「江別駅」の版間の差分
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2017年4月7日 (金) 15:44時点における版
江別駅 | |
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![]() 江別駅駅舎(2012年9月) | |
えべつ Ebetsu | |
◄A08 高砂 (1.8 km) (6.2 km) 豊幌 A10► | |
所在地 | 北海道江別市萩ケ岡 |
駅番号 | ○A09 |
所属事業者 |
![]() |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 307.3 km(函館起点) |
電報略号 | エツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,964人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1882年(明治15年)11月13日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口有 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/ca/Ebetsu_eki.jpg/220px-Ebetsu_eki.jpg)
駅裏側に4本の貨物用側線とその外側に保線車用側線、駅舎横岩見沢側に貨物ホームと折り返し線を持つ引込線4本を有している。駅舎横の札幌側は王子製紙専用線の折り返し線が伸びて、駅舎側ホームの札幌側が細い島式ホーム状になっている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
江別駅(えべつえき)は北海道江別市萩ケ岡にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。江別市の中心駅。駅番号はA09。電報略号はエツ。
歴史
かつては「利尻」・「オホーツク」などの夜行列車や「かむい」・「そらち」・「なよろ」など札幌を基点とした急行列車が停車していた。
- 1882年(明治15年)
- 1889年(明治22年)12月11日:北海道炭礦鉄道に譲渡。
- 1890年(明治23年)上期:停車場位置を変更。札幌側へ約150m移転[3]。北有社による江別川橋梁新替に伴う線路変更により、地形上不便になっていたため。
- 1893年(明治26年)3月21日:明治23年の移転に伴う改キロ[4]。
- 1897年(明治30年)下期:転車台設置[5]。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。
- 1907年(明治40年):富士製紙第五工場(後の王子製紙江別工場)専用線1M21C敷設。
- 1935年(昭和10年):大日本電力(後の北海道電力)江別火力発電所用専用線が運用開始。
- 1973年(昭和48年)6月:駅舎改築。RC造平屋となる[8]。
- 1974年(昭和49年):駅南側地区の人口増などに伴い跨線人道橋を建設[9]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止[4]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱いを廃止[4]。
- 1986年(昭和61年)5月6日:王子製紙江別工場(現在の王子特殊紙江別工場)専用鉄道が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[4]。
- 1991年(平成3年)3月:北海道電力江別火力発電所専用鉄道が廃止。
- 発電所の閉鎖に伴い廃止された。これ以降、貨物列車の発着はない。
- 1997年(平成9年)11月1日:日本貨物鉄道の駅が廃止され[4]、貨物の取扱いが終了[4]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2014年(平成26年)10月30日:新しい跨線人道橋が完成し利用開始[9]。
- 2016年(平成28年)1月7日:キヨスク閉店。
駅構造
地上駅で、1面2線の島式ホームと1面1線の単式ホーム、単式ホームの一部を切り欠いた切欠きホーム1線、合計2面4線のホームを有する。ホーム間は跨線橋で連絡する。
のりば番号は駅舎側から4・3・2・1番の順。4番のりばは改札から右手に進んだ頭端式ホームである。当駅折り返しの列車は主に2番・4番のりばから発車する。1番線が上り本線、3番線が下り本線で、上下本線に挟まれた2番線では通過する特急列車を待避することが可能。かつては毎年7月頃の江別やきもの市開催日に一部の特急列車が臨時停車していたが、現在はすべて通過している。
かつては、間に中線を1本挟んだ単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅舎から近い順に1・2・3番となっていた。王子製紙専用線の廃止に伴って0番ホームが新設され、後に現在のようにホーム番号が振り直された。
当駅から札幌方面に向かう場合、先に発車した列車がそのまま札幌駅まで先着する。区間快速もこの先札幌まで普通列車を追い抜くことはない。
社員配置駅で、みどりの窓口(営業時間5時30分 - 24時00分)・自動券売機・自動改札機が設置されている。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | |
---|---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 札幌・手稲・小樽方面 | |
2 | ■函館本線 | 上り | 札幌・手稲・小樽方面(待避列車・当駅始発) | |
下り | 岩見沢・滝川方面(待避列車) | |||
3 | ■函館本線 | 下り | 岩見沢・滝川方面 | |
4 | ■函館本線 | 上り | 札幌・手稲・小樽方面(当駅始発) |
- 朝5時半過ぎに当駅始発・札幌方面行き、夜0時過ぎに札幌方面から当駅止まりがあるが、夜間留置は行わない。
利用状況
2014年度の1日平均乗車人員は3,964人である[10]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年 | 3,074 |
2003年 | 3,134 |
2004年 | 3,205 |
2005年 | 3,329 |
2006年 | 3,389 |
2007年 | 3,478 |
2008年 | 3,542 |
2009年 | 3,630 |
2010年 | 3,715 |
2011年 | 3,801 |
2012年 | 3,858 |
2013年 | 3,948 |
2014年 | 3,964 |
駅周辺
1986年に高砂駅が開業するまでは、江別市役所の最寄り駅だった。
- 国道12号・国道337号
- 江別警察署
- 江別警察署駅前交番
- 江別郵便局
- 江別若草郵便局
- 札幌信用金庫江別支店
- 北洋銀行江別中央支店
- 北陸銀行江別支店
- 道央農業協同組合(JA道央)江別支所
- 江別市水道局
- 江別市コミュニティーセンター
- 江別市青年センター
- 江別市立病院
- 中央銀座商店街
- ハローワーク江別(札幌東公共職業安定所 江別出張所)
- NTT東日本江別ビル(支店閉鎖により空きビルとなっている)
- 王子特殊紙江別工場
- 北海道電力総合研究所(旧・江別火力発電所)
- 江別神社
- 千歳川
バス路線
ジェイ・アール北海道バス「江別駅前」は駅前バスターミナル、北海道中央バス「江別駅前」の野幌・大麻方面は駅前ロータリー前に停車する。また一部の系統は、駅舎と線路を挟んで反対側の「江別駅南口」停留所に停車する。路線詳細はバス会社記事を参照。
夕張鉄道(夕鉄バス)
- 札幌ターミナル方面
- 新さっぽろ駅方面
- あけぼの団地方面
- 野幌7丁目方面
- 大麻西町方面
- 高砂駅前方面
新篠津村営バス(ニューしのつバス)
かつては駅から200m程度の場所に北海道中央バスの江別ターミナルが設けられていた。廃止され、近接する「江別駅前」停留所と統合された。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 函館本線
脚注
- ^ 『北海道鉄道百年史 上巻』1976年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行。
- ^ 北海道立図書館 北方資料デジタルライブラリーの幌内鉄道敷地並用地図 第3巻 自札幌至江別 で確認できる。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 第二回営業報告。
- ^ a b c d e f 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集・発行。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 第十七回営業報告。
- ^ 「鐵道省監督局調 地方鐵道軌道一覧 鐵道同士會 昭和7年発行」の復刻版 アテネ書房 1993年発行より。
- ^ 「江別火力」半世紀の軌跡 江別発電所記念誌編 平成3年3月発行、P23。
- ^ 札幌工事局70年史 昭和52年3月発行 P689。
- ^ a b “江別駅の南北、往来が楽々に 跨線人道橋が完成 「にぎわい再び」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2014年10月31日)
- ^ 2016年版江別市統計書 (PDF)