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== 魅力について ==
== 魅力について ==
*音楽監督の武部聡志


{{Quotation|まず天性の声。透明感があって鈴を転がすような、すごく暖かくてああいう声質を持って生まれたことが、役者さんとしてだけでなく、ボーカリストとしてすごく希有な声を持っている。やっぱり人間として成長したのか、表現力は以前より増した気がします。
{{Quotation|まず天性の声。透明感があって鈴を転がすような、すごく暖かくてああいう声質を持って生まれたことが、役者さんとしてだけでなく、ボーカリストとしてすごく希有な声を持っている。やっぱり人間として成長したのか、表現力は以前より増した気がします。
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{{Quotation|赤川自身が、「これでは最初から薬師丸君を頭に置いて書いた、と思われても不思議ではない」と認めるほど、ぴったりだった。|{{Cite book|和書 |author = [[中川右介]]|title=角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年|date=2014-3|publisher=[[角川マガジンズ]]|isbn=4-047-31905-8}}}}
{{Quotation|赤川自身が、「これでは最初から薬師丸君を頭に置いて書いた、と思われても不思議ではない」と認めるほど、ぴったりだった。|{{Cite book|和書 |author = [[中川右介]]|title=角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年|date=2014-3|publisher=[[角川マガジンズ]]|isbn=4-047-31905-8}}}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}

=== 出典 ===
<references />


== 演出技法 ==
== 演出技法 ==


{{Quotation|役者自身が自分で考えて、自分で発見した芝居だから躍動している。監督に言われたままやったんじゃなくて、自分で考えた演技をして輝いている。それは役者として何より嬉しいことだから。|[[寺田農]]|{{cite web|url=http://www.news-postseven.com/archives/20160213_383661.html?PAGE=2|accessdate=2016-02-14|title=寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する（page2）|publisher=NEWSポストセブン|date=2016-02-13}}}}
{{Quotation|役者自身が自分で考えて、自分で発見した芝居だから躍動している。監督に言われたままやったんじゃなくて、自分で考えた演技をして輝いている。それは役者として何より嬉しいことだから。|[[寺田農]]|{{cite web|url=http://www.news-postseven.com/archives/20160213_383661.html?PAGE=2|accessdate=2016-02-14|title=寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する（page2）|publisher=NEWSポストセブン|date=2016-02-13}}}}


== 複数の出典があると信頼性が高まるか ==
* [[Wikipedia:脚注過剰]]

== 翻訳 ==
===要約欄 ===

* <code><nowiki>[[en:1978 in film#Highest-grossing films (U.S.)]] (13:39, 20 March 2016 UTC)一部複製</nowiki></code>
* <code><nowiki>[[en:1978 in film#Highest-grossing films (U.S.)]] (13:39, 20 March 2016 UTC)を翻訳</nowiki></code>

* <code><nowiki>[[en:1979 in film#Highest grossing films (U.S.)]] (06:34, 8 March 2016 UTC)一部複製</nowiki></code>
* <code><nowiki>[[en:1979 in film#Highest grossing films (U.S.)]] (06:34, 8 March 2016 UTC)を翻訳</nowiki></code>

* <code><nowiki>[[en:List of highest-grossing films in Canada and the United States]] ( 18:24, 20 March 2016 UTC)一部複製</nowiki></code>

* <code><nowiki>[[en:2015 in film#Highest-grossing films]] (01:11, 29 March 2016 UTC)一部複製</nowiki></code>
* <code><nowiki>[[en:2015 in film#Highest-grossing films]] (01:11, 29 March 2016 UTC)を翻訳</nowiki></code>


== 評価 ==
== 評価 ==
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人形がくねくね動き出して、男女の営みのように見える。笑子バアさんは大興奮。これが、また、別のシーンでもうまく使われていた。
人形がくねくね動き出して、男女の営みのように見える。笑子バアさんは大興奮。これが、また、別のシーンでもうまく使われていた。
ストローの袋にジュースかけて遊ぶことは誰でもやったことがあるものだけれど、ドラマでここまで重要な役割を与える木皿泉は偉大だ。|木俣冬| {{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20160103/E1451753936887.html?_p=3|accessdate=2016-03-24|title=ドラマで姫始め。ストローの袋で男女の営みを表現「富士ファミリー」 - エキレビ！(3/3)|date=2016-03-24}}}}
ストローの袋にジュースかけて遊ぶことは誰でもやったことがあるものだけれど、ドラマでここまで重要な役割を与える木皿泉は偉大だ。|木俣冬| {{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20160103/E1451753936887.html?_p=3|accessdate=2016-03-24|title=ドラマで姫始め。ストローの袋で男女の営みを表現「富士ファミリー」 - エキレビ！(3/3)|date=2016-03-24}}}}

{{reflist-talk|close=1}}


== 北米の興行収入 ==
== 北米の興行収入 ==


* {{cite web|url=http://www.the-numbers.com/movie/records/All-Time-Domestic-Box-Office|accessdate=2016-03-22|title=All Time Highest Grossing Movies in the Domestic Market|work=The Numbers|publisher=Nash Infomation Services}}
* {{cite web|url=http://www.the-numbers.com/movie/records/All-Time-Domestic-Box-Office|accessdate=2016-03-22|title=All Time Highest Grossing Movies in the Domestic Market|work=The Numbers|publisher=Nash Infomation Services}}

{{reflist-talk}}


== ウィキデータ ==
== ウィキデータ ==
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[[d:Wikidata:List of properties/Person]]
[[d:Wikidata:List of properties/Person]]

== 記事複製時の要約欄について ==
<code><nowiki>補遺： 2016年4月3日 20:55 (UTC) 版は正しくは[[配給収入]] 2016年3月27日 13:37 (UTC) ワーナー成増版を統合</nowiki></code>

統合の手順に書かれていた要約欄の例と書き方が、他のページの例と異なるように思ったので、記事を複製する時の要約欄の書き方で確認したい点が幾つかあります。
# 必須項目はコピー元のページ名だけなのか? コピー元のページ名と日時も必要なのか?
# 日時の書き方は西暦、かつ、UTCでなければいけないのか? (UTC+9)やJSTは不可? 和暦は? <code><nowiki>[[日本]]</nowiki>の平成28年4月16日 (土) 14:24 (JST)を転記</code>
# コピー元の最終の執筆者名を書く必要があるのか?

;[[Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー#a) ハイパーリンク]]
:<code><nowiki>[[記事名]]</nowiki> から転記</code>
;<s>[[Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー#c) 投稿者一覧を記載]]</s>
:<s><code><nowiki>[[利用者:ウィキ助]]</nowiki> 2009-01-01 の投稿より転記</code></s>
;[[Wikipedia:常に要約欄に記入する#記事の複製（コピー&ペースト）]]
:<code><nowiki>[[日本]]</nowiki>の2004年8月2日 (月) 09:18 (UTC) を一部転記</code>
;[[Wikipedia:常に要約欄に記入する#記事の翻訳]]
:<code><nowiki>[[w:en:Japan]]</nowiki> (01:56, 6 Jun 2004 UTC) を翻訳</code>
;[[Wikipedia:ページの分割と統合#統合の手順]]
:<code><nowiki>[[【統合元】]] 200x年xx月xx日 xx:xx (UTC) 誰々執筆 を統合</nowiki></code>
:*ローカルタイムの設定をしている場合は、協定世界時 (UTC) に換算
:*（例として書かれているだけで、明言されているわけではないが）誰々執筆と執筆者名を書くこと
;[[Help:要約欄#要約の変更]]
:<code>補遺：2012年6月20日 (水) 20:04 (UTC+9) 版は正しくはXXXX である。</code>


== 山を下る ==
== 山を下る ==
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=== ウェイティング・バー ===
=== ウェイティング・バー ===



{{Quotation|撮影現場で「ゴミ！」「クズ！」「ガキ！」なんて私を厳しく叱ってくれたのが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督。当時の私は相米監督の怒声を真に受けていたけど、でもそれは愛情の裏返しだったと思う。
{{Quotation|撮影現場で「ゴミ！」「クズ！」「ガキ！」なんて私を厳しく叱ってくれたのが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督。当時の私は相米監督の怒声を真に受けていたけど、でもそれは愛情の裏返しだったと思う。
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{{Quotation|実はこの『翔んだカップル』、相米監督の劇場版デビュー作でもあった。新人監督として辛い立場なのは私たちにも伝わっていたので、怖いながらもお兄さん的に慕う部分は大きかった。ちゃんとした演技が出来ない私たちが、出来るようになるまで時間を掛けてくれる。その時間の長さこそが監督の愛情だったと思う。
{{Quotation|実はこの『翔んだカップル』、相米監督の劇場版デビュー作でもあった。新人監督として辛い立場なのは私たちにも伝わっていたので、怖いながらもお兄さん的に慕う部分は大きかった。ちゃんとした演技が出来ない私たちが、出来るようになるまで時間を掛けてくれる。その時間の長さこそが監督の愛情だったと思う。
|薬師丸ひろ子|[[サントリー・サタデー・ウェイティング・バー]][[2007年]][[2月10日]]の放送}}
|薬師丸ひろ子|[[サントリー・サタデー・ウェイティング・バー]][[2007年]][[2月10日]]の放送}}

=== キネマ旬報 ===
=== キネマ旬報 ===


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{{Quotation|相米の場合はそういう演出だから、多くの女優が撮影現場で泣いていた。薬師丸ひろ子は『死ね、相米！』って絶叫してたよ。
{{Quotation|相米の場合はそういう演出だから、多くの女優が撮影現場で泣いていた。薬師丸ひろ子は『死ね、相米！』って絶叫してたよ。
　でも、上がった作品を見ると、みんな『また相米さんとやりたい』って言うんだ。|寺田農|寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する}}
　でも、上がった作品を見ると、みんな『また相米さんとやりたい』って言うんだ。|寺田農|寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する}}

{{refnest|group=注|〔『セーラー服と機関銃』で十字架に貼り付けられて数時間放置されたため、〕薬師丸が相米に罵声を浴びせることもあった<ref>{{cite web|url=http://www.news-postseven.com/archives/20160213_383661.html?PAGE=2|accessdate=2016-02-14|title=寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する（page2）|publisher=NEWSポストセブン|date=2016-02-13}}</ref>。}}


=== Techinsight ===
=== Techinsight ===
* {{cite web|url=http://japan.techinsight.jp/2011/03/tokudane_yakusimaruhiroko1103022355.html|accessdate=2016-06-01|title=【エンタがビタミン♪】薬師丸ひろ子が語る、主演作の中で「封印したい映画」「女優を辞めたくなった映画」。 | publisher=[[Techinsight]]|date=2011-03-04|quote=通称“しごき棒”と呼ばれるモノで、つつかれたり叩かれたり。朝の9時からリハーサルが始まっても、本番がスタートするのは夜中の12時から。}}
* {{cite web|url=http://japan.techinsight.jp/2011/03/tokudane_yakusimaruhiroko1103022355.html|accessdate=2016-06-01|title=【エンタがビタミン♪】薬師丸ひろ子が語る、主演作の中で「封印したい映画」「女優を辞めたくなった映画」。 | publisher=[[Techinsight]]|date=2011-03-04|quote=通称“しごき棒”と呼ばれるモノで、つつかれたり叩かれたり。朝の9時からリハーサルが始まっても、本番がスタートするのは夜中の12時から。}}

=== 追記・修正 ===

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

* {{cite book|和書 |author=武藤起一|title=映画愛: 俳優編|date=1993-05-18|publisher=大栄出版|pages = 241 - 275|isbn=978-4-88682-559-9|ref={{SfnRef|武藤|1993}}|chapter = Wの悲喜劇 - 本物の女優への道程}}


== 映画女優 ==
== 映画女優 ==
1,323行目: 1,260行目:


薬師丸 - これ以上、自分のことを人に知られたくなかったというのもあったし、映画館に行った人じゃなければ自分のことに興味を持たないし知らないんだ、という安心感があったんです。若いころは無差別に人に見られることがイヤだったんですね。（後略）|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| p=261}}}}
薬師丸 - これ以上、自分のことを人に知られたくなかったというのもあったし、映画館に行った人じゃなければ自分のことに興味を持たないし知らないんだ、という安心感があったんです。若いころは無差別に人に見られることがイヤだったんですね。（後略）|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| p=261}}}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== 大きな手 ==
== 大きな手 ==


{{Quotation|薬師丸 - ただ、製作発表のとき初めてお目にかかった高倉健さんには、本当に驚きました。だってすごく大きな手を出してくださって「高倉です。これからよろしくお願いします」と言うんです。13歳の子供にですよ、大人にそんな挨拶をされたこともなかったし、それに第一、健さんの手は誰の手よりも大きかった。そのとき、私、「あ、この人についていけばいいんだな、監督というより、この人にきらわれないように、足手まといになって迷惑かけないようにすればいいんだな」と思ったんです（笑）。|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| pp=246-247}}}}
{{Quotation|薬師丸 - ただ、製作発表のとき初めてお目にかかった高倉健さんには、本当に驚きました。だってすごく大きな手を出してくださって「高倉です。これからよろしくお願いします」と言うんです。13歳の子供にですよ、大人にそんな挨拶をされたこともなかったし、それに第一、健さんの手は誰の手よりも大きかった。そのとき、私、「あ、この人についていけばいいんだな、監督というより、この人にきらわれないように、足手まといになって迷惑かけないようにすればいいんだな」と思ったんです（笑）。|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| pp=246-247}}}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== 国谷裕子 ==
== 国谷裕子 ==
1,348行目: 1,279行目:
{{Quotation|薬師丸 - ええ、澤井さんは本当に乗せ上手だし、やらせ上手の監督さんだから演じていて楽しかったですけど、私、どこかで自分の能力を決めていたような気がするんです。で、それ以上のものを要求されたときになかなかできない自分がイヤになって、逃げ出そうとしていたんじゃないか……今、振り返るとそう思うんです。どんなにつらい思いをして演じても、私には中身がないんじゃないかって、（中略）けっして、醒めてはできない仕事だと思ったから。|薬師丸ひろ子|{{sfn|武藤|1993| p=259}}}}{{Quotation|薬師丸 - （前略）自分の精神状態がおかしくなっていくのが怖かったし、笑顔でいられないことのがやっぱりイヤだった。学校に行っても開放されなかった。（後略）
{{Quotation|薬師丸 - ええ、澤井さんは本当に乗せ上手だし、やらせ上手の監督さんだから演じていて楽しかったですけど、私、どこかで自分の能力を決めていたような気がするんです。で、それ以上のものを要求されたときになかなかできない自分がイヤになって、逃げ出そうとしていたんじゃないか……今、振り返るとそう思うんです。どんなにつらい思いをして演じても、私には中身がないんじゃないかって、（中略）けっして、醒めてはできない仕事だと思ったから。|薬師丸ひろ子|{{sfn|武藤|1993| p=259}}}}{{Quotation|薬師丸 - （前略）自分の精神状態がおかしくなっていくのが怖かったし、笑顔でいられないことのがやっぱりイヤだった。学校に行っても開放されなかった。（後略）
|薬師丸ひろ子|{{sfn|武藤|1993| p=260}}}}
|薬師丸ひろ子|{{sfn|武藤|1993| p=260}}}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== 生い立ち ==
== 生い立ち ==
1,431行目: 1,359行目:
|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| p=250}}}}
|薬師丸ひろ子|{{sfn |武藤|1993| p=250}}}}



{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
1,448行目: 1,373行目:
{{Quotation|そんな相米監督の次に私が会ったのが『ねらわれた学園』の大林宣彦監督だった。大林監督は私を「ひろこチャン」と呼ぶので、これには最初、かなり違和感を感じたものだった。
{{Quotation|そんな相米監督の次に私が会ったのが『ねらわれた学園』の大林宣彦監督だった。大林監督は私を「ひろこチャン」と呼ぶので、これには最初、かなり違和感を感じたものだった。
|薬師丸ひろ子|{{Wayback |url=http://www.avanti-web.com/pastdata/20070210.html |title=SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2007年2月10日の放送 |date=20101026073411 }}}}
|薬師丸ひろ子|{{Wayback |url=http://www.avanti-web.com/pastdata/20070210.html |title=SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2007年2月10日の放送 |date=20101026073411 }}}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== リンク切れ対策 ==
== リンク切れ対策 ==
1,479行目: 1,401行目:


* {{cite web|url=http://www.musicman-net.com/artist/61216.html|accessdate=2016-09-26|title=薬師丸ひろ子、世界遺産コンサートで映画デビュー作『野性の証明』主題歌を初歌唱|publisher=[[Musicman-NET]]|date=2016-09-26}}
* {{cite web|url=http://www.musicman-net.com/artist/61216.html|accessdate=2016-09-26|title=薬師丸ひろ子、世界遺産コンサートで映画デビュー作『野性の証明』主題歌を初歌唱|publisher=[[Musicman-NET]]|date=2016-09-26}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== 角川の許可 ==
== 角川の許可 ==
1,487行目: 1,406行目:
{{Quotation|遠藤 - 角川さんも「本人たちが盛り上がってるんだからいいじゃないか」ということで、キティレコードさんが主体で音楽制作が進められていったんです。
{{Quotation|遠藤 - 角川さんも「本人たちが盛り上がってるんだからいいじゃないか」ということで、キティレコードさんが主体で音楽制作が進められていったんです。
|遠藤茂行|{{Cite web|url = http://blog.mora.jp/2015/06/24/memories04.html|title =6/24【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！　辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く|accessdate =2015-06-24|publisher = [[mora]]}}}}
|遠藤茂行|{{Cite web|url = http://blog.mora.jp/2015/06/24/memories04.html|title =6/24【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！　辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く|accessdate =2015-06-24|publisher = [[mora]]}}}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== バラエティ ==
== バラエティ ==
1,500行目: 1,416行目:


* {{cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/129059?page=4 |accessdate=2016-08-28 |title=時代を彩った｢角川映画｣とは何だったのか？ | publisher=[[東洋経済]]オンライン|date=2016-07-30 |quote=この雑誌は「キネマ旬報」にいた方が編集長に就任していて、映画の匂いをちりばめながら、本人たちの近況をそこで伝えていく形でした。ちょうど、杉田かおるさんと荻野目慶子さん、そして薬師丸さんが同い年なので、3人の対談とかよくやってましたね。}}
* {{cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/129059?page=4 |accessdate=2016-08-28 |title=時代を彩った｢角川映画｣とは何だったのか？ | publisher=[[東洋経済]]オンライン|date=2016-07-30 |quote=この雑誌は「キネマ旬報」にいた方が編集長に就任していて、映画の匂いをちりばめながら、本人たちの近況をそこで伝えていく形でした。ちょうど、杉田かおるさんと荻野目慶子さん、そして薬師丸さんが同い年なので、3人の対談とかよくやってましたね。}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== Cinema Songs ==
== Cinema Songs ==
1,563行目: 1,476行目:
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== 行間を読ませる百科事典は正しいか ==

ある編集者が俳優の記事で「……現代日本を代表する俳優の一人に数えられる」と投稿しました。映画のキャスティング発表のニュースを出典としたものだったので、映画製作者サイドがその映画の出演者を持ち上げるのは当然なので却下されました。出典として筋が悪い。これは正しい判断だと思うのですが、その却下した要約欄に「読者が判断すること」


== Clickable button ==
== Clickable button ==
1,691行目: 1,600行目:


* {{cite web|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/f-et-tp1-20061026-108419.html|accessdate=2016-11-21|title=薬師丸が「木更津キャッツアイ」で猫に|publisher=[[nikkansports.com]]|date=2006-10-26|quote=薬師丸は「極度の猫アレルギーなんですけど、今日だけは猫（のネックレス）を着けてきました」と苦笑した。}}
* {{cite web|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/f-et-tp1-20061026-108419.html|accessdate=2016-11-21|title=薬師丸が「木更津キャッツアイ」で猫に|publisher=[[nikkansports.com]]|date=2006-10-26|quote=薬師丸は「極度の猫アレルギーなんですけど、今日だけは猫（のネックレス）を着けてきました」と苦笑した。}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}


== Wデート ==
== Wデート ==

小学生低学年の時、動物[[パニック映画]]『[[ベン (映画)|ベン]]』を見に、男子2人女子2人のダブルデートをしたことがある<ref>{{cite web|url=http://www.tfm.co.jp/dear/index.php?itemid=116567|accessdate=2016-11-22|title=ゲストは…薬師丸ひろ子さん|author=[[坂本美雨]]|work=[[ディア・フレンズ]]|publisher=[[TOKYO FM]]|date=2016-11-21}}</ref>。


* {{cite web|url=http://www.tfm.co.jp/dear/index.php?itemid=116567|accessdate=2016-11-22|title=ゲストは…薬師丸ひろ子さん|author=[[坂本美雨]]|work=[[ディア・フレンズ]]|publisher=[[TOKYO FM]]|date=2016-11-21}}
* {{cite web|url=http://www.tfm.co.jp/dear/index.php?itemid=116567|accessdate=2016-11-22|title=ゲストは…薬師丸ひろ子さん|author=[[坂本美雨]]|work=[[ディア・フレンズ]]|publisher=[[TOKYO FM]]|date=2016-11-21}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}



== アカデミー賞とゴールデングローブ賞 ==
== アカデミー賞とゴールデングローブ賞 ==
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== 話題賞 ==
== 話題賞 ==

{{refnest|group=注|2016年11月現在、話題賞俳優部門4回は最多受賞記録<ref>{{cite web|url=http://natalie.mu/eiga/news/209797
|accessdate=2016-11-25|title=日本アカデミー賞話題賞の投票スタート、2016年は「バクマン。」とももクロが受賞|date=2016-11-17|work=映画[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]|publisher=Natasha}}</ref>。}}


* {{cite web|url=http://natalie.mu/eiga/news/209797
* {{cite web|url=http://natalie.mu/eiga/news/209797
1,719行目: 1,616行目:


* {{cite web|url=http://www.allnightnippon.com/news/20161117-971/|accessdate=2016-11-25|title=今年、一番話題になった映画・俳優は！？オールナイトニッポンリスナーが選ぶ『日本アカデミー賞 話題賞』投票スタート!|work=オールナイトニッポン.com|publisher=[[ニッポン放送]]|date=2016-11-17}}
* {{cite web|url=http://www.allnightnippon.com/news/20161117-971/|accessdate=2016-11-25|title=今年、一番話題になった映画・俳優は！？オールナイトニッポンリスナーが選ぶ『日本アカデミー賞 話題賞』投票スタート!|work=オールナイトニッポン.com|publisher=[[ニッポン放送]]|date=2016-11-17}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}



== Cinema Songs ライブ ==
== Cinema Songs ライブ ==
1,755行目: 1,648行目:
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== 赤リンクにする判断について ==


dummy


== ザ・ブーム ==
== ザ・ブーム ==
1,767行目: 1,655行目:
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== ウィキペディアらしい文とらしくない文 ==

ヘルプか何かに「ウィキペディアらしくない文を書いてはいけません」とか書かれたものを読んだ時、大事だと思ったのでドキュメントへのリンクを控えていたはずなのですが、今、リンクが見当たりません。検索してもヒットしません。「ウィキペディア的な文」だったのか、「ウィキペディアらしい文」だったのか、逆に「ウィキペディアらしくない文」だったのか。どなたか、似たような表現が使われているドキュメントを知らないでしょうか?

== ライブ節の移動 ==

[[薬師丸ひろ子#ライブ]]節を[[薬師丸ひろ子のディスコグラフィ]]に移動することを提案します。

ライブはコンサートとイベントから構成されていますが、コンサート部分は歌手活動なので薬師丸ひろ子のディスコグラフィと相性が良いと思います。また、今後も記載が増えることが期待されます。

逆に、イベントは歌手活動に関連したものもありますが、映画公開（女優活動）に関連するものも含みます。しかし、今後、女優活動に関連したイベントが増えることは余りないような気がします。

総合的に判断して、薬師丸ひろ子#ライブ節を薬師丸ひろ子のディスコグラフィに移動することを考えました。


== 出典過剰について ==
== 出典過剰について ==

まとめに入っている話題に遅れて投稿することをお許し下さい。

[[Wikipedia:脚注過剰#どうやって過剰な脚注を整理するか]]の最後の行「文全体や段落が、特定の出典を引くだけで十分であるように文章を構築し、一文が複数の情報源を必要とするような文章構成は避けてください。」を守れば、出典が何処にかかっているかの問題は発生しないように思います。

また、ここまでの議論は'''修正にかかるコスト'''を無視しています。出典が1個の場合に比較して2個なら入手するコスト・確認するコストは２倍。３個なら3倍、４個なら4倍、……。残念ながら出典の付いている文が全て出典の内容を正しく反映しているとは限りません。出典の内容を歪曲しているケース（故意の場合だけでなく、善意の人がする歪曲の場合もある）、また、独自研究を潜りこませているケースなど。これらの歪曲・独自研究を修正したい除去したいと思った時、出典が多いほど入手・確認は困難になります。誰もが全ての出典に容易にアクセスできるわけではありません。後から来る人のことを考慮すると1文に付ける出典の数は程々にすべきだと思います。


出典がウェブサイトだった場合、各出典は[[リンク切れ]]が発生する可能性があります。リンク切れが発生すると、その都度、有志の方がアーカイブを探してくれたり、同等の内容の別出典を探すをいう作業をしています。1文の出典が多い程、記事を維持する作業を余計に発生させることにもなります。つまり、脚注過剰は'''コミュニティを消耗させる記述'''と言えるのではないでしょうか。
出典がウェブサイトだった場合、各出典は[[リンク切れ]]が発生する可能性があります。リンク切れが発生すると、その都度、有志の方がアーカイブを探してくれたり、同等の内容の別出典を探すをいう作業をしています。1文の出典が多い程、記事を維持する作業を余計に発生させることにもなります。つまり、脚注過剰は'''コミュニティを消耗させる記述'''と言えるのではないでしょうか。
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* {{cite web|url=http://npn.co.jp/article/detail/47845279/|accessdate=2016-12-16|title=【帰ってきたアイドル親衛隊】デビュー作で素晴らしい演技を見せてくれた薬師丸ひろ子|publisher=[[リアルライブ]]|date=2016-12-10}}
* {{cite web|url=http://npn.co.jp/article/detail/47845279/|accessdate=2016-12-16|title=【帰ってきたアイドル親衛隊】デビュー作で素晴らしい演技を見せてくれた薬師丸ひろ子|publisher=[[リアルライブ]]|date=2016-12-10}}
プロのアイドルヲタクのブレーメン大島は、通勤ラッシュの満員電車のような大混雑の中で近くではなかったが、生で薬師丸を観れた喜びは格別だったと書いている<ref>{{cite web|url=http://npn.co.jp/article/detail/47845279/|accessdate=2016-12-16|title=【帰ってきたアイドル親衛隊】デビュー作で素晴らしい演技を見せてくれた薬師丸ひろ子|publisher=[[リアルライブ]]|date=2016-12-10}}</ref>。
* {{cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/15/kiji/20161215s00041000292000c.html|accessdate=2016-12-16|title=天女の声! 薬師丸ひろ子の生歌|publisher=[[スポニチ]] Sponichi Annex|date=2016-12-16}}
* {{cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/15/kiji/20161215s00041000292000c.html|accessdate=2016-12-16|title=天女の声! 薬師丸ひろ子の生歌|publisher=[[スポニチ]] Sponichi Annex|date=2016-12-16}}
* {{cite web|url=http://www.asagei.com/excerpt/71630|accessdate=2016-12-16|title=後世に伝えたい「ニッポンの大ヒット映画」女優！（1）「三田佳子・Wの悲劇」|work=アサ芸プラス|publisher=[[アサヒ芸能]]|date=2016-12-11}}
* {{cite web|url=http://www.asagei.com/excerpt/71630|accessdate=2016-12-16|title=後世に伝えたい「ニッポンの大ヒット映画」女優！（1）「三田佳子・Wの悲劇」|work=アサ芸プラス|publisher=[[アサヒ芸能]]|date=2016-12-11}}

* 2016年、三田佳子は『[[スニッカーズ]]』のパロディCMに『Wの悲劇』〔の羽鳥翔〕を連想させる大女優役で出演した<ref>{{cite web|url=http://www.asagei.com/excerpt/71630|accessdate=2016-12-16|title=後世に伝えたい「ニッポンの大ヒット映画」女優！（1）「三田佳子・Wの悲劇」|work=アサ芸プラス|publisher=[[アサヒ芸能]]|date=2016-12-11}}</ref>。

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== カンヌライオン ==

1979年1月4日に<u>1回限り</u>放送されたロングCM「色」は [[カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル|カンヌ国際広告祭]]で金賞を受賞した。翌年1980年1月3日には[[東陽一]]監督のCM「口紅－あこがれ」にも出演した{{sfn |フラッシュバック|1983| pp=79-82}}。

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== クイーン ==

{{Quotation|当時、QUEENの武道館公演が5日間あり
薬師丸さんはセーラー服姿のまま、ほぼ毎日コンサートに通いました。
|{{cite web|url=http://www.tfm.co.jp/ss/?itemid=117553|accessdate=2016-12-19|title=薬師丸ひろ子”生で聴いた、フレディ・マーキュリーの歌声” |publisher=SEIKO presents [[松下奈緒 Sound Story]]|date=2016-12-18}}
}}

{{Reflist-talk|group=注|title=注釈}}
{{Reflist-talk|title=出典}}

== Yahoo!検索（人物） サービス終了について ==

Yahoo!検索（人物） サービスが2016年12月13日（火）で終了したらしいのですが、Yahoo!検索（人物）を使用してるページが774ページあります（ノートや削除依頼を含む）[https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%A4%9C%E7%B4%A2&limit=500&offset=0&target=http%3A%2F%2Ftalent.yahoo.co.jp%2Fpf%2Fdetail%2F]。

公式のプロフィールがあるのでYahoo!検索（人物）を除去しても構わないページ、逆に、公式プロフィールに該当するものがない人の場合は[[インターネット・アーカイブ]]などを使用してYahoo!検索（人物）を残したい場合もあるかもしれません。そこで、ひとまず、Botにリンク切れのテンプレートを貼ってもらうことを考えていますが、他にもっと良い修正手順はあるでしょうか?

* [https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%A4%9C%E7%B4%A2&limit=500&offset=0&target=http%3A%2F%2Fwww.sponichi.co.jp%2Fentertainment%2Fmeikan%2F スポニチタレント名鑑]

== ポール牧 ==

{{Infobox お笑い芸人
| 名前 = ポール牧
| 画像 =
| キャプション =
| 本名 = 榛澤一道
| ニックネーム =
| 別名義 = 熈林一道<!-- 別芸名がある場合に記載。愛称の欄ではありません -->
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1941|8|2|no}}<!-- {{生年月日と年齢|yyyy|mm|dd}} -->
| 没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1941|8|2|2005|4|22}}<!-- {{死亡年月日と没年齢|yyyy|mm|dd|yyyy|mm|dd}} -->
| 出身地 = {{JPN}} [[北海道]][[天塩郡]][[天塩町]]
| 血液型 = [[ABO式血液型|AB型]]
| 身長 =
| 方言 =
| 最終学歴 = 北海道立[[北海道天塩高等学校]]
| 師匠 = [[牧野周一]]・[[はかま満緒]]
| 出身 =
| コンビ名 = コント・ラッキー7
| トリオ名 =
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| 相方 = [[関武志]]
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| 過去の代表番組=
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| 受賞歴 =[[1992年]]度 第9回[[浅草芸能大賞]]奨励賞
}}

== 浅草芸能大賞 ==

{{Infobox Award
| name = 浅草芸能大賞
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}}

== 山崎貴 ==

* 日本の[[VFX]]を変えた男 ヒットメーカー [[山崎貴]]の挑戦（2016年12月29日、BSプレミアム）

== 2016年の加筆 ==

[[2016年]]３月、ドキュメンタリー『[[アントニ・ガウディ|ガウディ]]の迷宮〜[[サグラダ・ファミリア]]100年の夢〜』の中で「生誕のファサード」を完成させた彫刻家の[[外尾悦郎]]とガウディゆかりの地を訪ねた<ref>{{cite web|url=http://nhk.jp/chronicle/?0001000000000000%40000000000000000000000077-420A00000000000000003D00|accessdate=2016-12-24|title=ザ・プレミアム 「ガウディの遺言～サグラダ・ファミリア１００年の夢～」|work=NHKクロニクル|publisher=NHK}}</ref>。同年7月、[[スウェーデン]]を舞台にした[[芸術祭 (文化庁)|芸術祭]]参加ドラマ『[[百合子さんの絵本 〜陸軍武官・小野寺夫婦の戦争〜]]』では[[香川照之]]と共演した。

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== 映画の入場料金 ==
== 映画の入場料金 ==

2016年12月25日 (日) 02:52時点における版

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※ 利用者:ワーナー成増/sandboxが非常に長くなったため、sandboxを分離しました。初版（2017年2月16日 (木) 07:36‎）から 2018年2月22日 (木) 00:00‎まで、872 版は利用者:ワーナー成増/sandbox/history20180222に保存されています。

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雑誌

ドラマ

コンサート

Wの悲劇

役が、役を生むこともある。宮藤官九郎氏は舞台「印獣」（０９年）で、この演技が忘れられず、三田を「大女優役」にして脚本を書いている。「覚えている人がいるから、いまの私がある。映画のあの役は、間違いなく、私の女優人生の宝物。これからもっと命削って頑張らないとね」 — “【バック・トゥ・ザ報知映画賞】第１０回（８５年）助演女優賞・三田佳子”. スポーツ報知 (2015年10月28日). 2015年10月28日閲覧。
遠藤　この作品のラストカットの、泣き笑いのような表情でカーテンコールというか、スタンディングオベーションに応えるっていう……世良政則さんに会って、最後のお礼をするためのお辞儀をするようなカットがなかなかOKにならなくて、何回も何回も撮ってるんですね。

――こだわりのシーンだったんですね。

遠藤　泣きすぎたり、ちょっと泣きが足りなかったり、微妙なんですよ、監督が求める具合が。そこに彼女が必死で応えるんだけど、なかなかOKが出ない。 — 遠藤 茂行、“【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！　辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く”. mora トピックス (2015年6月24日). 2016年2月9日閲覧。
監督が持ってる映画のリズムと合わなかったんですね。（中略）でも完成されて試写会をやった瞬間に、試写場が号泣の嵐だったんです。この曲が流れた瞬間に。（中略）自分のイメージと違うものがあがってきたけれども、結果すごく合っていたっていう。初めて聴かせたときはもう…… — 遠藤 茂行、“【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！　辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く”. mora トピックス (2015年6月24日). 2016年2月9日閲覧。
ただ最後の泣き笑いのところでスカートを広げて泣く場面では、今でも良く覚えてますけど、芝居でどうしても泣けなくて、それがつらくて泣いていました。 — 薬師丸ひろ子、武藤起一「Wの悲喜劇 - 本物の女優への道程」『映画愛: 俳優編』大栄出版、1993年5月18日、259頁。ISBN 978-4-88682-559-9。 

2016年、角川映画40周年を記念した角川映画祭で『Wの悲劇』上映後には、澤井信一郎・三田佳子、ブルボンヌ・よしひろまさみちのトークショーが行われた[1][2]。

「大ヒットで席がないというのはよく覚えている。新宿武蔵野館では劇場の調査で99.8％がおもしろかったと出て、これは新記録だと喜んだ。お客さんが入ってくださるのもうれしいですけど、満足度が高い方がもっとうれしいと、祝杯をあげた」 — 澤井信一郎監督、“『Wの悲劇』監督、薬師丸ひろ子を「女優を続けるしかない状況に追い込んだ」”. ニュースウォーカー. KADOKAWA (2016年7月31日). 2016年8月1日閲覧。
  • 澤井信一郎「特集 角川映画 澤井信一郎の手腕。」『昭和40年男』2016年（平成28年）8月号、クレタパブリッシング、2016年、33頁。 
それから声がいい。声量があるからセリフが響くんです。しかも、セリフのリズムもよかったから（後略） — 澤井信一郎「特集 角川映画 澤井信一郎の手腕。」『昭和40年男』2016年（平成28年）8月号、クレタパブリッシング、2016年、33頁。 

澤井監督は薬師丸のセリフについて、声量があるため響きがあり、かつ、リズム感も良かったと解説している[3]。

脚注

  1. ^ ““女優”映画の傑作『Ｗの悲劇』　三田佳子と澤井信一郎監督が揃って登壇！当時を語る---"角川映画祭" スタート!!!”. シネフィル (2016年7月31日). 2016年8月1日閲覧。
  2. ^ “『Wの悲劇』は「オカマが支えた映画」、爆笑トークが大盛況！”. ニュースウォーカー. KADOKAWA (2016年8月11日). 2016年8月11日閲覧。
  3. ^ 澤井信一郎「特集 角川映画 澤井信一郎の手腕。」『昭和40年男』2016年（平成28年）8月号、クレタパブリッシング、2016年、33頁。 

松本隆

薬師丸ひろ子「Woman“W の悲劇”より」に対しては「存在そのものが神秘的。繊細で大胆で、いつも予測不能の詞を、ぼくに書かせた」 — 松本隆、“作詞家･松本隆のSONGSスペシャル放送決定　松田聖子、KinKiKidsらが出演”. ORICON STYLE (2015年10月16日). 2015年10月29日閲覧。

木皿泉

ATP賞

資生堂

待ち時間では、大きなラジカセを抱え、大事そうにイヤホンで聞いている。聞いたら、「野生の証明」で共演した健さん、つまり高倉健からもらったのだと言う。 — “日本のテレビCM史の流れを変えた異才 - 今村昭物語（13）”. 電通報 (2016年11月19日). 2016年11月19日閲覧。

薬師丸は高倉からプレゼントされた大きなラジカセを愛用していた[1]。

豊川悦司

メイン・テーマ

熱の島で〜ヒートアイランド東京〜

富士ファミリー

2016年7月、第32回ATP賞テレビグランプリのドラマ部門最優秀賞を受賞した[2]。

  • “Amazon.co.jp” (2016年8月12日). 2016年8月12日閲覧。
  • 富士ファミリー（DVD） （2016年11月25日、NHKエンタープライズ、EAN 4988066216725）

富士ファミリー2017

暑い真夏に冬服を着用して真冬の撮影が行われたが、全身を覆った片桐はいりをはじめ女優陣は誰も汗を流していなかった[3]。

『富士ファミリー2017』のエンディングテーマは、薬師丸が松任谷由実をカバーした「A HAPPY NEW YEAR」[4]。これは脚本を担当した木皿泉のオファーで実現した[4]。2016年11月28日に行われた試写会では、同曲を薬師丸がアカペラで記者たちに披露するというサプライズがあった[5]。

メディア向けの取材会を終えた後、本人たっての希望で松任谷由実の「A Happy New Year」をアカペラで披露するサプライズがあった。同曲は、ドラマのエンディングテーマとして薬師丸がカバー。

— “薬師ひろ子、メディア向け試写会で異例のアカペラ生歌唱 本人希望で報道陣にサプライズ”. ORICON STYLE (2016年11月28日). 2016年12月18日閲覧。

三姉妹の長女・鷹子役の薬師丸は「まさか２作目ができるとはあまり想像していませんでした」と驚きを語り、一家と同居する笑子バアさんを演じた片桐は「正月のおせち料理みたいなドラマだと思いました。おいしいものがいっぱいあって、作り過ぎちゃってお重に入りきらないんですよね。次はもう少し尺を長く、お重を“大きく”してほしい」とさらなるシリーズ化を熱望した。

— “薬師丸ひろ子、正月ドラマ会見後にサプライズ 自ら申し出てエンディング曲をアカペラ歌唱”. ウレぴあ総研. ぴあ (2016年11月28日). 2016年12月17日閲覧。

同曲は、ドラマの脚本を担当した木皿泉氏が、薬師丸に「ぜひ歌ってほしい」とオファーし、エンディング曲として歌唱が実現した。

— “薬師丸 会見最後にサプライズで熱唱…報道陣呼び止め”. デイリースポーツ online (2016年11月28日). 2016年12月18日閲覧。


撮影は真夏に真冬の衣装を着込んで行われたといい、「男性陣は結構、滝のように汗をかいていましたが、女性陣は誰一人として汗をかかず。『汗をかく人は女優になれない』、そんなことを改めて実感した夏になりました」と嬉しそうに述懐。

汗だくの男性陣の中にあって、ゲスト出演した東出昌大は現場でも清涼感を持っていたといい「とても好青年。『あまちゃん』でも共演していたんですけど、とてもハンサムで、現場に清涼感をもたらしてくれました」と絶賛。 — “薬師丸ひろ子、 真夏に真冬の演技で“女優適性”審査 「汗をかく人は女優になれない」”. テレビPABLO (2016年11月28日). 2016年12月17日閲覧。

この暑い夏にまたみんなが集合しまして撮影する事ができました。真夏に真冬の撮影をするということで、みんな相当冬服を着込んで、特にはいりさんなんか全身覆っているわけですから、とても大変だろうなと思ったりしていましたが、さすがに女優は誰1人汗を流さず、汗をかいているのは見たことがありませんでした

— “薬師丸ひろ子、真夏の現場で「さすが女優！」共演キャストに感心”. テレビドガッチ (2016年11月29日). 2016年12月18日閲覧。


注釈

出典

  1. ^ “日本のテレビCM史の流れを変えた異才 - 今村昭物語（13）”. 電通報 (2016年11月19日). 2016年11月19日閲覧。
  2. ^ “第32回 ATP賞テレビグランプリ”. 一般社団法人 全日本テレビ番組製作者連盟 (2016年7月8日). 2016年7月14日閲覧。
  3. ^ “薬師丸ひろ子、真夏の現場で「さすが女優！」共演キャストに感心”. テレビドガッチ (2016年11月29日). 2016年12月18日閲覧。
  4. ^ a b “薬師丸 会見最後にサプライズで熱唱…報道陣呼び止め”. デイリースポーツ online (2016年11月28日). 2016年12月18日閲覧。
  5. ^ “天女の声! 薬師丸ひろ子の生歌”. スポニチ Sponichi Annex (2016年12月16日). 2016年12月16日閲覧。

スター・ウォーズ

百合子さんの絵本

「香川さんは、限られた時間の中で、劇中で披露するドイツ語、ロシア語を特訓されており、私も難しい暗号を一生懸命に勉強しました。ちょっと暗号文が書けるようになりました」 — 薬師丸ひろ子、“薬師丸ひろ子が諜報の最前線で戦った駐在武官の妻役。「ちょっと暗号文が書けるようになった」”. インターネットTVガイド (2016年6月23日). 2016年6月23日閲覧。

薬師丸ひろ子、香川照之、イヴォ・ウッキヴィ、千葉哲也、利重剛、戸田昌宏、加藤剛、小林勝也、山本龍二、菅田俊、三田村周三、小倉一郎、金田明夫、佐野史郎、吉田鋼太郎 ほか

朝日新聞で後藤洋平は、ほぼ香川照之と薬師丸ひろ子の2人芝居でドラマは構成され、彼らの気迫と優しさに満ちた演技は見応えがあったと評価する[2]。

昭和の母を演じさせたら、右に出るものはいないとも思える薬師丸さんの包容力、感情を抑えながらも、表情や口調の端々から心情をにじませていく香川さんの重みのある演技は見事で、出番は少ないながらも、吉田さんの“嫌なやつ”ぶりも見どころだ。 — “百合子さんの絵本：「ムーミン」翻訳者の知られざる戦争体験 薬師丸ひろ子と香川照之が夫婦役熱演 -”. MANTANWEB（まんたんウェブ） (2016年7月29日). 2016年7月29日閲覧。

脚注

  1. ^ “「百合子さんの絵本」出演者と放送日はこちら!”. NHKブログ. NHK (2016年5月31日). 2016年6月2日閲覧。
  2. ^ “（フォーカス オン）『百合子さんの絵本』 薬師丸×香川で戦争描く：”. 朝日新聞ル (2016年7月25日). 2016年7月25日閲覧。 “「終戦スペシャルドラマ」のタイトルにふさわしい名作。”

食彩の王国

脚注

大滝詠一

注釈

出典

レイクサイドマーダーケース

ガウディの迷宮

ザ・プレミアム「ガウディの迷宮～サグラダ・ファミリア100年の夢～」

邦画と洋画の攻防

脚注

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016

映画興収

映画界にまつわる最大の秘密が「日米で週末興行成績ランキングの発表方法が異なる」ということだ。 米国ではトップ10の順位と合わせて興行収入も発表されるのに対し、日本では上位の一部のヒット作品を除いて興行収入が発表されない。米国では毎週末の興収が加算されていくため、その時点での作品の総興収が明確だ。一方日本では一部のヒット作は「●月●日で観客動員数100万人、興収15億円突破」などと発表されるものの、大半の作品は総興収が不明。総興収10億円以上の作品のみ、翌年の1月下旬に映連から発表される（近年では東宝のみ半年に1度、自社が配給した「上半期作品別興行収入（10億円以上）」を発表している）。 — 相良智弘、“映画興収の秘密＆宣伝文句の変遷（1）／日本では大半の作品の興行収入が不明！”. MOVIE Collection (2015年8月24日). 2016年3月3日閲覧。
ヒットの目安だが、日本では10億円。なぜなら映連が総興収10億円以上の作品のみ発表するから。2014年なら邦画31本、洋画18本。そのうち興収30億円以上は邦画9本、洋画5本なので「30億円が年間トップ10入りを狙える大ヒット」とよべるだろう。一方、米国では2014年なら興収1億ドル以上が33本。ヒットの目安は1億ドルだろう。興収2億ドル以上が13本なので「2億ドルが年間トップ10入りを狙える大ヒット」とよべるだろう。 — 相良智弘、“映画興収の秘密＆宣伝文句の変遷（1）／日本では大半の作品の興行収入が不明！”. MOVIE Collection (2015年8月24日). 2016年3月3日閲覧。

アクシデント

実はこのシーン、黒沢さんが大いに関係していたようだ。弾薬を仕掛けた瓶が破裂するため、薬師丸さんが安全ラインを越えた時は黒沢助監督が「カット」をかけてそのシーンを止めなければならなかったというが、「何度かテイクを重ねているうちに薬師丸さんがそのラインを越えてしまったんです。でもこのテイクはOKになりそうだという直感がありました。止めたらアウトになってしまう。で、止めなかった」。薬師丸さんは怪我を負ったことに気づかなかったそうだが、血がすうっと流れる様子ははっきり映っている。「止めるべきだったんですが・・・」と黒沢さんは語るが（後略） — 黒沢清、“『セーラー服と機関銃』トーク（ゲスト：黒沢清監督） : デイリーニュース2011 : TOKYO FILMeX/東京フィルメックス” (2011年11月21日). 2014年2月26日閲覧。


里見八犬伝

セーラー服と機関銃

「当時の東映の宣伝費は多くても７０００万円。それが、このとき投入したのは角川書店と合わせて３億円」 —  福永邦昭 (2016年5月20日). “【今だから明かす　あの映画のウラ舞台】角川編（下）　薬師丸ひろ子売り出し戦略　「学業優先」逆手にとり (1/2ページ)”. 夕刊フジ. 2016年5月20日閲覧。
角川主演３作目「探偵物語」（８３年）では、福永の“一番弟子”遠藤茂行（現・東映執行役員企画調整部長）のアイデアで野球チーム「ヒロコーズ」を結成。東京・後楽園球場など全国６球場で開催したイベントには、どこでも３万人近いファンが詰めかけたほど。 —  福永邦昭 (2016年5月20日). “【今だから明かす　あの映画のウラ舞台】角川編（下）　薬師丸ひろ子売り出し戦略　「学業優先」逆手にとり (1/2ページ)”. 夕刊フジ. 2016年5月20日閲覧。

薬師丸 「おまえの映画なんだから、おまえが歌えや」みたいな感じで監督に言われました。監督が言うことは絶対でした。

別に歌番組に出ろと言われたわけでも、ミニスカートを履いてどこかで歌えと言われたわけでもない。映画作りの一環として、主人公の気持ちを台詞で言うのか、歌で伝えるのかというぐらいのものでした。だから、レコーディングに立ち会った助監督さんたちは、みんなで酒盛りしていたくらい、和気あいあいとした雰囲気でした（笑）。

- 緊張するということはなかったのですか。

薬師丸 全然なかったです。みんなはお酒を飲んでいましたし、誰一人、私の歌なんて聴いたことないし、歌えるのかすらも、たぶん知らなかったと思います。 — “NBonlineプレミアム : 【薬師丸ひろ子さん】「角川さんは本当に懐の大きい方でした」” (2006年2月17日). 2006年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月21日閲覧。
  • “48本イッキ「角川映画祭」30日に新宿で開幕”. 日刊スポーツ (2016年7月14日). 2016年7月15日閲覧。 “恒さん（渡瀬恒彦＝共演）をはじめ、みんな真っ青になって心配したけど、相米（慎二監督）はカットをかけないし、『しめた』と思った。相米と僕だけはすごい絵（映像）が撮れたと興奮していたんだね。”
「セーラー服と機関銃」の銃撃シーンはヒロイン薬師丸ひろ子（５２）がほおに傷を負う事故があったが、流血シーンはそのまま作品に使われた。「恒さん（渡瀬恒彦＝共演）をはじめ、みんな真っ青になって心配したけど、相米（慎二監督）はカットをかけないし、『しめた』と思った。相米と僕だけはすごい絵（映像）が撮れたと興奮していたんだね。やだね映画屋は（笑い）。もちろん、ひろ子のことは心配で、すぐに病院に運んだんですけどね — 仙元誠三、“48本イッキ「角川映画祭」30日に新宿で開幕”. 日刊スポーツ (2016年7月14日). 2016年7月15日閲覧。
「そうです。そんな経緯もあって、初めて主題歌を歌うことで、今まである意味では映画ファン層にしか認知されていなかった薬師丸ひろ子という女優さんが、一気にアイドルの世界にまで踏み込むことになったきっかけとなっていったんですよね。 — 遠藤茂行、“6/24【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！ 辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く”. mora. 2015年6月24日閲覧。
  • 遠藤茂行「特集 角川映画 角川映画の戦略を探る」『昭和40年男』2016年（平成28年）8月号、クレタパブリッシング、2016年、19頁。 
それまでは映画ファンの間でのスターだったのが、レコードを出したことで裾野が広がって、一気に同世代のアイドルになった。 — 遠藤茂行「特集 角川映画 角川映画の戦略を探る」『昭和40年男』2016年（平成28年）8月号、クレタパブリッシング、2016年、19頁。 
（前略）とにかく朝９時からリハーサルが始まり、延々と同じシーンをやって、本番を回してもらえるのが、夜中の１２時。（中略）当時の私は、それが当たり前だと思っていたんです。嫌とも思わなかったし、（中略）「ちょっとかわいそうなんじゃないの？」と思って下さっていた方々もいたのかもしれません（笑）。

（中略）「へたくそ！フィルム代がバカにならない！お前のギャラから引いてやる」と言われながら続きました。本当に引かれていたら、ギャラなんかとっくにありませんでしたよ。

— 薬師丸ひろ子、“「カイ…カン！」からの35年 薬師丸ひろ子さん”. 朝日新聞デジタル (2016年7月30日). 2016年7月30日閲覧。
『セーラー服と機関銃』の助監督をやった際、薬師丸（ひろ子）さんと風祭（ゆき）さんとが遊ぶチェスの局を考えたんです。じっくり練って、よし、これで行こう！って、カメラ位置を見たら、その部屋の窓の外の１０メートル先に置いてあって（笑）。チェス盤、ひとつも映らないんですよね。愕然としました。 — 黒沢清、“黒沢清監督が語る『神田川淫乱戦争』から『ダゲレオタイプの女』までの軌跡”. シネママニエラ (2016年11月4日). 2016年11月8日閲覧。

2016年のカラオケ年代別ランキングで「セーラー服と機関銃」は40代で7位、50代で5位[1]。「夢の途中」は50代で7位[1]。

注釈

歌手兼女優


（前略）

中でも、昭和30年代の東京・下町を舞台に、山崎貴監督がCGを駆使して描いた人情群像劇「ALWYAS／三丁目の夕日」で演じた鈴木トモエ役は、しっかり者の母性あふれれるお母さんという新たなイメージを彼女に与え、キネマ旬報賞、報知映画賞、日本アカデミー賞、日刊スポーツ映画大賞などの助演女優賞を受賞した。その後は母親役が増える一方で……

（中略）

「野性の証明」から「Ｗの悲劇」までの角川映画のヒロインとして活躍した時代にひとつの人気のピークを作り、今また母親役の似合う女優として、あるいは歌手として円熟した味わいを見せている。

— 薬師丸ひろ子 - KINENOTE
35年の長きに渡り、シリアスな役柄からコメディまで主役のみならずしっかりと脇を固めるポジションまで私たちを勇気づけ楽しませ、更に素敵な年齢の重ね方は多くの女性の共感を得ました。 — “放送ウーマン賞2013”. 日本女性放送者懇談会. 2014年7月22日閲覧。
そういえば薬師丸の『セーラー服と機関銃』が出たときに平岡正明先生が言ってましたよ、「お薬師様の聖歌合唱隊みたいだ」って。 — 馬飼野元宏、“第54回　音楽評論家・歌謡曲研究家の馬飼野元宏さんと真鍋新一さんを迎えて、アイドル・ファン３世代座談会　その４”. 朝日新聞出版 (2016年4月25日). 2016年4月25日閲覧。

注釈

出典

ナレーション

  • 負ケテタマルカ!! -画用紙に描いた命の記録- （2008年、フジテレビ）[1]
  • わ・す・れ・な・い 〜それでも僕らは生きていく〜 （2012年、フジテレビ）[2] - 東日本大震災を被災した子供たちに密着したドキュメンタリー
    • わ・す・れ・な・い 〜明日の君に逢いたい 2013夏〜 （2013年、フジテレビ）[3]

青春のメモワール

注釈

ミュージックステーション

角川映画40周年

同年度のキネマ旬報ベスト・テンで、本作のランキングは批評家が５０位、読者は８位（中略）キネマ旬報ベスト・テンでは評論家４０位、読者７位。配収は２１億８０００万円。評価も興行も『人間の証明』と酷似した結果となりましたが、これら証明２部作によって角川映画のイメージは良くも悪くも決定づけられたといっても過言ではありません。 — 増當竜也、“４０周年記念映画祭開催！角川映画はいかにして昭和後期の日本映画界を改革していったか？（前編）”. シネマズ. 松竹 (2016年7月23日). 2016年8月12日閲覧。
「ヒットはしても中身はない」などと、常に映画マスコミから揶揄され続けていた（中略）（もっとも観客はそれ以前から「角川映画は面白い」という、これ以上にない賛辞を送り続けていたわけですが） — 増當竜也、“４０周年記念映画祭開催！角川映画はいかにして昭和後期の日本映画界を改革していったか？（後編）”. シネマズ. 松竹 (2016年7月30日). 2016年8月12日閲覧。

注釈

出典

セーラー服と機関銃 卒業

東京青山

明治生まれの祖母（中略）小学校１、２年生ぐらいの時、３８度近い熱を出した日（中略）幼稚園でけがをした時もそうだったのですが、私をおんぶして帰るわけです。（中略）多くの人の目があります。（中略）正直恥ずかしかった。一方、そう感じることで、おばあちゃんに申し訳ないという思いもありました。（後略） — “私だけの東京・2020に語り継ぐ：女優・薬師丸ひろ子さん かっこいい大人いた青山”. 毎日新聞 (2016年7月27日). 2016年7月27日閲覧。

注釈

出典

探偵物語

シネマ・ミュージック・デリバリー

グッチ裕三の日曜ヒルは言舌（はなし）半分（はんぶん）

2016年の歌手活動

  • 11月
    • 薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night 〜シネマソングス〜
    • Cinema Songs
  • 12月
    • 2016 FNS歌謡祭
    • SongsSONGSスペシャル 薬師丸ひろ子 ～高倉健さんが教えてくれた映画のすべて～

2013年末に急逝した大瀧詠一を追悼する『SONGS』（2016年3月）に出演し、ナレーションと大瀧作曲の「探偵物語」を歌っただけでなく、生前の大瀧のボーカル・トラックと鈴木雅之が共演する「夢で逢えたら」にも参加した[1][2]。2016年7月、前年に引き続き『THE MUSIC DAY』に出演した。9月には初の野外コンサート『世界遺産劇場 春日大社 第六十次式年造替奉祝 薬師丸ひろ子コンサート』を実施し、アンコールでアルバム『Cinema Songs』から「ムーン・リバー」を歌唱した[3]。11月に実施された『Premium Acoustic Night 〜シネマソングス〜』[4]の追加公演が2017年1月に行われることになった[5]。12月、3年ぶりに『FNS歌謡祭』に出演する。『SONGSスペシャル 薬師丸ひろ子 ～高倉健さんが教えてくれた映画のすべて～』では、デビュー作『野性の証明』のロケ地である金沢を訪れ、高倉健との思い出を語るとともに『Cinema Songs』に収録の映画音楽と薬師丸主演映画の主題歌を披露した[6][7]。

注釈

出典

  1. ^ “NHK「SONGS」大滝詠一特集でナイアガラサウンドを再現”. ナターシャ (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。
  2. ^ “SONGS 第374回 大滝詠一”. NHK (2016年3月19日). 2016年3月22日閲覧。
  3. ^ “薬師丸ひろ子、世界遺産コンサートで映画デビュー作『野性の証明』主題歌を初歌唱”. Musicman-NET (2016年9月26日). 2016年9月26日閲覧。
  4. ^ “薬師丸ひろ子、「Cinema Songs」発売記念コンサートで恩師・高倉健への想いを披露”. Musicman-NET (2016年11月28日). 2016年12月13日閲覧。
  5. ^ “薬師丸ひろ子「夢を作る仕事」と健さんとの思い語る - 音楽”. 日刊スポーツ (2016年11月25日). 2016年12月13日閲覧。
  6. ^ “薬師丸ひろ子が明かす恩師・高倉健の素顔。NHK『SONGS』で特集決定”. BARKS音楽ニュース (2016年12月2日). 2016年12月13日閲覧。
  7. ^ “SONGSスペシャル 薬師丸ひろ子”. NHK (2016年12月10日). 2016年12月13日閲覧。

1980年代のチャートポジションの対象

薬師丸ひろ子 SINGLE COLLECTION

オリコンチャートの登場週数は2週、チャート最高順位は週間98位、累計0.3万枚のセールスを記録した[1]。

『オリコン・アルバム・チャートブック(完全版):1970 - 2005』では、規格品番 CT16-5364 のタイトルが『薬師丸ひろ子 SINGLE COLLECTION』となっている[1]。

[注 1]

[注 2]

正常動作してるリダイレクトを直すなかれ

実験

Wikipedia:お知らせ#Tech News: 2015-07

{{#lsth: ページ名 | セクション名 }}

  • 注釈の付け方が異なるページを取り込むとエラーになる。だからといって、ページの注釈を全て直すのも考えもの。
  • あと単純に、ページの読み込み時間が掛かるデメリット。
  • ページの最後の節を取り込むとカテゴリなども一緒に取り込んでしまう。

大宅壮一文庫

出典その2

役者歴は20年。『セーラー服と機関銃』『探偵物語』など、出演した映画は軒並み大ヒットを記録し、『Wの悲劇』では数ある映画賞をそうなめにした女優の薬師丸ひろ子（三二）。 — 「薬師丸ひろ子 テレビドラマ初主演の仕掛け人」『週刊新潮』1997年（平成9年）4月24日、新潮社、1997年、28- 29頁。 

小岩井宏悦プロデューサー。（中略）今回、薬師丸をテレビに担ぎ出した張本人でもある。

「僕がこの業界に入ったのも、実は『Wの悲劇』を見たのがきっかけ。（後略）」

— 「薬師丸ひろ子 テレビドラマ初主演の仕掛け人」『週刊新潮』1997年（平成9年）4月24日、新潮社、1997年、28- 29頁。 

出典その5

春夏の休暇中にかぎって撮影に参加していた薬師丸の持ち味は、"等身大"である彼女自身を表現したことだった。 — 宮本治雄「戦後ヒーロー&ヒロイン伝説 59回 薬師丸ひろ子 “等身大”を演じたスーパーアイドル」『アサヒグラフ』1995年（平成7年）3月10日、朝日新聞社、1995年、88 - 89頁。 
女優・薬師丸ひろ子と学生・薬師丸博子をしっかり分けて考えていた。 — 宮本治雄「戦後ヒーロー&ヒロイン伝説 59回 薬師丸ひろ子 “等身大”を演じたスーパーアイドル」『アサヒグラフ』1995年（平成7年）3月10日、朝日新聞社、1995年、88 - 89頁。 

注釈

  1. ^ 『オリコン・アルバム・チャートブック(完全版):1970 - 2005』では、規格品番 CT16-5364 のタイトルが『薬師丸ひろ子 SINGLE COLLECTION』となっている[1]。
  2. ^ オリコンチャートの登場週数は2週、チャート最高順位は週間98位、累計0.3万枚のセールスを記録した[1]。

出典

  1. ^ a b c d アルバム 2006, p. 656.
プロ意識に目覚めるのは「Ｗの悲劇」（85年）に出演直後、引退を真剣に考えていたころである。彼女はそのとき、自身に三つのカセをはめ、女優として生きていくことを決意する。それは三原則「飽きない、冷めない、慣れない」を撮影現場でつねに忘れないということだった。 — 宮本治雄「戦後ヒーロー&ヒロイン伝説 59回 薬師丸ひろ子 “等身大”を演じたスーパーアイドル」『アサヒグラフ』1995年（平成7年）3月10日、朝日新聞社、1995年、88 - 89頁。 
本来歌の上手い薬師丸が究極の"音痴"を演じたこと。 — 内田正樹「恋する音楽 薬師丸ひろ子 "鈴鹿ひろ美"は仮の姿。実力派が紡ぐスタンダードの魅力」『サンデー毎日』2013年（平成25年）12月15日、毎日新聞社、2013年、117頁。 
薬師丸の歌唱力にはアイドル時代から定評がある。ファルセットで通す歌声は譜面に忠実で、歌詞がはっきり聴き取れる。合唱団のような"生真面目"なボーカルだが、それが退屈でないのは、彼女の声が持つ独特の包容力と、女優ならではといった細やかなニュアンスの表現力による。 — 内田正樹「恋する音楽 薬師丸ひろ子 "鈴鹿ひろ美"は仮の姿。実力派が紡ぐスタンダードの魅力」『サンデー毎日』2013年（平成25年）12月15日、毎日新聞社、2013年、117頁。 
薬師丸バージョンには、黄昏の中で、かの日のロマンスを慈しむようなドラマとカタルシスがある。歌手・薬師丸ひろ子が分かる一曲だ。（中略）聞きどころの多い良作である。 — 内田正樹「恋する音楽 薬師丸ひろ子 "鈴鹿ひろ美"は仮の姿。実力派が紡ぐスタンダードの魅力」『サンデー毎日』2013年（平成25年）12月15日、毎日新聞社、2013年、117頁。 

出典その8

高倉健を偲ぶ

スポーツ紙

ホタル

  • 薬師丸ひろ子「いつも希望と誇りをあたえてくれる高倉健さんの映画」『キネマ旬報』2001年（平成13年）6月上旬号、キネマ旬報社、2001年、36頁。 

あなたへ

出典探し

紅白

プレミアムライブ

2014年

2016年

新宿ミラノ

紅白リハーサル

みちのくの仏像

レイクサイドマーダーケース

木更津キャッツアイ

バラエティ

文言修正

出典の補強5

阿川 - じゃあ、次の作品に出ろと言われたときは。

薬師丸 - （前略）相米慎二監督にお会いした時、映画って思っているような派手なことじゃないぞと思い始めたんですね。アイドルとかスターになるとかでなく、ものを創るところに吸い込まれていく気がしたんです。（中略）やってみたいと言ったら、事務所が東宝に貸し出してくれて。

阿川 - 自分からやる気になった。

薬師丸 - 学校を休みたくない、歌手もやりたくないと言ってた子が、「やっていいかも」と言ってるんだから、やらせてみれば、という感じで。それが『翔んだカップル』ですね。まだ高校に入る前でしたけど。

— 薬師丸ひろ子、[1]

出典の補強6

林真理子 - 『ALWAYS 三丁目の夕日』では、下町のおかみさん役で賞をそうなめという感じですけど、（後略） — [2]

出典の補強7

  • お酒は少量でも血圧が下がって気持ち悪くなる体質で、車を運転するので外出先では飲酒はしない[3]。飲む可能性がある時は自宅に客を招くようにしている[3]。

出典の整理36

　そんな私に健さんは言葉ではなく、自分の姿でこの世界の厳しさを教えてくれた。本当に優しくて、いつも側に居させてくれた健さんが、重いシーンに挑む時は緊張感で近寄りがたくなる。その張りつめたような空気には驚くばかりだった。

　その一方で、普段の健さんは、怖いぐらい私を可愛がってくれた。今、私が大人になって、逆に「親」の役で子役と接するようになって、あの時の高倉さんがどんな気持ちで私に向き合ってくれたのだろうかと考えると、「到底、私にはできない……」と思う。

— 薬師丸ひろ子、SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2007年2月10日の放送 - ウェイバックマシン（2010年10月26日アーカイブ分）
華やかな芸能界に「なじめない…というか、なじまないんですね」とつぶやく。 — 薬師丸ひろ子、“【薬師丸ひろ子】「野性の証明」で高倉健に釘を刺されたことがベースに - ぴいぷる - ZAKZAK” (2013年7月26日). 2014年9月30日閲覧。
その後の健さんはどんな時も『偉いね』『頑張ってるね』としかおっしゃらない。そう言われたら頑張るしかないですよね。私にとって一番厳しい、怖い言葉であり、本当にありがたい言葉だと思います — 薬師丸ひろ子、“【薬師丸ひろ子】「野性の証明」で高倉健に釘を刺されたことがベースに - ぴいぷる - ZAKZAK” (2013年7月26日). 2014年9月30日閲覧。
そうですね。やっぱり高倉健さん。役者として「チャラチャラするなよ」って言ってくださった。（中略）小さくても主演は主演なんだぞっていうことを教えてくださったと思うし、すごく嬉しいのはどんなことがあっても必ずほめてくれるんですね。たとえば「こういう車を買ったんです」って言って、人は「なんで」とか言ったりするけれども、高倉さんは「ああでもね、それはいいね。ちゃんと目的がその車にあるからいいね」とか。大学のことも、仕事も「うん偉いね」とか。いろいろ思ってても、なんとか伸びるようにっていったら変だけども、いいほうにずっとしてきてくださったっていうのは嬉しかった……。 — 薬師丸ひろ子、[4]
受験するとかで相談したことはないんだけど、その結果について、一生懸命ほめてくれたんです。 — 薬師丸ひろ子、[5]

薬師丸は〔大学〕受験について高倉に相談したことはなかったが、合格したことを伝えると大変褒めてくれた[5]。

私は撮影現場まで自分で車を運転していく。（中略）運転に関しては自分自身が安全運転に自信があるし、車庫入れも大得意。「車庫入れ選手権」があったら優勝できると思う。タクシーの運転手がわざわざ車を降りて「お姉ちゃん、うまいね〜」と褒めてくれたこともあったくらい。

　それくらい運転に自信があるので、人の運転が気になって仕方がない。遅くても良いからとにかく安全運転な人か、運転のセンスがある人じゃないと助手席には乗れない。しかも東京の生まれ育ちなので、道にも詳しい。「なんでこの道を通るんだろう？」なんてつい思ってしまう自分が嫌で、とにかく人の運転はストレスが溜まる。

— 薬師丸ひろ子、SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2007年2月10日の放送 - ウェイバックマシン（2010年10月26日アーカイブ分）

出典の整理40

体を張ったバイクのシーンも完遂した斉藤は、「これでもし落ちてケガをしたら、もうこの映画に出なくて済むと思って演じていました」と振り返った。

それでも、「この映画って表面的な見え方の後にある、見えないものの何かを感じてねってことだと思うんです」と説明。

— 斉藤由貴、“斉藤由貴、「雪の断章」相米慎二監督の演出を述懐 : 映画ニュース - 映画.com” (2014年3月22日). 2015年3月17日閲覧。
相米慎二という映画監督の”見抜く目”は無駄で余分な表面を憎み、真実を求める事の美しさを認識させてくれる。その為なら、道のりの苦しみも甘んじるに値する、と。（初出、発言時期不明） — 斉藤由貴、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.129。ISBN 978-4-89691-764-2。

出典の整理45

出典の整理46

薬師丸「正直に言います。あまりあなたたちの音楽活動を良く知らないんですけど、何の曲から聴いていったらいいんでしょうか? 」 フレディ・マーキュリー「きまってるさ、もちろん、最初から、すべてさ! 」 — クイーン (バンド)、[6]

出典の整理47

東映の場合は、特に角川映画との結びつきに強く、なんとか80年代に東宝と互角にわたり合うことができたのは、角川映画の存在なくしては考えられない。 — 大高宏雄、『日本映画逆転のシナリオ』p.201.

ノスタルジー

— 川本三郎「『ALWAYS 三丁目の夕日』のノスタルジーのことなど」『映画を見ればわかること2』キネマ旬報社、2007年10月、250頁。ISBN 978-4-87376-295-1。 

相米慎二

薬師丸

唯一、発せられる言葉は「手足、足先まで力を入れろ」だった。厳しさしか感じとれず、辛くなってくると、自分は愛されていないとさえ思った。これをやったら褒められるかもしれないと、何度も自転車で壁にぶち当たった。ほとんど、小犬のようだった（『キネマ旬報』2001年11月上旬号） — 薬師丸ひろ子、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.127。ISBN 978-4-89691-764-2。
  • 『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』洋泉社、2003年、127頁。ISBN 978-4-89691-764-2。 
演じるとは洋服を着ていても丸裸になること、生身の姿を人前にさらけだす、その覚悟がなければカメラの前に立つことはできない。演じる厳しさ、恐さ、覚悟を叩き込まれた、あの時期があったらこそ、女優をずっと続けてこられたのだと思います。（『キネマ旬報』2001年11月上旬号） — 薬師丸ひろ子、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.129。ISBN 978-4-89691-764-2。
  • 『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』洋泉社、2003年、129頁。ISBN 978-4-89691-764-2。 
（新宿伊勢丹の前で、セーラー服と機関銃のラストシーンを思い返して）

でもそのときに言い方がすごい極端なんですけども

例え裸になっていなくても、お芝居をするっていうことは

裸になることと同じくらいの覚悟と

いつもそういう気持ちじゃなきゃいけないんだっていうことを

監督は私に教えたかったんじゃないかと思いますね。

— 薬師丸ひろ子、"SONGS". 2013-12-7. NHK総合。 {{cite episode}}: |airdate=の日付が不正です。 (説明); |series=は必須です。 (説明)


脚注

  1. ^ 阿川佐和子 2005, p. 149.
  2. ^ 林真理子 2006, p. 48.
  3. ^ a b 林真理子 2006, p. 52.
  4. ^ 月刊カドカワ 1988, p. 97.
  5. ^ a b 月刊カドカワ 1988, p. 98.
  6. ^ プレイバック 1983, pp. 110–111.

あの映画はいつまで経っても、どこへ行っても、あの映画に関わったみんなの中でなにか独特の思い出になっているようです･･･、私がなにをしても必ずあの映画に戻ってしまうようなところがあって、私の中で「この映画には終りがない」って思ってたんです。だから、相米さんが亡くなったと聞いて、なんだか突然『セーラー服と機関銃』が「思い出」になっちゃったというか･･･。それはものすごく悲しいことでもあるんです。

— 薬師丸ひろ子、松本隆 『KAZEMACHI CAF ́E: 松本隆対談集』 ぴあ、2005年4月6日、185頁。ISBN 978-4-8356-1514-1。

{{sfn |松本|2005| pp=200 - 201}}

注釈

出典

撮影現場で「ゴミ！」「クズ！」「ガキ！」なんて私を厳しく叱ってくれたのが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督。当時の私は相米監督の怒声を真に受けていたけど、でもそれは愛情の裏返しだったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
実はこの『翔んだカップル』、相米監督の劇場版デビュー作でもあった。新人監督として辛い立場なのは私たちにも伝わっていたので、怖いながらもお兄さん的に慕う部分は大きかった。ちゃんとした演技が出来ない私たちが、出来るようになるまで時間を掛けてくれる。その時間の長さこそが監督の愛情だったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
相米の場合はそういう演出だから、多くの女優が撮影現場で泣いていた。薬師丸ひろ子は『死ね、相米！』って絶叫してたよ。 　でも、上がった作品を見ると、みんな『また相米さんとやりたい』って言うんだ。 — 寺田農、寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する


“あの国民的ベストセラーが、28年ぶりにシリーズ復活！　〈インタビュー〉赤川次郎『セーラー服と機関銃3 疾走』”. Book Bang (2016年2月11日). 2016年2月15日閲覧。

薬師丸さんの場合は、相米さんと、『Ｗの悲劇』で澤井信一郎さんに出会ったのが、やはり大きいですね。役者の魅力を引き出すのは、監督の力ですから。 — 赤川次郎、“あの国民的ベストセラーが、28年ぶりにシリーズ復活！　〈インタビュー〉赤川次郎『セーラー服と機関銃3 疾走』”. Book Bang (2016年2月11日). 2016年2月15日閲覧。
最初はレールに乗せたカメラで滑らかに撮るのだが、それを撮りながら外してリアカーの載せ、移動しながら撮り続ける。さらに大通りに出ると待ち構えた軽トラに乗せて、さらに走りながら撮り続けるのである。 — “薬師丸版に迫る仕上がり、橋本環奈の「セーラー服」 - 映画な生活 - 芸能コラム”. 日刊スポーツ (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。

注釈

出典

斉藤由貴

体を張ったバイクのシーンも完遂した斉藤は、「これでもし落ちてケガをしたら、もうこの映画に出なくて済むと思って演じていました」と振り返った。

それでも、「この映画って表面的な見え方の後にある、見えないものの何かを感じてねってことだと思うんです」と説明。

— 斉藤由貴、“斉藤由貴、「雪の断章」相米慎二監督の演出を述懐 : 映画ニュース - 映画.com” (2014年3月22日). 2015年3月17日閲覧。
相米慎二という映画監督の”見抜く目”は無駄で余分な表面を憎み、真実を求める事の美しさを認識させてくれる。その為なら、道のりの苦しみも甘んじるに値する、と。（初出、発言時期不明） — 斉藤由貴、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.129。ISBN 978-4-89691-764-2。

相米慎二 輝き増す自由さ

“相米慎二 輝き増す自由さ 没後10年、邦画の今あぶり出す”. 日本経済新聞. (2011年11月15日) 

助監督だった榎戸耕史は、相米のワンシーン・ワンカットは古典的モンタージュ技法に反抗するものであり、既存の撮影所から送り出された娯楽映画の対極の位置にあるが、それが成立するのも撮影所で育ったスタッフの高等技術あってのものだったと話している。相米によって技術を尊重されたスタッフ達は、喜々としてワンシーン・ワンカットという実験を手助けした。

少年少女を俳優に鍛え上げる術は、無名の女優を育てるロマンポルノで覚えた。

相米はテストを何十回も繰り返し「役者が自分で持っているものをさらに超えるもの」 （伊地智）を引き出そうとした。

— “相米慎二 輝き増す自由さ 没後10年、邦画の今あぶり出す”. 日本経済新聞. (2011年11月15日) 
「撮影所の中にいたら撮れなかったし、今のようなシステムの下でも撮れない」と東京フィルメッ

クスの市山尚三プログラムディレクター（48）は見る。80年代前半ははざまの混乱期。多少のむ ちゃは俳優事務所もスタッフも許した。

— “相米慎二 輝き増す自由さ 没後10年、邦画の今あぶり出す”. 日本経済新聞. (2011年11月15日) 
相米監督が女優に望む要求は厳しかったですからね。とにかくテストを繰り返す。彼は女優の普通レベルの演技では決して満足しないんです。お定まりの演技の先にある、監督も役者本人もわからない何かを求める。これが相米映画の原点だと思っています。 — 伊地智啓、“元祖『セーラー服と機関銃』薬師丸ひろ子の「カ・イ・カ・ン」を語ろう!”. 現代ビジネス. 講談社. 2016年4月8日閲覧。

出典

ベストセラー

あらすじを書くにあたって

  • Yhiroyuki
    • 批評、解説などの参考文献を集める。
    • 重要な場面をおさえることが大事。
  • Garakmiu2
    • 作品そのものを見て、自分の言葉で書く。
    • 公式サイトやデータベースなどを見て、チェックする。
    • 個人ブログの感想文も役に立つ。

洋泉社

『里見八犬伝』（83年）では、なんと劇場公開とビデオ発売が同時（！）という快挙を成し遂げた。劇場でいま観たばかりの映画のビデオが飛ぶように売れたというから、勢いとはオソロシイ。

— 『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.97。ISBN 978-4-89691-764-2。

木皿泉

阿川佐和子のこの人に会いたい

薬師丸　辞められたんですよ、これが。本当に不思議。親にも相談しないで、ある朝「辞めるって言いにいく」って。角川社長と二人で話をしたら「分かった。で も、もったいないぞ」とおっしゃって、「あ、またもったいないが出た」って（笑）。でも、あの時はもう、もったいないに引きずられる私じゃないと思って。 角川さんは「やりたくなったら、またいつでも始めろよ」と言ってくださいましたけど。

— 「阿川佐和子のこの人に会いたい」『週刊文春』2005年12月8日号、文藝春秋、2005年、1 - 2頁。 

すうねるところ

脚注

ハルナガニ

タイトルの『ハルナガニ』は、木皿泉が能の別れの言葉「いずれ春永に」[2]から名付けた[3]。

「春永に」と副詞的に用いられる「春の日の長い季節」を指す言葉。「いずれ春永に」とすると「いつか暇な時にお会いしましょう」という別れの挨拶になる。能の別れの言葉や三島由紀夫が手紙の結びとして好んで使ったことでも知られている。 パンフレット原文

脚注

  1. ^ 『ハルナガニ』パンフレット
  2. ^ いつか暇な時にお会いしましょう[1]
  3. ^ “薬師丸ひろ子主演、木皿泉、内藤裕敬が再タッグ” (2014年2月4日). 2014年4月15日閲覧。

Ｗの悲劇

参考文献

やっぱり何度観（み）ても大好きな映画だ。たぶん彼女の作品の中でもベストだと思う。（中略）「顔、ぶたないで。あたし、女優なんだから」。この台詞（せりふ）も流行（はや）ったっけ。で も、 いちばん素敵（すてき）なのはラストのカーテンコールだ。大好きだった人へ「さようなら」と「ありがとう」の想（おも）いをこめて泣きながら笑ってみせる ヒロイン。あの表情はどんな女優にもできないと思う。あそこには間違いなく、１本の映画をやりとげた２０歳の生身の女の子がいた。

（後略）

— 三留まゆみ、2001年12月9日 朝日新聞朝刊 Ｗの悲劇（三留まゆみのシネマ・ブック探偵団

経歴のスタイル

柴咲コウは 

== 経歴 ===
=== 女優 ===
=== 歌手 ===

となっている。

倍賞千恵子は、 

== 来歴・人物 ===
=== 生い立ち ===
=== SKD入団 ===
=== 映画・歌手デビュー ===
=== 山田作品の常連に ===
=== 『男はつらいよ』以後 ===
=== 乳癌発覚以後 ===
来歴
人の経歴。履歴。「半生の―を語る」

となっている。

魅力について

まず天性の声。透明感があって鈴を転がすような、すごく暖かくてああいう声質を持って生まれたことが、役者さんとしてだけでなく、ボーカリストとしてすごく希有な声を持っている。やっぱり人間として成長したのか、表現力は以前より増した気がします。 — BSP　薬師丸ひろ子35周年記念コンサート
ピッチが良い方。すぐハモを付けることが出来る。 — ミュージックマスター1/18分
  • 脚本家の岡田惠和
とにかく、デビューした時から、誰にも似てない。（役者としての）立ち位置からして、ちょっと変わってた。一応アイドルだったのに、アイドル映画らしくない。たぶん、相当、おじさん達の中で生きてきたんだろう。薬師丸さん的な人っていない。 — 岡田惠和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談義〜（NHKラジオ第1放送・NHK-FM放送、2013年4月6日）

主人公のモデル

三年くらい前に書いた本なんですが、書いた時すぐに薬師丸でやらないかと話があったんですね。まだ彼女は中学三年だったから、主人公とは大分違うし、話は進まないで、そのまま立ち消えになってしまったんです — 赤川次郎、キネマ旬報・中川右介『角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年』角川マガジンズ、2014年3月。ISBN 4-047-31905-8。 
実は『セーラー服と機関銃』を書く際、ヒロイン星泉に薬師丸くんをイメージしていました。彼女はまだ『野性の証明』でデビューしたばかり。星泉役には少し若かったんです。でも映画化のタイミングでは高校生になっていて、ヒロインに決まって…。パズルのピースが収まるように、映画化が実現したことに驚きました。 — 赤川次郎、“角川文庫 創刊65周年”. 角川文庫と角川映画の歩み. 角川書店 (2013年). 2016年1月21日閲覧。
『セーラー服と機関銃』は主婦と生活社から出ており、同社が版権を持っていた。それを角川文庫に移籍させることを主婦と生活社が認めてくれるかどうか、あるいは、他社の本を原作とする映画に角川が薬師丸の主演を認めるか、という問題である。（中略）『セーラー服と機関銃』では、「角川文庫」と「主婦と生活社」が併記されている。 — 中川右介『角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年』角川マガジンズ、2014年3月。ISBN 4-047-31905-8。 
小柄だけれどもバランスの良い体つきをしている。顔立ちは愛くるしいが、固く一文字に結んだ唇と、大きな目に秘めた強い意思の光が、可愛いと言われるのを拒んでいるようだ。 — 赤川次郎、『セーラー服と機関銃』
赤川自身が、「これでは最初から薬師丸君を頭に置いて書いた、と思われても不思議ではない」と認めるほど、ぴったりだった。 — 中川右介『角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年』角川マガジンズ、2014年3月。ISBN 4-047-31905-8。 

演出技法

役者自身が自分で考えて、自分で発見した芝居だから躍動している。監督に言われたままやったんじゃなくて、自分で考えた演技をして輝いている。それは役者として何より嬉しいことだから。 — 寺田農、“寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する（page2）”. NEWSポストセブン (2016年2月13日). 2016年2月14日閲覧。

評価

かつて狂気女優と呼ばれた白石加代子や、『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』で見せた樹木希林を思い出しました。 — “75歳婆「片桐はいり」に食われた「薬師丸ひろ子」”. デイリー新潮. 新潮社 (2016年1月17日). 2016年1月17日閲覧。
「富士ファミリー」で言えば、「生きているだけでいい」「人は変われる」といったことが、ふんわりと、それでいてしっかりと心に染みてくるのだ。人は時に、何のために生きているのかと不安になる。

このドラマはそんな私たちに、先に進むための言葉をいっぱい詰め込んで、新春らしい人間賛歌を贈ってくれた。

— 中町綾子、“週刊テレビ評：新春スペシャルドラマ「富士ファミリー」　やさしく励ます人間賛歌＝中町綾子”. 毎日新聞 (2016年1月22日). 2016年1月23日閲覧。
ストローの袋でできた男女の人形もそのひとつである。

万助が、ストローのふくろでつくった男女の人形を重ねあわせて、そこにストローでジュースをかけると、 人形がくねくね動き出して、男女の営みのように見える。笑子バアさんは大興奮。これが、また、別のシーンでもうまく使われていた。

ストローの袋にジュースかけて遊ぶことは誰でもやったことがあるものだけれど、ドラマでここまで重要な役割を与える木皿泉は偉大だ。 — 木俣冬、 “ドラマで姫始め。ストローの袋で男女の営みを表現「富士ファミリー」 - エキレビ！(3/3)” (2016年3月24日). 2016年3月24日閲覧。

北米の興行収入

ウィキデータ

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薬師丸ひろ子 (Q1054683)

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  • 出生地 (P19)
  • 血液型 (P1853)
  • 職業 (P106)

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山を下る

薬師丸：それこそ毎朝五十人くらい男の子が校門の所に立っていて、校庭を一周する壁一面が落書きで埋まっていたアイドルの頃（笑）、怖くなって「この先どうなるんだろう」と言ったら、「山はもう下ってるんだよ」って。


阿川：何それ、誰に？（笑）


薬師丸：あるプロデューサーに。「だから心配いらないよ」って。ちょっと意地悪も入ってたと思うんですが、十代の半ばで人生の山を下ってるなんて怖いでしょう（笑）。そういうのがトラウマになって、変にピークを迎えたくないっていうのがあるのかもしれません。 — 「阿川佐和子のこの人に会いたい(610)二十歳のとき、「泣き方は私が決める」と思って、一度辞める決心をしました 女優 薬師丸ひろ子」『週刊文春』2005年12月8日号、文藝春秋、2005年、150頁。 

ファンのエスカレートする行いに、薬師丸が今後どうなるかと不安に思っていた時、あるプロデューサーから〔10代半ばの薬師丸は人生の〕山を既に下り始めているので〔ファンの行為のことなど〕心配する必要はないと少し意地悪く言われたことがトラウマとなった[1]。

注釈

出典

  1. ^ 阿川佐和子 2005, p. 150.

ページの分割

改名提案

曖昧さ回避 この項目では、薬師丸ひろ子のスタジオ・アルバムについて説明しています。薬師丸ひろ子のライブ・アルバムについては「'87 薬師丸ひろ子ファーストライヴ 星紀行」をご覧ください。
曖昧さ回避 この項目では、薬師丸ひろ子のライブ・アルバムについて説明しています。薬師丸ひろ子のスタジオ・アルバムについては「星紀行 (薬師丸ひろ子のアルバム)」をご覧ください。


曖昧さ回避 この項目では、薬師丸ひろ子のオリジナル・アルバムについて説明しています。薬師丸ひろ子のラジオ番組については「薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー」をご覧ください。
曖昧さ回避 この項目では、薬師丸ひろ子のラジオ番組について説明しています。薬師丸ひろ子のオリジナル・アルバムについては「Heart's Delivery (薬師丸ひろ子のアルバム)」をご覧ください。

大腸の炎症

「配給」と「興行」

長廻し

  • “全編140分1カットの『ヴィクトリア』と過去の長廻し撮影映画” (2016年5月6日). 2016年5月10日閲覧。 “『翔んだカップル』（80）で監督デビューして以降、『セーラー服と機関銃』（81）『台風クラブ』（85）など１シーン１カットの技法でアヴァンギャルドな作品を発表し続けたのが、相米慎二監督でした。”

Otheruses

曖昧さ回避 この項目では、1983年公開の薬師丸ひろ子主演映画について説明しています。その他の用法については「利用者:ワーナー成増/sandbox/history20170216 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
曖昧さ回避 この項目では、1965年生まれの女優・歌手について説明しています。その他の用法については「利用者:ワーナー成増/sandbox/history20170216 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

参考文献

  • 宮本治雄「戦後ヒーロー&ヒロイン伝説 59回 薬師丸ひろ子 “等身大”を演じたスーパーアイドル」『アサヒグラフ』1995年（平成7年）3月10日、朝日新聞社、1995年、88 - 89頁。 

参考文献2

ドキュメンタリー

  • 薬師丸ひろ子の体験教師物語 〜青い眼の自閉症児たちPart VI〜（1994年、フジテレビ）

相米慎二に関して

相米会

薬師丸　あの映画はいつまで経っても、どこへ行っても、あの映画に関わったみんなの中でなにか独特の思い出になっているようです……。私がなにをしても必ずあの映画に戻ってしまうようなところがあって、私の中で「この映画には終わりがない」って思っていたんです。だから、相米さんが亡くなったと聴いて、なんだか突然『セーラー服と機関銃』が「思い出」になっちゃったというか……。それはものすごく悲しいことでもあるんです。

（中略）

薬師丸　去年の十二月に本当に久しぶりに相米ファミリーが集まったときにお会いして、そのとき、監督から「薬師丸さんはいくつになったんだ? 」と聞かれて、年を言ったら、「信じられないよ」なんて言われたばかりで……。 — 薬師丸ひろ子、松本隆対談集『KAZEMACHI CAFE』

注釈

出典

相米病

薬師丸 - その後、"相米病"みたいなのにかかって、監督との相性はとても良かったと思うんですね。 — 薬師丸ひろ子 、[1]
薬師丸 - （前略）相米病にかかっていたせいで、大林組に入っていくのにすごく時間がかかりました。（中略）どうしても前の作品の印象が強烈で、肌にも合っちゃったってところがありましたから、（後略）。 — 薬師丸ひろ子 、[2]
武藤 - 相米さんは「どんな球なげろ」とか、あまり言わない人でしょ?

薬師丸 - んー、「小芝居するな」ってことぐらいですねぇ。でも、シゴがれましたよ。（中略）なんでこんな他人に叩かれるんだろう、っていうか、自分が映画に携わる資格をもらっているような気がしました。

— 薬師丸ひろ子 、[3]
薬師丸 - 私は現場で監督をかわいそうだとも、逆に鬼だともおもいませんでした。監督を自分の中で敵に回わすくらいの気持ちはありましたよね。監督と戦うというのか。 — 薬師丸ひろ子 、[4]
薬師丸 - 『セーラー服と機関銃』のヒット、今でも忘れないけど、新宿の映画館に人が何重にもパパッと立っていて、相米さんが、あんなに感情を表に出さない人が、すっごく喜んだことが、私にとってはすごく嬉しかったんですよ。 — 薬師丸ひろ子 、[5]

ウェイティング・バー

撮影現場で「ゴミ！」「クズ！」「ガキ！」なんて私を厳しく叱ってくれたのが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督。当時の私は相米監督の怒声を真に受けていたけど、でもそれは愛情の裏返しだったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
実はこの『翔んだカップル』、相米監督の劇場版デビュー作でもあった。新人監督として辛い立場なのは私たちにも伝わっていたので、怖いながらもお兄さん的に慕う部分は大きかった。ちゃんとした演技が出来ない私たちが、出来るようになるまで時間を掛けてくれる。その時間の長さこそが監督の愛情だったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送

キネマ旬報

唯一、発せられる言葉は「手足、足先まで力を入れろ」だった。厳しさしか感じとれず、辛くなってくると、自分は愛されていないとさえ思った。これをやったら褒められるかもしれないと、何度も自転車で壁にぶち当たった。ほとんど、小犬のようだった（『キネマ旬報』2001年11月上旬号） — 薬師丸ひろ子、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.127。ISBN 978-4-89691-764-2。

寺田農

相米の場合はそういう演出だから、多くの女優が撮影現場で泣いていた。薬師丸ひろ子は『死ね、相米！』って絶叫してたよ。 　でも、上がった作品を見ると、みんな『また相米さんとやりたい』って言うんだ。 — 寺田農、寺田農　役者自身が自分で発見した芝居だから躍動する

Techinsight

映画女優

武藤 - でも、それ以外は一切出演していない。テレビはやりたくなかったということですか。 薬師丸 - これ以上、自分のことを人に知られたくなかったというのもあったし、映画館に行った人じゃなければ自分のことに興味を持たないし知らないんだ、という安心感があったんです。若いころは無差別に人に見られることがイヤだったんですね。（後略） — 薬師丸ひろ子、[6]

大きな手

薬師丸 - ただ、製作発表のとき初めてお目にかかった高倉健さんには、本当に驚きました。だってすごく大きな手を出してくださって「高倉です。これからよろしくお願いします」と言うんです。13歳の子供にですよ、大人にそんな挨拶をされたこともなかったし、それに第一、健さんの手は誰の手よりも大きかった。そのとき、私、「あ、この人についていけばいいんだな、監督というより、この人にきらわれないように、足手まといになって迷惑かけないようにすればいいんだな」と思ったんです（笑）。 — 薬師丸ひろ子、[7]

国谷裕子

やめる理由

薬師丸 - （前略）とにかく役に乗り移ることに夢中だった。そのピークがたぶん『Wの悲劇』です。（後略）これ以上できないだろうと。（中略）上手になりたいとか、いい作品に出たいとかいうことも全部なくなるくらいに、（中略）撮影直後は映画も嫌いになっちゃったし。 — 薬師丸ひろ子、[8]
薬師丸 - （前略）自分ではむいていないんじゃないかな、という気持ちがあったし、20歳になったら決めようと、ずっと思ってたんですよ。（中略）20歳になったことだし、撮影終わる頃には「もうダメダ」って思った（笑）。 薬師丸 - これ以上やることに、自分自身辛すぎて、何もこんなにまでもすべてを犠牲にして生きて行かなくてもいいと思ったんです。 — 薬師丸ひろ子、[9]
薬師丸 - そうですね、映画とか演技するということ以外で、自分の生理現象をいちいち人に左右されたくないっていうんですか。泣きたいときには自分の泣きたいように泣きたいし、笑いたいときには自分の笑いたいように笑いたい。それに春休みも冬休みも休んだことなかったですから。だから、澤井さんのせいでもなければ誰のせいでもなかった。（後略） — 薬師丸ひろ子、[10]
薬師丸 - ええ、澤井さんは本当に乗せ上手だし、やらせ上手の監督さんだから演じていて楽しかったですけど、私、どこかで自分の能力を決めていたような気がするんです。で、それ以上のものを要求されたときになかなかできない自分がイヤになって、逃げ出そうとしていたんじゃないか……今、振り返るとそう思うんです。どんなにつらい思いをして演じても、私には中身がないんじゃないかって、（中略）けっして、醒めてはできない仕事だと思ったから。 — 薬師丸ひろ子、[10]
薬師丸 - （前略）自分の精神状態がおかしくなっていくのが怖かったし、笑顔でいられないことのがやっぱりイヤだった。学校に行っても開放されなかった。（後略） — 薬師丸ひろ子、[11]

生い立ち

ええ、全然違います。両親は共働き、本当に中産階級の家庭でしたけれど、父と母がクラシックが好きで、コンサートへ行くっていうとクラシックの演奏会でした。 — 薬師丸ひろ子、[12]
とくに取り柄がある子でもなかったですから、体育の成績だけは誰にも負けないって感じで。 — 薬師丸ひろ子、[13]
幼稚園のころはとにかくブス・コンプレックスっていうんですか、うちでも家族は「この子はかわいそうだなぁ」と思っていたって（笑）、顔がまんまるで……（中略）お使いにいくと「かわいい子ねー」って言われて、私の姉は「どうしてこの子がかわいいんだろう」とずっと思っていたそうです（笑）。 — 薬師丸ひろ子、[14]
でも小学校に上がったら、学級会でも問題になるくらいエコヒイキされる子だった。

武藤 - いい意味でエコヒイキされてるわけでしょ。

うーん。クラスの何人かに対して、先生がエコヒイキしているように見えたとしますよね。私は必ずその中にはいってた。

武藤 - 目立っていたんだ。

— 薬師丸ひろ子、[15]
（前略）一つには髪型。今よりもっとまん丸の顔で、おかっぱ頭にしていたんですが、（中略）厳格な祖母がすぐハサミを入れる（笑）。私が通っていたのは原宿幼稚園という所だったんですが……。

（中略）

原宿幼稚園にはお鍋被ったみたいな子はいないんです。みんな可愛くカールしてる（笑）。

直角おかっぱが目立ってしょうがないから、逆に目立ちたくなくて、写真を撮られるときもいつも下を向いてばかり。

— 薬師丸ひろ子、[16]
あと、お弁当コンプレックスというのもありました。祖母の作ってくれるお弁当は三百六十五日、お握り三つと卵焼き、キュウリのお漬物。私はそれが恥ずかしくて、蓋を防波堤みたいに立て、さらに手で隠して（笑）（後略） — 薬師丸ひろ子、[16]

注釈

出典

  1. ^ 武藤 1993, p. 251.
  2. ^ 武藤 1993, p. 252.
  3. ^ 武藤 1993, p. 255.
  4. ^ 武藤 1993, pp. 254–255.
  5. ^ 武藤 1993, p. 254.
  6. ^ 武藤 1993, p. 261.
  7. ^ 武藤 1993, pp. 246–247.
  8. ^ 武藤 1993, pp. 257–258.
  9. ^ 武藤 1993, p. 258.
  10. ^ a b 武藤 1993, p. 259.
  11. ^ 武藤 1993, p. 260.
  12. ^ 武藤 1993, pp. 243–244.
  13. ^ 武藤 1993, p. 245.
  14. ^ 武藤 1993, pp. 245–246.
  15. ^ 武藤 1993, p. 246.
  16. ^ a b 阿川 2005, p. 148.

結婚生活

薬師丸 - （前略）家のことも1年はやってみたいと思いましたし、たった1年でしたけど、働かなくてよかった。それに主人のツアーで全国を回って、どんな状態なのかよくわかりましたし。

武藤 - それは玉置さんの仕事がどんな状態かということですか?

薬師丸 - そうです、安全地帯のツアーについて回って、それがよくわかったんです。仕事のことも、主人の精神的な状態のことも。「こういうときは私はいないほうがいいんだわ」という場合もありましたし。（後略） — 薬師丸ひろ子、[1]

注釈

出典

  1. ^ 武藤 1993, pp. 254, 256.

翔んだカップルの出典整理

相米監督と初めてお会いしたのは渋谷の東急ホテルだった。相米監督は下駄履きで、ヒゲはモジャモジャ。テーブルに「下駄履きはご遠慮下さい」という札があったので、私は「ダメって書いてあるのにどうしてこの人は下駄履きなんだろう……」と気になって仕方がなかったのをよく覚えている。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
唯一、発せられる言葉は「手足、足先まで力を入れろ」だった。厳しさしか感じとれず、辛くなってくると、自分は愛されていないとさえ思った。これをやったら褒められるかもしれないと、何度も自転車で壁にぶち当たった。ほとんど、小犬のようだった（『キネマ旬報』2001年11月上旬号） — 薬師丸ひろ子、『別冊映画秘宝VOL.2 アイドル映画30年史』 洋泉社、2003年、p.127。ISBN 978-4-89691-764-2。
撮影現場で「ゴミ！」「クズ！」「ガキ！」なんて私を厳しく叱ってくれたのが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督。当時の私は相米監督の怒声を真に受けていたけど、でもそれは愛情の裏返しだったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
実はこの『翔んだカップル』、相米監督の劇場版デビュー作でもあった。新人監督として辛い立場なのは私たちにも伝わっていたので、怖いながらもお兄さん的に慕う部分は大きかった。ちゃんとした演技が出来ない私たちが、出来るようになるまで時間を掛けてくれる。その時間の長さこそが監督の愛情だったと思う。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
撮影当時は15歳。映画出演は初めてだったものの、「３年B組金八先生」などTVドラマで演技の経験を積んでいた鶴見さんだが、「監督には「金八先生」みたいに辛気くさい芝居はするな、と言われました（笑）」。

ソファの上でゴロゴロしたり、制服のネクタイを捻ったり...俳優たちはセットの中におとなしく座ってはいない。鶴見さんは「現場ではどんどん野放図になっていきましたね。たっぷり一日かけて１カットを撮影という現場で、緊張が削ぎ落とされていって、勝手に動けるようになっていきました。監督の指示は、抽象的なことばかり。「俺も分かんないから、お前自分で考えろ」って」と回想する。

— 鶴見辰吾、“『翔んだカップル』トーク（ゲスト：鶴見辰吾さん） : デイリーニュース2011 : TOKYO FILMeX/東京フィルメックス” (2011年11月21日). 2014年12月28日閲覧。
夜、大雨の中、傘を持って歩くシーンでも、求められたのは自由な動き。「若かったから、くるくる回してりゃいいと思って（笑）。監督には「お前、傘の芝居で日本一、ってのをやってみろ」と言われたんです。そういう言い方なんですよね。"ここで何歩歩いて、何秒後に振り返って..."なんていう具体的な指示はなくて、いつも役者に自分からひねり出させていた」 — 鶴見辰吾、“『翔んだカップル』トーク（ゲスト：鶴見辰吾さん） : デイリーニュース2011 : TOKYO FILMeX/東京フィルメックス” (2011年11月21日). 2014年12月28日閲覧。
撮影が始まる前、鶴見さんが監督との初めての面談でまず訊かれたことは「お前、飯食うの速いか？」だったそう。「遅いって言ったら役をおろされると思って「はい」と答えた」というが、確かにこの映画には食事シーンが多い。鶴見さんは「今日観ていて、味が蘇ってきました」と懐かしそうに語った。「ラーメンライスの麺が伸びてたこととか、それから石原真理子演じる杉村と一緒に食べたステーキは旨かったな。もやし炒めを食べるシーンでは、最初はたくさんあったのに、延々とテイクを重ねているうちに美術さんが用意したもやしが無くなってしまって...（薬師丸）ひろ子ちゃんが、自分の食べる分をセーブして僕の分を確保しながら演技していたのを覚えていますね。これ食べ終わったらもうもやし無いですよ！って（笑）」と、現場のアットホームな様子を垣間見せるエピソードを披露した。 — 鶴見辰吾、“『翔んだカップル』トーク（ゲスト：鶴見辰吾さん） : デイリーニュース2011 : TOKYO FILMeX/東京フィルメックス” (2011年11月21日). 2014年12月28日閲覧。
そして出演することになった『翔んだカップル』の撮影で、鶴見辰吾クンと小学校の学芸会以来の共演をすることになった。さらに尾美としのりクンと石原真理子さん、そして私。この4人が相米監督に「ゴミ！」「ガキ！」と怒鳴られまくった。 — 薬師丸ひろ子、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー2007年2月10日の放送
同時上映はアニメ『まことちゃん』だったが早々に別作品に差し替えられた。 — 翔んだカップル - allcinema
薬師丸 - あの作品で監督は新しいことをいろいろ試みようとしていたんですが、反対の声がいっぱいあがったんです。「お前みたいな若造が」ということもありましたし、「ろくすっぽ演技のできない子供を集めて」とかも。ベテランの人からしてみれば「大丈夫なのかよ」というのがあって、私たちは、やっぱり監督と一緒にものを作っていると思っていましたから、そういう陰の声を聞くといたたまれなかった。

武藤 - 陰の声がよくきかれたんですか。

薬師丸 - そうですね、あからさまだったし、監督に現場でもの申す人もいっぱいいたし。

— 薬師丸ひろ子、[1]


注釈

出典

  1. ^ 武藤 1993, p. 250.

ねらわれた学園

薬師丸 - その後、"相米病"みたいなのにかかって、監督との相性はとても良かったと思うんですね。 — 薬師丸ひろ子 、[1]
薬師丸 - （前略）相米病にかかっていたせいで、大林組に入っていくのにすごく時間がかかりました。（中略）どうしても前の作品の印象が強烈で、肌にも合っちゃったってところがありましたから、（後略）。 — 薬師丸ひろ子 、[2]
そんな相米監督の次に私が会ったのが『ねらわれた学園』の大林宣彦監督だった。大林監督は私を「ひろこチャン」と呼ぶので、これには最初、かなり違和感を感じたものだった。 — 薬師丸ひろ子、SUNTORY SATURDAY WAITING BAR 2007年2月10日の放送 - ウェイバックマシン（2010年10月26日アーカイブ分）

リンク切れ対策

春日大社

角川の許可

遠藤 - 角川さんも「本人たちが盛り上がってるんだからいいじゃないか」ということで、キティレコードさんが主体で音楽制作が進められていったんです。 — 遠藤茂行、“6/24【インタビュー】薬師丸ひろ子の「角川映画」時代をハイレゾと共に振り返る！　辣腕宣伝マンと制作ディレクターに訊く”. mora. 2015年6月24日閲覧。

バラエティ

当時発行されていた角川映画の宣伝雑誌「バラエティ」では、角川映画批判を口にする映画人の発言を隠すこともしませんでした — 増當竜也、“４０周年記念映画祭開催！角川映画はいかにして昭和後期の日本映画界を改革していったか？（後編）”. シネマズ. 松竹 (2016年7月30日). 2016年8月28日閲覧。 “当時発行されていた角川映画の宣伝雑誌「バラエティ」では、角川映画批判を口にする映画人の発言を隠すこともしませんでした”
  • “時代を彩った｢角川映画｣とは何だったのか？”. 東洋経済オンライン (2016年7月30日). 2016年8月28日閲覧。 “この雑誌は「キネマ旬報」にいた方が編集長に就任していて、映画の匂いをちりばめながら、本人たちの近況をそこで伝えていく形でした。ちょうど、杉田かおるさんと荻野目慶子さん、そして薬師丸さんが同い年なので、3人の対談とかよくやってましたね。”

Cinema Songs

「楽譜を買ってきて、小学生の時に『ひこうき雲』『翳りゆく部屋』など、ピアノを弾きながら歌っていました。いまだにユーミンはダメです。緊張して、一緒にゴハンを食べても何を食べたか覚えていないです。 — 薬師丸ひろ子、“薬師丸ひろ子歌手35周年アルバム思い込めた12曲”. 日刊スポーツ (2016年9月18日). 2016年9月18日閲覧。
透明感あふれる声は印象が変わらない。声楽の先生についてレッスンを受け、高音もキープし続けている。「気を許すと、どんどん低くなるので意識して。いろいろな声を出せるよう、みなさん訓練してやっていること。女優としては、必要不可欠なことだと思います」とサラリと言った。 — 薬師丸ひろ子、“薬師丸ひろ子歌手35周年アルバム思い込めた12曲”. 日刊スポーツ (2016年9月18日). 2016年9月18日閲覧。
００年代は歌手活動をほとんど行っていない。「歌の世界の人たちから、商業的にそんなに必要とされなかったのかもしれないですね」。 — 薬師丸ひろ子、“薬師丸ひろ子歌手35周年アルバム思い込めた12曲”. 日刊スポーツ (2016年9月18日). 2016年9月18日閲覧。
思えば、薬師丸ひろ子という女優にとって、シンガーとしてのキャリアはとても幸せだったのではないだろうか。（中略）彼女が幸せだった理由のひとつに、楽曲のクオリティの高さが挙げられる。（中略）ここまで一流のスタッフを起用し、そのレベルにしっかりと応えられたという例はほとんどない。演技力同様に歌唱力もあるからこそのヒットと評価だといえる。 — 栗本斉 (2016年9月25日). “薬師丸ひろ子、ボーカルの説得力はどこから? 歌手35周年アルバム『Cinema Songs』を紐解く”. リアルサウンド. 2016年9月25日閲覧。
当時の記憶はもうおぼろだけれど、不思議な、独特な歌い方だなと思ったことは覚えている。セーラー服を着て、特に振りもなく棒立ちに近い感じで歌う姿に、スクリーンの印象よりちょっとイモくさいな（失礼! ）と思ったような気もする。 — 栗原裕一郎 (2016年9月26日). “薬師丸ひろ子はアイドルとは別種のスターだった "女優にして歌手”の軌跡を振り返る”. リアルサウンド. 2016年9月26日閲覧。

評論家の栗原裕一郎は、薬師丸の「セーラー服と機関銃」は振り付けもなく棒立ちに近く、不思議な独特の歌い方で、映画館で見るよりも若干垢抜けないように感じた[3]。

これが歌手デビューとなった薬師丸ひろ子だが、ビブラートを使わないクリアなヴォーカル、一音ずつ丁寧に歌う発声法は、松田聖子以降のアイドル全盛時代にも新鮮な響きをもって届いた。そういった彼女のスタイルは吉永小百合ら清純派女優の伝統的な歌い方であったが、この時代には映画主題歌を主演女優が歌うスタイルがほぼ皆無な状況であったため、一層新鮮に聴こえたことは言うまでもない。 — 馬飼野元宏 (2016年12月21日). “1981年12月21日、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」がオリコン・チャートの1位を獲得。当初は作曲者の来生たかおが歌う予定だった”. 大人のMusic Calendar. 2016年12月21日閲覧。

音楽ライターの馬飼野元宏によれば、ビブラートを使用せずに明瞭な音声で、一音ずつ丁寧に歌う発声は伝統的な清純派女優の歌い方で、アイドル全盛時においても大変新鮮だった[4]。

そんな独自の存在感だったため、82年組の登場も薬師丸の人気に影響することはほとんどなかったように思う。アイドルのような人気ではあったけれど、アイドルとは別種のスターだったのである。 — 栗原裕一郎 (2016年9月26日). “薬師丸ひろ子はアイドルとは別種のスターだった "女優にして歌手”の軌跡を振り返る”. リアルサウンド. 2016年9月26日閲覧。
でも「探偵物語」で「歌ってみないか」といわれたときに、そのときに出会った松本隆さん、大滝詠一さんという存在は、私の中でとても大きいんですね。

自分が歌が好きだ、歌っていきたい、アルバムに参加すること、アルバムを作ることがとても好きなんだということを気付かせてくれたお二人です。

そこでその方たちに会わなかったら、もしかしたら「演じることだけやらせてください」と言っていたかもしれません。

— “【薬師丸ひろ子】薬師丸ひろ子「３５年も歌を聴いてもらっていること自体が奇跡です」 映画と音楽をテーマに『シネマソングス』…（6/7ページ）”. 産経ニュース (2016年12月23日). 2016年12月23日閲覧。

2013年末に急逝した大瀧詠一を追悼する『SONGS』（2016年3月）に出演し、ナレーションと大瀧作曲の「探偵物語」を歌っただけでなく、生前の大瀧のボーカル・トラックと鈴木雅之が共演する「夢で逢えたら」にも参加した[5][6]。

2016年3月、大瀧詠一を追悼する『SONGS』に出演し、再現されたナイアガラ・サウンドをバックに「探偵物語」を歌唱した[7][8]。

セカンド・シングル「探偵物語」で松本隆や大瀧詠一に出会ったことで、薬師丸は歌うことの楽しさ、アルバム制作に参加することの楽しさに気付いた[9]。もし、二人に出会っていなかったら、女優と歌手の両立など考えずに、女優だけをしていたかもしれないと話している[9]。

35年経って、みなさんに歌を聴いてもらっていること自体が奇跡ですから、その奇跡を起こすには、いろんなものが私に力を貸してくれてるんだな、という気がします。 — “【薬師丸ひろ子】薬師丸ひろ子「３５年も歌を聴いてもらっていること自体が奇跡です」 映画と音楽をテーマに『シネマソングス』…（7/7ページ）”. 産経ニュース (2016年12月23日). 2016年12月23日閲覧。

注釈

出典

  1. ^ 武藤 1993, p. 251.
  2. ^ 武藤 1993, p. 252.
  3. ^ 栗原裕一郎 (2016年9月26日). “薬師丸ひろ子はアイドルとは別種のスターだった "女優にして歌手”の軌跡を振り返る”. リアルサウンド. 2016年9月26日閲覧。
  4. ^ 馬飼野元宏 (2016年12月21日). “1981年12月21日、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」がオリコン・チャートの1位を獲得。当初は作曲者の来生たかおが歌う予定だった”. 大人のMusic Calendar. 2016年12月21日閲覧。
  5. ^ “NHK「SONGS」大滝詠一特集でナイアガラサウンドを再現”. ナターシャ (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。
  6. ^ “SONGS 第374回 大滝詠一”. NHK (2016年3月19日). 2016年3月22日閲覧。
  7. ^ “NHK「SONGS」大滝詠一特集でナイアガラサウンドを再現”. ナターシャ (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。
  8. ^ “SONGS 第374回 大滝詠一”. NHK (2016年3月19日). 2016年3月22日閲覧。
  9. ^ a b “【薬師丸ひろ子】薬師丸ひろ子「３５年も歌を聴いてもらっていること自体が奇跡です」 映画と音楽をテーマに『シネマソングス』…（6/7ページ）”. 産経ニュース (2016年12月23日). 2016年12月23日閲覧。

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使用OS: ubuntu 16.04 LTS、ブラウザ: Firefox 49.0.2

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試写室の椅子

二本立の「野獣死すべし」と「刑事珍道中」は、利益が一億円に満たなかったし、「スローなブギにしてくれ」に至っては、原価回収がやっとという有様だった。

— 角川春樹「§7 エクスカリバー」『試写室の椅子』角川書店、1985年9月10日、58頁。ISBN 4048831895。 

朝日新聞は見開き2ページにわたって（中略）案の定、白井佳夫氏と某映画監督は、角川映画批判と無責任な放言に終始しているだけだった。白井氏に至っては、マイナーな娯楽作品を大量宣伝で成功させたのが映画界の動員減となったのだと決めつけたが、この暴言などは全くもって認識不足と言わねばならない。

— 角川春樹「§12 鬼龍院花子の生涯」『試写室の椅子』角川書店、1985年9月10日、99 - 101頁。ISBN 4048831895。 

逆に、宣伝費を二億三千万円かけた「化石の荒野」は、配給収入四億五千万円しか上がらず、角川映画としては記録的な不入りになった。

— 角川春樹「§12 鬼龍院花子の生涯」『試写室の椅子』角川書店、1985年9月10日、100頁。ISBN 4048831895。 

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