「国鉄ホラ1形貨車」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
テンプレート更新 |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{鉄道車両貨車 |
{{鉄道車両貨車 |
||
| |
| 背景色 = #000 |
||
| 文字色 = #fff |
|||
⚫ | |||
| |
| 画像 = |
||
| |
| 画像幅 = |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 車種 = [[ホッパ車]] |
|||
⚫ | |||
| |
| 運用者 = [[日本国有鉄道]] |
||
| 所有者 = [[麻生セメント|麻生産業]]→麻生セメント→[[日本コークス工業|三井鉱山]] |
|||
⚫ | |||
| |
| 製造所 = [[日本車輌製造]] |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
| |
| 製造数 = 18 |
||
| 運用開始 = |
|||
⚫ | |||
| 引退 = |
|||
⚫ | |||
| |
| 廃車 = |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 常備駅 = [[船尾駅]] |
|||
|タンク材質 = |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 専用種別 = [[セメント]] |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 全長 = 6,300 |
|||
⚫ | |||
| 全幅 = 2,557 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
|製造メーカー = [[日本車輌製造]] |
|||
| |
| 車体長 = |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
| |
| 車体高 = |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 実容積 = 14.2 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 換算両数 空車 = 1.0 |
|||
⚫ | |||
| 車輪径 = 860 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
| 備考 = |
|||
⚫ | |||
}} |
}} |
||
34行目: | 45行目: | ||
本形式は、[[1960年]](昭和35年)1月30日に、[[日本車輌製造]]にて18両(ホラ1 - ホラ18)が製造された[[セメント]]専用の 17[[トン|t]] 積の[[私有貨車]]である。 |
本形式は、[[1960年]](昭和35年)1月30日に、[[日本車輌製造]]にて18両(ホラ1 - ホラ18)が製造された[[セメント]]専用の 17[[トン|t]] 積の[[私有貨車]]である。 |
||
私有貨車で「ホラ」(積載重量 |
私有貨車で「ホラ」(積載重量 17t - 19t のホッパ車)を名のる形式は本形式のみで、国鉄貨車を含めても他に[[国鉄ホラ100形貨車|ホラ100形]]があるのみである。 |
||
所有者は[[麻生セメント|麻生産業]]の1社のみであり、[[船尾駅]]を常備駅として北九州地区にて[[運用 (鉄道)|運用]]された。社名はその後麻生セメントに変わり、[[1967年]](昭和42年)2月4日に名義変更された。 |
所有者は[[麻生セメント|麻生産業]]の1社のみであり、[[船尾駅]]を常備駅として北九州地区にて[[運用 (鉄道)|運用]]された。社名はその後麻生セメントに変わり、[[1967年]](昭和42年)2月4日に名義変更された。 |
||
44行目: | 55行目: | ||
外観は[[国鉄セラ1形貨車|セラ1形]]に屋根を取り付けたものであり、荷役方式は上入れ・底開き式下出しである。 |
外観は[[国鉄セラ1形貨車|セラ1形]]に屋根を取り付けたものであり、荷役方式は上入れ・底開き式下出しである。 |
||
全長は6,300[[ミリメートル|mm]]、全幅は2,557mm、全高は3,210mm、自重は9.7tで、[[換算両数]]は積車2.6、空車1.0である。 |
全長は6,300[[ミリメートル|mm]]、全幅は2,557mm、全高は3,210mm、軸距は3,600mm、実容積は14.2m<sup>3</sup>、自重は9.7tで、[[換算両数]]は積車2.6、空車1.0である。 |
||
[[1981年]](昭和56年)1月26日に、18両全車が一斉に[[廃車 (鉄道)|廃車]]となり形式消滅した。廃車後、[[三井鉱山三池港務所]]にて使用されていた。 |
[[1981年]](昭和56年)1月26日に、18両全車が一斉に[[廃車 (鉄道)|廃車]]となり形式消滅した。廃車後、[[三井鉱山三池港務所]]にて使用されていた。 |
||
57行目: | 68行目: | ||
{{日本国有鉄道のホッパ車}} |
{{日本国有鉄道のホッパ車}} |
||
{{ |
{{デフォルトソート:ホラ00001}} |
||
[[Category:日本国有鉄道の私有貨車]] |
[[Category:日本国有鉄道の私有貨車]] |
2018年2月26日 (月) 11:09時点における版
国鉄ホラ1形貨車 | |
---|---|
基本情報 | |
車種 | ホッパ車 |
運用者 | 日本国有鉄道 |
所有者 | 麻生産業→麻生セメント→三井鉱山 |
製造所 | 日本車輌製造 |
製造年 | 1960年(昭和35年) |
製造数 | 18 |
消滅 | 1981年(昭和56年) |
常備駅 | 船尾駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒+黄1号 |
専用種別 | セメント |
化成品分類番号 | なし |
軌間 | 1,067 |
全長 | 6,300 |
全幅 | 2,557 |
全高 | 3,210 |
ホッパ材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 17 |
実容積 | 14.2 |
自重 | 9.7 |
換算両数 積車 | 2.6 |
換算両数 空車 | 1.0 |
走り装置 | 一段リンク式 |
車輪径 | 860 |
軸距 | 3,600 |
最高速度 | 65 |
国鉄ホラ1形貨車(こくてつホラ1がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍したホッパ車である。
概要
本形式は、1960年(昭和35年)1月30日に、日本車輌製造にて18両(ホラ1 - ホラ18)が製造されたセメント専用の 17t 積の私有貨車である。
私有貨車で「ホラ」(積載重量 17t - 19t のホッパ車)を名のる形式は本形式のみで、国鉄貨車を含めても他にホラ100形があるのみである。
所有者は麻生産業の1社のみであり、船尾駅を常備駅として北九州地区にて運用された。社名はその後麻生セメントに変わり、1967年(昭和42年)2月4日に名義変更された。
車体塗色は黒で、1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正では高速化不適格車とされて、速度指定65km/hの「ロ」車となり記号は「ロホラ」と標記され、識別のため黄色(黄1号)の帯を巻いた。
1974年(昭和49年)5月14日に、18両全車が三井鉱山へ名義変更された。
外観はセラ1形に屋根を取り付けたものであり、荷役方式は上入れ・底開き式下出しである。
全長は6,300mm、全幅は2,557mm、全高は3,210mm、軸距は3,600mm、実容積は14.2m3、自重は9.7tで、換算両数は積車2.6、空車1.0である。
1981年(昭和56年)1月26日に、18両全車が一斉に廃車となり形式消滅した。廃車後、三井鉱山三池港務所にて使用されていた。
参考文献
- 鉄道公報
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)
- 吉岡心平『RM LIBRARY 140 有蓋ホッパ車のすべて(上)』(ネコ・パブリッシング、2011年)ISBN 978-4-7770-5306-3