コンテンツにスキップ

「天道かすみ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
28行目: 28行目:
== その他 ==
== その他 ==
* 天道家に母親がいない理由は、作者の高橋留美子いわく「女が3人いて、長女のかすみが家事をしているということで、登場させる必要性がなかった」とのこと。
* 天道家に母親がいない理由は、作者の高橋留美子いわく「女が3人いて、長女のかすみが家事をしているということで、登場させる必要性がなかった」とのこと。
* アニメ第150話(熱闘編第132話)のアフレコ収録において、かすみ役の井上は[[風邪]]を引いていた。
* アニメ第150話(熱闘編第132話)「できた!八宝大カビン」のアフレコ収録において、かすみ役の井上は[[風邪]]を引いていて、かなりの鼻声であった。


==脚注==
==脚注==

2014年11月16日 (日) 11:56時点における版

天道 かすみ(てんどう かすみ)は、高橋留美子の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『らんま1/2』に登場する架空の人物。アニメでの声優井上喜久子。実写ドラマでは長谷川京子が演じる。

設定

天道家の長女で、第一子でもある。19歳。非常におっとりとしていて優しい性格。他界した母に代わって掃除、炊事、洗濯、ゴミの処理から繕いものまで、天道家の家事を取り仕切る。

人物

かなりの天然ボケであり[1]、緊迫した状況で冷静ながらも間の抜けたコメントを入れる。あかねだけでなく、なびき早雲など家族をよく理解している。

猫にも優しく、近所から猫を預かってきたり、家に迷い込んできた野良猫が水で濡れると、わざわざドライヤーで乾かしてやったりしている。怒るところを見せたことがなく、早雲のみならず、なびきやあかねも、生まれてから一度もかすみに怒られたことがない。常人であればまず怒るであろうと思われる状況でも、表情や口調を一切変えないため、それが逆に相手には底知れぬ恐怖となり、普段は何事にも動じないなびきにも恐怖を覚えさせる。一度だけ怒りが頂点に達したことあったが、一瞬にして収まっている。闘気や邪気が全くないため、天道家の住人が手を焼いていた鉄砲豆をあっさりつまんで捨てている。物語最初期はあかねを叱る場面がある。乱馬とあかねのやりとりを、家族と一緒にのぞいたりするなどの一面もある。

天道家の住人から特別な存在として扱われており、八宝斎からもセクハラや嫌がらせをほとんどされていない[2]

高校卒業後は就職も進学もせず、主に家事をやっている。

服装はスカートにエプロン姿が多く、他の服を着たことはほとんどない。

恋愛感情を表に出すことはないが、年下には興味がない。東風とは親しくしているが、彼の恋心には気づいていない。好きな男性のタイプをあかねに聞かれた際、「ちょっと変わった人が好き」と答えている[3]。東風が登場しなくなって以降はこれといった交際相手は登場していない。

あかねの良き理解者であり、しばしば乱馬とあかねの間を取り持っている。

かすみが関係あるもの

鉄砲豆
鉄砲豆といわれる伝説の植物で、これの所持者が節分の日に早雲に譲った。この鉄砲豆は自在に飛び回り、怒っている者、もしくは鬼に向かって口から豆を大量に発射する。そして怒りと喧嘩に満ちた天道家で豆を大量に乱射してさらに怒りをあおったが、怒りなきかすみの前には無力で、あっさり捕まえられて生ごみとして捨てられた。
邪悪の鬼
声 - 塩屋浩三(OVA版)
見た目は落書きタッチで可愛いが、人間に憑りつき悪の衝動をかきたてて邪悪の限り(実際には単なる嫌がらせ)を尽くさせるタチの悪い鬼。一発殴れば祓うことができるのだが、鬼はよりにもよってかすみにとり憑いてしまい、かすみを殴りたくない乱馬たちは苦悩しつつかすみの天使の笑顔と鬼の「悪行」に耐える羽目になる。

その他

  • 天道家に母親がいない理由は、作者の高橋留美子いわく「女が3人いて、長女のかすみが家事をしているということで、登場させる必要性がなかった」とのこと。
  • アニメ第150話(熱闘編第132話)「できた!八宝大カビン」のアフレコ収録において、かすみ役の井上は風邪を引いていて、かなりの鼻声であった。

脚注

  1. ^ アニメ版ではさらに強調されている。
  2. ^ ただし、テレビアニメ第60話(熱闘編第42話)では八宝斎は自らに擬態したまねっこケンちゃんとともに二人がかりで嫌がらせをしていた。
  3. ^ アニメ第81話(熱闘編第63話)より。