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[[2005年]]度に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で公開された外国映画として最大のヒット作となり、その年の[[ゴールデングローブ賞]]の外国語映画賞にノミネートされた他、2005年度[[米国放送映画批評家協会賞]]を受賞した。また、2005年度[[英国アカデミー賞]]の外国語映画賞にもノミネートされ、第42回台灣[[金馬奨]]では最優秀作品賞・最優秀監督賞([[周星馳|チャウ・シンチー]])をそれぞれ受賞。 |
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日本では、同じくチャウ・シンチー監督・主演作の『[[少林サッカー]]』の続編的作品として公開された。 |
日本では、同じくチャウ・シンチー監督・主演作の『[[少林サッカー]]』の続編的作品として公開された。 |
2017年4月18日 (火) 05:49時点における版
カンフーハッスル | |
---|---|
タイトル表記 | |
繁体字 | 功夫 |
簡体字 | 功夫 |
拼音 | Gōngfū |
粤語拼音 | Gung¹ Fu¹ |
英題 | Kung Fu Hustle |
各種情報 | |
監督 | チャウ・シンチー |
脚本 |
チャウ・シンチー ツァン・カンチョン ローラ・フオ チャン・マンキョン |
製作 |
チャウ・シンチー ジェフ・ラウ チェイ・ポーチュウ |
出演者 | チャウ・シンチー |
音楽 | レイモンド・ウォン |
撮影 | プーン・ハンサン |
アクション指導 | ユエン・ウーピン |
配給 | ソニーピクチャーズ |
公開 |
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上映時間 | 95分 |
製作国 |
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言語 | 広東語 |
製作費 | $20,000,000 |
興行収入 |
US$105,989,111 ![]() |
前作 | 少林サッカー |
『カンフーハッスル』(原題:功夫、英語題:Kung Fu Hustle)は、2004年公開のチャウ・シンチー(周星馳)監督作品。
概要
2005年度にアメリカで公開された外国映画として最大のヒット作となり、その年のゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた他、2005年度米国放送映画批評家協会賞を受賞した。また、2005年度英国アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされ、第42回台灣金馬奨では最優秀作品賞・最優秀監督賞(チャウ・シンチー)をそれぞれ受賞。
日本では、同じくチャウ・シンチー監督・主演作の『少林サッカー』の続編的作品として公開された。
物語
1930年代の上海。金と女が行きかう派手な街は、ライバルの殺戮でのし上がってきた斧頭会(ふとうかい)という暴力組織が牛耳っていた。一方猪籠城寨(日本語字幕では豚小屋砦)」と呼ばれる貧困地区に「俺たちは斧頭会だ!」と入り込んできた2人の男、シンとその相棒。実はその2人、斧頭会の名を騙る単なるチンピラだった。舐めてかかった相手が悪かったため逆に住人達にボコボコにされ、苦し紛れに投げた爆竹で、偶然にも通りかかった「斧頭会」の幹部に怪我をさせる。
住人の一人、半ケツの理髪師が斧の餌食にされそうになった時、思わぬことが起こる。豚小屋砦に隠れ住んでいた中国武術の達人が、斧頭会幹部を蹴り飛ばしたのだ。
殺到する斧頭会、防衛に立ち上がる俠客達、抗争は波乱を呼び、次々に武林の達人たちが戦いに参加し始める。そんな中、幼い頃の屈辱に人生を歪めていたシン(チャウ・シンチー)は、運命に導かれるようにその真の姿を現わそうとしていた。
配役
- チャウ・シンチー(周星馳)
- 通称シン。主人公のチンピラ。火雲邪神によって瀕死の重傷を負った後、如来神掌の使い手に目覚める。
- ラム・ジーチョン(林子聰)
- シンの相方にして、彼と一緒にチンピラ紛いのこと事をしていた。太っている。ほとんど話さない。
- ユン・ワー(元華)
- 豚小屋砦の大家。恐妻家に見えて愛妻家。その正体は楊過。かつて格闘技大会で息子を殺された。この作品では太極拳の使い手。
- ユン・チウ(元秋)
- いつも煙草を吸っている太った中年女性で、豚小屋砦の大家の妻。その正体は小龍女。この作品では獅咆哮の使い手。
- ドン・ジーホウ(董志華)
- 粥麺屋の主人。五郎八卦棍の使い手。優しい性格で英語を使うことがある。
- チウ・チーリン(趙志凌)
- 仕立屋の主人。洪家鐵線拳の使い手。
- シン・ユー(行宇)
- 人足。十二路譚腿の使い手。無口だが、強靭な肉体の持ち主。
- チャン・クォックワン(陳国坤)
- 斧頭会の組長。通称サム。火雲邪神を怒らせたため殺される。
- ティン・カイマン(田啓文)
- 斧頭会組長の相談役。
- ブルース・リャン(梁小龍)
- 見た目はただの中年男性だが、その正体は最強の殺し屋、火雲邪神。この作品では崑崙派蛤蟇功の使い手。その凶悪さから長い間、牢獄に閉じ込められていた。
- フォン・ハクオン(馮克安)
- 琴奏者。古琴波動拳の使い手。豚小屋砦の達人達を始末するため斧頭会に賈康熙と共に雇われている。
- ジア・カンシー(賈康熙)
- 琴奏者。馮克安の相方で同じく古琴波動拳の使い手。盲目。
- ホー・マンファイ(何文輝)
- 豚小屋砦の住人。半ケツ。
- ラム・シュー(林雪)
- 斧頭会の副組長。
- フォン・シャオガン(馮小剛)
- 鰐革命の組長。
- ホアン・シェンイー(黄聖依)
- ろう者のアイスキャンデー売り。子供の頃、心無い近所の子供たちにいじめられていた所をシンに助けられた。その後偶然シンと再会する。
- ユエン・チョンヤン(袁祥仁)
- 謎の浮浪者。少年時代のシンに如来神掌の奥義書を授けた。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|
シン | チャウ・シンチー | 山寺宏一 |
シンの相方 | ラム・ジーチョン | 草尾毅 |
楊過 | ユン・ワー | 樋浦勉 |
小龍女 | ユン・チウ | 磯辺万沙子 |
粥屋の主人 | ドン・チーホウ | 坂東尚樹 |
仕立て屋の主人 | チウ・チーリン | 岩崎ひろし |
人足 | シン・ユー | 楠大典 |
斧頭会組長 | チャン・クォックワン | 矢尾一樹 |
斧頭会副組長 | ラム・シュー | 大川透 |
斧頭会相談役 | ティン・カイマン | 茶風林 |
火雲邪神 | ブルース・リャン | 屋良有作 |
琴奏者1 | フォン・ハクオン | 千葉繁 |
琴奏者2 | ジア・カンシー | 辻親八 |
住人 | ホー・マンファイ | 山口勝平 |
その他
ワイヤーアクション
シンチーが本作の製作を手がけ始めた頃、フジテレビの『トリビアの泉』のとあるトリビアの証明VTRで特別出演依頼を受けて来日。VTR収録の際に使用したワイヤーアクション技術を体験した周がいたく気に入り、このトリビアの泉のVTR収録で使用したワイヤーアクションの技法を本作に使用している。