コンテンツにスキップ

「RNAウイルス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
13行目: 13行目:
* [[ノダウイルス科]] : [[ウイルス性神経壊死症]]ウイルス
* [[ノダウイルス科]] : [[ウイルス性神経壊死症]]ウイルス
* [[パラミクソウイルス科]] : [[流行性耳下腺炎|ムンプス]]ウイルス、[[麻疹]]ウイルス、[[RSウイルス]]
* [[パラミクソウイルス科]] : [[流行性耳下腺炎|ムンプス]]ウイルス、[[麻疹]]ウイルス、[[RSウイルス]]
* [[ピコルナウイルス科]] : [[急性灰白髄炎|ポリオ]]ウイルス、[[コクサッキー]]ウイルス、[[エコーウイルス]]
* [[ピコルナウイルス科]] : [ポリオウイルス]]、[[コクサッキー]]ウイルス、[[エコーウイルス]]
* [[フィロウイルス科]] : [[マールブルグ熱|マールブルグ]]ウイルス、[[エボラ出血熱|エボラ]]ウイルス
* [[フィロウイルス科]] : [[マールブルグ熱|マールブルグ]]ウイルス、[[エボラ出血熱|エボラ]]ウイルス
* [[ブニヤウイルス科]] : [[クリミア・コンゴ出血熱]]ウイルス、[[重症熱性血小板減少症候群ウイルス]]
* [[ブニヤウイルス科]] : [[クリミア・コンゴ出血熱]]ウイルス、[[重症熱性血小板減少症候群ウイルス]]

2016年3月31日 (木) 13:40時点における版

RNAウイルスとは、ゲノムとしてRNAをもつウイルスのこと。

ゲノムRNAからDNAを介さずに遺伝情報が発現するタイプのウイルスと、ゲノムRNAをいったん逆転写酵素によってDNAとしてコピーしそのDNAから遺伝情報を読み出すタイプのものとがある。後者をとくにレトロウイルスと呼ぶ。

また、二本鎖RNAウイルスと一本鎖RNAウイルス、さらに一本鎖RNAウイルスを+鎖型と−鎖型に分けることもある。一本鎖の+鎖RNAウイルスはゲノム自体がmRNAとして機能し得る。SARSの原因であるコロナウイルスはこれに含まれる。レトロウイルスもここに含まれるが、上記のようにいったんDNAに遺伝情報を移す。−鎖RNAウイルスゲノムはmRNAと相補的な塩基配列のためそのままではmRNAとして機能できない。これをRNA依存性RNAポリメラーゼによって+鎖に転写して機能する。

RNAウイルス

関連項目