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「名鉄バス名古屋営業所」の版間の差分

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== その他 ==
== その他 ==
* 基幹バス用車両であっても、基幹バス以外の路線で運用されることがある(その逆はない)。
* 基幹バス用車両であっても、基幹バス以外の路線で運用されることがある(その逆はない)。
* 液晶式運賃表示機になる前は、当営業所と、名古屋中央営業所の路線バスアナウ、他の営業所のアナウンスと異なる声であった。
* 液晶式運賃表示機になる前は、当営業所と、名古屋中央営業所の路線バスのみ[[指月電機製作所|指月電機]]製の案装置を使用していたため<ref>他の営業所では[[レシップ]]や[[クラリオ]]などの案内装置が主流であった。指月電機製の案内装置を採用したの2営業所のみで、車両の転属の際はその都度案内装置そのものを交換していた。</ref>、車内アナウンスが他の営業所と異なる声であった。
** 基幹バス用車両のうち、液晶式の[[運賃表示器]]を装備するものは、機械による[[音声合成]]が採用されている。時々アクセントに違和感を覚えることがある。
** 基幹バス用車両のうち、液晶式の[[運賃表示器]]を装備するものは[[レシップ]]製の案内装置に換装され、機械による[[音声合成]]が採用されている。
** それ以外の車両は、[[岐阜乗合自動車]]や[[名鉄東部観光バス]](サンライズバスなど)と同じアナウンサーの音声が採用されている。
** それ以外の車両は、[[岐阜乗合自動車]]や[[名鉄東部観光バス]](サンライズバスなど)と同じアナウンサーの音声が採用されている。
* 当営業所の路線(基幹・一般)バスは、前面行先表示幕(またはLED表示)の行先部分に、必ず英字が併記されている。
* 当営業所の路線(基幹・一般)バスは、前面行先表示幕(またはLED表示)の行先部分に、必ず英字が併記されている。

2015年12月5日 (土) 14:09時点における版

座標: 北緯35度10分21.7秒 東経137度3分19.5秒 / 北緯35.172694度 東経137.055417度 / 35.172694; 137.055417 名鉄バス名古屋営業所(めいてつバスなごやえいぎょうしょ)は、愛知県長久手市にある名鉄バスの営業所。所属略号は

なお、2008年(平成20年)7月1日より、運行管理が、新設された名鉄バス中部株式会社へ委託された。

概説

所在地

  • 愛知県長久手市横道41-309(構内に「長久手車庫」停留所あり)

沿革

  • 1979年7月25日: 当時、現在の名古屋中央営業所が名古屋営業所を名乗っており、移転という形で開設。
  • 1985年4月30日: 名古屋市交通局基幹バスの共同運行を開始。
  • 2000年2月1日: 瀬戸管理所を統合。
  • 2006年: 管内の一部路線の運行を、名鉄西部観光バス・瀬戸支店へ委託。
  • 2008年7月1日: 運行管理が名鉄バス中部株式会社へ委託された(名鉄西部観光バス委託分含む)。
  • 2009年10月1日: JR東海バスの一般路線バス撤退に伴い、同社が瀬戸市内で運行していた路線を引き継ぐ。

現在の所管路線

主に基幹バスや、名古屋市営地下鉄東山線の駅がある星ヶ丘から名古屋市名東区を経て日進市方面、同じく、地下鉄東山線の終端駅がある藤が丘から長久手市尾張旭市瀬戸市方面などの路線を担当している。

赤津では瀬戸合宿所(旧・瀬戸営業所)で折り返す
  • 本地ヶ原線※基幹バスの区間短縮・系統分離による系統
    • 藤が丘 - 四軒家(しけんや) - 瀬戸駅前
    • 瀬戸駅前 - 古瀬戸 - 赤津
  • 東山線
    • 藤が丘 - 長久手郵便局 - 岩作(やざこ) - 菱野団地・瀬戸駅前
    • 藤が丘 - 平和橋 - 岩作 - 菱野団地
    • 瀬戸駅前 - 一里塚 - 赤津
    • 瀬戸駅前 - 陶栄町 - 菱野団地(循環)
    • 瀬戸駅前 - 菱野団地 - 陶磁美術館 - 愛・地球博記念公園駅※土日祝のみ運行
  • 岩藤線
    • 星ヶ丘 - 梅森坂口 - 石兼 - 岩崎御岳口 - 岩藤 - 五色園・長久手車庫
    • 星ヶ丘 - 梅森坂口 - 香久山 - 岩崎御岳口 - 岩藤 - 五色園・長久手車庫
    • 星ヶ丘 - 梅森坂口 - 岩崎台 - 岩根 - 竹の山北 - 市が洞 - 藤が丘
      • ※地下鉄東山線・星ヶ丘駅と日進市北部を結ぶ重要路線。
      • ※星ヶ丘⇔梅森坂口間は名古屋市営バス幹星丘1号系統と一部を除き経路が重複しているが、共通乗車制度が存在しないため名鉄バスの定期券で市バスに乗車すること(またはその逆)はできない。
      • ★星ヶ丘 - 石兼 - 五色園は、深夜バスの運行あり。
  • 尾張旭市内線
    • 藤が丘 - 長久手住宅 - 砂子 - 長久手古戦場駅※昼間帯の一部の便のみ経由 - 長久手車庫
      • ※現在では全く尾張旭市内と関わりの無い系統であるが、かつては藤が丘をまたいで旭団地(現在は廃止)まで運行していた時代があり、その頃の名残が路線名に残っている。
      • ★深夜バスの運行あり。
  • 愛知学院線
    • 藤が丘 - 菖蒲池 - 愛知学院大学
      • ※この路線の途中にある、菖蒲池と愛知学院大学西バス停は、尾張旭市内線も利用可だが、藤が丘 - 菖蒲池において、愛知学院線は途中停留所が無く、直行である。方向幕は誤乗防止のため、グリーンロード経由と表示されている。
      • 大学のスケジュールに絡んで、ダイヤが3種類あるので、各バス停には時刻表、運賃表と共に、運行ダイヤのカレンダーが掲示されている。
    • 藤が丘 - 長久手住宅 - 市が洞 - 名外大・学芸大西 - 愛知学院大学
      • 2012年4月1日より運行開始。
  • 愛知淑徳大学線
    • 藤が丘 - 長久手住宅 - 市が洞 - 愛知淑徳大学
      • 2013年4月1日より運行開始。以前は大学が藤が丘とキャンパスを直行する無料のスクールバスを運行していた。
      • 大学のスケジュールに絡んで、ダイヤが2種類あるので、各バス停には時刻表、運賃表と共に、運行ダイヤのカレンダーが掲示されている。
      • 藤が丘行は途中で経路が異なるため、藤が丘南は経由しない。
      • 当路線の開設により、人口増加が著しい長久手市南部へのアクセスの利便性が向上した。
  • 愛知医科大学病院線
    • 藤が丘 - 四軒家 - 晴丘 - 愛知医科大学病院
    • 藤が丘 - 南原山 - 平和橋 - 愛知医科大学病院※朝夕にノンストップの快速便が運行される。
      • 2014年4月1日より運行開始。以前は大学が無料のスクールバスを運行していた。
      • 大学のスケジュールに絡んで、ダイヤが平日・土曜・休日と3種類設定されている。
  • 古戦場シャトルバス
    • 長久手古戦場駅 - 愛知学院大学 - 名古屋外国語大学名古屋学芸大学※途中ノンストップ
      • 2010年4月よりリニモの利用客増加を図るため、上記3大学と名古屋学芸大学短期大学部の4大学合同で運行されていた無料通学バスを、貸切バスの運賃制度改正により2015年4月より一般路線化したもの。一般路線化により使用車両も高速・貸切用から一般路線用に変更された。
      • 一般路線扱いではあるが、路線図には表記されない。学生・教職員など上記の大学関係者は従来通り無料で利用できるが、一般の乗客は運賃が必要となる。
      • 大学のスケジュールに絡んで、ダイヤが2種類あるので、各バス停には時刻表、運賃表と共に、運行ダイヤのカレンダーが掲示されている。また、日祝日および夏休み・冬休み期間は原則運休となる。

下記2路線は、2009年10月1日より、JR東海バスから引き継いだ路線である。

  • 瀬戸北線
    • 新瀬戸駅 - 陶生病院前 - 瀬戸駅前 - 古瀬戸 - しなのバスセンター - 上品野
      • ※JR東海バス時代の名称は新瀬戸駅が「瀬戸市駅」、陶生病院前が「瀬戸追分」だった。
  • 瀬戸循環線
    • 新瀬戸駅 - 水野団地 - ききょう台 - 中水野駅 - 市民公園前 - 新瀬戸駅
      • ※それぞれ、午前(左回り)・午後(右回り)で運行の向きが変わる。
  • みずの坂線
    • 新瀬戸駅 - 水野団地 - 北みずの坂 - 瀬戸北総合高校前 - 中水野駅
      • ※2011年4月1日より運行開始。

このほかにも、公園西駅赤池駅- 名商大前のスクールバスなどを受け持っている。

廃止路線

  • 藤ヶ丘(当時) - 愛知学院大学東 - 岩藤 - 米野木駅
  • 名鉄バスセンター - 東大曽根 - 小幡 - 印場 - 四軒家 - 長久手役場前 - 長久手車庫
  • 日進駅 - 五色園
  • 名鉄バスセンター - 愛知青少年公園(基幹バス)
  • 藤ヶ丘 - 愛知青少年公園 - 陶磁資料館
  • 藤ヶ丘 - 四軒家 - 旭団地(一時期、長久手車庫 - 長久手住宅 - 藤ヶ丘 - 四軒家 - 旭団地の直通便も存在)
  • 藤ヶ丘 - 名古屋空港
  • 藤ヶ丘 - 長久手住宅 - 砂子 - 竹の山 - 日進駅(後に、長久手古戦場駅 - 日進市役所前 - 日進駅
  • 藤ヶ丘 - 愛知工業大学
  • 藤ヶ丘 - (快速・グリーンロード) - 菱野団地
  • 藤ヶ丘 - 農業試験場前
  • 県立大学 - 八草駅
  • 藤が丘 - 長久手郵便局 - 長久手役場前 - 長久手古戦場駅
  • 石神・赤池駅 - 中部国際空港(空港特急バス 赤池・中部国際空港線)
  • 長久手古戦場駅 - 五色園
  • 藤が丘 - 印場駅 - 三郷 - 森林公園ゴルフ場前
  • 長久手古戦場駅 - 日進市役所前 - 日進駅
  • 星ヶ丘 - 梅森坂口 - 日進市役所 - 本米野木 - 名商大前
  • 赤津 - 雲興寺
  • 赤池駅 - 愛知学院大学 - 長久手古戦場駅(※日進市「くるりんばす」へ移行)

車両

名古屋営業所配置の小型路線車

  当営業所は転属車が多い。かつては基幹バス専用車として、エアロスターエコハイブリッドが所属していたが、2013年に転属したエアロスターノンステップより置き換えられ、一般バスに降格し、他営業所へ転出したため、現在は消滅している。

その他

  • 基幹バス用車両であっても、基幹バス以外の路線で運用されることがある(その逆はない)。
  • 液晶式運賃表示機になる前は、当営業所と、名古屋中央営業所の路線バスのみ指月電機製の案内装置を使用していたため[1]、車内アナウンスが他の営業所と異なる声であった。
  • 当営業所の路線(基幹・一般)バスは、前面行先表示幕(またはLED表示)の行先部分に、必ず英字が併記されている。
  • 2007年5月に発生した立てこもり発砲事件の影響により、2日間に亘って関係する路線の運休、経路迂回の措置が取られた。
  1. ^ 他の営業所ではレシップクラリオンなどの案内装置が主流であった。指月電機製の案内装置を採用したのはこの2営業所のみで、車両の転属の際はその都度案内装置そのものを交換していた。