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2018年6月11日 (月) 08:26時点における版

サム・バード
サム・バード (2015年)
基本情報
国籍 イギリスの旗 イギリス
生年月日 (1987-01-09) 1987年1月9日(37歳)
出身地 イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランド
同・グレーター・ロンドン
ローハンプトン
過去参加シリーズ
2004-05
2006
2007,2009
2008-09
2009-10-2011
2012
2010-2011,2013
フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0 UK
イギリス・フォーミュラ3
フォーミュラ3・ユーロシリーズ
GP2アジアシリーズ
フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズ
GP2シリーズ
受賞
2006

2013
オートスポーツ・クラブ・ドライバー/イヤー
ピレリ・トロフィー・フォア・タイヤ

サム・ジェイミー・バード[1]Sam Jamie Bird, 1987年1月9日 - )は、イギリス出身のレーシングドライバー。現在はヴァージン・レーシングからフォーミュラEに、AFコルセからFIA世界耐久選手権に参戦している。

経歴

フォーミュラ・BMW

2004年、バードはフォーミュラ・BMWのイギリスシリーズのデビューシーズンには総合で14位、ルーキーカップで2位の成績を残してシングルシーターカテゴリで名を上げた。 2005年、ディーン・スミスに次ぎ総合2位となり、フォーミュラ・BMW・ワールドファイナルでは4位となった。このレースではドイツ人のマルコ・ホルツァーが優勝した。

フォーミュラ・ルノー

2006年、イギリス・フォーミュラ・ルノーに参戦し、4勝を挙げ総合4位となった。総合優勝のセバスティアン・ホーエンタールとは108ポイント差だった。

F3

ホッケンハイムリンクにてF3ユーロ・シリーズに参戦するバード(2009)

2007年、イギリスF3選手権にカーリンから参戦した。 同年3月、BP社とスポンサー契約を結んだ。「BPブランドは世界ラリー選手権では既に傑出しているが、サムの驚くべき可能性と彼のキャリアに関われることに興奮している」と英国BP石油マーケティング・マネージャーのマーク・リーダーは述べている[2]。4月にはモータースポーツ協会のレースエリート計画の一員に他の英国シリーズに参戦する5人と共に選ばれた。そしてウィリアムズF1チームの空力テストに参加した。

2008年、マノーに籍を移してF3・ユーロシリーズにテストに試験的に参戦して合計23ポイントを獲得し、総合11位でこの年を終えた。獲得した内の16ポイントがカタルーニャとル・マンで2位となったことによるもので、残りのポイントは他の3レースで獲得したものに留まった。

2009年、マクラーレン・オートスポーツ・BRDC賞を受賞したアレクサンダー・シムズ、前年のフォーミュラ・BMWのヨーロッパシリーズ年間2位のマルコ・ウィットマン、前年同様引き続き参戦しているクリスチャン・ヴィートリスと共にミュッケに加わった。初めてポール・ポジションとファステスト・ラップを記録したものの、勝利を上げられず年間8位でこの年を終えた。

GP2シリーズ

ARTグランプリに加わるためF3・ユーロシリーズ最終戦を見送り、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われたGP2・アジアシリーズのテストに参加した。2009-10年シーズンは最終戦では2位に入るなど総合7位となった。

2010年、長い間待ち望んでいたフランスのARTからGP2シリーズに参戦した。スピードはあったものの、技術的問題やエンジントラブル、自身に非の無いクラッシュによって不幸にも成績は振るわなかった。 しかし、最初のシーズンにも関わらずモンツァのレース1で初勝利を上げたり、シーズン3度ものファステスト・ラップを記録したりしてその活躍振りを示した。

ベルギーで行われたGP2シリーズに参戦するバード(2013)

2011年、iスポーツ・インターナショナルに移籍し、マーカス・エリクソンのチームメイトとなった。GP2・アジアキャンペーンでは4レースで3度のリタイアとなったものの、メインシリーズでは第4戦を終えた時点でロマン・グロージャンに次いで2位タイとなった。しかし、後半は振るわず順位を下げ総合6位でシーズンを終えた。

2013年、この年に生まれたチームのロシアン・タイムから参戦し、非常に充実したシーズンとなった。年間5勝を挙げ、チャンピオンシップを最終週まで争ったものの惜しくも2位だった。バードのパフォーマンスはチームメイトのトム・ディルマンによって担保されており、この年のGP2シリーズのコンストラクターズ・タイトルを手にした。

フォーミュラ・ルノー3.5

ISRレーシング在籍時のバード(2012)

2012年、フォーミュラ・ルノー3.5に参戦した。優勝2回、表彰台5回でカタルーニャでの最終戦までロビン・フラインスとジュール・ビアンキと共にチャンピオン争いを繰り広げた。しかし、10ポイント差の3位となりタイトル争いに敗れた。

F1

2010年11月16日、アブダビで行われたヤングドライバーテストにメルセデスGPから参加した[3]

世界耐久選手権

2014年、AFコルセから2度のみ参戦した。1度目はホームレースでもあるシルバーストン6時間レースでGTE Amクラス3位だった。もう1つはル・マン24時間レースで、同クラスでポールポジションを獲得し、全GTカーの中でも2番手タイムだった。決勝では最初のスティントを担当したものの、ウェトコンディションでミュルサンヌ・ストレートでのLMP1クラスのアウディ3号車とトヨタ8号車のクラッシュに巻き込まれ、レース開始から2時間でリタイアとなった。

フォーミュラE

2014年プンタ・デル・エステ大会にて

フォーミュラE最初のシーズンである2014-15年シーズンからリチャード・ブランソンヴァージン・レーシングからハイメ・アルグエルスアリと共に参戦した。初戦の北京大会で3位となり、続く第2戦プトラジャヤ大会では初勝利を挙げた。第3戦プンタ・デル・エステ大会では予選からうまくいかず、18位スタートとなり、早々にクラッシュでリタイアした。第6戦ロング・ビーチ大会でも11周目にサスペンションの故障でリタイアとなった。第7戦モナコ大会では12番グリッドだったにも関わらず、オープニングラップで複数台が絡むクラッシュをうまく避け、4位でチェッカーを受けた。最終戦ロンドン大会では、4番グリッドスタートから2位でチェッカーを受けた。しかし、1位のステファン・サラザンが49秒加算ペナルティーとなったことで、順位が繰り上がり勝利を手にした。フォーミュラE最初のシーズンで合計103ポイントを獲得し、総合5位となった。

私生活

サマセットのミルフィールド・スクールで教育を受けた。

​・2017年11月19日、WECバーレーン6時間レースはクラス2位以上でLM-GTE Proクラスのドライバーズタイトルが確定していた51号車が首位を走っていたのだが、最終ラップ直前にバードの運転していた71号車を先行させた。バードはチェッカーを受け車を降りてヘルメットを被ったままパルクフェルメで恋人のホリー・クリスティの前に跪いてプロポーズをした。彼女の返事はYESで、ドライバーとして特別な舞台でのプロポーズを成功させた。バードが所属するAFコルセはこのレースで1-2フィニッシュを決めただけでなく、この年のマニュファクチャラーズタイトルも獲得してダブルタイトルとなった[4]

レース成績

フォーミュラ3・ユーロシリーズ

エントラント シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 DC ポイント
2008年 マノー・モータースポーツ ダラーラ・F308/036 メルセデス HOC
1

10
HOC
2

6
MUG
1

14
MUG
2

8
PAU
1

Ret
PAU
2

11
NOR
1

14
NOR
2

8
ZAN
1

4
ZAN
2

6
NÜR
1

22
NÜR
2

19
BRH
1

Ret
BRH
2

19
CAT
1

2
CAT
2

18
BUG
1

2
BUG
2

11
HOC
1

16
HOC
2

Ret
11位 23
2009年 ダラーラ・F308/042 HOC
1

3
HOC
2

6
LAU
1

5
LAU
2

3
NOR
1

8
NOR
2

Ret
ZAN
1

8
ZAN
2

2
OSC
1

12
OSC
2

20
NÜR
1

4
NÜR
2

8
BRH
1

6
BRH
2

3
CAT
1

Ret
CAT
2

Ret
DIJ
1

6
DIJ
2

5
HOC
1
HOC
2
8位 40

GP2シリーズ

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 DC ポイント
2010年 ARTグランプリ CAT
FEA

9
CAT
SPR

4
MON
FEA

18
MON
SPR

10
IST
FEA

3
IST
SPR

10
VAL
FEA

3
VAL
SPR

10
SIL
FEA

4
SIL
SPR

DNS
HOC
FEA

14
HOC
SPR

5
HUN
FEA

13
HUN
SPR

Ret
SPA
FEA

Ret
SPA
SPR

12
MNZ
FEA

1
MNZ
SPR

3
YMC
FEA

3
YMC
SPR

Ret
5位 48
2011年 iスポーツ・インターナショナル IST
FEA

2
IST
SPR

3
CAT
FEA

3
CAT
SPR

5
MON
FEA

Ret
MON
SPR

13
VAL
FEA

5
VAL
SPR

12
SIL
FEA

5
SIL
SPR

6
NÜR
FEA

8
NÜR
SPR

7
HUN
FEA

17
HUN
SPR

5
SPA
FEA

12
SPA
SPR

5
MNZ
FEA

4
MNZ
SPR

4
6位 45
2013年 ロシアン・タイム SEP
FEA

7
SEP
SPR

Ret
BHR
FEA

6
BHR
SPR

1
CAT
FEA

21
CAT
SPR

12
MON
FEA

1
MON
SPR

24
SIL
FEA

1
SIL
SPR

5
NÜR
FEA

13
NÜR
SPR

8
HUN
FEA

10
HUN
SPR

8
SPA
FEA

1
SPA
SPR

14
MNZ
FEA

2
MNZ
SPR

4
MRN
FEA

8
MRN
SPR

1
YMC
FEA

10
YMC
SPR

4
2位 181

GP2アジアシリーズ

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 DC ポイント
2009-10年 ARTグランプリ YMC1
FEA

18
YMC1
SPR

18
YMC2
FEA

Ret
YMC2
SPR

Ret
BHR1
FEA

13
BHR1
SPR

4
BHR2
FEA

6
BHR2
SPR

2
7位 12
2011年 iスポーツ・インターナショナル YMC
FEA

7
YMC
SPR

Ret
IMO
FEA

Ret
IMO
SPR

Ret
12位 2

フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズ

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 順位 ポイント
2012年 ISR ALC
1

9
ALC
2

2
MON
1

1
SPA
1

3
SPA
2

5
NÜR
1

8
NÜR
2

4
MSC
1

3
MSC
2

Ret
SIL
1

Ret
SIL
2

1
HUN
1

10
HUN
2

4
LEC
1

10
LEC
2

3
CAT
1

2
CAT
2

8
3位 177

FIA 世界耐久選手権

エントラント クラス 車両 エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ランク ポイント
2014年 AFコルセ LMGTE Am フェラーリ・458 イタリア GT2 フェラーリ 4.5 L V8 SIL
3
SPA LMS
Ret
COA FUJ SHA BHR SÃO 16位 17
2015年 G-ドライブ・レーシング LMP2 リジェ・JS P2 日産 VK45DE 4.5 L V8 SIL
1
SPA
9
LMS
2
NÜR
2
COA
1
FUJ
1
SHA
2
BHR
1
1位 178
2016年 AFコルセ LMGTE Pro フェラーリ・488 GTE フェラーリ F154CB 3.9 L Turbo V8 SIL
1
SPA
1
LMS
Ret
NÜR
2
MEX
4
COA
3
FUJ
4
SHA
5
BHR
3
2位 134
2017年 SIL
5
SPA
1
LMS
4
NÜR MEX
2
COA
3
FUJ
5
SHA
6
BHR
1
5位 139

ル・マン24時間レース

チーム コ・ドライバー 車両 クラス 周回数 順位 クラス
順位
2014年 イタリアの旗 AFコルセ オーストラリアの旗 ステファン・ワイアット
イタリアの旗 ミケーレ・ルゴロ
フェラーリ・458 イタリア GTC GTE
Am
22 DNF DNF
2015年 ロシアの旗 G-ドライブ・レーシング ロシアの旗 ロマン・ルシノフ
フランスの旗 ジュリアン・カナル
リジェ・JS P2-日産 LMP2 358 10位 3位
2016年 イタリアの旗 AFコルセ イタリアの旗 アンドレア・ベルトリーニ
イタリアの旗 ダビデ・リゴン
フェラーリ・488 GTE GTE
Pro
143 DNF DNF
2017年 イタリアの旗 ダビデ・リゴン
スペインの旗 ミゲル・モリーナ
339 21位 5位

ユナイテッド・スポーツカー選手権/ウェザーテック・スポーツカー選手権

エントラント クラス 製造 エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ランク ポイント
2014年 スターワークス・モータースポーツ PC オレカ・FLM09 シボレー LS3 6.2 L V8 DAY
5
SEB
3
LGA
9
KAN WGL
5
IMS ELK VIR COA PET 40位 29
2017年 スクーデリア・コルサ GTD フェラーリ・488 GT3 フェラーリ F154CB 3.9 L Turbo V8 DAY
16
SEB LBH COA DET WGL MOS LIM ELK VIR LGA PET 74位 15
2018年 DAY
5
SEB
MDO
DET
WGL
MOS
LIM
ELK
VIR
LGA
PET
5位* 26*

(key)

  • * : 今シーズンの順位。(現時点)

フォーミュラE

チーム 車両 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 順位 ポイント
2014-15年 ヴァージン・レーシング スパーク-ルノー・SRT 01E BEI
3
PUT
1
PDE
Ret
BNA
7
MIA
8
LBH
Ret+
MON
4
BER
8
MOS
Ret
LON
6
LON
1
5位 103
2015-16年 DSヴァージン・レーシング スパーク-ヴァージン・DSV-01 BEI
7+
PUT
2
PDE
Ret+
BNA
1+
MEX
6
LBH
6
PAR
6
BER
11
LON
7
LON
Ret
4位 88
2016-17年 スパーク-ヴァージン・DSV-02 HKG
13
MAR
2
BNA
Ret
MEX
3
MON
Ret
PAR
16
BER
7
BRU
7
NYC
1
NYC
1
MTR
5
MTR
4
4位 122
2017-18年 スパーク-ヴァージン・DSV-03 HKG
1
HKG
5
MAR
3
STI
5
MEX
17
PDE
3
ROM
1
PAR
3
BER
7
ZUR
2
NYC
NYC
2位* 140*

参考文献

外部リンク