コンテンツにスキップ

「マット・ボナー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
m編集の要約なし
43行目: 43行目:
[[2010-2011シーズンのNBA|2010-2011シーズン]]は66試合に出場。3ポイント成功率45.7%(105/230)はNBA全体で1位にランクされ、初の個人スタッツリーダーとなった。<ref>[http://espn.go.com/nba/statistics/player/_/stat/3-points/sort/threePointFieldGoalPct/year/2011 2010-11 Regular Season NBA Player Stats and League Leaders - 3-Points - National Basketball Association - ESPN<!-- Bot generated title -->]</ref>
[[2010-2011シーズンのNBA|2010-2011シーズン]]は66試合に出場。3ポイント成功率45.7%(105/230)はNBA全体で1位にランクされ、初の個人スタッツリーダーとなった。<ref>[http://espn.go.com/nba/statistics/player/_/stat/3-points/sort/threePointFieldGoalPct/year/2011 2010-11 Regular Season NBA Player Stats and League Leaders - 3-Points - National Basketball Association - ESPN<!-- Bot generated title -->]</ref>


その後は出場機会が減少していが、2013-2014シーズンのNBA優勝を経験している
その後は、[[ティアゴ・スプリッター]]の成長や、[[ボリス・ディアウ]]の加入などで出場時間が減少していが、2013-2014シーズンは、プレーオフ自身最高の22試合に出場し、自身2度目のNBA優勝を経験し


==プレイスタイル==
==プレイスタイル==
ロングレンジを得意とするピュアシューター。その存在はゴール下の選手を外郭まで誘い出す効果もある。一方で運動能力は並以下でインサイドのリバウンド争いには弱い。
ロングレンジを得意とするピュアシューター。その存在はゴール下の選手を外郭まで誘い出すストレッチ効果もある。パス回しの中継点を確実にこなし、ターンオーバーも少ない。ディフェンスでは、スクリーンへの対応の確実さや、ファウルの少なさが特徴である。一方で運動能力は並以下でインサイドのリバウンド争いには弱い。


==その他==
==その他==
87行目: 87行目:
| style="text-align: left;" | SAS
| style="text-align: left;" | SAS
| 66 || 1 || 21.7 || .464 || '''.457''' || .744 || 3.6 || .9 || .4 || .3 || 0.41 || 7.3
| 66 || 1 || 21.7 || .464 || '''.457''' || .744 || 3.6 || .9 || .4 || .3 || 0.41 || 7.3
|-
| style="text-align: left;" | [[2011–12 シーズンのNBA|2010–11]]
| style="text-align: left;" | SAS
| 65 || 2 || 20.4 || .440 || .420 || .762 || 3.3 || .9 || .2 || .3 || 0.22 || 6.6
|-
| style="text-align: left;" | [[2012–13 シーズンのNBA|2012–13]]
| style="text-align: left;" | SAS
| 68 || 4 || 13.4 || .487 || .442 || .733 || 1.9 || .5 || .3 || .3 || 0.24 || 4.2
|-
| style="text-align: left;" | [[2013–14 シーズンのNBA|2013–14]]
| style="text-align: left;" | SAS
| 61 || 0 || 11.3 || .445 || .429 || .750 || 2.1 || .5 || .2 || .2 || 0.26 || 3.2
|-class="sortbottom"
|-class="sortbottom"
| style="text-align: left;" | Career
| style="text-align: left;" | Career
| style="text-align: left;" |
| style="text-align: left;" |
| 496 || 85 || 18.7 || .470 || .414 || .781 || 3.5 || .7 || .4 || .3 || 0.46 || 6.8
| 690 || 91 || 17.7 || .467 || .417 || .777 || 3.2 || .7 || .4 || .3 || 0.4 || 6.2
{{s-end}}
{{s-end}}


115行目: 127行目:
| style="text-align: left;" | SAS
| style="text-align: left;" | SAS
| 6 || 0 || '''20.5''' || .480 || .333 || 0.800 || '''3.2''' || .3 || .2 || .2 || 0.17 || '''6.3'''
| 6 || 0 || '''20.5''' || .480 || .333 || 0.800 || '''3.2''' || .3 || .2 || .2 || 0.17 || '''6.3'''
|-
| style="text-align: left;" | [[2011-2012シーズンのNBA|2011-12]]
| style="text-align: left;" | SAS
| 13 || 0 || 12.7 || .313 || .348 || .600 || 1.9 || .7 || .2 || .3 || 0.23 || 2.4
|-
| style="text-align: left;" | [[2012-2013シーズンのNBA|2012-13]]
| style="text-align: left;" | SAS
| 20 || 1 || 13.4 || .475 || '''.469''' || .833 || 2.0 || .3 || .3 || .3 || 0.10 || 4.1
|-
| style="text-align: left;" | [[2013-2014シーズンのNBA|2013-14]]
| style="text-align: left;" | SAS
| '''22''' || 2 || 6.1 || .476 || .333 || .750 || .7 || .4 || .1 || .0 || 0.09|| 1.3
|-class="sortbottom"
|-class="sortbottom"
| style="text-align: left;" | Career
| style="text-align: left;" | Career
| style="text-align: left;" |
| style="text-align: left;" |
| 32 || 5 || 13.4 || .392 || .323 || 0.875 || 2.3 || .3 || .2 || .2 || 0.41 || 3.6
| 87 || 8 || 13.3 || .404 || .368 || .818 || 2.1 || .4 || .2 || .2 || 0.23 || 3.5
{{s-end}}
{{s-end}}


130行目: 154行目:
*[http://sportsillustrated.cnn.com/basketball/nba/players/3748/ Matt Bonner SI.com(英語)]
*[http://sportsillustrated.cnn.com/basketball/nba/players/3748/ Matt Bonner SI.com(英語)]
*[http://sports.yahoo.com/nba/players/3748 Matt Bonner Yahoo Sports(英語)]
*[http://sports.yahoo.com/nba/players/3748 Matt Bonner Yahoo Sports(英語)]
*[http://www.basketball-reference.com/players/b/bonnema01.html Matt Bonner Basketball-reference.com(英語)]

{{サンアントニオ・スパーズのメンバー}}
{{サンアントニオ・スパーズのメンバー}}
{{サンアントニオ・スパーズ 2006-07NBA優勝}}
{{サンアントニオ・スパーズ 2006-07NBA優勝}}

2015年1月27日 (火) 22:10時点における版

マット・ボナー
Matt Bonner
サンアントニオ・スパーズ  No.15
ポジション PF/C
基本情報
愛称 Red Rocket
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1980-04-05) 1980年4月5日(44歳)
出身地 ニューハンプシャー州コンコード
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 112kg (247 lb)
キャリア情報
ドラフト 2003年 45位
選手経歴
2003-2004
2004-2006
2006-
シチリア・メッシーナ
トロント・ラプターズ
サンアントニオ・スパーズ
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

マット・ボナーMatthew Robert Bonner1980年4月5日 - )はニューハンプシャー州コンコード出身のバスケットボール選手。NBAサンアントニオ・スパーズ所属。ポジションはパワーフォワード/センター

経歴

フロリダ大学在学中、ボナーは通算1,570得点、778リバウンドを記録し、165本のスリーポイントシュートを決めて6つのカテゴリーで大学歴代トップ10に入る活躍を見せた。学業においても非常に優秀でGPAは3.96。2002年2003年のアカデミック・オールアメリカンチームに選出されている。

大学卒業後、2003年のNBAドラフトシカゴ・ブルズより2巡目45位で指名されてNBA入り。ドラフト直後にトロント・ラプターズに交渉権が移動した。トロント首脳陣はボナーの才能を認めながらも、当時チームのロスター枠にボナーを入れられるゆとりはなく、イタリアリーグのシチリア・メッシーナに送りこんで若きボナーを育てることにした。シチリアではサルモネラ菌(のちにチームの掛り付け歯科医が感染源と判明した)に感染して40度を超える高熱を出したり、住居のアパートではお湯が出なかったり、チームが倒産して給与が支給されず、選手が次々とチームを離れていくなどの苦労の中で平均19.2得点、9.3リバウンドの大活躍を見せた。

2004年トロント・ラプターズと契約したボナーは控え選手として全82試合に出場。平均7.2得点をあげ、レッド・ロケットの愛称で呼ばれるようになった。

2005年は78試合に出場。平均7.5得点、3.6リバウンド、フィールドゴール成功率44.8%。3ポイント成功率はNBA全体で14位にランクされ、ラプターズの中でも3ポイントの名手として知られるようになった。

2006年6月21日エリック・ウィリアムズラドスラフ・ネステロヴィッチの2巡目指名権、現金とのトレードによりサンアントニオ・スパーズに移籍。2006-2007シーズンは56試合に出場し、平均プレイタイムは11.7分ながら4.9得点をマークし、スパーズのNBAファイナル優勝に貢献した。

2008年、チームはロバート・オーリーと契約更新せずファブリシオ・オベルトを怪我で欠き、更にマヌ・ジノビリトニー・パーカーらのエースガードが相次いで戦線を離脱したことで、得点力のあるボナーに先発の座が回ってきた。シーズンを通しての3ポイント成功率.440はキャリア最高の成績であった。

2010-2011シーズンは66試合に出場。3ポイント成功率45.7%(105/230)はNBA全体で1位にランクされ、初の個人スタッツリーダーとなった。[1]

その後は、ティアゴ・スプリッターの成長や、ボリス・ディアウの加入などで出場時間が減少していたが、2013-2014シーズンは、プレーオフ自身最高の22試合に出場し、自身2度目のNBA優勝を経験した。

プレイスタイル

ロングレンジを得意とするピュアシューター。その存在はゴール下の選手を外郭まで誘い出すストレッチ効果もある。パス回しの中継点を確実にこなし、ターンオーバーも少ない。ディフェンスでは、スクリーンへの対応の確実さや、ファウルの少なさが特徴である。一方で運動能力は並以下でインサイドのリバウンド争いには弱い。

その他

  • ニューバランス製のシューズを使用している。本人によると「今までコンバースをメインで使ってきたからコンバースと契約できればよかったが、オファーがなかった。その後ニューバランスに話をしたらすぐにシューズを用意してくれた。」とのこと。(なお、2010年12月18日のメンフィス・グリズリーズ戦では、試合中にシューズの底が剥がれるというアクシデントが発生している。)
  • チームのウェブサイトに独自のコンテンツを公開することがある。各地のサンドウィッチをレポートした「サンドウィッチ・ハンター」[2]やジョークビデオクリップ「コーチB」[3]があり、その中で、ティム・ダンカンに自分の事をミディアム・ファンダメンタルと呼ばせている。
  • ブログで、自分が他のチームメートより他チームファンから野次られるのが多い理由を、ニューバランスのシューズを履いている。名前が他の単語に似ている。髪が赤毛である。肌が白い。ジャンプ力がない。と語っている。[4] その中で、NBAへのスポンサーを降りたニューバランスのシューズが残り4~5足になっており、ニューバランスに追加供給を願い出たが断られたこと、ネットオークションで自分のサイズのものを見つけ非常に気に入ったが、紫色であったためグレッグ・ポポビッチに却下されたと語っている。
  • 2014年1月24日にアディダスとシューズ契約を結んだ。同年2月26日の試合でチームメイトのエマニュエル・ジノビリのシューズ(ナイキ製)が壊れるハプニングがあった際には「僕の場合はプロトタイプだったから」と述べ、ジノビリに対して「アディダスにかえれば?」と伝えたという。[5]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

NBAレギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2004–05 TOR 82 0 18.9 .533 .424 .789 3.5 .6 .5 .2 0.49 7.2
2005–06 TOR 78 6 21.9 .448 .420 .829 3.6 .7 .6 .4 0.41 7.5
2006–07 SAS 56 0 11.7 .447 .383 .711 2.8 .4 .3 .2 0.45 4.9
2007–08 SAS 68 3 12.5 .416 .336 .864 2.8 .5 .2 .2 0.57 4.8
2008–09 SAS 81 67 23.8 .496 .440 .739 4.8 1.0 .6 .3 0.46 8.2
2009–10 SAS 65 8 17.9 .446 .390 .729 3.3 1.0 .5 .4 0.60 7.0
2010–11 SAS 66 1 21.7 .464 .457 .744 3.6 .9 .4 .3 0.41 7.3
2010–11 SAS 65 2 20.4 .440 .420 .762 3.3 .9 .2 .3 0.22 6.6
2012–13 SAS 68 4 13.4 .487 .442 .733 1.9 .5 .3 .3 0.24 4.2
2013–14 SAS 61 0 11.3 .445 .429 .750 2.1 .5 .2 .2 0.26 3.2
Career 690 91 17.7 .467 .417 .777 3.2 .7 .4 .3 0.4 6.2

NBAプレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2006–07 SAS 9 0 2.8 .286 .250 1.000 .3 .0 .2 .0 0.33 .8
2007–08 SAS 2 0 4.5 .667 .000 .000 1.0 1.0 .0 .0 0.00 2.0
2008–09 SAS 5 5 20.0 .217 .231 1.000 3.2 .0 .6 .4 0.40 3.0
2009-10 SAS 10 0 17.3 .432 .370 1.000 3.2 .4 .1 .3 0.70 5.0
2010-11 SAS 6 0 20.5 .480 .333 0.800 3.2 .3 .2 .2 0.17 6.3
2011-12 SAS 13 0 12.7 .313 .348 .600 1.9 .7 .2 .3 0.23 2.4
2012-13 SAS 20 1 13.4 .475 .469 .833 2.0 .3 .3 .3 0.10 4.1
2013-14 SAS 22 2 6.1 .476 .333 .750 .7 .4 .1 .0 0.09 1.3
Career 87 8 13.3 .404 .368 .818 2.1 .4 .2 .2 0.23 3.5

脚注

外部リンク