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「技術 (教科)」の版間の差分

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== 他校種での技術教育 ==
== 他校種での技術教育 ==
日本では、教科としての技術は、[[中学校]]のみに設置されている。小学校では[[図画工作]]の一部が、技術教育と関連し、[[高等学校]]では教科「[[情報 (教科)|情報]]」、[[芸術 (教科)]]のうちの工芸や、「[[工業 (教科)|工業]]」「[[農業 (教科)|農業]]」が中学校の技術に関連する。
日本では、教科としての技術は、[[中学校]]([[中等教育学校]]の[[前期課程]]、[[義務教育学校]]の後期課程、[[視覚障害者]]または[[聴覚障害者]]を教育する[[特別支援学校]]の[[中等部]]を含む)のみに設置されている。小学校では[[図画工作]]の一部が、技術教育と関連し、[[高等学校]]([[中等教育学校]]の[[後期課程]]、[[視覚障害者]]または[[聴覚障害者]]を教育する[[特別支援学校]]の[[高等部]]を含む)では教科「[[情報 (教科)|情報]]」、[[芸術 (教科)|芸術]]のうちの工芸や、「[[工業 (教科)|工業]]」「[[農業 (教科)|農業]]」が中学校の技術に関連する。なお、[[知的障害者]]を教育する[[特別支援学校]]の[[中等部]]では、「[[職業 (教科)|職業]]・[[家庭 (教科)|家庭]]」で構成されており、ほかの[[中等教育#前期中等教育を行う学校|前期中等教育]]とは異なり、「技術」の分野は設けられていない


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2016年12月4日 (日) 09:00時点における版

技術(ぎじゅつ)は学校教育における技術教育の科目である。中学校に設置され、教科「技術・家庭」の技術分野として学習する。

本項目では、主として現在の学校教育における教科「技術・家庭」のうち「技術分野」について取り扱う。教科全体の内容は「技術・家庭」を、関連する理論・実践・歴史などについては「技術科教育」を参照。

概要

文部科学省が平成20年3月28日に改訂した新学習指導要領によれば、「ものづくりなどの実践的・体験的な学習活動を通して、材料と加工、エネルギー変換、生物育成及び情報に関する基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに、技術と社会や環境とのかかわりについて理解を深め、技術を適切に評価し活用する能力と態度を育てる。」ことが目標とされる。

平成20年3月28日に改訂された新学習指導要領では、学習内容はA・B・C・Dの4つに分けられている。Aは「材料と加工に関する技術」について、Bは「エネルギー変換に関する技術」について、Cは「生物育成に関する技術」について、Dは「情報に関する技術」について、それぞれ学習する。

他校種での技術教育

日本では、教科としての技術は、中学校中等教育学校前期課程義務教育学校の後期課程、視覚障害者または聴覚障害者を教育する特別支援学校中等部を含む)のみに設置されている。小学校では図画工作の一部が、技術教育と関連し、高等学校中等教育学校後期課程視覚障害者または聴覚障害者を教育する特別支援学校高等部を含む)では教科「情報」、「芸術」のうちの工芸や、「工業」、「農業」が中学校の技術に関連する。なお、知的障害者を教育する特別支援学校中等部では、「職業家庭」で構成されており、ほかの前期中等教育とは異なり、「技術」の分野は設けられていない。

関連項目

外部リンク