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* [[荒内美沙緒]]([[ミス・ユニバース]]日本代表)
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== 脚注 ==
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2018年4月5日 (木) 09:19時点における版

青森山田中学高等学校
過去の名称 山田裁縫教授所
青森山田家政女学校
山田高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人青森山田学園
校訓 誠実・勤勉・純潔・明朗
設立年月日 1918年
創立者 山田きみ
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
分校 通信制青森校
通信制札幌校
通信制東京校
通信制千葉校
通信制静岡校
通信制大分校
通信制山梨校
課程 全日制課程、通信制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科・情報処理科・自動車科・調理科・専攻科(自動車専攻科)
学科内専門コース 特進コース
吹奏楽コース
美術
演劇コース
文化教養コース
スポーツコース
(すべて全日制普通科)
学期 3学期制
高校コード 02505E
所在地 030-8520
青森県青森市青葉三丁目13番40号
北緯40度48分14.0秒 東経140度44分57.5秒 / 北緯40.803889度 東経140.749306度 / 40.803889; 140.749306
外部リンク 中学校公式サイト
高等学校公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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青森山田中学高等学校(あおもりやまだちゅうがくこうとうがっこう)は、青森県青森市にある中高一貫私立中学校高等学校である。サッカー卓球硬式野球バドミントン自転車競技柔道などの部活動が全国レベルの活躍をしており、多くのスポーツ選手を輩出している。

沿革

  • 1918年大正7年) - 創立者山田きみが青森県青森市新町の自宅で裁縫塾を開く
  • 1919年(大正8年) - 山田高等家政女学校に改称
  • 1931年昭和6年)3月5日 - 各種学校令による青森家政学園設立許可(青森市長島町156番地)
  • 1933年(昭和8年)3月31日 - 文部大臣の許可を受け、実業学校令による山田高等家政女学校認可(本科4年、家政科2年、研究科1年)(青森市浦町)
  • 1934年(昭和9年) - 家庭科を増設
  • 1948年(昭和23年)3月11日 - 財団法人組織として山田学園設立。山田高等学校認可
  • 1949年(昭和24年) - 中学校を併設
  • 1951年(昭和26年)3月12日 - 財団法人山田学園を学校法人山田学園に改組。高等学校男子部を設置
  • 1962年(昭和37年)1月20日 - 法人名を学校法人山田学園から学校法人青森山田学園と改称。山田高等学校を青森山田高等学校に改称
  • 1977年(昭和52年) - 校舎移転
  • 1981年(昭和56年) - 高等学校に調理科を増設
  • 1982年(昭和57年)1月23日 - 2級自動車整備士養成施設として高等学校に自動車専攻科認可
  • 1985年(昭和60年) - 土木科を土木建築科に改める
  • 1989年平成元年) - 高等学校の普通科に特進、教養、体育コースを設ける
  • 1998年(平成10年)3月31日 - 青森山田高等学校通信制普通科設置認可
  • 2001年(平成13年)3月30日 - 青森山田中学校を青森市浜田板橋23に認可
  • 2005年(平成17年) - 高等学校の土木建築デザイン科を建築デザイン科に改める
  • 2012年(平成24年) - 高等学校の建築デザイン科、生徒募集停止
  • 2014年(平成26年) - 高等学校通信制普通科の千葉校、東京校、山梨校、静岡校、大分校の生徒募集停止

設置学科

青森山田高等学校には以下の課程・学科(コース)がある

  • 全日制課程
    • 普通科(特進コース・吹奏楽コース・美術コース・演劇コース・文化教養コース・スポーツコース)
    • 情報処理科
    • 自動車科
    • 調理科
  • 自動車専攻科
  • 通信制課程
    • 普通科
      • 青森校(本部校)
      • 札幌校


青森山田中学校には、以下のコースがある。

  • 特進コース
  • スポーツコース

部活動

サッカー部

青森山田高校サッカー部は、高円宮杯U-18サッカーリーグでU-18(高校生、ユース)年代の最高位である高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグにおいて2016年チャンピオンシップで優勝し、全国高等学校サッカー選手権大会(選手権)や全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)で第95回選手権の優勝をはじめ毎回のように上位進出するなど、全国の高校サッカー部の中でも強豪校の1つである。また、青森県内では1999年以降270連勝以上を記録しており、ほぼ無敵の状態である[1]

青森山田高校サッカー部の特長の一つは、選手層の厚さである[1]。高円宮杯U-18サッカーリーグでは、トップチームがプレミアリーグに在籍するほか東北地方の強豪校が戦うプリンスリーグ東北にセカンドチームが参戦している。

かつてはブラジル人留学生を受け入れており、ジュニーニョ盛礼良レオナルド(レオナルド)らが在籍した。

サッカー部の沿革

青森山田高校サッカー部は、1970年に創部[1]1989年田口光久監督が就任した頃から強化が始まり、1991年には選手権とインターハイの全国大会に初出場を果たした。

1994年黒田剛監督が就任するとさらなる強化が進み、1994年に2回目の選手権出場を果たすと、1996年以降の選手権大会には毎年出場するようになった。

2016年度のU-18プレミアリーグチャンピオンシップで優勝し、ユース世代日本一を果たした。また第95回全国高等学校サッカー選手権大会でも優勝を果たし、2冠を達成した。

中学校は2012年に全国大会で優勝、2014年から2016年にかけて3連覇を達成した。

タイトル

高校
中学

卓球部

青森山田高校卓球部は、総監督を吉田安夫がつとめ、全国高等学校総合体育大会卓球競技大会で男子団体が17回、女子団体が4回全国優勝するなどの実績を残した。出身者には、水谷隼松平健太福原愛丹羽孝希などがいる。

2015年度で強化が休止された[2]

硬式野球部

青森山田高校硬式野球部は、全国高等学校野球選手権大会に11回、選抜高等学校野球大会に2回出場している。

野球部寮内死亡事件

2011年12月18日深夜、1年生部員が学校敷地内にある野球部寮内において2年生部員に背中を殴打され、死亡する事件が起きた。1年生部員らが、寮の消灯時間が過ぎた後になって焼肉を作っていたことに立腹した2年生部員が暴行を加えたとされている。なお、青森山田高校側は「いじめはなかったと認識している」と説明している[3]。事件から2日後の12月20日、青森山田高校は秋の東北地区大会でベスト4となった野球部の第84回選抜高等学校野球大会への推薦を辞退した[4]

上級生は2012年1月に書類送検され、2月に自主退学した[5]

この事件で、死亡した少年の遺族が死亡原因は2年生部員の暴行による心臓震盪にあり、また学校側が少年に対する指導を徹底しておらず、事件当時野球部監督が寮に不在で管理が行き届いていなかったなどと主張したため、4月9日に同校を相手取り、損害賠償を求め大阪地方裁判所訴訟を起こした[6]。この事件を受け青森山田高校は、野球部監督を解任し野球部長も辞任した[7]。また両親は上級生を傷害致死容疑で青森地方検察庁に告訴した[5]

6月25日に第1回口頭弁論が行われ、学校法人青森山田学園、上級生のいずれも争う姿勢を示した[5][8][9]。 青森山田高校野球部は2012年春の選抜高校野球は辞退したが、夏の全国高校野球青森県予選には出場している。 2015年5月20日に和解した和解内容は明らかにされていないが、青森山田学園は「生徒が死亡したことを真摯に受け止め、心より哀悼の意を表し、今後も安全な教育活動の実施に努めたい」とのコメントを出した。

相撲部

岩木山竜太はプロ入り前に、職員兼相撲部コーチをしていた。

主な卒業生

サッカー

選手名 出身 Pos 進学先 所属 現在の所属
佐々木仁 1973 1991 岩手県盛岡市 GK フジタ 現役引退
佐藤智 1974 1992 DF 浦和レッズ 現役引退
塚尾泰成 1974 1992 MF 浦和レッズ 現役引退
河端和哉 1981 1999 北海道苫小牧市 DF 札幌大学 ロアッソ熊本 現役引退
ジュニーニョ 1982 2000 ブラジルの旗ブラジルサンパウロ州 MF 清水エスパルス
ヘジーニョ 1984 2002 ブラジルの旗 ブラジル DF ザスパ草津
千葉貴仁 1984 2002 北海道紋別市 DF セレッソ大阪
尾崎祐司 1984 2002 北海道旭川市 MF コンサドーレ札幌 現役引退
大河内英樹 1985 2003 愛知県 MF ベガルタ仙台
三澤純一 1985 2003 北海道亀田郡七飯町 MF 筑波大学 ベガルタ仙台 現役引退
盛礼良レオナルド 1985 2004 ブラジルの旗 ブラジル・ミナスジェライス州 FW JSC 東京ヴェルディ1969 FCマルヤス岡崎
那須川将大 1986 2004 北海道 DF 中京大学 徳島ヴォルティス 大分トリニータ
橋本和 1986 2004 滋賀県長浜市 DF 大阪体育大学 柏レイソル ヴィッセル神戸
小寺優輝 1986 2004 和歌山県 MF 阪南大学 ファジアーノ岡山
川邊裕紀 1987 2005 東京都世田谷区 DF 国士舘大学 FC町田ゼルビア サウルコス福井
櫛引祐輔 1987 2005 北海道登別市 MF 中央大学 SAGAWA SHIGA FC FCガンジュ岩手
松本怜 1987 2005 北海道 MF 早稲田大学 横浜F・マリノス 大分トリニータ
小澤竜己 1987 2005 愛知県名古屋市 FW FC東京 ガイナーレ鳥取
伊東俊 1987 2005 北海道札幌市 FW 国士舘大学 モンテディオ山形 ロアッソ熊本
ベロカル・フランク 1987 2006 ペルーの旗 ペルーリマ郡 MF 流通経済大学 水戸ホーリーホック FC町田ゼルビア
李澤忍治 1988 2006 青森県八戸市 MF 仙台大学 ソニー仙台FC
川西翔太 1988 2006 奈良県奈良市 FW 大阪体育大学 ガンバ大阪 大分トリニータ
三浦修 1989 2007 北海道 DF 同志社大学 ガイナーレ鳥取 奈良クラブ
岩崎晃也 1989 2007 北海道室蘭市 MF 国士舘大学 SP京都FC
藤本憲明 1989 2007 大阪府 FW 近畿大学 SP京都FC 大分トリニータ
菅原渉 1990 2008 愛知県 DF 大阪体育大学 ツエーゲン金沢
椎名伸志 1991 2009 北海道札幌市 MF 流通経済大学 松本山雅FC カターレ富山
野間涼太 1991 2009 千葉県船橋市 FW 明治大学 モンテネグロの旗 FKルダル・プリェヴリャ FKラドニチュキ・ニシュ
柴崎岳 1992 2010 青森県上北郡野辺地町 MF 鹿島アントラーズ スペインの旗ヘタフェCF
三田尚希 1992 2010 長野県 MF 法政大学 ラインメール青森 FC今治
橘一輝 1992 2010 大阪府 MF 国士舘大学 ガイナーレ鳥取 現役引退
櫛引政敏 1992 2010 青森県青森市 GK 清水エスパルス モンテディオ山形
差波優人 1993 2011 青森県 MF 明治大学 ベガルタ仙台 カターレ富山
舛沢樹 1993 2011 青森県三戸郡五戸町 DF 中京大学 ヴァンラーレ八戸 ヴァンラーレ八戸
室屋成 1994 2012 大阪府泉南郡熊取町 DF 明治大学 FC東京 FC東京
山田将之 1994 2012 埼玉県所沢市 DF 法政大学 FC東京 FC東京
池上丈二 1994 2012 熊本県玉名郡長洲町 MF 大阪体育大学 レノファ山口FC レノファ山口FC
常田克人 1997 2015 埼玉県さいたま市 DF ベガルタ仙台 ベガルタ仙台
神谷優太 1997 2015 山形県山形市 MF 湘南ベルマーレ 愛媛FC
廣末陸 1998 2016 東京都足立区 GK FC東京 FC東京
高橋壱晟 1998 2016 青森県 MF ジェフユナイテッド千葉 レノファ山口FC
郷家友太 1999 2017 宮城県 MF ヴィッセル神戸 ヴィッセル神戸
中村駿太 1999 2017 千葉県 MF モンテディオ山形 モンテディオ山形
  • 各国の全国リーグ(日本の場合、JSL、J1、J2、J3、JFL)に所属した選手。「所属」列に、最初に所属した全国リーグのチームを記載
  • 「現在の所属」列に、2018年度の所属チームを記載

卓球

プロ野球

バドミントン

競輪選手

ボートレーサー(競艇)

  • 齊藤大将(登録第4956号 千葉県千葉市出身 2016年11月ボートレース多摩川デビュー)


プロロード選手

  • 石橋学(ブリジストンアンカーサイクリングチーム)

2015ジロデイタリア出場(前所属:NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

柔道

プロボクサー

そのほかのスポーツ

芸能関連

脚注

関連項目

外部リンク