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「カンボジアの鉄道」の版間の差分

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カンボジアの鉄道は、この地域が[[フランス]][[植民地]]の[[仏領インドシナ]]の時代に建設され、一時は隣国[[タイ王国]]の[[タイ国有鉄道|国有鉄道]]とも線路がつながっていて、国際列車の運行も行われていた。
カンボジアの鉄道は、この地域が[[フランス]][[植民地]]の[[仏領インドシナ]]の時代に建設され、一時は隣国[[タイ王国]]の[[タイ国有鉄道|国有鉄道]]とも線路がつながっていて、国際列車の運行も行われていた。


しかしながら、[[カンボジア内戦]]などの影響により設備は荒廃し、現在では首都[[プノンペン]]から[[シアヌークビル]][[バッタンバン]]方面に列車運行されているものの、運行不安定な状況続いていて、どちらも旅客列車は1・2に1往復程度しか走行していないといわれる。
しかしながら、[[カンボジア内戦]]などの影響により設備は荒廃し、現在では首都[[プノンペン]]から[[シアヌークビル]][[バッタンバン]]-[[シソフォン]]-[[ポイペト]]方面に線路敷設されているものの、2006年現在[[プノンペン]]~[[バッタンバン]]間往復されているだけである。


また客車も現在不足している状況で、貨車を代替客車として用いている列車が多いという。
また客車も現在不足している状況で、貨車を代替客車として用いている列車が多いという。

2006年5月14日 (日) 16:54時点における版

カンボジアの鉄道(かんぼじあのてつどう)では、カンボジアにおける鉄道について記す。

概要

カンボジアの鉄道は、この地域がフランス植民地仏領インドシナの時代に建設され、一時は隣国タイ王国国有鉄道とも線路がつながっていて、国際列車の運行も行われていた。

しかしながら、カンボジア内戦などの影響により設備は荒廃し、現在では首都プノンペンからシアヌークビルバッタンバンシソフォンポイペト方面に線路が敷設されているものの、2006年現在プノンペンバッタンバン間が1日1往復されているだけである。

また客車も現在不足している状況で、貨車を代替客車として用いている列車が多いという。

現在、ベトナムホーチミンあるいはタイのバンコクまで路線を延長する計画がある。両線とも開通した場合にはベトナムの鉄道、更には中華人民共和国の鉄道タイ王国の鉄道マレーシアの鉄道シンガポールの鉄道とも連絡が取れることとなり、北京上海ハノイ~ホーチミン~プノンペン~バンコク~クアラルンプールシンガポールといった東南アジア縦断鉄道ができる事となる。これには、貨物輸送などさまざまな面で期待がされている。