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「フランス選手権トップ14」の版間の差分

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1995年のラグビーユニオンプロ化以降、選手権の人気が高まり、観客動員数、収益が増加した。[[スタッド・トゥールーザン]]、[[クレルモン・オーヴェルニュ]]、[[ラシン・メトロ92]]などの資金力のあるクラブを中心に所属選手への報酬も増加し、海外の代表クラスの選手が多くプレーするようになった。2010年~2011年シーズンから報酬額の過度の増加を抑えるために[[サラリーキャップ]]制が導入された。
1995年のラグビーユニオンプロ化以降、選手権の人気が高まり、観客動員数、収益が増加した。[[スタッド・トゥールーザン]]、[[クレルモン・オーヴェルニュ]]、[[ラシン・メトロ92]]などの資金力のあるクラブを中心に所属選手への報酬も増加し、海外の代表クラスの選手が多くプレーするようになった。2010年~2011年シーズンから報酬額の過度の増加を抑えるために[[サラリーキャップ]]制が導入された。


== 2015-2016参加チーム ==
== 2016-2017参加チーム ==
*[[アビロン・バイヨンヌ|アヴィロン・バイヨンヌ]]
*[[SUアジャン]]([[w:SU Agen Lot-et-Garonne|SU Agen Lot-et-Garonne]])
*[[ユニオン・ボルドー・ベグル]]([[w:Union Bordeaux Bègles|Union Bordeaux Bègles]])
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*[[CAブリーヴ]] ([[w:CA Brive|Club Athlétique Brive Corrèze Limousin]])
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*[[FCグルノーブル]]([[w:FC Grenoble|Football Club Grenoble Rugby]])
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*[[モンペリエ・エロー・ラグビー]] ([[w:Montpellier Hérault RC|Montpellier Hérault Rugby Club]])
*[[モンペリエ・エロー・ラグビー]] ([[w:Montpellier Hérault RC|Montpellier Hérault Rugby Club]])
*[[リヨンOU]]
*[[オヨナ・ラグビー]]([[w:Oyonnax Rugby|Union sportive Oyonnax Rugby]])
*[[セクシオン・パロワーズ]]([[W:Section Paloise|Section Paloise]])
*[[セクシオン・パロワーズ]]([[W:Section Paloise|Section Paloise]])
*[[ラシン92]]([[w:Racing 92|Racing 92]])
*[[ラシン92]]([[w:Racing 92|Racing 92]])
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*2014年 - トゥーロン
*2014年 - トゥーロン
*2015年 - スタッド・フランセ
*2015年 - スタッド・フランセ
*2016年 - ラシン
*2016年 - ラシン92


==クラブ別優勝回数==
==クラブ別優勝回数==

2016年8月25日 (木) 15:51時点における版

フランス選手権トップ14
スポーツ ラグビーユニオン
創設 1892年
チーム数 14
フランスの旗 フランス
最新優勝 ラシン(6回目) (2015–16)
最多優勝 トゥールーズ (19回)
ウェブサイト Official site

トップ14(Top14)は、フランスにおけるラグビーのプロクラブリーグである。1892年発足と歴史のあるリーグ戦である。

概要

ホーム・アンド・アウェー方式の総当り戦を行い、上位6チームがノックアウト方式のプレーオフに進む。準々決勝は3-6位のチームだけで戦い(3位が6位と、4位が5位と対戦)、1-2位のチームは準決勝に自動的に進出。また、上位6チームはヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ出場権を得る。下位2チームはプロD2(2部)に降格。

ラグビー界では世界最大の観客動員数や収益を誇るプロリーグである。2013-14年シーズンの総観客動員数は約267万人であり、1試合当たりの観客動員数は1万4326人である[1]。また、同シーズンのリーグの売上高は2億6750万ユーロ(約350億円)である[2]ラシン・メトロに所属しているダニエル・カーターは、2015年時点での年俸が1億4000万ポンド(約2億5000万円)であり、同リーグで首位であると同時に、世界のラグビーで最も年俸の高い選手である[3]

歴史

1892年ラシン・クラブ・ド・フランス(現ラシン92)とスタッド・フランセ・パリが対戦したのが選手権の始まりとされる。試合はラシン・クラブ・ド・フランスが4対3で勝利し、ブレニュス盾という盾がラシンに贈られ、以降歴代の優勝クラブに贈呈されることとなった(現在はレプリカ)。その後第一次世界大戦第二次世界大戦の影響を受けて中止された1915年~1919年、1940年~1942年を除き1年に1回 開催され、フランス国内のトップクラブを決める大会として選手権の存在は確立されていった。現在までに最多の優勝回数を誇るのはスタッド・トゥールーザンの19回である。

1995年のラグビーユニオンプロ化以降、選手権の人気が高まり、観客動員数、収益が増加した。スタッド・トゥールーザンクレルモン・オーヴェルニュラシン・メトロ92などの資金力のあるクラブを中心に所属選手への報酬も増加し、海外の代表クラスの選手が多くプレーするようになった。2010年~2011年シーズンから報酬額の過度の増加を抑えるためにサラリーキャップ制が導入された。

2016-2017参加チーム

歴代優勝クラブ(プロ化以降)

  • 1995年 - スタッド・トゥールーザン
  • 1996年 - スタッド・トゥールーザン
  • 1997年 - スタッド・トゥールーザン
  • 1998年 - スタッド・フランセ
  • 1999年 - スタッド・トゥールーザン
  • 2000年 - スタッド・フランセ
  • 2001年 - スタッド・トゥールーザン
  • 2002年 - ビアリッツ・オランピック
  • 2003年 - スタッド・フランセ
  • 2004年 - スタッド・フランセ
  • 2005年 - ビアリッツ・オランピック
  • 2006年 - ビアリッツ・オランピック
  • 2007年 - スタッド・フランセ
  • 2008年 - スタッド・トゥールーザン
  • 2009年 - USAペルピニャン
  • 2010年 - クレルモン・オーヴェルニュ
  • 2011年 - スタッド・トゥールーザン
  • 2012年 - スタッド・トゥールーザン
  • 2013年 - カストル・オランピック
  • 2014年 - トゥーロン
  • 2015年 - スタッド・フランセ
  • 2016年 - ラシン92

クラブ別優勝回数

Club Wins Seasons
スタッド・トゥールーザン 19 1912, 1922, 1923, 1924, 1926, 1927, 1947, 1985, 1986, 1989, 1994, 1995, 1996, 1997, 1999, 2001, 2008, 2011, 2012
スタッド・フランセ・パリ 14 1893, 1894, 1895, 1897, 1898, 1901, 1903, 1905, 1998, 2000, 2003, 2004, 2007, 2015
ASベジエ・エロー 11 1961, 1971, 1972, 1974, 1975, 1977, 1978, 1980, 1981, 1983, 1984
ボルドー・べグル 9 1899 (as SBUC), 1904 (SBUC), 1905 (SBUC), 1906 (SBUC), 1907 (SBUC), 1909 (SBUC), 1911 (SBUC), 1969 (as CAB), 1991 (CAB)
SUアジャン 8 1930, 1945, 1962, 1965, 1966, 1976, 1982, 1988
FCルルド英語版 8 1948, 1952, 1953, 1956, 1957, 1958, 1960, 1968
USAペルピニャン 7 1914, 1921, 1925, 1938, 1944, 1955, 2009
ラシン92 6 1892, 1900, 1902, 1959, 1990, 2016
ビアリッツ・オランピック 5 1935, 1939, 2002, 2005, 2006
カストル・オランピック 4 1949, 1950, 1993, 2013
RCトゥーロン 4 1931, 1987, 1992, 2014
アビロン・バイヨンヌ 3 1913, 1934, 1943
セクシオン・パロワーズ 3 1928, 1946, 1964
タルブ・ピレネー・ラグビー英語版 2 1920, 1973
RCナルボンヌ 2 1936, 1979
リヨンOU 2 1932, 1933
ASMクレルモン・オーヴェルニュ 1 2010
スタッド・モントワ 1 1963
USキラン英語版 1 1929
Olympique de Pantin英語版 1 1896
FCグルノーブル 1 1954
CS Vienne 1 1937
La Voulte Sportif 1 1970
USモントーバン 1 1967
USカルモー 1 1951
FCリヨン英語版 1 1910

脚注

外部リンク