「京都びわこドリーム号」の版間の差分
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*西武観光バスと近江鉄道は原則[[UDトラックス|UDトラックス(旧:日産ディーゼル)]] [[スペースウィング]]を使用していた。製造年次により[[富士重工業|富士重工]]車体と[[西日本車体工業]]車体の車両が在籍している車内は原則独立3列シート車となっていた。 |
*西武観光バスと近江鉄道は原則[[UDトラックス|UDトラックス(旧:日産ディーゼル)]] [[スペースウィング]]を使用していた。製造年次により[[富士重工業|富士重工]]車体と[[西日本車体工業]]車体の車両が在籍している車内は原則独立3列シート車となっていた。 |
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*西日本JRバスは[[いすゞ・ガーラ]]を使用し、西武観光バスと同じく原則独立3列シート車となっている。 |
*西日本JRバスは[[いすゞ・ガーラ]]を使用し、西武観光バスと同じく原則独立3列シート車となっている。ただし、運行開始から数年間はダブルデッカーの[[三菱ふそう・エアロキング]]を使用していた。 |
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*羽田京急バスは原則[[三菱ふそう・エアロエース|三菱ふそうエアロクィーンI]]が使用されていた。 |
*羽田京急バスは原則[[三菱ふそう・エアロエース|三菱ふそうエアロクィーンI]]が使用されていた。 |
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2015年8月8日 (土) 20:29時点における版
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びわこドリーム号(びわこドリームごう)は、埼玉県さいたま市、東京都豊島区および神奈川県横浜市と滋賀県米原市・彦根市・東近江市・草津市・大津市および京都府京都市とを結ぶ高速バスである。
当項目では、かつてダブルトラック路線だったが、廃止となった品川・横浜 - 大津線「マリーン号」についても記す。
概要
2015年7月までは、滋賀県を始発・終着とする唯一の夜行高速路線バスであった。座席指定制のため、乗車には予約が必要。
この高速バスにはもともと愛称がなかったが、2008年4月22日、運行会社であった近江鉄道の撤退と同時に西日本JRバスが運行に参入したことに伴い、JR系の夜行バスの愛称であるドリームを取って「びわこドリーム号」という愛称がついた。ただし西武側では引き続き「大津線」という名称を併記している。
運行会社
- 西武観光バス (大宮営業所) ※予約・発券業務は西武バスが担当。
- 西日本ジェイアールバス (京都営業所)
途中での交代はあるものの、二人乗務である「ドリームさいたま号」とは異なり、どちらもワンマン運転であり、どちらの車両であるかに関わらず東名高速道路の三ヶ日インターチェンジ以西を西日本JRバス、同IC以東を西武観光バスの乗務員が担当する[1]。JRバスの乗務員がJRグループ以外の他社のバスに乗務する稀な例で、かつて伊良湖ライナー号(豊橋鉄道・JR東海バス)でも行われていた。
運行系統
- ○ - 停車
- 数字 - 停車(数値は駅コード)
- ∥ - 通過
運行会社 | 西武観光バス | 羽田京急バス | 所在地 | |
---|---|---|---|---|
西日本JRバス | 近江鉄道 | |||
停留所名 | びわこドリーム号 | 旧、大宮大津線 | 旧、マリーン号 | |
西武バス大宮営業所 | 07 | ○ | 埼玉県さいたま市大宮区 | |
大宮駅西口 | 06 | ○ | ||
サンシャインシティ | ∥ | ○ | 東京都豊島区 | |
池袋駅東口 | 09 | ○ | ||
下落合駅 | ∥ | ○ | 東京都新宿区 | |
品川バスターミナル | ∥ | ∥ | ○ | 東京都港区 |
YCAT/横浜駅東口 | 08[2] | ∥ | ○[3] | 神奈川県横浜市西区 |
米原駅西口 | 15 | ○ | ○ | 滋賀県米原市 |
彦根プリンスホテル | ∥ | ○ | ○ | 滋賀県彦根市 |
彦根駅前 | 14 | ○ | ○ | |
八日市営業所 | 13 | ○ | ○ | 滋賀県東近江市 |
草津駅東口 | 12 | ○ | ○ | 滋賀県草津市 |
大津プリンスホテル | ∥ | ○ | ○ | 滋賀県大津市 |
大津駅 | 11 | ○ | ○ | |
浜大津 | 10[4] | ○ | ○ | |
京都駅 | △[5] | 京都府京都市下京区 |
クローズドドア方式を採用しているため、上表の二重線をまたぐ場合(すなわち滋賀県内のいずれかの停留所とそれ以外のいずれかの停留所の区間を利用する場合)でないと利用不可。
- びわこドリーム号
埼玉県さいたま市 - 首都高速埼玉大宮線 - 首都高速5号池袋線 - 東京都豊島区 - 首都高速5号池袋線 - 首都高速都心環状線 - 首都高速1号羽田線 - 首都高速神奈川1号横羽線 - 神奈川県横浜市 - 国道1号 - 保土ヶ谷バイパス - 東名高速道路 - 名神高速道路 - 国道8号 - 滋賀県米原市 - 滋賀県彦根市 - 名神高速道路 - 滋賀県東近江市 - 名神高速道路 - 国道1号 - 滋賀県草津市 - 国道1号 - 近江大橋 - 滋賀県大津市- 国道1号 - 京都府京都市[6]
- 途中、東名高速道路の海老名サービスエリアと名神高速道路の養老サービスエリアで各20分間の開放休憩がある。
- 大宮・池袋 - 彦根・大津線 (西武観光バスと近江鉄道の共同運行時代)
埼玉県さいたま市 - 首都高速埼玉大宮線 - 東京都(豊島区 - 新宿区) - 首都高速4号新宿線 - 中央自動車道 - 名神高速道路 - 国道8号 - 滋賀県(米原市 - 大津市)
- 品川・横浜 - 彦根・大津線 「マリーン号」 (羽田京急バスと近江鉄道が運行)(廃止時点)
東京都港区 - 首都高速1号羽田線 - 首都高速神奈川1号横羽線 - 神奈川県横浜市 - 保土ヶ谷バイパス - 東名高速道路 - 名神高速道路 - 国道8号 - 滋賀県(米原市 - 大津市)
沿革
- 1989年6月23日: 西武バスと近江鉄道が 池袋 - 大津線を運行開始。1日2往復(昼行・夜行各1往復)。車両は34人乗り4列シート。
- 1992年6月19日
- 京浜急行電鉄と近江鉄道が 品川・横浜 - 大津線「マリーン号」を運行開始。夜行1日1往復。29人乗り3列シート。
- 池袋 - 大津線でダイヤ変更(昼行便廃止、東京側の大宮延伸、米原乗入)。新車導入(29人乗り3列シート)。
- 1999年12月16日: 西武バスが 大宮・池袋 - 大津線の運行を西武観光バスに移管。
- 2003年頃 - 京浜急行電鉄がマリーン号の運行を羽田京急バスに移管。
- 2008年
- 2010年9月1日: ワンマン運転に移行。これにより三ヶ日ICでの乗務員交代を考慮したダイヤに変更。
- 2015年8月1日: 関西側を浜大津廃止⇒京都駅追加[7]。これにより西武バス大宮営業所・大宮駅西口 - 京都駅相互間の停留所のみではあるが、同日より「京阪神ドリームさいたま号」を一部経路変更・担当営業所変更の上で改称した「ドリームさいたま号」と競合(両相互間の停留所における同路線の実質的な増便)するようになった[8]。
使用車両
- 西武観光バスと近江鉄道は原則UDトラックス(旧:日産ディーゼル) スペースウィングを使用していた。製造年次により富士重工車体と西日本車体工業車体の車両が在籍している車内は原則独立3列シート車となっていた。
- 西日本JRバスはいすゞ・ガーラを使用し、西武観光バスと同じく原則独立3列シート車となっている。ただし、運行開始から数年間はダブルデッカーの三菱ふそう・エアロキングを使用していた。
- 羽田京急バスは原則三菱ふそうエアロクィーンIが使用されていた。
-
大宮線 3列車導入当時の西武バス車両(画像は西武観光バス移籍後)
-
マリーン号運行開始当時の近江鉄道車両(3列車導入当時の大宮線も共通運用)
-
マリーン号(近江鉄道)
-
マリーン号(羽田京急バス)
脚注
- ^ 各社格安高速バス案内 びわこドリーム号案内より、京都駅 - 三ヶ日IC間は西日本ジェイアールバスが運行し、三ヶ日IC - 大宮営業所までは西武観光バスが運行。(三ヶ日ICで乗務員交代)
- ^ YCAT
- ^ 横浜駅東口
- ^ 2015年7月31日に浜大津は廃止
- ^ 2015年8月1日より京都駅乗り入れ
- ^ 2015年8月1日より京都駅乗り入れ実施。大津駅 - 浜大津間を廃止。
- ^ 西武バス 2015年6月30日発表 2015年8月1日運行改正
- ^ 競合するドリームさいたま号も本路線と同様に西武観光バスと西日本JRバスとの共同運行であるが、西武観光バス側の担当営業所は本路線と同じ大宮営業所であるのに対し、西日本JRバス側のそれは本路線とは異なり、京阪神ドリームさいたま号時代は神戸営業所、ドリームさいたま号に改称後は大阪高速管理所となっている。
外部リンク
- びわこドリーム号 - JR高速バス共同サイト
- びわこドリーム号 大津線 - (西日本JRバス)
- びわこドリーム号 大津線 - 西武観光バス(西武バス)