委員会委員、第56回学術総会実務委員会委員長、第56回学術総会プログラム委員会委員、尿中バイオマーカーのパネル化に関する小委員会委員、日本成人病(生活習慣病)学会(理事、認定管理指導医)、日本糖尿病学会(評議員)、日本結合組織学会(評議員)、日本透析医会（腎不全予防医学調査研究委員、研究助成審査委員）、日本高血圧学会(指導医)、国際腎臓学会（前諮問委員）、米国腎臓学会 、日本透析医学会、日本臨床免疫学会、日本免疫学会 |
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独立行政法人国立病院機構臨床研究推進委員会委員(平成17年‐) |
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一般社団法人日本医療安全調査機構（平成22-25年）：運営委員会委員、東京地域総合調整医・評価委員（長）、中央審査委員会委員 |
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一般社団法人日本医学会連合（平成26年-）：理事、財務委員長 |
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学校法人青淵学園（評議員） |
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日中医学交流センター（理事） |
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財団法人サンスター歯科保健振興財団(理事) |
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医療法人財団東友会（理事） |
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医療法人財団医親会（評議員） |
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== 国内雑誌編集 == |
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「内科」学術顧問<br /> |
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「Fluid Management Renaissance」編集顧問<br /> |
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「Nephrology Frontier 」編集幹事<br /> |
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「腎と高血圧」編集幹事 |
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== 国際雑誌編集 == |
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Journal of Nephrology(Deputy Editor for Asia)<br /> |
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Experimental Diabetes Research ( on-line journal, Lead Guest Editor)<br /> |
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Case Reports in Nephrology and Urology (open access, Editor-in-Chief)<br /> |
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Journal of Clinical Laboratory Analysis (Editorial Board)<br /> |
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Hong Kong Journal of Nephrology(International Advisors)<br /> |
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Kaohsiung Journal of Medical Science (Advisory Editorial Board)<br /> |
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Journal of Austin Nephrology(Editorial Board)<br /> |
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== 賞罰 == |
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*平成3年度順天堂大学医学部同窓会学術奨励賞 受賞 |
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== 参加研究班 == |
== 参加研究班 == |
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厚生省進行性腎障害調査研究班(平成3-7年)：研究協力者 |
厚生省進行性腎障害調査研究班(平成3-7年)：研究協力者 |
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厚生労働科学研究費補助金「戦略研究（腎疾患重症化予防のための戦略研究）(平成19-21年)：委員 |
厚生労働科学研究費補助金「戦略研究（腎疾患重症化予防のための戦略研究）(平成19-21年)：委員 |
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厚生労働科学研究費補助金 「腎疾患重症化予防のための戦略研究」 (平成22年)：倫理委員 |
厚生労働科学研究費補助金 「腎疾患重症化予防のための戦略研究」 (平成22年)：倫理委員 |
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== 脚注 == |
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2014年10月17日 (金) 19:53時点における版
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富野 康日己（とみの やすひこ）は、日本の医師、医学者。専門は腎臓内科学。主に糸球体腎炎（IgA腎症）、糖尿病腎症、高血圧性腎障害、腎不全の臨床・研究、および教育に携わると同時に、腎臓病をはじめとする生活習慣病の早期発見・早期治療の重要性について啓発活動を行っている。
順天堂大学腎臓内科学教授[1]。約100名の現役医局員とOBに支えられ、IgA腎症、ネフローゼ症候群、糖尿病腎症、本態性高血圧、腎不全をテーマに、臨床・教育・研究にあたっている。研究は、炎症性腎疾患、代謝性腎疾患、高血圧、腹膜透析、補体系と腎疾患の各基礎研究グループと臨床研究グループに分かれ、それぞれのテーマに取り組んでいる。その結果、毎年国内・外に優れた論文を数多く発表している。
医師、メディカルスタッフ、患者向けの書籍を多数執筆している。
履歴及び職歴
- 昭和49年3月 順天堂大学医学部卒業[1]
- 昭和54年4月 東海大学医学部内科助手
- 昭和59年4月 同講師
- 昭和63年10月 順天堂大学腎臓内科学講座助教授
- 平成6年7月 同教授
- 平成16年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長
- 平成26年5月 インドネシア共和国アイルランガ大学名誉教授
受賞
- 平成3年度順天堂大学医学部同窓会学術奨励賞
- 平成7年度腎研究会優秀研究賞
- 平成19年度日本腎臓財団学術賞
脚注
- ^ a b c “順天堂大学医学部附属順天堂医院 腎・高血圧内科”. 順天堂大学. 2012-0521閲覧。