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Takayanyan (会話 | 投稿記録) |
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|3月12日||{{flagicon|NOR}} オスロ||134||style="background-color: gold; text-align: left;"|優勝(5) |
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2017年12月3日 (日) 14:04時点における版
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | Yuki Ito | |||||||||||||||||||||||||||||
誕生日 | 1994年5月10日(30歳) | |||||||||||||||||||||||||||||
出身地 |
日本 北海道上川郡下川町 | |||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 161cm | |||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
クラブ | 土屋ホーム | |||||||||||||||||||||||||||||
使用メーカー | フィッシャー | |||||||||||||||||||||||||||||
ワールドカップ | ||||||||||||||||||||||||||||||
シーズン | 2011年 - | |||||||||||||||||||||||||||||
優勝回数 | 5 | |||||||||||||||||||||||||||||
他の表彰台 | 13 | |||||||||||||||||||||||||||||
表彰台獲得数 | 18 | |||||||||||||||||||||||||||||
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最終更新日:2017年3月12日 |
伊藤 有希(いとう ゆうき、1994年5月10日 - )は、北海道下川町出身の女子スキージャンプ選手である。北海道下川商業高等学校卒、土屋ホーム所属。2014年ソチオリンピック日本代表。2013年世界選手権混合団体金メダリスト。2015年・2017年個人銀メダリスト、スキージャンプ・ワールドカップ女子5勝。
来歴・人物
父方に伊藤直人をはじめ全国大会上位に入賞したジャンプ選手を持ち、母方には実母の北嶋真智恵(留萌中-札幌第一-日体大)などアルペンの全国大会上位入賞者を持つスキー一家である。弟の伊藤将充もスキージャンプ選手。4歳の時、父の伊藤克彦がコーチを務める下川ジャンプ少年団でスキージャンプを始めた。2006年夏には日本最年少の小学6年生にして大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル)を飛んで注目を集める。
翌2007年3月に札幌で行われたFISコンチネンタルカップレディースでは日本人最高の4位入賞を果たし、翌日には2本目に最長不倒の95mをマークして3位に浮上しコンチネンタルカップレディース史上最年少で表彰台に登った[1]。2009年2月にはリベレツ( チェコ)で開催された世界選手権に初出場。2011年3月9日、蔵王ジャンプ競技場(山形県)でのコンチネンタルカップレディースで国際大会初優勝を果たした[2]。
2011年はエストニアのオテパーで開催されたノルディックスキージュニア世界選手権2011に出場し3位を獲得。
2013年2月にヴァル・ディ・フィエンメ( イタリア)で開催された世界選手権の混合団体に伊東大貴、高梨沙羅、竹内択とともに出場し、金メダルを獲得。
2013年4月、同郷の葛西紀明が監督を兼務する土屋ホームへ入社。2013-14シーズンのワールドカップでは序盤の2戦を除いて一桁順位の成績を残し続け、2014年1月18日に蔵王で行われたワールドカップで2位に入り、初めて表彰台を獲得した。2月11日、ソチオリンピック( ロシア)に出場し、1本目で97.5mを飛んで10位につけると、2本目は全選手中2位の101.0mを飛んで順位をあげ7位入賞を果たした。競技後、「2回目は吹っ切れた感じで、納得できるジャンプができた。本当に充実した五輪だった」とコメント。ただ1回目の出来には納得がいかず、「そろえられなかったのが残念」とコメントした[3]。五輪後のW杯でも安定した成績を残し、4度表彰台を獲得。最終戦・プラニツァ大会の結果により逆転で総合3位入賞を達成した。このシーズンは個人戦16戦に出場し、14戦で一桁順位に入った。
2014-15シーズンは開幕よりW杯での表彰台獲得はなく、世界選手権までの最高成績は2月1日のヒンツェンバッハ大会での4位。2月20日、ファールン( スウェーデン)で開催された世界選手権個人ノーマルヒルでは1本目89.0mで4位となると、2本目で93.0mを飛んで2位に順位をあげ、銀メダルを獲得した。混合団体でも銅メダルを獲得。世界選手権後の宮様国際では高梨を抑えて4年ぶりにノーマルヒル、ラージヒルの2冠を達成。W杯は3月13日の最終戦オスロ大会でも7位でシーズンを通して表彰台は獲得できなかったが、総合で5位に入った。
2015-16シーズンはワールドカップ第3戦のニジニ・タギルで2位となり2シーズンぶりにワールドカップ表彰台に立った。その後、第7戦蔵王で5位に入るが、表彰台獲得はならず。第15戦のラハティで3位に入り、総合8位となった。
2016-17シーズンはワールドカップ開幕戦・第2戦のリレハンメルで連続2位、第5戦オーベルストドルフで3位に入り、好位を維持する。そして、第7戦札幌で1本目に95.0mで首位に立ち、2本目はこの日の最長不倒となる96.0mを飛んで、2位の高梨沙羅を12ポイント以上の差をつけて、ワールドカップ初優勝達成すると、翌週蔵王での第9・10戦で連勝、韓国・平昌での第17戦、オスロでの最終戦で合計5勝を挙げ、自己最高の総合2位に入った。またラハティで開催された世界選手権では2大会連続の個人銀メダルと混合団体銅メダルを獲得した。
主な成績
冬季オリンピック
- 2014年ソチオリンピック( ロシア)
- 女子個人ノーマルヒルHS106 - 7位
ノルディックスキー世界選手権
- 2009年リベレツ大会( チェコ)
- 個人HS100 - 17位
- 2011年オスロ大会( ノルウェー)
- 個人HS106 - 15位
- 2013年ヴァル・ディ・フィエンメ大会( イタリア)
- 2015年ファールン大会( スウェーデン)
- 個人HS100 - 2位
- 男女混合団体HS100 - 3位(高梨沙羅、葛西紀明、伊藤有希、竹内択)
- 2017年ラハティ大会( フィンランド)
FISワールドカップ
- FISスキージャンプ・ワールドカップ 優勝5回 2位8回 3位5回(2017年3月12日現在)
- 初出場 2012年2月4日 オーストリア・ヒンツェンバッハ大会
- 初優勝 2017年1月14日 札幌大会
個人総合成績 | |||||
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シーズン | 総合 | 優勝 | 準優勝 | 3位 | |
2011/12 | 20位 | 0回 | 0回 | 0回 | |
2012/13 | 18位 | 0回 | 0回 | 0回 | |
2013/14 | 3位 | 0回 | 3回 | 2回 | |
2014/15 | 5位 | 0回 | 0回 | 0回 | |
2015/16 | 8位 | 0回 | 1回 | 1回 | |
2016/17 | 2位 | 5回 | 4回 | 2回 | |
合計 | ---- | 5回 | 8回 | 5回 |
ワールドカップ個人表彰台 | ||||
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シーズン | 開催日 | 開催地 | ヒルサイズ | 成績 |
2013/14 | 1月18日 | 蔵王 | 100 | 準優勝 |
3月1日 | ルシュノヴ | 100 | 3位 | |
3月8日 | オスロ | 134 | 3位 | |
3月15日 | ファルン | 100 | 準優勝 | |
3月22日 | プラニツァ | 139 | 準優勝 | |
2015/16 | 12月13日 | ニジニ・タギル | 97 | 準優勝 |
2月19日 | ラハティ | 100 | 3位 | |
2016/17 | 12月2日 | リレハンメル | 100 | 準優勝 |
12月3日 | 準優勝 | |||
1月7日 | オーベルストドルフ | 137 | 3位 | |
1月14日 | 札幌 | 100 | 優勝(1) | |
1月15日 | 準優勝 | |||
1月20日 | 蔵王 | 103 | 優勝(2) | |
1月21日 | 優勝(3) | |||
1月28日 | ルシュノヴ | 100 | 3位 | |
2月15日 | 平昌 | 109 | 優勝(4) | |
2月16日 | 準優勝 | |||
3月12日 | オスロ | 134 | 優勝(5) | |
2017/18 | 12月2日 | リレハンメル | 98 | 3位 |
その他の国際大会
- FISスキージャンプ・コンチネンタルカップ
- 2006/07シーズン - 個人総合26位 - 3位(2007年3月10日札幌・宮の森)
- 2007/08シーズン - 個人総合31位
- 2008/09シーズン - 個人総合25位
- 2009/10シーズン - 個人総合27位
- 2010/11シーズン - 個人総合17位 - 優勝(2011年3月9日・蔵王)
- ノルディックスキージュニア世界選手権
- 2008年 ポーランド・ザコパネ大会 - 個人HS94 18位
- 2009年 スロバキア・シトゥルブルケー・プレソ大会 - 個人HS100 10位
- 2010年 ドイツ・ヒンターツァルテン大会 - 個人HS106 17位
- 2011年 エストニア・オテパー大会 - 個人HS100 3位
- 2012年 トルコ・エルズルム大会 - 個人HS109 7位、団体HS109 優勝(高梨沙羅、伊藤有希、山田優梨菜、岩渕香里)
- 2013年 チェコ・リベレツ大会 - 個人HS100 12位、団体HS100 5位
- 2014年 イタリア・ヴァル・ディ・フィエンメ大会 - 個人HS106 4位、団体HS106 優勝(高梨沙羅、伊藤有希、山田優梨菜、岩佐明香)
国内大会
- 雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会 - 優勝(2012年、2014年)
- HBCカップジャンプ競技会 - 優勝(2009年)
- 北海道スキー選手権大会ジャンプ - 優勝(2007年、2012年)
- STVカップレディースジャンプ大会 - 優勝(2009年、2012年)
- UHB杯ジャンプ大会 - 優勝(2012年)
- 宮様スキー大会 - NH優勝(2011年、2015年、2017年)、LH優勝(2011年、2015年、2017年)
- TVh杯ジャンプ大会 - 優勝(2012年)
- HTBカップ女子スキージャンプ競技大会 - 優勝(2012年)
- 伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会 - 優勝(2012年、2015年、2016年、2017年)
- NHK杯ジャンプ大会:女子の部 優勝(2017年)
- サマージャンプ大会
- 札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会 - 優勝(2008年、2009年、2012年)
- 札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会 - 優勝(2009年、2013年)
- 名寄サンピラー国体記念サマージャンプ大会 - 優勝(2010年、2011年)
脚注
- ^ 松原孝臣「世界ジュニアで初メダル、躍進する日本ジャンプ女子」『Sports Graphic Number』2011年2月24日号、文藝春秋、2011年、雑誌26854・2・24、109頁
- ^ FIS Continental Cup Ski Jumping Ladies 蔵王大会で伊藤有希が初優勝 日本スキー連盟 競技報告 2011年3月10日
- ^ 伊藤有希入賞 2回目に「吹っ切れた」 ジャンプ ソチ五輪2014日刊スポーツ2014年2月12日
外部リンク
- 伊藤有希オフィシャルサイト
- ITO Yuki - 国際スキー連盟のプロフィール
- 伊藤有希 - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)