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「シュリンクフレーション」の版間の差分

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* [[名目と実質 (経済学)]]
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* [[デフレーション]]
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* [[計画的陳腐化]]


==脚注==
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2018年1月15日 (月) 10:17時点における版

シュリンクフレーション(shrinkflation)とは、小売りされる商品の価格は変わらないままその内容量がシュリンク(収縮)していく経済現象である[1]スタグフレーションとの対比として提唱されたのが初出ともいわれるが、本項の意味での「シュリンクフレーション」はアメリカの経済学者、ピッパ・マルムグレンの造語とされることが多い[2]

例えば様々な商品が、価格やパッケージが変わらないままサイズだけはシュリンクしている。この「シュリンクフレーション」こそが兆しなのだ
ピッパ・マルムグレン[3]

2016年には、モンデリーズ社がアルプス山脈をイメージしたデザインのチョコレート菓子「トブラローネ」をシュリンクさせ、イギリスで販売するロットのみ山と山の間隔を広げて内容量を減らしたため物議を醸した[4]

関連項目

脚注

  1. ^ The scourge of Shrinkflation eats away at the man in the street like a cancer!”. Perpetual Traveller Overseas. 2014年6月8日閲覧。
  2. ^ That Shrinking Feeling”. Merriam-Webster. 2017年4月18日閲覧。
  3. ^ Pippa Malmgren (2016). Signals: How Everyday Signs Can Help Us Navigate the World's Turbulent Economy. Weidenfeld & Nicolson 
  4. ^ Chocolate lovers face smaller bars as ‘shrinkflation’takes hold”. Financial Times. 2017年4月18日閲覧。