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** [[6月1日]]:「新札幌駅名店街」開業<ref name="hokkaido-np-1982-5-23">“副業に懸命の札鉄局”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (1982年5月23日)</ref>。 |
** [[6月1日]]:「新札幌駅名店街」開業<ref name="hokkaido-np-1982-5-23">“副業に懸命の札鉄局”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (1982年5月23日)</ref>。 |
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** [[11月15日]]:道央圏の短距離特急、急行が停車するようになる。当時の停車列車は以下のとおり。 |
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*** [[エル特急]]「[[カムイ (列車)#電車エル特急「いしかり」登場|ライラック]]」(当時は[[室蘭駅]] - [[札幌駅]] - [[旭川駅]]の運転) |
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*** 急行「[[すずらん (列車)#沿革|えりも]]」(札幌駅 - [[様似駅]]) |
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*** 急行「[[すずらん (列車)#沿革|ちとせ]]」(札幌駅 - [[室蘭駅]]) |
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2017年4月7日 (金) 15:47時点における版
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新札幌駅 | |
---|---|
新札幌駅 | |
しんさっぽろ Shin-Sapporo | |
◄H06 上野幌 (2.9 km) (2.9 km) 平和 H04► | |
所在地 | 札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6番1号 |
駅番号 | ○H05 |
所属事業者 |
![]() |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | 51.5 km(沼ノ端起点) |
電報略号 | シン |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
14,120人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1973年(昭和48年)9月9日[1] |
乗換 |
![]() ![]() |
備考 |
![]() 社員配置駅 みどりの窓口 有 |
新札幌駅(しんさっぽろえき)は、北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6番1号にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。駅番号はH05。電報略号はシン。
概要
札幌市厚別区の中心駅(新札幌副都心)であり[1]、特急を含めた全ての旅客列車が停車する。同じ厚別区内で近傍に位置する函館本線厚別駅・森林公園駅方面から千歳線を利用する場合、両線の乗換駅である白石駅(ないし札幌駅)を経由するより便利なケースも多いことから、周辺地域からも広く乗降客を集めている。JR北海道では札幌駅・手稲駅・新千歳空港駅に次いで4番目に利用者数が多い駅である。
隣接して札幌市営地下鉄東西線の新さっぽろ駅があり、代替輸送の指定駅となっている。
利用可能な優等列車
歴史
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bf/ShinSapporo%28Chitose%29_eki.jpg/220px-ShinSapporo%28Chitose%29_eki.jpg)
戦時中この地域には、日本国有鉄道(国鉄)の練成農場と陸軍の厚別弾薬庫として使用していた土地があった。戦後、これらの土地を国鉄と自衛隊から譲りうけた札幌市は、この地域を「新札幌副都心」と銘打ち、都市再開発を始めた。農場だった区域は札幌市営ひばりが丘団地に、弾薬庫跡地は商業地域になった。このころ国鉄は千歳線の迂路を短絡する路線変更を計画していた。この時札幌市の都市計画にあわせ、ひばりが丘団地内を通過する予定だった路線を少し変えて、現在の位置に駅を新設した。
建設時には現在の札幌貨物ターミナル駅が新札幌駅と名乗っており、工事中にこの駅は下野幌駅と仮称されていた。開業前の1973年7月に札幌貨物ターミナル駅が現在の駅名に改称し、こちらの新駅が名前を譲り受け、9月に新札幌駅として開業した。
- 1973年(昭和48年)9月9日:千歳線北広島駅 - 苗穂駅間の新線付替えにともない新線上に開業。旅客のみ取扱い[1]。
- 1982年(昭和57年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[3]。
- 1990年(平成2年)6月1日:新さっぽろターミナルビル開業[4]。
- 1992年(平成4年)6月5日:新さっぽろターミナルビル「デュオ-2」開業[5]。
- 1999年(平成11年):自動改札機導入。
- 2000年(平成12年)3月11日:寝台特急を除くすべての特急・急行列車が停車するようになる。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始[3]。
- 2011年(平成23年):改札口の発車標機器を更新。
- 2012年(平成24年):ホーム上の発車標機器を更新。
- 2015年(平成27年)10月28日:指定席券売機導入。
- 2016年(平成28年)3月20日:寝台特急「カシオペア」の廃止に伴い、当駅を通過する旅客列車がなくなる。
- 2017年(平成29年)3月18日:ツインクルプラザ(旅行センター)が閉店[6]。
駅構造
- 相対式ホーム2面2線を有する高架駅。通過線・待避線がないため、列車の追い抜き・緩急接続はできない。ホームは短く、特急列車が増結して10両編成で運転される際には進行方向後寄りの数両がホームから外れて停車するため、外れる車両はドアカットされ乗降できない。
- 3階がホーム・2階が駅舎・1階が店舗という形になっており、周辺の商業施設とペデストリアンデッキによって接続されている。
- 1982年(昭和57年)6月1日に高架下を活用して「新札幌駅名店街」が開業した[2]。
- 商業施設「新さっぽろアークシティデュオ」の建物の間に挟まれる格好になっているため[7]、駅の外観を見ることはできない。
- 終日社員配置駅。みどりの窓口(営業時間:6時20分 - 21時30分)・自動券売機・自動改札機・キヨスク設置。
- 改札口にセイコー製の大型からくり時計がある。製品番号RE540M。
- 駅ホームから数百メートル平和駅寄りに札幌貨物ターミナル駅への分岐点があり、そこまでは新札幌駅構内の扱いとなる。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■千歳線 | 上り | 千歳・新千歳空港・苫小牧・東室蘭・函館・帯広・釧路方面 |
2 | 下り | 札幌・手稲・小樽方面 |
-
改札口(2012年5月)
-
ホーム(2009年9月)
-
駅名標
利用状況
2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員は14,120人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[8] |
---|---|
1999年 | 12,254 |
2000年 | 12,201 |
2001年 | 12,229 |
2002年 | 12,608 |
2003年 | 13,098 |
2004年 | 13,081 |
2005年 | 13,197 |
2006年 | 13,283 |
2007年 | 13,552 |
2008年 | 13,615 |
2009年 | 13,514 |
2010年 | 13,576 |
2011年 | 13,700 |
2012年 | 13,879 |
2013年 | 14,097 |
2014年 | 14,118 |
2015年 | 14,120 |
駅周辺
周辺施設についての詳細については「新札幌副都心#主な施設」を参照
バス
隣の駅
※特急列車の詳細な停車駅については各列車記事を参照。
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■千歳線
脚注
- ^ a b c “副都心部の玄関口、国鉄千歳線「新札幌駅」。昭和48年9月9日オープン”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1982年7月25日)
- ^ a b “副業に懸命の札鉄局”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1982年5月23日)
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、21頁。
- ^ “新さっぽろ駅ターミナルビル 来月1日開業”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年5月15日)
- ^ “「デュオ-2」5日開店 新さっぽろ 副都心2期事業が完成 年商目標40億円 女性ファッション中心に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1992年6月3日)
- ^ “JR北海道 3月にツインクルプラザ5支店閉店”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年1月19日)
- ^ “2番目のデュオ、来月5日オープン-札幌・厚別副都心”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1992年5月19日)
- ^ 札幌市統計書 駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF)