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「品川シーサイドフォレスト」の版間の差分

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品川シーサイド内にあるショッピンクセンター。品川シーサイドに在住・在勤の人をはじめ、周辺住民などに利用されている。
品川シーサイド内にあるショッピンクセンター。品川シーサイドに在住・在勤の人をはじめ、周辺住民などに利用されている。
*敷地面積:約37,942m²
*敷地面積:約28,568m²
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==== オーバルガーデン ====
==== オーバルガーデン ====

2015年4月30日 (木) 04:03時点における版

品川シーサイドフォレストの概観。(北西方向より)イオンSCや日立ソリューションズタワー・品川シーサイドパークタワーが確認できる。

品川シーサイドフォレスト(しながわシーサイドフォレスト)は、東京都品川区東品川四丁目にある市街地再開発によって生まれたオフィスビルショッピングセンターなどの複合施設である。通常は品川シーサイドと呼ばれている。

元々は日本たばこ産業品川工場などがあった場所で、工場移転より「品川区東品川4丁目第1地区第1種市街地再開発事業」として[1]、日本たばこ産業と鹿島建設が新駅開業に合わせて事業を推進し[2]りんかい線品川シーサイド駅と直結するオフィスビルやホテル、ショッピングセンター、集合住宅などの複合施設へと変わった。 また、当地は京浜急行電鉄青物横丁駅も近接していることから、交通アクセスも良い。

開発経緯

当初はダイエーも計画に参画してオフィス棟の一部を取得して本社を移転させると共に出店も行うことになっていたが、業績悪化に伴ってオフィスビル取得[2]や商業施設の進出して同事業参画することを1998年(平成10年)8月に断念して当地区の再開発事業から完全に撤退した[3]

その為、この再開発計画への参画を前提に予定地の一角を利用して1996年(平成8年)11月28日に開業したダイエー系の会員制ディスカウント店「コウズ品川店」は[4]1998年(平成10年)9月27日に閉店して撤退することになった[1]

ダイエーの再開発事業参画断念後に当地区内の商業施設には複数のスーパーが当地区への出店を希望したが、その中からジャスコ(現在のイオン)が日本たばこ産業によって選ばれ[3]、2002年(平成14年)9月30日に商業・ビジネス複合施設「品川シーサイドフォレスト」の第1期が竣工して同年10月17日にイオン品川シーサイドショッピングセンターが開業した[5]

歴史

1989年頃の日本たばこ産業品川工場とその周辺の航空写真。オレンジに着色されている場所に現在の品川シーサイドフォレストが建っている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 1992年(平成4年)9月 - 日本たばこ産業品川工場移転計画による地元での土地利用の研究会が発足
  • 1998年(平成10年)
    • 3月 - 都市計画決定が告示される。
    • 8月 - ダイエーが再開発事業から撤退[3]
  • 2000年(平成12年)2月 - 工事着工。
  • 2002年(平成14年)
  • 2004年(平成16年)8月 - 第1・第2地区の施設建築物竣工
  • 2006年6月 - 京浜運河沿いにハートンホテル東品川竣工
  • 2006年(平成18年)10月 - 京浜運河沿いにBrilliaタワー品川シーサイド竣工(分権マンション)
  • 2009年(平成21年)11月 - 京浜運河沿いに住友不動産品川シーサイドビル(楽天タワー2号館)竣工
  • 2010年(平成22年)2月 - 京浜運河沿いにグラスキューブ品川(オフィスビル)竣工。バンダイナムコホールディングス等が入居
  • 2014年 (平成26年) 6月 - 海岸通り沿いにフットメッセ品川(フットサルコート)が開業。

現在、工事は概ね完了している。

  • 施工地区面積:不明

主な施設

商業施設

イオン品川シーサイドショッピングセンター

品川シーサイド内にあるショッピンクセンター。品川シーサイドに在住・在勤の人をはじめ、周辺住民などに利用されている。

  • 敷地面積:約28,568m²
  • 開業日:2002年10月17日[5]

オーバルガーデン

飲食店、物販店、医院、金融機関ATMコーナー等の専門店街。イオン品川シーサイドショッピングセンターに隣接している。

休日には子供向けのイベントも多く開催され、その際には「オーくん」と「バルちゃん」というマスコットキャラクターの着ぐるみが登場することもある。

  • 面積:約5,580m²

オフィス棟

品川シーサイドパークタワー

敷地北西部に位置する。BIGLOBE富士通コンポーネントNTTコムウェアが入居している。楽天タワーに隣接し、ツインビルになっている。かつてはパナソニックタワーという名称であった。

  • 階数:地上23階地下2階
  • 高さ:約102m
  • 竣工:2003年7月

楽天タワー

敷地北西部に位置する。品川シーサイドパークタワーに隣接している。かつては品川シーサイドノースタワーという名称で、楽天がビル全体を借り切ったため現名称になる。

  • 階数:地上23階地下2階
  • 高さ:約102m
  • 竣工:2003年7月

日立ソリューションズタワーA・日立ソリューションズタワーB

敷地北東部に位置するツインビル。概観などはほとんど同じだがAのほうが一階分高い。名の由来の日立ソリューションズの本社や日立グループの事業所などが入居している。

元々の名前は日立ソフトタワーA/Bであったが、名前の由来であった日立ソフトウェアエンジニアリング2010年10月1日付けで日立システムアンドサービスと対等合併して商号変更したため、それにあわせてビル名も変更された。

  • 階数:タワーA・地上23階地下2階、タワーB・地上22階地下2階
  • 高さ:タワーA・B共に約102メートル
  • 竣工:タワーA・B共に2002年9月

品川シーサイドイーストタワー

敷地中東部に位置する。マーベラスゼネラルモーターズジャパン、アリアンツ・グローバルアシスタンス・ジャパン本社、SJI、日立総合経営研修所、楽天グループ(スタイライフケンコーコム)等各種企業が入居している。 上層階(16階から22階)にはホテルであるホテルサンルート品川シーサイドが入っている。

  • 階数:地上23階地下1階
  • 高さ:約100m
  • 竣工:2004年8月

品川シーサイドウエストタワー

敷地中西部に位置する。三菱総研DCSプリマハムバンプレストビスキャスが入居している。

  • 階数:地上18階地下1階
  • 高さ:約81m
  • 竣工:2004年8月

品川シーサイドサウスタワー

敷地南西部に位置する。東京海上アシスタンス、アズビル、NTTコムウェア、NTTデータCCSが入居しており、ビル1階にはミニストップ(品川シーサイド店)がある。

  • 階数:地上18階地下1階
  • 高さ:約82m
  • 竣工:2004年8月

住居棟

品川シーサイドビュータワーI・品川シーサイドビュータワーII

共に敷地南東部にある高層マンション。URが運営。

  • 階数:ビュータワーI・II共に地上30階地下1階
  • 高さ:ビュータワーI・II共に約100m
  • 竣工:ビュータワーI・2003年7月、ビュータワーII・2003年11月

その他の施設

  • 品川シーサイド公園 - 住居棟である品川シーサイドビュータワーの前にある公園。品川区が管理している。遊具などがある。
  • 品川シーサイド駅前広場 - 品川シーサイド駅への入口やタクシー・バス乗り場がある。
  • ジュネーヴフォレスト - 敷地北西端にある広場。樹木のほか、品川区と友好都市提携を結んでいるスイスジュネーヴにちなみ『品川ジュネーヴ友好の花時計』という花時計がある。

ギャラリー

交通アクセス

脚注・出典

  1. ^ a b “ダイエー「コウズ品川店」閉店、早期再開へ代替店舗探し”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1998年10月2日)
  2. ^ a b “ダイエー、品川再開発参画を見直し、業務用棟の取得中止”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1998年8月21日)
  3. ^ a b c “JT品川再開発事業、ジャスコの進出決まる”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1999年3月19日)
  4. ^ “ダイエー、「コウズ品川店」開店 一般消費者向け利便性高める”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1996年12月2日)
  5. ^ a b c d “イオン、品川に都内4号店開店、深夜12時まで営業”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2002年10月9日)

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度36分36.2秒 東経139度44分55.3秒 / 北緯35.610056度 東経139.748694度 / 35.610056; 139.748694