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「再築」の版間の差分

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{{特筆性|date=2015-4 特定団体などが提唱している概念であり、一般化した定義かどうか確かではないため。(確かな第三者による評価・論評などの出典が必要。)}}
'''再築(さいちく)'''とは、持続可能な循環型建築のために古民家などに使われていた木材=古材の再活用をおこない建築する建物やリフォーム工事、建物の長寿命化のために国産木材を利用して建築する建物やリフォーム工事のことを指す。
{{宣伝|date=2015-4 特定団体などが提唱している概念であり、一般化した定義かどうか確かではないため。(確かな第三者による評価・論評などの出典が必要。)}}
'''再築'''(さいちく)とは、全国古民家再生協会連絡会議などが提唱する概念であり、持続可能な循環型建築のために古民家などに使われていた木材=古材の再活用をおこない建築する建物やリフォーム工事、建物の長寿命化のために国産木材を利用して建築する建物やリフォーム工事のことを指す。


==再築認定==
==再築認定==
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作品応募は設計者・施工業者など建築や設計に携わっている方であれば誰でも可能で、一定期間募集した後にだれでも投票に参加することができる。
作品応募は設計者・施工業者など建築や設計に携わっている方であれば誰でも可能で、一定期間募集した後にだれでも投票に参加することができる。

=={{Anchor|再築基準検討委員会}}==

===平成26年度===

委員長 藤木 武人 一般社団法人古民家再生協会宮城

委 員 土屋 喬雄 東洋大学名誉教授

委 員 桑嶋 勝己 カネカケンテック株式会社住育環境事業部取締役

委 員 江崎 幹夫 一般社団法人北海道古民家再生協会 理事長

委 員 日野 勲 青森県木の住まい支援協会 会長

委 員 山中 美登樹 一般社団法人茨城県古民家再生協会 理事長

委 員 鈴木 健規 一般社団法人栃木県古民家再生協会 理事長

委 員 園田 正文 一般社団法人伝統構法耐震評価機構 理事長

委 員 杉本 龍一 古民家再生協会東京 代表

委 員 堤 久夫 一般社団法人三重県古民家再生協会 理事長

委 員 川上 幸生 一般社団法人住まい教育推進協会 副理事長

===平成25年度===

委員長  大橋 好光 東京都市大学工学部建築学科教授

委 員  野溝 智彦 東京理科大学工学部建築学科非常勤講師

委 員  南雲 隆司 ホリー(株) 技術開発部長

委 員  中山 正利 ユアオプト 代表

委 員  五十嵐 賢博 (株)綜建築研究所 代表取締役

委 員  園田 正文  一般社団法人伝統構法耐震評価機構 理事長

委 員  鳥越 宣宏  一般社団法人伝統素材伝承支援協会 理事長

==外部リンク==

[http://www.g-cpc.org 全国古民家再生協会連絡会議]

[http://www.saichiku.com 再築大賞]


==脚注==
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* [[耐震基準]]
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* [[断熱基準]]
* [[断熱基準]]

==外部リンク==

* [http://www.g-cpc.org 全国古民家再生協会連絡会議]
* [http://www.saichiku.com 再築大賞]





2015年4月13日 (月) 09:10時点における版

再築(さいちく)とは、全国古民家再生協会連絡会議などが提唱する概念であり、持続可能な循環型建築のために古民家などに使われていた木材=古材の再活用をおこない建築する建物やリフォーム工事、建物の長寿命化のために国産木材を利用して建築する建物やリフォーム工事のことを指す。

再築認定

再築認定とは、古民家鑑定士が調査し、伝統再築士[1]が携わった古民家の改修・リフォームが再築の基準に適合しているか審査し認定する制度。 再築された物件として認定されるには、全国古民家再生協会連絡会議に構成される古民家再生協会に所属した古民家鑑定士が申請を行い、審査を受ける必要がある。 認定基準のガイドラインは、#再築基準検討委員会により提出された答申を元に、一般社団法人住まい教育推進協会が取りまとめた。

認定基準

「対象物件を古民家鑑定士が調査し、伝統再築士[1]が改修・リフォーム(再築)に携わること」が条件である。 申請は、全国古民家再生協会連絡会議所属の古民家鑑定士が行い、審査を通過した物件が認定される。 認定基準のガイドラインは、#再築基準検討委員会により提出された答申を元に、一般社団法人住まい教育推進協会が取りまとめた。 本年度は、寒さを解決する方法・伝統構法の真壁造の断熱基準を取りまとめるべく再築基準検討委員会(断熱)において、各地域の古民家再生協会での施工実績や断熱材メーカーも参加、土屋喬雄氏(東洋大学名誉教授)の指導のもと議論が行われている。 断熱基準は全国を複数の地域に分け、委員会では各地域での断熱材の選定並びに施工法を取りまとめ、平成27年2月全国古民家再生協会連絡会議全国会員大会で答申が行われる予定。

再築大賞

再築大賞とは「再利用できる資材を活用し、身体・環境に配慮した長期耐用住宅」における建設事業者の技術を多くの方に伝えることと、国産木材の利用拡大、地産地消、持続可能な循環型建築社会の創造で二酸化炭素の削減を目的とし、2つの部門を設け、全国の設計者・施工業者の皆様から全国古民家再生協会にて策定した「再築基準」を満たす作品を募集、一般投票と一般社団法人住まい教育推進協会の選定によって「再築大賞」を実施している。

作品応募は設計者・施工業者など建築や設計に携わっている方であれば誰でも可能で、一定期間募集した後にだれでも投票に参加することができる。

脚注

  1. ^ a b 古民家の再生基準を学び、古民家再生のプロを育成する資格です。

関連項目

外部リンク