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「$10 (曲)」の版間の差分

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'''$10'''(テンダラーズ)は、[[SMAP]]の10枚目の[[シングル]]。[[1993年]][[11月11日]]に[[ビクターエンタテインメント]]から発売された。
'''$10'''(テンダラーズ)は、[[1993年]][[11月11日]]に[[ビクターエンタテインメント]]よりリリースされた[[SMAP]]の10枚目の[[シングル]]。[[2016年]][[11月11日]]にマキシシングル化

== 林田健司からの楽曲提供 ==
もとは[[林田健司]][[作品]]をSMAPが[[カバー]]したもの。林田のオリジナルは[[1992年]][[5月21日]]発売の[[アルバム]]『Unbalance』に収録されている。
SMAPがカバーする前から[[森且行]]がこの曲を好んでコンサートのソロでよく歌っており、それがきっかけで、SMAPが正式にシングルカットすることになった<ref name=hayashida>{{cite web|url=http://www.fujitv.co.jp/TKMC/BACK/TALK/hayasida-nakai.html|title=NON-EDIT TALK : 林田健司*中居正広|publisher=TKMC ARCHIVES NON EDIT TALK|accessdate=2016-3-30}}</ref>。

デビューからポップなアイドルソングを歌うことが多かったSMAPだが、あまりヒット曲には恵まれず、10枚目のこの曲でイメージを変えて大人な内容の楽曲を歌いCDセールスを伸ばすようになった<ref>{{cite web|url=http://allabout.co.jp/gm/gc/413713/|title=林田健司「花に水やるラブ・ソング」|publisher=ALL About|accessdate=2016-3-30}}</ref>。後に、林田はSMAPに似合う曲だと思ってこの曲を提供したと語っている<ref name=hayashida/>。[[中居正広]]は、売れなかった時代にSMAPにヒット曲を作ってくれたのが林田健司であることや、「いい感じになってきたなぁと思ったのは$10から」と語っている<ref name=hayashida/>。この曲を皮切りにSMAPは「[[君色思い]]」、「[[KANSHAして]]」、「[[青いイナズマ]]」と林田からの楽曲提供が続いた。


== 概要 ==
== 概要 ==
* [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系[[夢がMORI MORI]]オープニングテーマ。その『夢がMORI MORI』と[[文化放送]]『[[スパカン!|TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50]]』では、「テンダラー」と誤ってクレジットもしくは読み上げられていた
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系[[夢がMORIMORI]]オープニングテーマ。
*もとは林田健司の作品をSMAPがカバーしたもので林田の知名度を上昇させた曲の1つ。林田のオリジナルは[[1992年]][[5月21日]]発売のアルバム『Unbalance』に収録されている。
* 過去のシングル9作品では[[ソロ (音楽)|ソロ]][[パート]]と言えるものは割り振られおらず、曲全体を通して全員、または複数の人数でほぼ歌っていた。しかしこの曲には人気を二分していた[[木村拓哉]]と[[森且行]]にソロパートと言えるもの([[サビ]]以外はこの二人が歌っている)が与えられている。但しメンバーが5人になってからのコンサートでは[[森且行]]のソロパートを[[草なぎ剛|草彅剛]]と[[中居正広]]が担当している。
*デビューから約2年、SMAPは現在のような脚光は浴びておらず、発売したシングルの売り上げも15万枚程度と決して良い方では無かった。しかし、バンドブームと言われるこの時期には決して大ヒットとは言えないがこのシングルで30万枚の大台にのせ、これによりSMAPは林田の作品を取り入れるようになり、売り上げも徐々に伸びてゆく。
* この曲は複数のヴァージョンが存在するが、編曲の微々たる変更に過ぎないものも存在する。
*過去のシングル9作品ではソロパートと言えるものは割り振られおらず、曲全体を通して全員、または複数の人数でほぼ歌っていた。それはまだ少年といえる彼らの声量や声質を考えたものだと思われる(特に声質は[[森且行]]が脱退したことに関わらず現在のものとは全く異なっている)。しかしこの曲には人気を二分していた[[木村拓哉]]と森且行にソロパートと言えるもの(サビ以外はこの二人が歌っている)が与えられている。
* この曲で『[[NHK紅白歌合戦]]』([[第44回NHK紅白歌合戦|第44回]])の3度目の出場を決める。
*この曲は複数のヴァージョンが存在するが、それは編曲の微々たる変化であったりするものがある。
* 「$10」は[[1994年]]のアルバム『[[SMAP 005]]』、[[1995年]]のアルバム『[[Cool (SMAPのアルバム)|Cool]]』(リミックス、リボーカルされたアルバム・バージョン)『[[BOO (アルバム)|BOO]]』(リミックスバージョン)、[[1997年]]発売のアルバム『[[WOOL (アルバム)|WOOL]]』(『Cool』収録の別バージョン)、[[2001年]]発売の[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]『[[Smap Vest]]』に収録されている。カップリングの「話をしていたくて」は1995年発売のアルバム『Cool』(アルバムバージョン)に収録されているが、シングル・バージョンはアルバム未収録。
*この曲で「[[第44回NHK紅白歌合戦|NHK紅白歌合戦]]」の3度目の出場を決める。この際、[[1993年]]の年末に放送された「[[ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!]]」にて、当時恒例となっていた紅白勝敗予想対決で[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]の[[松本人志]]に「エス エム エー ピー(SMAP)、知らん」、「このテンダラーはこの子達の売りね」と言われた。
*『$10』は全てのヴァージョンを含めて[[1994年]][[2月2日]]発売のアルバム『[[SMAP 005]]』、[[1995年]][[1月1日]]発売の『[[Cool]]』、1995年[[11月22日]]発売の『[[BOO]]』、[[1997年]][[3月26日]]発売の『[[Wool]]』、[[2001年]][[3月23日]]発売のベストアルバム『[[Smap Vest]]』に収録されている。 『話をしていたくて』は『Cool』にのみ収録されている。


== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
# '''$10'''
# $10
#* 作詞:林田健司・[[森浩美]] / 作曲・CHORUS&GUITAR:林田健司 / 編曲:[[CHOKKAKU]]
#* 作詞:林田健司・森浩美 / 作曲:林田健司 / 編曲:CHOKKAKU / CHORUS&GUITAR:林田健司
# '''話をしていたくて'''
# 話をしていたくて
#* 作詞:小倉めぐみ / 作曲・編曲:[[長岡成貢]] / コーラスアレンジ:松下誠
#* 作詞:小倉めぐみ / 作曲・編曲:長岡成貢 / コーラスアレンジ:松下誠
# $10 (オリジナル・カラオケ)
# $10 (オリジナル・カラオケ)
# 話をしていたくて (オリジナル・カラオケ)
# 話をしていたくて (オリジナル・カラオケ)


== 収録アルバム ==
*'''$10'''
**[[Cool (SMAPのアルバム)|Cool]](1995年) - アルバム・バージョンで収録
**[[BOO (アルバム)|BOO]](1995年) - リミックス・バージョンで収録
**[[WOOL (アルバム)|WOOL]](1997年) - 別アルバム・バージョンで収録
**[[Smap Vest]](2001年)

*'''話をしていたくて'''
**[[Cool (SMAPのアルバム)|Cool]](1995年) - アルバム・バージョンで収録

*オリジナル・カラオケは、2曲ともアルバム未収録

== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A002763/VIDL-10464.html $10 - Victor Entertainment]
* [http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A002763/VIDL-10464.html $10] (ビクターエンタテインメント)

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[[Category:楽曲 て|んたらあす]]

2016年9月9日 (金) 19:03時点における版

『$10』
SMAPシングル
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ビクターエンタテインメント
チャート最高順位
テンプレートを表示

$10(テンダラーズ)は、1993年11月11日ビクターエンタテインメントよりリリースされたSMAPの10枚目のシングル2016年11月11日にマキシシングル化。

概要

  • フジテレビ系「夢がMORIMORI」オープニングテーマ。
  • もとは林田健司の作品をSMAPがカバーしたもので林田の知名度を上昇させた曲の1つ。林田のオリジナルは1992年5月21日発売のアルバム『Unbalance』に収録されている。
  • デビューから約2年、SMAPは現在のような脚光は浴びておらず、発売したシングルの売り上げも15万枚程度と決して良い方では無かった。しかし、バンドブームと言われるこの時期には決して大ヒットとは言えないがこのシングルで30万枚の大台にのせ、これによりSMAPは林田の作品を取り入れるようになり、売り上げも徐々に伸びてゆく。
  • 過去のシングル9作品ではソロパートと言えるものは割り振られおらず、曲全体を通して全員、または複数の人数でほぼ歌っていた。それはまだ少年といえる彼らの声量や声質を考えたものだと思われる(特に声質は森且行が脱退したことに関わらず現在のものとは全く異なっている)。しかしこの曲には人気を二分していた木村拓哉と森且行にソロパートと言えるもの(サビ以外はこの二人が歌っている)が与えられている。
  • この曲は複数のヴァージョンが存在するが、それは編曲の微々たる変化であったりするものがある。
  • この曲で「NHK紅白歌合戦」の3度目の出場を決める。この際、1993年の年末に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」にて、当時恒例となっていた紅白勝敗予想対決でダウンタウン松本人志に「エス エム エー ピー(SMAP)、知らん」、「このテンダラーはこの子達の売りね」と言われた。
  • 『$10』は全てのヴァージョンを含めて1994年2月2日発売のアルバム『SMAP 005』、1995年1月1日発売の『Cool』、1995年11月22日発売の『BOO』、1997年3月26日発売の『Wool』、2001年3月23日発売のベストアルバム『Smap Vest』に収録されている。 『話をしていたくて』は『Cool』にのみ収録されている。

収録曲

  1. $10
    • 作詞:林田健司・森浩美 / 作曲:林田健司 / 編曲:CHOKKAKU / CHORUS&GUITAR:林田健司
  2. 話をしていたくて
    • 作詞:小倉めぐみ / 作曲・編曲:長岡成貢 / コーラスアレンジ:松下誠
  3. $10 (オリジナル・カラオケ)
  4. 話をしていたくて (オリジナル・カラオケ)

外部リンク

  • $10 (ビクターエンタテインメント)