コンテンツにスキップ

「ミヨシ油脂」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Tresper (会話 | 投稿記録)
88行目: 88行目:
[[Category:東証一部上場企業]]
[[Category:東証一部上場企業]]
[[Category:1937年設立の企業]]
[[Category:1937年設立の企業]]
[[Category:堀切 (葛飾区)]]

2017年8月23日 (水) 17:10時点における版

ミヨシ油脂株式会社
Miyoshi Oil & Fat Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
124-0006
東京都葛飾区堀切4-66-1
設立 1937年昭和12年)2月15日
業種 食料品
法人番号 2011801004789 ウィキデータを編集
事業内容 食用油脂、工業用油脂の製造販売
代表者 代表取締役社長:堀尾 容造
資本金 90億15百万円
2014年12月31日現在)
発行済株式総数 103,068,954株
(2014年12月31日現在)
売上高 単体425億13百万円
連結453億84百万円
(2014年12月期)
純資産 単体197億45百万円
連結213億74百万円
(2014年12月31日現在)
総資産 単体443億82百万円
連結474億43百万円
(2014年12月31日現在)
従業員数 単体519人、連結580人
(2014年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 山崎製パン 10.00%
日清オイリオグループ 10.00%
三菱東京UFJ銀行 3.98%
農林中央金庫 3.98%
三菱UFJ信託銀行 3.74%
東京海上日動火災 3.48%
ミヨシ協力会 3.38%
明治安田生命保険 1.41%
損害保険ジャパン日本興亜 1.29%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 1.26%
(2014年12月31日現在)
関係する人物 三木 春逸
外部リンク http://www.miyoshi-yushi.co.jp/
テンプレートを表示

ミヨシ油脂株式会社(ミヨシゆし)は、食用油脂、工業用油脂製造を行う会社。

概要

マーガリンショートニングラード等の食用加工油脂の生産量は、国内1位[1]。この他、天然油脂原料や石油化学原料を使用したシャンプー・リンスや石鹸・洗剤の原料等を製造している。

食用油脂事業
マーガリン、ショートニング、ラード、粉末油脂、ホイップクリーム、その他食用加工油脂等、約1000種類を製造している。1951年昭和26年)に発売した業務用マーガリン「ミヨシ食卓用マーガリン」は、ミヨシ坊やと言われる子供の顔をプリントした缶入り商品で、ロングセラー商品となっている。
工業用油脂事業
脂肪酸、グリセリン、工業用石鹸、その他工業用油脂等を製造している。
化成品事業
繊維用処理剤(柔軟仕上げ剤等)、消泡剤、香粧品原料、その他各種界面活性剤等を製造している。
環境産業製品事業
重金属捕集剤、重金属固定剤等を製造販売している。

2009年平成21年)12月期の連結売上構成は油脂系事業87.2%、化成品事業12.4 %等となっている。

東京証券取引所が戦後再開された昭和24年から上場されている老舗企業である。

2009年(平成21年)11月日清オイリオ及び山崎製パンから約59億円の出資を受け、両社は各々、ミヨシ油脂の株式10%を保有する筆頭株主となった。

沿革

  • 1921年大正10年)11月 - 繊維工業用石鹸の製造を目的としてミヨシ石鹸工業合資会社を設立
  • 1937年昭和12年) - ミヨシ化学興業株式会社に改組、脂肪酸、繊維油剤を製造開始
  • 1941年(昭和16年) - 東京工場においてマーガリンの製造を開始、食品油脂の分野に進出
  • 1949年(昭和24年) - ミヨシ油脂株式会社に商号変更。東京証券取引所1部に上場
  • 1950年(昭和25年) - 高級アルコールおよび粉末石鹸の製造を開始
  • 1971年(昭和46年) - 鐘紡との共同出資により、カネボウ石鹸製造(現在のセキセイT&C)を名古屋工場内に設立、化粧石鹸およびシャンプー類の製造を開始
  • 1972年(昭和47年) - アメリカ・マレット社との合弁により、日本マレットを設立、離型油および関連機械の製造販売を開始。大洋漁業(現在のマルハニチロ)との共同出資により、食用油脂の製造を目的とする大洋ミヨシ千葉精油所を設立
  • 1975年(昭和50年) - 重金属吸着用キレート樹脂を開発し、販売を開始
  • 1986年(昭和61年) - 玉の肌石鹸との共同出資により、ミヨシ(現在のミヨシ石鹸)を設立、家庭用トイレタリー商品の販売を開始
  • 1991年平成3年) - 動・植物油脂類の保管事業を目的とする日本タンクターミナルを買収し系列化、マレーシアの脂肪酸製造会社パームオレオ社に資本参加
  • 1992年(平成4年) - 大洋漁業の社名変更を受け大洋ミヨシ千葉精油所を吸収合併、千葉工場に併合
  • 1996年(平成8年) - 石鹸事業を分離し、ミヨシ石鹸製造(現在のミヨシ石鹸)を設立
  • 2003年(平成15年) - 販売子会社4社を合併しミヨシ商事設立、ミヨシ・インターナショナル・コーポレーション設立、天津吉好食品有限公司設立、ミヨシがミヨシ石鹸製造を吸収合併し、ミヨシ石鹸に商号変更。

工場等

関係会社

  • ミヨシ商事(東京都葛飾区,100.0 %,油脂系)
  • ミヨシ物流(東京都葛飾区,80.6 %,その他)
  • セキセイT&C(愛知県岩倉市)(50 %出資、石鹸製造)
  • ミヨシ石鹸株式会社(東京都墨田区)(40 %出資、石鹸製造)
  • 日本タンクターミナル(千葉市美浜区)

脚注

  1. ^ 出典:ミヨシ油脂株式会社公式ホームページより

外部リンク